面白いスリラー サスペリア PART2

サスペリア PART2

殺害現場を目撃するとひどい目に遭います。

制作年 1975年
制作国 イタリア
監督 ダリオ・アルジェント
脚本 ダリオ・アルジェント/ベルナルディーノ・ザッポー
上映時間 126分
出演
デビッド・ヘミングス
ダリア・ニコロディ
ガブリエル・ラヴィア

だいたいのあらすじ

どこかの部屋でいきなり人が刺し殺されている影が映ります。
犯人はナイフを投げ捨て、子供の足がナイフに近づいてきます。

音楽家が集まってジャズのセッションをしています。
マーク(デビッド・ヘミングス)が「凄くいいけどまとまり過ぎだ。もっと自由に」と言っています。
マークはポール・マッカートニーに似てますね。

超心理学会の会場でテレパシーについて講演しています。
ゲストとして呼ばれた超能力者のヘルガ(マーシャ・メリル)は次々に会場にいる人物の名前や行動を言い当てます。
ヘルガは突然、様子がおかしくなり「この会場に殺人犯がおり、まだ殺人を続けるつもりだ。」と言います。
彼女は続けて
・屋敷の中から子供の歌が聞こえる。そこで血まみれの惨劇が。
・隠してしまおう。このことは忘れなさい。
などと支離滅裂なことを口走ります。どうやら殺人犯の心を覗いてしまったようです。
黙ってればいいと思います。

誰かが会場から退場していき、洗面所へと移動します。鏡は濁っていて顔が映りません。
男性がその人物に声をかけますが、返事はありません。
その人物は黒い革の手袋をはめました。
うまいですよね。これ恐らく殺人犯ですよね。

ヘルガは殺人犯のことを知ってしまったようで、「殺人犯が誰かわかっている。明日までに文章にまとめるから研究に使ってね。」と博士風の男と話しています。
殺人犯の気配はまだ会場に残っているようで、ヘルガは怯えます。

殺人犯らしき人物がキューピー人形のような物を手に取り、濃いアイラインを引いています。
絵とか小道具が気持ち悪いですね。

ヘルガが自宅で誰かと電話していると何かの気配を感じます。
玄関のベルが鳴ったので、電話を切り玄関へ向かいます。
ドアを開けようとした彼女ですが、ドアの向こうに殺人犯の気配を感じて飛びのきます。
殺人犯は無理やり押し入るとヘルガをナタのようなもので切りつけます。
殺人犯は何度もヘルガを切りつけると、ヘルガが書いていた文章を持ち去ろうとします。

マークは自宅への帰り道に路上で飲んだくれている友人のカルロ(ガブリエル・ラヴィア)と出会います。
カルロはマークと同業のピアニストをしているようですが、生活は苦しいようです。
2人は女性の叫び声を聞きますが、あまり気にしませんでした。

マークは自宅に入ろうとした際にヘルガが窓際で暴行されているのを目撃してしまいます。
彼は慌てて現場へ駆けつけます。
ちょっとグロいです。
ヘルガは窓ガラスに張りついている後頭部をナタのようなもので切られ、割れた窓ガラスに頭を突っ込まれています。
いかにもアルジェントさんですね。

マークはヘルガの部屋に入って様子を伺うと、窓際に行きヘルガを抱き起こします。
彼女の首にはガラス片が刺さっており、絶命しているようです。
マークは窓から茶色の革コートを着た人物が通りを去っていくのを目撃します。
またカルロがレストランから出てきたのを確認します。

警察が殺人現場に到着します。
凶器は斧で12か所の傷があり、5か所が致命傷となったようです。
マークに聞き込みしてる刑事が態度悪いです。物食いながら聞き込みすんなよ。
凶器は斧と言ってますが、ナタとか中華包丁に見えました。

マークは刑事に「絵を動かしましたか?」と尋ねますが、刑事は何もしていないと答えます。
思うところがあったのかもしれません。

マークはこの上の階に住んでおり、ヘルガとは顔見知りでした。
彼は刑事に「コートの男」が逃げるのを見たとも証言します。
この逃亡者に関する証言はミスリードを誘っているような気がしました。

殺人現場にカメラを持った女性が入ってきて撮影を始めました。
彼女はジャンナ(ダリア・ニコロディ)といい新聞記者です。
入り口の刑事に門前払いを食わされそうになりましたが、警視とは顔見知りのようで話し込みます。

ジャンナはマークに気が付き、取材を申し込み、彼を撮影します。
その後、マークは調書を取るために警察に連行されてしまいます。
ジャンナは男勝りで明るい感じがしていいですね。

マークは4時間後に解放され、帰宅途中でカルロに会います。
彼はカルロに「黒コートの男」を目撃しなかったか尋ね、
自身が気になっていた「入るときに入った絵が無くなっていた。」ことを話します。
またマークは「絵に奇妙な顔が書いてあった」と言います。
カルロは黒コートの男には思う所がありそうですが、絵の件はマークの記憶違いではないかと返答します。
このシーンは遠巻きの視点が絵画を見ているようでいいですね。

ヘルガの葬式が行われており、マークとジャンナは遠巻きに見ています。
ジャンナがマークに参列者の情報を与えています。
ヘルガが超心理学会で帰り際に話していたのはマリオ・バルディという人ですね。

墓地からの帰り道
マークは新聞の一面に顔写真が乗せられてしまったようで「犯人に教えてくれてありがとう」とジャンナに嫌味を言います。
ジャンナはやめてと笑います。2人は仲良く他愛のない話をします。
マークはジャンナの車で送ってもらいます。。
車内でジャンナはマークに取材に協力してほしいと依頼します。
いつ見てもジャンナの車はちっこいです。ドアや椅子が壊れているところとか笑います。
マークの憮然とした表情もいいです。ロックしたら戻らないとかどういう車だよ。

マークが自宅の下のレストランでカルロを訪ねますが彼は不在でした。
手前で厚化粧の女性がルージュ塗ってるんですが、その様子が。

マークはジャンナと共にマリオ達に事情を聞き、ヘルガが講演時に話していた内容を知ります。
またヘルガは6列目か7列目を指さしたようだった。
講演中に6列目か7列目の客が席を立ったという新たな手掛かりを得ます。
この後、マークが「女性はか弱い」などと男女蔑視の発言をしてジャンナに腕相撲で負かされます。といってもジャンナが反則するんですが。
マークは機嫌が悪くなり、ジャンナとは一緒に行動しないとか言いだします。子供みたい。
この辺りの会話はミスリードを誘う意味ありそうですね。

マークはカルロを訪ねて彼の自宅へ行くと、カルロの母親が出迎えてくれました。
カルロの母親はマークの職業を技師だと勘違いしていました。
カルロは留守でした。カルロの母親は人の話を聞いていないようで、全く会話が噛み合いません。
彼女は何度言ってもマークのことを技師といい、自分は昔女優だったなどと語り始めます。

カルロの母からカルロは「マッシモ・リッチ」の家にいると聞いたマークは彼を訪ねます。
女装した男性が出迎えたので、マークは出直そうと思いますが、表札を確認してカルロのことを尋ねます。
カルロは中で酒を飲み、寝ていました。カルロは同性愛者でした。
カルロを心配したマークは彼を外に連れ出します。
カルロの恋人のマッシモはプリンスに似ている気がしました。

マークはカルロに気になっているヘルガの部屋の絵の件を相談します。
カルロは興奮気味に「犯人は危険人物だから事件には関わるな。」と言います。

TVではヘルガ事件のニュースが流れており、
「犯人は逃走した黒いレインコートの男。目撃者は犯人の顔を見た」と報道されています。

その後、マークとカルロはレストランで仲良く並んで一緒にピアノを弾きました。
カルロが同性愛者だと知ってもマークの友情は変わらないようです。
カウンターではバーテンが他の客にマークが目撃者であることを話しています。

マークが自宅のピアノで作曲活動をしています。
天井の天窓から漆喰が落ちて来ており、誰がが天窓をまたいだようです。
どこかから物音が聞こえたような気がしたマークは周囲を調べます。
どこかで子供がハミングする歌のテープが再生されるシーンが挟まります。

不振に思ったマークは作曲を続けるふりをして左手でピアノを弾き、右手に彫像のようなものを武器として用意します。
何者かの影が扉の向こうを横切った時、電話が鳴ります。
マークは急いで扉を閉め、片手で扉を押さえながら電話に出ます。

電話はジャンナからでした。
同時に扉の向こうから「私からは逃げらない。静かに待っていいるんだ。殺してやる。」と言うくぐもった声が聞こえます。
マークはジャンナに助けを求めます。
物音がしたので、マークが窓から確認すると黒いコートの人物が通りを去っていくのが見えました。

マークは昨夜聞いた子供のハミングの楽曲が入ったレコードを見つけ、手掛かりを求めてマリオとジョルダーニを訪問します。
講演会の際にヘルガが「子供の歌」のことを話していたのを覚えていたからです。

彼等は
・犯人は精神分裂症で発作的に殺人を犯している。普段は普通の人間だろう。
・過去のトラウマなどが原因となり、突発的に殺人者となる。
・子供の歌が大きなカギとなる。
・現代の幽霊伝説という本に「過去に惨劇があったのではないかという廃墟から子供の歌が聞こえてくる。」という話がある。
等と分析します。

マークは図書館で「現代の幽霊伝説」の本を読んでみます。
子供の叫ぶ屋敷という項がありました。
・ローマにある屋敷である夜、子供の歌が聞こえた。
・だが人は住んでおらず、警察が調査したが…
本には屋敷の写真が載っていました。マークはこっそり写真の頁を破って持ち帰ります。
窃盗はいかんと思います。コピーはないにしろ、写真撮るとかなんか考えてほしいです。

マークはどこかのカフェの公衆電話からジャンナに電話します。
子供の叫ぶ屋敷の手掛かりがないので著者に会いたいので住所を調べてくれと依頼します。
著者は「アマンダ・リゲッティ」という人のようです。
マークが電話している時に横にある厨房の機械から蒸気が吹き上げてきて火傷しそうになります。
それが繰り返され、コントのようです。

アマンダ・リゲッティが自宅の玄関先で友人を見送り、家に戻ると人形が首を吊った状態でかけられていました。
怖くなった彼女は家を飛び出し、友人を追いかけようとしますが、友人を乗せたバスは走り去ります。
仕方なく家へ戻りますが、裏口から入ります。裏口の扉は開いていました。
クローゼットの陰に周囲を見回す目が!

アマンダが人形を調べていると人形の首が落ちてしまいました。
彼女の飼っているツグミが籠の中で異常に鳴き騒ぎ、暴れています。
突然、各部屋の電灯が連続して消えていきます。
殺人犯がテープで子供の歌を再生しています。

アマンダは歌を聞いて自分の著書のことを思い出します。
彼女は横にあった毛糸の編み棒を構えて殺人犯を待ち構えます。
突然、ツグミが投げつけられ、編み棒の先端で貫かれます。
このシーンは無理があると思いました。

殺人犯はアマンダの背後から近づき、頭を撲打し、彼女が倒れている間に本棚を物色します。
アマンダは何とか風呂場まで這っていき、窓に手を伸ばしますが、殺人犯に後頭部を掴まれ、タイルに顔面をぶつけられます。
殺人犯はバスタブに熱湯をため、朦朧としているアマンダの頭部をバスタブに突っ込みます。
アマンダの顔が火傷を負いどんどん赤く変色していき、とうとう動かなくなり床に転がりますが、まだ生きています。
彼女は最後の力で湯気に曇る壁に指でダイイングメッセージを残します。
ヘルガの時はあまり怖くなかったのですが、この殺され方は怖かったです。
ちょっと目を背けそうになりますね。湯を溜めている時点で嫌な予感はしていたのですが。

その夜、マークがアマンダの家を訪問し、勝手に家に上がり込むとアマンダの死体を発見します。

マークは警察に通報せず、そのまま逃走したようです。仕方なくマークはジャンナに相談します。
ジャンナは2日もあればマークは逮捕されるだろうと言います。
マークは写真を元に屋敷を探すことにします。
マークは殺人犯に先手を取られているような気がして、誰にも知らせずに単独で行動したいと言います。
ジャンナは反対し、「一緒に行動すれば、脳も2つになる。」と提案しますがマークは拒絶します。
車内で会話していた2人はジャンナの家に行くことにします。
マークは断るときに「女には脳はない。知性は男だけのもの。」などとひどい発言をしています。
確かに不利な状況ですが、警察に行ったほうがよいと思いますが。

翌日、マークは屋敷の写真の植物に目を付け植物園で聞き込みをし、「これはドラセナ」だと情報を得ます。
今度は生花店や農場でドラセナを扱っているところを探すと、以前に売ったことがある農場を見つけます。

その頃、警察署では警視が自動販売機にお金を盗られてしまい、怒っています。
部下が警視を探しに来ており、署長が警視を呼んでいると伝えます。
車、厨房の機器、自販機とこの映画では、機械がすぐ壊れますね。
彼らはストライキについて話していました。座り込みを行うとか。
警視の怒りっぷりには笑ってしまいました。

マークはジョルダーニに電話をし、アマンダが殺害されたことを伝え、会うことにします。
2人は市場を歩きながら、話をします。
マークは「死体が腕を伸ばし、壁を指さすような恰好だった。」と話します。
ジョルダーニは「アマンダの死体の指には意味がありそうだから、現場を見てみたい。」と言いました。
ジョルダーニも冒険家ですね。

マークがレンタカーで走り回っていると「子供の叫ぶ屋敷」の写真に似た屋敷を発見します。
彼は車を停め、屋敷が売りに出されているのを確認します。
ここは恐らく前に聞き込みをした情報で住所に当たりを付けていたんだと思います。

マークはすぐ管理人を訪ね、話を聞きます。
屋敷はドイツ人の「「シュワルツ」という人物が所有していましたが、故人だそうです。
幽霊が出るという噂でしばらく空き家だったそうです。シュワルツは事故死したそうです。

その頃、ジョルダーニはアマンダの家にいました。
アマンダの遺体は警察が持ち去っていました。
家政婦の案内で殺害現場を確認することにします。
家政婦が血だらけのバスルームを掃除しようと湯を出し、彼女は電話に出るために外します。
ジョルダーニは湯気に気が付き、バスタブにも湯を溜めます。
「ESTA?」のような文字が浮かび上がってきます。
ジョルダーニは何かをつかんだようで、「子供」がキーワードであるようです。
ジョルダーニ有能ですね。さっぱりわかりません。彼は天才!

マークは管理人に屋敷を見せてもらうことにしました。
オルガ(ニコレッタ・エルミ)という管理人の娘に案内してもらいます。
オルガはトカゲに釘を打って遊んでいたのを父親にとがめられています。怖い。デモンズのもぎり嬢役は可愛かったですね。

マークは屋敷内を調査するうちに一部が剥がれた壁を発見し、指で地道に壁を剥がしていきます。
さすがに埒が明かないと気付いた彼は落ちていたガラス片や廃材で壁をこそぎ落していきます。
壁の下には不気味な殺害現場の絵が浮かび上がりました。

マークは探索を続けています。辺りはすっかり暗くなっています。
彼が屋敷の外階段を歩いていると二階の窓からガラスの破片が降り注ぎます。
量が少なかったので、大怪我はしませんでした。

マークが再び不気味な絵を見ていると外から管理人の呼ぶ声がしました。
遅いので管理人親娘が迎えに来たのでした。
マークが階下に降ります。

その頃、不気味な絵の右側の壁が剥がれ、右側にもう一人の人物が浮かび上がっていました。

ジョルダーニはマークの家に電話しますが、マークは帰宅中で留守でした。
諦めて受話器を置き、何かを書き始めました。

一息入れようとキッチンで紅茶を入れて書斎に戻ってきた彼は部屋に気配を感じます。
何者かの呼び声に部屋を見渡すと窓が開いています。
ジョルダーニはナイフを持ち身構えます。

突然、ドアが開き不気味な人形が彼に向かってきます。
ジョルダーニは持っていたナイフで人形の頭部を破壊します。
壊した後も動いてます。まあ当たり前ですが。

ジョルダーニの背後から殺人犯が現れ、彼の後頭部を掴んで、家具の角に叩きつけます。
ジョルダーニは何度も叩きつけられ、歯から出血し、うつ伏せで倒れた首にナイフを突き刺されて殺害されます。

帰宅したマークはジャンナに電話をしてジョルダーニが殺害されたことを知ります。
その後、ジャンナがマークに家を訪ね2人は合流します。
マークは怖くなったのでスペインに旅行しないかとジャンナを誘います。
ジャンナは大喜びして1時間で支度すると言って出ていきます。
彼女は出ていく際に隣の部屋でマークの昔の恋人の写真を発見して捨ててしまいます。
安心のコメディーシーンが来ました。
それにしてもよくマーク連行されないな。警察はストライキなのでしょうか?

どんどん人が殺されていく中で、マークはスペインに逃亡できるのでしょうか?

感想

これはとても面白いです。名作だと思います。完全版というのを見たので長いんですが、退屈はしませんでした。
ヒッチコックさんとか好きな人にはよいのではないかと思います。
こちらの方がよりスタイリッシュ(笑)な気がしますし。

音楽もいいと思いますが、合わないシーンもありましたね。

カメラの視点もなんか好きです。
犯人目線や小道具の映し方、あとサスペリアの盲人殺害シーンで見せたような遠巻きに背景を映し、人物が一枚の絵画のようにちっこい視点とか。
私は映画とかカメラは詳しくないので知りませんが、こういう撮り方の名前ってあるんでしょうね。

登場人物も普通っぽいのが親近感がわいていいと思います。
マークもちょっとハンサムな普通の音楽教師ですし、ジャンナはちょっと気が強いですが、明るいです。
ジャンナがコメディのような部分を受け持っていて殺伐とした話に安らぎを与えているような気がします。
しかし話が進むとマークは結構、犯罪行為を犯すので視聴者の心は離れていくと思いますが。
この2人の会話はよくお互いの性格を表しているようで、面白いと思いました。

ちょっとご都合主義な部分はあるのですが、あまり気になりませんでした。
怖いシーンも一部ありますが、全体としてはそんなに怖くないような気がします。
グロも結構あってエグいシーンがありますので、グロ系苦手な方は厳しいかもしれません。

制作当時は当然、ビデオが普及していなかったので、意識していなかったでしょうが、視聴者には犯人わかっちゃうんですよね。
ちなみに私が持ってるDVDでは裏パケでネタバレしてますね。まあ何度も見てるわけですが。

ダイイングメッセージの意味が知りたかったのと、、オルガの動物虐待はなんだったんでしょうか。

ラストまで(ネタバレ)

マークはカルロに電話しますが、母親が出て彼は留守だと告げられたので、電話を切ります。
相変わらず会話が全く噛み合ってません。

マークは屋敷の写真を見直していて何かに気付きます。
部屋の前に「スーザ通りの屋敷にいる。」と張り紙をして再び屋敷を訪れます。
マークはどうして屋敷に入れたのでしょうか?

マークが写真と屋敷を見比べていると写真に存在している上部の窓が屋敷にはありませんでした。
彼は最上階のベランダから身を乗り出し、小型の鶴嘴で窓のあった付近の壁を壊します。
管理人にバレたら大変ですよね。オルガに釘刺されるかもしれません。

マークは開けた穴から中を覗き込みますが、誤って懐中電灯を下に落としてしまいます。
その後、自身も足を滑らせ落下しそうになりますが、トイや壁を伝って何とか無事に下に降ります。

マークは今度は室内から壁を壊すことにし、懸命に鶴嘴を振るいます。
壁の中に入り、懐中電灯で室内を照らすとミイラ化した遺体を発見します。
思わず後ずさったマークの後頭部を何者かが鈍器で殴り、彼は気を失います。

マークが気が付くと庭に寝かされており、ジャンナが側にいました。
屋敷はなぜか燃え上がっていました。
ジャンナが着いたころには窓から炎が出ていたようで、マークは彼女に救出されたようです。

マーク達は管理人の家に避難し、ジャンナは警察と消防に連絡します。
マークはオルガの部屋で屋敷の壁に描かれていた不気味な絵と同じものを発見します。
オルガは学校の資料室を掃除している際にこの絵を目撃して模倣したと言います。
管理人は寛大ですね。男はこうありたいです。まあ自分の建物ではないわけですが。

2人はオルガの通っているレオナルド・ダビンチ学校へ向かいました。
マークは当然のようにガラスを割って不法侵入します。

2人は資料室にたどり着き、絵画の棚を見つけると問題の絵を探します。

ジャンナは何かの物音が聞こえたので、絵の捜索をマークに任せ、様子を見に行きます。
ジャンナは資料室の入り口からマークに声をかけ、警察に連絡することにします。
手近にあった電話機の受話器を上げると、付近からジャンナの名前をささやく声が聞こえました。

資料室ではマークが問題の絵を発見しました。
彼はジャンナを呼びますが、返事がありません。
人影が横切るのを見たマークは慌ててジャンナを探します。

マークは入り込んだ一室でジャンナを見つけますが、彼女は立ったまま腹部にナイフを刺されていました。
マークは彼女を横にして休ませるとに犯人が分かったと告げます。

その頃、警視達は管理人宅から学校へ向かっていました。

マークは殺人犯に「あきらめろ。名前を見た。」と呼びかけます。
彼の背後に拳銃を構えたカルロが現れます。

カルロは「君を好きだったけど殺すしかない。」と言います。
カルロが以前、「関わるな」とマークに強く告げたのは彼なりの忠告でした。

カルロが拳銃を撃とうとした時、警視たち警官隊が突入し。カルロに発砲します。
弾は当たらず、カルロは逃走します。
塀を乗り越える際に発見され、警官隊から発砲されますが当たらず、カルロは学校から脱出します。
そこへ通りがかったトラックがカルロと接触します。
トラックの後部には肉屋のフック大型版のようなものが付いており、
バランスを失って倒れたカルロはフックに引っかかったまましばらく引き回されます。
カルロはカーブで縁石に頭部を強打し、後続車のタイヤに頭部を踏まれて死亡します。
ここはかなりエグいです。

ジャンナは病院に収容され、無事でした。

マークは帰宅途中でヘルガの事件を思い出します。カルロにはヘルガを殺すことは不可能なのです。
マークの背後を殺人犯が見つめています。

マークはヘルガの部屋の入り口テープを剥がし、侵入します。
マークは絵画を調べていて鏡の存在に気が付きます。
彼が見たのは絵ではなく鏡に映った絵だったのです。
マークがヘルガの部屋に駆けつけた時は犯人はまだ潜んでおり、その顔が鏡に映ったのです!

あの時、鏡に映っていた人物はカルロの母でした!
これ冒頭でもバッチリ映ってました!

マークが部屋を移動すると背後からカルロの母がナタを持って現れます。
彼女は「カルロは私をかばっただけだ。」と言い、真実を話します。

クリスマスの夜、カルロは子供の歌のレコードを聴いていました。
カルロの母は精神を病んでいたため、夫は彼女を入院させようとしていました。
彼女は強く拒絶し、カルロの見ている前で夫をナイフで殺害します。
カルロの父は背中のナイフを抜き、カルロの足元に投げると息絶えます。
カルロはナイフを握りしめて呆然とします。

カルロの母は話し終えるとマークにナタを振り上げて襲いかかります。
マークは逃げますが、エレベータの前で追いつかれ、足に切り付けられます。
カルロの母のネックレスがエレベーターの内扉に引っかかっているのを見たマークはエレベータのボタンを押します。
彼女は降りて行ったエレベータによりネックレスを引っ張られ、首が切断されます。
ここグロいです。

血の海にマークの顔が映ってエンドロールで終了です。

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