変態クリーチャーが大暴れ ヒューマン・キャッチャー

ヒューマン・キャッチャー

喰ってやる!喰ってやる!!喰ってやる!!!

制作年 2003年
制作国 アメリカ
監督 ヴィクター・サルヴァ
脚本 ヴィクター・サルヴァ
上映時間 104分
出演
レイ・ワイズ
ニッキー・エイコックス
ジョナサン・ブレック

だいたいのあらすじ

23年毎の春に23日間それは喰う。

これはジーパーズ・クリーパーズの続編です。

映画ジーパーズ・クリーパーズのネタバレ紹介と感想です。

22日目
トウモロコシ農家のタガート(レイ・ワイズ)の仕事を次男のビリーが手伝っています。
ビリーのお手伝いは案山子設置で、嫌々やっていました。
タガートは何かと口うるさい上に穿孔機の調子が悪いのでご機嫌斜めなのでした。
飼い犬のマックが吠え始め、怯えたような仕草を見せています。

ビリーは自分が設置した覚えのないリアルな案山子を発見し、不審に思い近づきます。
それは案山子に擬態しているクリーパーでした。
ビリーは案山子の足が動いたのを見て叫び声を上げて逃げ出しますが、クリーパーも動き出して彼を追います。
恐らくクリーパーは暇つぶしに案山子に擬態していたんでしょうね。

ビリーの叫び声でタガートと長男のジャッキーが駆けつけます。
クリーパーはビリーを散々引きずり回し、彼を攫い飛び去ってしまいました。
タガート親子は眼の前で次男を誘拐され愕然とするのでした。
いきなり悲惨な展開ですね。それにしても相変わらず景色綺麗に撮りますね。

23日目
ジャッキーはトウモロコシ畑でクリーパーの物と思われるナイフを発見します。
タガートが手に取るとナイフは勝手に手から飛び出し、ランプシェードに突き刺さりました。

タガートはジャッキーと一緒に穿孔機とトラックを改造し、ひたすら武器を造っています。
タガートは怒りをぶつけるように槌を振るい、金属を鍛えるのでした。

バスケットの大会で優勝したチームがスクールバスで凱旋しています。
東9号線を走っていると、タイヤがパンクしてしまいました。
運転手の女性とコーチ、引率教師がタイヤを調べると人骨でできた手裏剣のようなものが深く刺さっています。

バスの中のラジオではポホで4日前に起きた事件のことを報道しています。
あの教会で遺体は300体以上発見されたそうです。
これは前作のトリッシュとダリーが関わった事件です。

運転手は無線で緊急連絡を行いましたが、通じないようで応答がありません。
携帯も圏外で使い物になりません。太陽フレアの影響かもしれないので夕方になれば通じるかもしれないと引率教師が言います。
バスはパンクしたタイヤをかばいながらゆっくりと進むことにしました。

チーム内のスコットが元気がないようだったので、チアリーダーの女子の一人が彼を元気づけます。
スコットは鼻持ちならない自意識過剰男で、試合の出場時間が短かったことを根に持っていました。
コーチが黒人だから俺は差別されている、決勝まで行ったのは俺一人の力だ。とグヂグヂ言っています
イヤな奴ですね。

チアリーダーのミンクシー(ニッキー・エイコックス)がうとうとしていると不思議な夢を見ました。
ダリー(ジャスティン・ロング)がトウモロコシ畑の外れに立ち、畑の中を指さして何か叫んでいます。
頭から血を流したビリーも現れ、同じような動作をします。
彼女が指さす方向を見ると、クリーパーが走って手裏剣を投げ、バスの後部車輪に命中させました。
この人スーパーナチュラルのメグの人ですよね。

次の瞬間、実際にバスの後部車輪が火花を上げ、バスは緊急停車しました。
もうバスは進めないので、発煙筒を焚くことにし、生徒達は一旦、降車します。
相変わらず無線は通じません。
コーチは対向車が来たので、ハイウェイパトロールに連絡してもらうように依頼しました。
運転手がタイヤを調べるとまたしても人骨の手裏剣が刺さっていました。
手裏剣の中央部にはバラの入れ墨が入っており、ダリーのへそに入っていたものと同じでした。

その時、発煙筒を並べていたコーチが空高く消えてしまいました。
危険を感じた運転手は生徒たちをバスに戻しました。

今度は運転手が叫び声を上げて空中に消えていきました。
皆はパニックに陥りますが、座席に座って落ち着くことにしました。
引率教師もバスの入り口の所でクリーパーの足に捕らえられ、連れ去られてしまいました。

生徒達はバスの周囲に巨大な羽根のある何かがいると気が付きました。

その頃、タガートは警察無線を傍受して情報を集めていました。
キャッスル群で誘拐が2件発生したと聞いた彼はジャッキーに声を掛けて出て行きます。
どうやら彼はクリーパーの行方を追っているようです。

バスではマネージャーが無線を操作しますが、不通のままです。
携帯電話もつながらず、彼等は孤立してしまいました。

生徒達が武器を探したり、今後のことを話し合っているといつの間にかクリーパーが窓の外から覗き込んでいました。
彼等はそれをみて驚愕し、固まってしまいました。
クリーパーは窓を伝い、バスの中を覗き込み、一人一人の品定めをするように匂いを嗅ぎます。
その後、バスの屋根から逆さにぶら下がったままでバスを揺すり、屋根に上って屋根を踏み鳴らします。

そんな中でミンクシーが突然、白目を剥いて倒れてしまい、また夢を見ます。
彼女はトウモロコシ畑の案山子に擬態したクリーパーを見ています。
ダリーが現れて、あいつは23年ごとに23日間、人間を喰い続けるとつぶやき、ミンクシーは気が付きました。

ミンクシーは皆に夢などから得た情報でクリーパーのことを話しました。
・恐怖の匂いをかぎ取って、食べる箇所を選別してから殺す。
・今日が殺戮の最終日で明日には大地に返り、23年間また眠る。
・太古から存在している魔物で殺すことはできない。
生徒達はクリーパーを目撃しているので、ミンクシーの語る内容に驚愕するのでした。

マネージャーは急いで無線連絡を続けますが、応答がありませんでした。

タガート親子は改造したトラックに乗り込み、キャッスル群を捜索していると屋根の剥がれた車が道路脇に乗り上げているのを発見します。
その車はスクールバス付近でコーチにハイウェイパトロールに連絡するよう頼まれた車でした。
誰も乗っておらず、屋根は缶詰の蓋のように大きく剥がされています。
その時、タガートの車の無線にスクールバスからの連絡が入ります。
状況を聞いたタガート親子は東9号線に向かうことにしました。
また、マネージャーから警察に通報するように頼まれ、請け合いますが、彼は通報しませんでした。

バスの中の生徒達は無線が通じたので大喜びしました。
その時、屋根をパンチでぶち破ったクリーパーがマネージャーの頭を掴み、引き摺り上げようとします。
周りの生徒がマネージャーを引っ張り、チアリーダーが下から槍で何度も刺したので、マネージャーは無事でした。
クリーパーは槍が顔面を貫通したため、自身の頭部を剥ぎ取って、槍を抜き、飛び上がります。

少しするとバスの上に何か落ち、バスが変形っするほどの衝撃があり、クリーパーが墜落してきたようでした。
屋根の様子を見るとクリーパーが動かなくなっていました。
生徒達はこの隙にバスから逃げ出そうとしましたが、クリーパー墜落の影響かドアが壊れて開かなくなっていました。

突然、屋根の一部が壊れてクリーパーの翼が車内に垂れてきました。
それはバスの前後をカーテンのように分断するほどの大きさがあり、後方にいた生徒は羽根を潜って前方に移動します。
一人の生徒が羽根を潜っているときに羽根が動きだし、包み込まれてしまいました。
彼は屋根に引き上げられ、首を切断されました。
クリーパーは屋根で彼の首を食べて、破損した自分の頭部を取ると投げつけます。
腹の中から新しい頭部が生えてきて、クリーパーの頭部は元に戻るのでした。
こうやって修復するんですね。勉強になりました。

スコットがドアをこじ開けたので、バスの外に出られるようになりました。
彼等は誰が狙われているのかで言い争いになり、一部の生徒を覗いてバスから見える柵を頼りに農場を目指すことにしました。
ここでもスコットがクソ野郎ぶりを炸裂させています。

一旦、バスから出た農場組でしたが、クリーパーが空中でこちらを狙っているのに気が付き、バスに戻りますが、居残り組はバスに入れませんでした。
居残り組もクソですね。

クリーパーが飛来したので、農場組の生徒達は必死に柵を目指して走り出しました。
クリーパーは手裏剣を投げて後方の生徒を倒し、ナイフを投げてスコットを木に釘づけにしました。
他の生徒がナイフを引き抜くのと当時に彼はクリーパー攫われていきました。
可愛そうですが、スコット差別主義者なので、ちょっとスッキリしてしまいました。

タガート親子は東9号線を走っていると逃げてきたミンクシーを発見します。
タガートははクリーパーと戦うつもりのようで、荷台の武器を準備するとミンクシーにバスまで案内するように言いました。

居残り組のバスにマネージャーが戻って来ました。
15Km歩いても農場は見つからなかったと彼は言いました。
次の瞬間、マネージャーの頭は屋根を突き破ったクリーパーの手に捕まれていました。
彼は屋根に引き上げられそうになりますが、クリーパーはなぜか手を放します。
屋根の上のクリーパーをタガートの改造トラックのライトが照らしていたのでした。

感想

これはなかなか面白いです。
本作ではクリーパーが最初から大暴れしており、アクションホラー風味になっています。
怖いシーンはあまり無いです。

クリーチャー物なので、どうしても短調な面はあるのですが、復讐メインにすることでストーリーに少し重みを持たせていますね。
クリーパーも変態おっさん風なので、おっさん対決になって面白かったです。
後、クリーパーのヘンな武器が出てきたのが面白かったです。

グロ度と恐怖度は前作の方が上でしたね。

前作を見た人には楽しめると思いますし、単体で見ても暇つぶしにはなると思います。
不通にクリーチャーパニック物として楽しめる内容でした。
典型的なB級テイストですので、記憶には残らない映画だと思いますが。

私はこの映画はまあまあ好きです。

ラストまで(ネタバレ)

タガート達が作っていたのは穿孔機を改造した捕鯨の銛のような武器で先端にはクリーパーのナイフが装着されています。
彼は銛を発射してクリーパーの胸を射抜き、吹き飛ばし、繋がっているワイヤーを限界まで持っていきます。
クリーパーは空中で暴れますが、凄い力でトラックは引っ張れていきます。
タガートがようやく巨大リールを巻けるようになりましたが、銛は外されてトラックに投げ返されていました。
銛はトラックのフロントガラスに命中し、座席に突き刺さります。
運転席にいるジャッキーに命中しそうになりましたが、彼は上着を破られただけで助かりました。
アクション映画になってきましたが面白いですね。

タガートはジャッキーに急いでバスから離れるよう指示し、車を移動させると2発目の銛をセットします。
今度の銛は先端が螺旋状になっており、抜けにくそうです。
タガートはクリーパーが突っ込んできたのを見計らい、バスの窓越しに銛を発射しました。
今度も見事に命中し、ワイヤーはタガートのトラックからバスの中を窓から窓に横断し、クリーパーに刺さりました。

少し経つとワイヤーのリールが凄い勢いで持っていかれます。
クリーパーが上空高く飛び上がったのでした。
クリーパーは凄まじい力で引っ張り、余裕でバスの車体をワイヤー切断してしまい、トラックも引っ張ってしまいます。
トラックはとうとう横転してしまいました。
クリーパーの力はタガートの予想を大きく上回っていたのでした。
んなわけねーだろって思いました。

その頃、農場組の生き残った三人は昨日、バスを追い越していった害虫駆除のトラックを見つけます。
運転手はクリーパーに拉致されたようで、何とかこれで逃げようとします。
彼等の頭上にクリーパーが迫り、捕まりそうになりますが、何とか車を出します。
なおも追いかけてきたクリーパーを急ブレーキで車に激突させることで食い止めました。
クリーパーは尚も生徒の一人に狙いを定めますが、右手左足を損傷して動けませんでした。
しかしクリーパーは残った手足を使って撥ねながら追跡し、生徒を追い詰めます。

クリーパーが生徒を押さえつけた時、駆けつけたタガードが銛を脳天に撃ち込みました。
タガートは動けなくなったクリーパーの旨を銛を手に持ち、何度も刺しました。
タガートの怒りが伝わってきてちょっと悲しくなりました。

クリーパーは側頭部から幕のようなものを出して顔を覆い、動かくなくなります。
ミンクシーは時間切れで眠っただけで死んでいないと言いました。

それから23年が経ちました。
ジャッキーは眠りについたクリーパーを5ドルで見世物にしていました。
タガートは今でも銛を構えてクリーパーが目覚めた時に備えていました。
クリーパーが目覚めるのは恐らく3日後です。

休眠状態のクリーパーがアップになります。

エンドロールで終了です。