なんかヤバいの出てきます ファンハウス 惨劇の館

ファンハウス 惨劇の館

若者がお化け屋敷でひどい目に遭う話

制作年 1981年
制作国 アメリカ
監督 トビー・フーパー
脚本 ラリー・ブロック
上映時間 95分
出演
エリザベス・ベリッジ
クーパー・ハッカビー
マイルズ・チャピン

だいたいのあらすじ

エイミー(エリザベス・ベリッジ)が部屋でシャワーを浴びているとナゾの侵入者が押し入り彼女を殺害しようとします。
しかし、それは弟のジョーイの悪戯でした。
いきなりサービスあります。サイコとハロウィンっぽい演出があります。

エイミーはボーイフレンドのバズ(クーパー・ハッカビー)と夜のデートで旅回りのカーニバルに向かいます。
このカーニバルは去年、死体が見つかったから行くなと両親に釘を刺されたという曰くのあるものです。
リッチー(マイルズ・チャピン)とリズ(ラルゴ・ウッドラフ)のカップルも合流し、4人はカーニバルに到着します。
カーニバルってしょぼいのを連想していたのですが、なんだか凄い盛況ですね。
その頃、ジョーイもこっそりと家を出てカーニバルに向かっていました。

ヒャッハーと子供のようにカーニバルを楽しむバズ達でしたが、エイミーとリズはトイレで不気味な老婆に遭遇したりします。
その後、奇形の牛を見たり、仕込みのマジックを見たり、ハッパを吸ったりして楽しみます。
一方、ジョーイもカーニバルに入場しており、エイミー達を捜していました。

エイミーはマダム・ジーナ(シルヴィア・マイルズ)という占い師の手相を見てもらうのですが、バズ達がマダムをからかったので叩き出されてしまいました。
リッチーはファンハウスに泊まろうと言い出し、バズが話に乗ったので女子2人は親にアリバイ電話を架けます。
ファンハウスというのはライド型のお化け屋敷みたいなやつで、何だかしょぼい仕掛けが沢山です。
4人は隙を見てライドから降り、ファンハウスに潜伏します。
やがて閉館の時間が来て人形や仕掛けは動きを止めます。

ジョーイはエイミー達がファンハウスに入ったのを見ており、閉館時間になっても出てこないので不審に思います。
彼は従業員の目を盗みカーニバルに残ることにしました。

エイミー達はファンハウスの中でイチャコラしていましたが、物音に気付き床下の隙間から下を覗いてみます。
すると下は部屋になっており、フランケンのマスクを被った呼び込みの男性がマダム・ジーナと何やら交渉しています。
どうやらジーナは娼婦も兼業だったようで、値段交渉をしており、100ドルをフランからボッタくります。
しかし手コキですぐイカされてしまい、返金無しと言われたのでフランはブチ切れてジーナを殺害してしまいました。
電気ビリビリで人形が動くのがいい感じです。

その一部始終を見たエミリー達はえらいこっちゃと、ここから逃げ出すことにしますが、出口が見つからなかったので戻ります。

また床下から下を覗くと、フランが興行主である父親を呼んできたようです。
父親はジーナの遺体を見ても驚かず、殺すなら地元の人間にして仲間は殺すなって言っただろ!とフランを叱ります。
またフランが金庫のお金をガメてジーナに100ドル払おうとしていたことで15ドルで十分だろ!とツッこみます。
そこかよ!って思いました。

父親はジーナの遺体をどこかに捨てて地元の人間のせいにすることにします。
その後、金庫を調べると、お金が無くなっていたので、フランを激しく叱責します。
その最中にフランのマスクが剥がれ、鼻が潰れ、赤い目をした犬歯むき出しの奇形の顔が現れます。
恐ろしい形相ですが、なんでこんなに歯が尖ってるのかナゾです。

リッチーはポッケからライターを下に落としてしまい、父親に上に誰かいるとバレます。
父親は上に向かって降りて来いと呼びかけますが、当然、ガン無視されたのでフランと一緒に始末しようと決めます。
金庫のお金は下に降りた際にリッチーがガメており、今更返しても殺されるだろうと考えたバズ達は相手の出方を窺うことにします。
リッチーはとんでもないものを盗んでいきました。4人の命です。

ジョーイがファンハウスの付近をウロウロしているとフランに出くわします。
ビックリ仰天して逃げ出す途中で、カーニバルの従業員に捕まってしまいます。

フランはこれまでも何人も殺害しており、その度に父親が隠蔽してきたようです。
父親は銃に弾を込めて侵入者を始末する準備を始めます。

感想

これは普通です。
お話は良くありがちな殺人鬼ものなのですが、お化け屋敷と見世物小屋的な要素を絡めてきてます。
演出もそれっぽく仕上げてあって面白く、ホラーとしては良い印象です。
セット等は細かく作りこんであり、丁寧に作られていると思います。
しかし全然、怖くないのとフリークスを持ってくる必然性があまり見当たらないのが残念です。
コメディ寄りなのか、クスリとする場面も用意されてるみたいです。

テンポは良くも悪くも無いと思います。
単純な映画で娯楽要素も高いので疲れずに見られます。

音楽は悪い曲ではないと思うのですが、多少うるさい感じがしました。

殺す側の理由も最小限は説明されているので、話の流れには無理は無いと思います。
ただ、ちょっと殺人鬼側がテクニカル過ぎて笑ってしまいます。
こんなの無理でしょ、とツッコみたくなります。
まあそれ以前に普通バレるでしょとも思ったりするのですが。

トイレでエミリー達が出会った老婆は何だか意味ありげなことを言うのですが、特に重要人物では無かったです。

役者さんは頑張っていたとと思いますが、ちょっと老けてる感じです。
特にエミリーはティーンには辛いと思いました。

ラスト付近の演出は怖くないですが、なかなか凝っていて面白いと思いました。

ちょっと不謹慎ですが、気楽に見られるので暇つぶしにはなるのではないかと思います。

私はこの映画は普通です。

ラストまで(ネタバレ)

バズ達はファンハウスの中で武器になりそうな物を探し、殺人鬼親子を待ち受けます。
突然、仕掛けが作動して上からスルスルと伸びてきたロープがリッチーの首を捉え、首吊り状態になります。
リッチーはそのまま上方へと攫われて行き、リズは半狂乱となり、大騒ぎします。
これ無理あると思います。

ジョーイを捕まえた従業員は両親に連絡し、エイミーの両親がカーニバルに迎えに来ます。
なんだか従業員の人は親切な人みたいだったようで良かったです。

エミリー達がビビっていると、何者かがライドに乗ってこちらに向かって来ます。
バズが渾身の力で斧を振り下ろすのですが、人影はリッチーの遺体でした。
精神状態がヤバくなっていたリズは絶叫し、ナイフを手にライドの後を追いますが、落とし穴に落ちてしまいます。
丁度、ジョーイを連れ帰る両親の姿が換気扇越しに見えたので、エミリーは声を限りに叫びますが聞こえず、両親は車で帰宅します。

落とし穴に落ちたリズの下にフランが現れ、彼女はナイフでフランの背中を刺しますが、逆上されて撲殺されます。

バズとエミリーの前にはフラン父が現れ、あんなんでも俺の息子だ!と2人を殺害しようとします。
好きを見て親父に飛び掛かったバズと泥仕合になりますが、親父は飾ってあった剣に刺し貫かれた後、銃殺されて死亡します。
親父が体術に強いのにビックリです。バズやられまくってました。
それにしてもこんな真剣を飾っていてアメリカという国は大丈夫なんでしょうか?

バズは親父から鍵を奪おうとしますが、フランが戻って消て格闘になります。
エイミーは一目散に逃げ、バズはフランに殺害されてサプライズ演出付きでエイミーに送られます。
その後、フランに追われエイミーは歯車が剥き出しのヤバそうな部屋に逃げ込みます。
そこにフランが現れ、エイミーはバールで抵抗しますが、ヘッポコな攻撃だったのでバールを奪われます。
しかし、フランは勢い余って配電盤にバールを突っ込んでしまい感電します。
フランはその後、服がチェーンに引っ掛って外せず、歯車に巻き込まれることになります。
エイミーはそれを呆然と見ていたので、フランに掴まれてしまい。歯車心中コースに巻き込まれます。
さっさと逃げるべきだと思いました。

流石にフランも力尽きたのか何とか引き剥がし、エイミーはファンハウスから脱出します。
外はすっかり明るくなっており、人もまばらにいるようで、エミリーはフラフラとカーニバルから出て行きます。

ちょっとシュールな感じのラストでした。

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