チンパンジー大活躍映画 フェノミナ

フェノミナ

虫とお話しできる美少女が散々な目に遭わされる話

制作年 1984年
制作国 イタリア
監督 ダリオ・アルジェント
脚本 ダリオ・アルジェント/フランコ・フェリーニ
上映時間 115分
出演
ジェニファー・コネリー
ダリア・ニコロディ
ドナルド・プレザンス

だいたいのあらすじ

スイス チューリッヒ郊外

一人の少女がバスに乗り遅れてしまい、次のバスはすぐ来るような雰囲気ではなく、途方に暮れています。
景色が綺麗で風景画のようです。

困った少女は道路の近くに別荘風の住居を見つけ、入れてもらおうと声をかけました。
彼女はドアをノックしますが、返事がなかったので声をかけてから室内に入ります。
どこかの室内で壁につながれた鎖の金具を誰かが引っ張って外そうとしており、とうとう壁の一部が崩れ、金具が外れました。
既に怖いんですが。

突然、少女の首に背後から鎖が巻きつけられ、何とか振り解いて逃げますが、ドアが開きません。
ドアを叩く彼女の手にハサミが突き立てられます。
彼女は何とかドアを開け、逃げ惑いますが、滝の近くで追いつかれてしまい、腹部を刺されます。
その後、切断された彼女の頭部が滝に投げ捨てられました。
ここスローになってます。滝の美しさと相まって怖いです。

昆虫学者のジョン・マクレガー(ドナルド・プレザンス)の元に警察官が意見を聞きに来ています。
彼は下半身付随で車椅子に頼っており、非常に賢いチンパンジーのインガと二人暮らしをしています。
インガは家の前からメスを拾ってきて、マクレガーに「これは切れるので怪我するから遊んじゃダメ」と窘められます。

警察は被害者の腐敗してウジが湧いた頭部をマクレガーに見せます。
彼等はマクレガーの意見を聞き、犯人の手掛かりに結びつくものが得られないかと考えているようです。
マクレガーは平気なんですね。グロいです。

マクレガーの見立ては以下でした。
・ウジが湧くのは一定の周期があるので、この頭部は死後8か月経過している。
・15日間は水の中にいたのでその分を加味して250日間程度経過
このことから犯行は9月7日から10日の間に行われたと推測されました。
また、この他にも行方不明者がおり、死体が見つかっていないそうです。

マクレガーは知り合いの少女グレタも連続殺人鬼の犠牲になったと考えているようです。
警察は逮捕を約束して帰っていきました。

市内の寄宿舎学校リヒャルト・ワグナー女子高にジェニファー(ジェニファー・コネリー)が転校して来ました。
彼女は付き添いの教師ブルックナー(ダリア・ニコロディ)の案内で学校に向かいます。
ジェニファーの父親は有名な役者のコルピノで現在はフィリピンでロケに参加しています。
道中、蜂が車内に侵入するトラブルがありましたが、彼女は動じませんでした。
ジェニファーはなぜか昆虫を手なずけることができるのでした。
ワーグナーにブルックナーって凄いですね。私はブルックナーの方が好きです。

ジェニファーはルームメイトのソフィともすぐ打ち解けました。
ソフィはコルピノのファンで、喫煙者で不良っぽいのですが、いい気質のようです。
校長はかなり厳しい人のようで、ジェニファーは父親のポスターを没収されてしまいました。
ソフィはこの辺に少女を狙った連続殺人鬼がいるとジェニファーに教えるのでした。
お腹が空いたジェニファーはソフィから離乳食を貰って食べてました。そんなもん食うなよ。
校長は悪魔のはらわたに出てた人では?クールな感じの美人です。

ジェニファーは少女が追われて、どこかの建物に逃げ込む夢を見ます。
夢では殺人鬼が槍のような物で少女を襲おうとしていました。
彼女は夢遊病を発症させ、ふらふらと屋根を歩き回っていると、先ほど夢で見た少女の殺害現場に遭遇してしまいます。
またふらふらと逃げようとすると屋根が破れ、下に落ちてしまいました。
そのままふらふらと道路に出てしまい、車に轢かれてしまい、乗せられた車から飛び降り、崖を転げ落ちます。
これいくら何でも無理があるのでは?
夢遊病時のドアが沢山ある白い背景の描写はアルジェントさんらしいですね。

ジェニファーはインガに導かれてマクレガーの家に保護されます。
彼女は以前にも夢遊病の経験があるようで、再発したようです。

マクレガーはジェニファーが昆虫に異様に好かれるのを見て驚き、グレタのことを話します。
グレタも昆虫好きでマクレガーの助手をしていた少女でした。

マクレガーはジェニファーの夢遊病が再発したのはフェーン現象のせいではないかと推測します。
もし夢遊病の症状が出たら、夢遊病だと自覚して起きてみなさいと彼は言いました。
ジェニファーはお礼を言って、学校に帰りました。
マクレガーの家には車椅子用の昇降機があります。
車椅子用の昇降機というと「不意打ち」のようなものを思い出しますが、この家にあるのは駅にあるようなタイプです。

学校に戻ったジェニファーは事象を説明しますが、校長は異常だと言い、脳検査などを受けさせられるのでした。
医師は彼女のことを分裂症ではないかと疑っているようです。
ジェニファーは検査の最中に殺される少女のフラッシュバックを見てしまい、計測器を外します。
校長は「お前はてんかん持ち?ヤク中?」とひどいことを言うのでジェニファーはキレて出て行きました。

ジェニファーは校長がウザいので学校が嫌になり、代理人で弁護士のモリスに電話をしますが、彼は祭りに出ていて留守でした。
彼女の夢遊病は学内に知られる所になってしまい、学友に変人扱いされてしまいます。
「あいつ夢遊病とかおかしいわよね」とか「コルピノの娘だから目立ちたいんじゃないかしら。ホホホ。」とか言われまくります。
ジェニファーひどい目に遭ってばかりですね。監督は選ばないとダメですよね。

ジェニファーは検査のせいで自分が殺害現場を目撃したことを思い出しました。
授業中にソフィに「顔見られてたらどうしよう」と相談し、今夜もし夢遊病が再発したら起こしてくれとお願いします。
なんとソフィは了承してくれました!
これはソフィに寝るなと言ってるのでしょうか?ちょっと勝手ですよね。

その夜、ソフィはジェニファーには内緒で男に会いに行ってしまいました。
彼等は学校の近くの林で待ち合わせをしていました。
しばらく経ちソフィの彼氏は軍人のようで、朝早いと言って帰っていきます。

ソフィの近くでジェニファーが夢で見た槍が組み立てられています。
彼女は気配に気付いて悲鳴を上げて逃げ出しますが、倒れた所を槍で刺されてしまいました。

ジェニファーは夢遊病が発症してしまいますが、マクレガーのアドバイス通りに行動し、部屋のドアを開ける寸前で目覚めます。
彼女はソフィがいないのに気付き、服を着ようとしていると悲鳴を耳にします。
恐る恐る寮の外に出てみた彼女は蛍を目にしました。
蛍は彼女の手に乗ると、導くように飛んでいき、ジェニファーはついていきます。
蛍に導かれた藪の中に手袋があり、彼女はそれを持ち帰ります。
部屋で手袋を見た彼女は悲鳴を上げ、騒ぎになりました。
手袋にはウジが沢山湧いており、ウジに触れた彼女は殺された少女たちの姿を見たのです!
この蛍のシーンは名シーンだと思います。
しかしジェニファーは凄い美人ですねー。この子は可愛いとかじゃなくてほんとに美人だと思います!

校長はこの件でますますジェニファーに辛く当たり、彼女を完全に分裂症扱いしてしまいました。
ソフィは発見されず、行方不明となってしまいました。

手袋が犯人の物ではないかと考えたジェニファーは誰にも相談できないので、マクレガーの所に持ち込みます。
マクレガーは何の幼虫だか調べてみると請け合います。
ジェニファーは校長の件もあって苛立っており、マクレガーの所の虫たちもザワついています。
その様子を見たマクレガーに思い当たることはないかと優しく尋ねられ、ジェニファーは蛍の件を話します。
彼女は分裂症扱いされるので、この件は警察に話せず重荷になっていたのです。

彼女が話を終えると虫たちも鎮まりました。
マクレガーはジェニファーは虫と交信できるに違いないと言います。
虫たちはテレパスを持っていると彼は考えており、ジェニファーはそれを受信することができると言うのです!
画面の右隅のインガの様子を見ているとなごみます。マクレガーは父親みたいでいい人ですね。

ジェニファーは校長がクソ女のせいもあり、学校ではすっかり嘲笑の対象になってしまいました。
それどころか父親宛ての手紙を盗まれ、その内容を校長にチクられていたのです!
ジェニファーは「私は統失扱いされてるけど正常よ!でもね虫さんと話ができるの。ウフフ。」的な手紙を書いていたのでした。
チクリ現場を目撃したジェニファーは怒って手紙を取り返します。
廊下を戻るジェニファーを女生徒が取り囲み、消火器を吹きつけたり、変人扱いしていじめます。
校長はいじめとか止めるんですが、ブルックナーは見て見ぬふりをしていますね。
彼女はいつも何も言わないので事なかれ主義なのでしょうか?

ひどいいじめに耐えかねた彼女は泣きそうになりますが、気丈にも「虫が好きで何が悪い!」と開き直ります。
すると学校の窓にはおびただしい数の蠅が集まってくるのでした。
蠅の数はすさまじく、校舎が黒く染まってしまうほどでした。
ジェニファーはそれを見て微笑むと倒れこんでしまいました。
蠅はヤバくないでしょうか。蝶とかだったら良かったかも。たしかトリックにも鳥居が黒くなるエピソードがありましたよね。
このシーンの校長の表情が凄く好きです。凄い顔してます。

校長はジェニファーのことを悪魔的と決めつけ、精神病院に引き取ってもらうことにしました。
彼女はジェニファーを「蠅の女王」と呼び、ベルゼブブと同類よ。キー!と言うのでした。
やっぱり蠅はまずいですよね。実際には校長は冷静な人物なので「キー!」は嘘です。捏造です。すみません。

ジェニファーはベッドで寝たふりをして校長の話を聞いていました。
このままぶち込まれてはかなわんと見張りの女教師が居眠りをしている隙にスタコラ逃走するのでした。
音を立てないように色々コントのようなことが起こり、突っ込みどころが満載です。

悪魔的なジェニファーはマクレガーの家に身を寄せました。
マクレガーはそんな彼女を優しく励まし、君の能力は財産だから大事にしなさいと言うのでした。

手袋についていたウジはサルコファゴスという種類で、人間の遺体にのみで繁殖する蠅でした。
この蠅は感覚が鋭いので死体のある場所を貪欲に検知するらしいです。

マクレガーは犯人は被害者の遺体を保存しているのではないかと推測します。
彼はジェニファーの能力に期待を寄せ、蠅と一緒に犯人を捜してくれと言い出します。
大通り沿いの半径52Kmを蠅の案内で探せとトンデモないことを言うのです。

マクレガーの作戦は以下です。
・殺されたデンマーク娘が乗っていたのはレッドラインバスだから、それに乗り、蠅が騒いだら犯人の近くのはず。
・蠅に家まで送ってもらったら場所を覚えておいて、ヤバいからとんずら。
・マクレガーと一緒に通報して犯人逮捕。
ジェニファーはソフィの件があったので「きっと見つけて見せます!」と意気込むのでした。
!?ちょっとー

ジェニファーは早速、探偵業を始めました。
バスに乗り、窓を全開にすると周囲の様子と籠に入れたハエくんの様子をひたすらチラ見します。
彼女は自分の仕事に誇りを持っているので、乗客のおばちゃんに「風凄いから窓、閉めて」と言われてもガン無視です。

バスが冒頭の少女が途方に暮れていた辺りを通るとハエくんが騒ぎ出します。
ジェニファーは急いでバスを降りました。
ハエくんを放してやるとジェニファーを誘導するように飛んでいきます。
彼女は殺人鬼の別荘風の住居にたどり着きました。

そんなジェニファーの様子を離れた所から監視している一台の車がありました。

ジェニファーは家の中に入ってみると中は廃墟然としています。
壁には鎖を抜いた後の穴が二つ空き、鎖が転がっていました。
ジェニファーがハエくんに導かれて進むと棚があり、上には丸めた紙が置いてありました。
彼女がなんとか紙を取り、見ようとしていると背後から男に声をかけられます。
これだけのことなのに棚から落とされてたりしてるジェニファーでした。

男はこの家の関係者のようでジェニファーのことを泥棒だと思ったようで、肩を攫まれて詰問されます。
ジェニファーは男を振りほどいて、元来た道を一目散に逃げ出しました。
ハエくんはその後、ジェニファーが棚を探る時に空けてしまった床下の穴に入っていきました。
床下には人間の手が転がっており、無数のウジがたかっていました。

車に乗っていたのは刑事のガイガーでした。
先ほどジェニファーともめた男は不動産屋で、ガイガーは彼に家のことで質問をしました。
この家は8か月位前から空き家のようです。

マクレガーの家ではインガが庭の木に引っかかった凧を取ろうとしている間に、何者かが侵入します。
インガが気が付きますが、鍵をかけられてしまい入れません。
彼女はマクレガーに知らせようと、外から窓を叩いて騒ぎます。

マクレガーは騒ぎに気が付き、二階から昇降機で降りて来ますが、侵入者は下で待ち伏せして昇降機を操作します。
彼は黒ずくめの侵入者に気が付き詰問しますが、昇降機で降ろされ、槍で刺されてしまいます。
インガが窓を破って駆け寄った時にはマクレガーは死亡していました。

殺人鬼が車で逃走しようとしていると、屋根にインガが飛び乗り、フロントガラスを叩いて威嚇します。
殺人鬼は急ハンドルで車を操作してインガを振り落とし、去っていきました。

ジェニファーはマクレガーの家を取り囲む人込みの中で、救急車に搬送されるマクレガーの遺体を見てショックを受けます。
身の危険を感じた彼女はその場から逃げ出します。

ガイガーは精神病院を訪れており、院長らしき男が「患者は誰も逃げていない」と話しています。
ガイガーは誰かが逃げたのではなく、侵入したことを疑っていると言います。
???

ジェニファーは公衆電話からモリスに早く逃げたいから金送れと連絡を入れます。
彼女は銀行に行きますが、モリスはのんびりしているようで、まだ入金がありませんでした。
行くところの無いジェニファーは銀行のロビーで座って待っているとブルックナーが現れました。
ブルックナーはモリスに頼まれて迎えに来たと言います。
彼女は寄宿舎ではなく、アメリカに帰るための切符を買うように言われたと言うので、ジェニファーは信用して着いていきます。

その頃、インガは空腹のため、ゴミ箱を漁っていました。
彼女はゴミ箱の中からカミソリを見つけ、拾って持ち帰るのでした。

ブルックナーは飛行機が出るのは明日なので、今夜は自分の家に泊まるように言いました。
ジェニファーは寄宿舎以外なら良かったので、彼女の家に招かれることにします。
ブルックナーには病気の息子がおり、鏡を見たくないということで、家の鏡には布で覆いが被せてあるのでした。
彼女は息子には会うなとジェニファーに釘を刺してキッチンに飲み物を取りに行きます。

ジェニファーは家の中を探っていると人形を人間のように座らせているのを見て驚きました。
その様子を見ていたブルックナーは態度がおかしくなり、熱があるから薬を飲みなさいと言い出します。
ブルックナーはしつこくジェニファーに薬を飲むように強要します。
ブルックナーの人はサスペリア2の時可愛かったんですが、怖いですね。
彼女は「女の人生は大変なのよ」と言ってますが、実感こもってますね。

感想

なかなか面白いと思います。
ファンタジーとサスペンスを融合させたようなお話で、話自体も面白いです。
長めの映画ですが、退屈はしなかったです。

お話しと設定にツッコミどころは多いのですが、勢いで乗り切っている感じではないです。
あまり派手な演出はなく、所々にアルジェントさんらしさを挟んで進めている感じです。

なにしろジェニファーがこつこつといじめられながら頑張っています。
そんな彼女をハラハラしながら応援してしまいます。
ただジェニファー我儘な所があるんですが、子供だからだと思います。
ブルックナーもよかったです。昔はあんなにチャーミングだったのに。。。

後、インガの動きが良かったですね。

所々に映る風景も美しくて旅行気分も味わえます。
流石の名シーンも結構あってラスト間際は名シーンが大盛りだと思います。
ラスト間際にはどんでん返し的なものがくどい位に出てきますので、ここも面白いですが、ちょっと強引ですね。

これはアルジェントさんのホラーの中では1、2を争う怪作だと思います。
サスペリアよりこっちの方が好きって人もかなりいるんじゃないかと思いました。
私は話はこっちの方が面白いけど、僅差でサスペリアかなあ。スージーが可愛かったので。

余談ですが、私の持ってるDVDにはミュージッククリップが入ってます。
その映像の写真立てにアルジェントさんらしき写真が入っていてなんとなく笑ってしまいました。

私はこの映画は結構好きです。

ラストまで(ネタバレ)

ジェニファーは根負けして洗面所に籠り、ブルックナーから出された薬を飲んでしまいました。
近くにある石鹸を手に取った彼女はウジが湧いているのに驚き、ウジを洗い流してしまいます。
ウジは床にも沢山蠢いています。
怪しいと思うんなら、薬飲むなよ。見られてないんだから捨てられるでしょ。
後、急に虫嫌いになったんでしょうか?ちょっとこのシーンおかしいですよね。

ウジはタオルにも沢山たかっており、サルコファゴスのようでした。
ジェニファーは急激に腹痛に襲われ、飲んだ薬を吐き出します。
洗面所の外ではブルックナーが怒鳴りながら激しくドアをノックしています。

ジェニファーは恐る恐るドアを開け、電話を架けようとします。
洗面所をチェックしてジェニファーが薬を呑んでいないと知ったブルックナーはブチ切れます。
彼女は電話を架けているジェニファーを後ろから殴りつけて倒します。
更に電話線を抜き、来客が来たのを見て助けを求めるジェニファーを気絶させてしまいました。

来客はガイガーで、ブルックナーは家の外で応対します。
彼女は15年前に暴行事件があった際の被害者でした。この家に越してきたのは8ヶ月前です。
ブルックナーは家にガイガーを招き入れます。

ジェニファーは目を覚まし、周囲にもウジがいるのに気が付き、犯人はブルックナーなのではないかと考えます。
逃げ出そうとしますが、ドアには鍵がかかっており、窓にはシャッターが下りており、逃げ場がありません。
彼女は恐らくガイガーが上げたであろう叫び声を耳にするのでした。
ジェニファーはドアの上の天窓から隣の部屋に脱出し、電話を架けようとしました。

その頃、モリスはジェニファーのためにチューリッヒに来訪していました。
彼は寄宿学校を訪ねたりしてジェニファーの行方を探しています。
モリスは万が一のために拳銃を手にブルックナーの家に向かいます。

ジェニファーは床下の穴に落としてしまった電話機を探して穴に潜り込みます。
電話を架けようとすると背後から手が伸びて彼女を捕まえます。
それは捕まって鎖に繋がれたガイガーでしたが、ジェニファーは驚いて遺体とウジが一杯のプールに落ちてしまいました。
ジェニファーは這い上がろうと必死にもがきます。

その部屋に狂ったような高笑いをしながら、ブルックナーが入ってきました。
ガイガーはその隙を狙い、自らの親指を潰して鎖を外すのに成功しました!
彼は油断しているブルックナーの背後から近づき首を絞め上げます。
ガイガーはブルックナーを押し倒し、何度も何度も顔面を殴りつけます。

プールから脱出したジェニファーは二人の泥仕合をよそに部屋から逃げ出しました。
ガイガーとばっちりだけど仕事だから仕方ないですよね。

ジェニファーが一室を覗くと少年が背を向けて泣いていました。
彼女は少年に助けてあげると声をかけます。
振り返った少年は奇形児でした。ジェニファーは少年の顔を見て逃げ出してしまいます。
ちょっとこれは無いんじゃないかと思いました。

ジェニファーが逃げ出した先はボートのある埠頭でした。
彼女はボートのエンジンをかけて逃げようとしますが、少年は槍を持って追いかけてきました。
どうやら連続殺人の真犯人はこいつだったようです。
少年はボートに飛び乗り、ジェニファーを狙った槍が燃料タンクに刺さります。
ジェニファーが悲鳴を上げると空を黒く染めるほどの蠅の大群が現れ、少年に襲い掛かりました。
少年は沼に落ち、水中に没します。
ジェニファーは放心していましたが、気を取り直しエンジンをかけると燃料漏れで引火します。
これはアホですね。

彼女が急いで沼に飛び込むとボートは爆発しました。
水中を泳いで進む彼女に生きていた少年が襲い掛かりましたが、彼は浮上した際に炎に巻かれてしまいました。
タガメとかタイコウチとかは助けてくれないんですね。やっぱ校長の言う通り蠅の女王なのかも。
校長ちょっと美人だし正義だと思いました。

岸まで泳ぎ着いたジェニファーは車から降りてくるモリスを目撃し、歓喜の声を上げて駆け寄ります。
モリスも駆け寄りますが、背後から突然現れたブルックナーが鉄板で彼の首を切断しました。
ここポカーンとなりました。
モリスファンの方には残念ですが、彼はここで退場です。
「モリス出オチ」って書いてあった脚本のせいです。仕方ない。諦めましょう。

ブルックナーは鉄板を手にジェニファーに迫ります。
彼女は息子の殺人を隠すためにマクレガーやガイガーを殺害していたのです。
ブルックナーは鉄板をジェニファーの首にグリグリ押し付け、「虫を呼んで助けてもらえ!」と挑発します。
ハエくん達は恐らく家に帰ってしまったのでしょうが、不思議なことにあれだけスッパリ首を切った鉄板が全然切れません。

その時、背後からインガが現れてブルックナーにカミソリで切り付け、ブルックナーは倒れます。
怒り狂ったインガは何度も何度もブルックナーを切り刻みました。
動かなくなったブルックナーを見てインガは空しい表情でカミソリを投げ捨てるのでした。

インガはジェニファーに駆け寄り、二人は抱き合うのでした。

エンドロールで終了です。

インガ凄いですね。刃物はダメよって言われてたの伏線だったんですね。
しかしガイガーが調べていた精神病院の件はなんだったんでしょうか?
恐らくあの患者に襲われたのがブルックナーということのような気がしているのですが。
病院に侵入した人間がいるって意味不明でした。

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