見つかったら即死するような気がします ドーン・オブ・ザ・デッド

ドーン・オブ・ザ・デッド

感染するまで、終わらない

制作年 2004年
制作国 アメリカ
監督 ザック・スナイダー
脚本 ジェームズ・ガン
上映時間 100分
出演
サラ・ポーリー
ヴィング・レイムス
ジェイク・ウェバー

だいたいのあらすじ

リメイク元です。

映画ゾンビのネタバレ紹介と感想です。

看護師のアナ(サラ・ポーリー)はICUの患者の申し送りを終え、帰宅し、道中で近所の少女ヴィヴィアンに出会い挨拶します。
その夜、夫のルイスと共に眠りに着いたアナでしたが早朝、夫妻の寝室に口から血を流したヴィヴィアンが現れました。
ヴィヴィアンは凶暴化しており、ルイスの首を噛み千切ります。
救急車を呼ぼうとしますが回線が混んでいて繋がらず、ルイスは死亡し、直後に凶暴化して復活しアナに襲い掛かります
アナはバスルームに籠城しますが、ルイスにドアを破られ、窓から外へ飛び出しました。
外では凶暴化した人々が走り回り、次々に人を襲っていました。

アナはしつこく追ってくるルイスを振り切り、車で逃走します。
ラジオでは非常事態宣言が発表されており、避難所が案内されています。
アナは正常な人間に車を奪われそうになり、ハンドル操作を誤って木に激突してしまいました。

アナはまだ知りませんが、凶暴化した感染者が次々と人を襲い、襲われた被害者は感染者になるので人類は危機に立たされていました。

アナは事故を起こした際にしばらく気を失っていたようで、起き上がると車から這い出します。
そこで警官のケネス(ヴィング・レイムス)からショットガンを突き付けられますが、アナが感染者では無いと知り、銃を下します。
ケネスは黙って通り過ぎようとしますが、アナは彼の後についていくことにします。

ケネスはトンネルを出た所でいきなり3人組の中の黒人青年に発砲されます。
幸いにも弾は反れ、ケネスはまたも素通りしようとしますが、3人組にそっちには行かない方がいいと止められます。
どうやらそちらには大量の感染者が居るようです。
彼等はモールに向かうと言い、ケネスとアナも同行することになります。
3人組はマイケル(ジェイク・ウェバー)、アンドレ(メキ・ファイファー)、アンドレの妻で臨月のルーダ(インナ・コロブキナ)でした。
ルーダはロシア人みたいです。

5人は「クロスロード・モール」に侵入し、中を探ります。
幸いにも中には感染者はいないようで、マイケルは戸締りを確認しようと提案しますが、ケネスは非協力的です。
仕方なくマイケルとアンドレは見回りに行き、アンドレは入り口で感染者と遭遇しますが、強化ガラスは破れないようです。

マイケルはスポーツ用品売り場に潜んでいた感染者に襲われますが、何とか倒します。
一方、ルーダも感染者に襲われ、ケネスが割って入って感染者と格闘になります。
ケネスが形勢不利と見たアナはショットガンを拾い上げて感染者に発砲します。

感染者は肩を撃たれて怯み、その隙に駆けつけて来たマイケルとアンドレと合流し、5人はモールの奥へ逃げます。
この争いでケネスは噴水の淵の金具で腕を深く傷つけてしまいます。
またルーダは感染者に腕を噛まれますが、皆には内緒にしています。

5人がエレベーターで上の階に向かうと警備員風の3人の男から銃を突き付けられます。
警備員達は5人を叩き出そうとしますが、交渉の末、中に入れてもらうことになります。
しかしアンドレとアナの銃は奪われてしまいました。
恐らく女性がいたからOKしたんだと思います。そんな雰囲気でした。

警備員はリーダー格のCJ(マイケル・ケリー)、CJの腰巾着バート、若いテリーの3人です。
CJは常にアナ達に高圧的な態度で接し、アナ達が移動する際にも部下を監視に付けます。

CJの案内で奥に通されたアナ達はモール内のTVで外の状況を知ります。
TVでは軍人がパスター基地に避難するように呼びかけており、それを見たケネスは弟もパスター基地に向かったと話します。
また感染者は頭を撃てば倒れるという情報も流していました。
TVではトム・サヴィーニさんが保安官役で出てました。

アンドレはトイレでルーダが感染者に噛まれたこと知りますが、皆には内緒にすることにしました。
アナは救急箱のありかを尋ね、ケネスの腕の傷を縫合してやります。

マイケルの提案で皆は窓を机などで補強し、屋上にSOSを書くことにします。
マイケルは人を動かすのが上手いみたいで、粗暴なCJもマイケルに同意してます。

先ほどケネス達を襲った感染者はCJ達の同僚だったようで、CJは頭を撃って彼を楽にしてやります。

屋上でSOS信号を書いていると向かいの銃器店に取り残されているアンディという男を発見します。
彼はホワイトボードに字を書いて、こちらと会話します。
アンディは豊富な銃火器を使って感染者を撃退しながら立て籠もっているようです。

アンディがしきりに上空を指さすので、見てみるとヘリが飛んでいます。
皆は両手を大きく振り、ヘリに合図しますが、ヘリは無視して飛び去って行ってしまいました。
デカデカとSOSが書いてあるので気付いたと思います。

CJは夜になるとアナ達をひとまとめに監禁してしまいました。
TVでケン・フォリーさんが牧師役で出てます。

朝になり、アナはテリーに頼んでトイレに行き、ケネスとアンドレは洗面所で話をします。
ケネスは信心深いタイプで、アンドレは犯罪行為ばかりして来たようですが、ルーダの妊娠を境に全うに生きたいと考えています。

外からトラックがやって来て感染者を撃退しつつモールの敷地内を走っています。
アナはそれを見て助けることを提案しますが、CJは危険が大きいと却下します。
アナは反抗し、CJに銃を突き付けられますが、テリーはアナに賛同し、ケネスとマイケルはCJとバートの銃を叩き落として拘束します。

アナ達はトラックを誘導し、何とか乗員を保護します。
彼等はパスター基地から逃げて来たようで、感染者に噛まれて瀕死の女性もいます。
トラックを運転していたのはノーマという中年女性で他にタッカーという温厚な男性、グレンという大人しい男性、
フランクとニコールという父娘、モニカという若い女性、スティーブという傲慢を絵に描いたような男性がいました。
彼等はグレンの勤務する教会に逃げ込んでいたのですが、感染者の群れに襲われ、CB無線で助けを求め、ノーマに救出されたとのことです。
アナは感染者に噛まれて瀕死の女性を手当てすることにします。

ケネスはパスター基地が全滅したと聞き、居ても立っても居られず、ノーマのトラックで基地に向かうことにします。
屋上からトラックに乗ろうとした彼はアンディがホワイトボードで交信して来たのに気付いて返事を書きます。
ケネスはモールにとどまることにしました。

アナは噛まれた女性がj重症なのに熱を出していないことを疑問視します。
フランクも指を怪我しているから診て欲しいとテリーに頼まれたので彼女はフランクの怪我を診ることにします。
テリーはニコールに好意を抱いたようですね。

アナはフランクの消毒をしたり、タッカーの足首を診るように頼まれたりと大忙しです。
噛まれた女性は亡くなってしまい、間もなく感染者として甦りました。
彼女はアナに襲い掛かりますが、火かき棒で頭に一撃を浴びて動かなくなりました。
この人はこういう役だと思ってましたが、意外と早くゾンビ化しましたね。

アナは感染者に噛まれると感染するということに気付き、ケネスやマイケル、、テリー、アンドレに話します。
アナの話を聞いたアンドレは感染者に噛まれたルーダの元へ向かい、彼女を励ますのでした。

マイケルやケネスはふむふむと聞き、アナは噛まれた人は危険だから隔離しようと進言します。
今の所、フランクが噛まれていると伝えるとマイケル達は銃を手にフランクを殺しに向かいます。
まさかマイケルがこんなことを言い出すとは思いませんでした。ケネスも反対しません。
しかしそれだけ感染者は恐ろしいのです。素早いし、力持ちだし息切れしませんからね。

アナは急いでフランクの元へ先回りし、あなたは感染してるからマイケルに殺されると告げます。
ニコールは泣き崩れてしまい、フランクは私が死んだら娘は独りぼっちになってしまうと嘆きます。
その様子を見て、マイケル達は立ち尽くしてしまい、アナは殺れるもんなら殺ってみろ!とマイケルに怒りをぶつけます。
マイケルは感染は確実だと言い、ニコールは涙ながらにフランクと別れます。

感染すると寿命が縮むようで、フランクはすぐに息を引き取り、ゾンビ化します。
そしてケネスがフランクに止めを刺すのでした。
ニコール可哀想ですね。生存者も辛いです。

ケネスはアンディと仲良くなり、ホワイトボードのやり取りで駒を進める奇妙なチェスを楽しむようになります。

しばらくは平和な日々で皆、モールの中の品を利用して思い思いに楽しんでいました。
モールの外には感染者が溢れており、この中だけが平和でした。
原典よりこっちの方が面白いと思いますが、ゾンビ造形はやっぱりロメロさんの方がいいですね。
なんだかこの感染者達は遠目で見ると普通っぽいのです。

アンディは銃器店をやっているだけあって狙撃の名手で、感染者狩りゲームをします。
ケネス達がホワイトボードにあだ名を書いてアンディに狙撃させるというもので、アンディは百発百中でした。
アナがその様子を見て嫌味を言うと、スティーブは俺が感染したらアナに殺して欲しいと軽口を叩きます。
皆、歪んでますね。ちなみにスティーヴはモニカとセックスばかりしてます、

皆はマイケルの身の上話に聞き入っていると突然、停電になりました。
マイケルは離婚歴が3回あるようで、職も転々としてるようなので、問題ありそうです。

ルーダは完全に発症したようで、アンドレによってベッドに縛りつけられており、皆はそれを知りません。
彼女は停電になったのでパニックを起こし、叫びます。

マイケルはCJとバートの監禁を解き、発電機まで案内させます。
発電機までは危険な地下駐車場を通る必要があり、ケネスも同行します。
4人は地下駐車場で犬と出会い、同行することにしますが、直後にバートが感染者に襲われて首を噛まれます。
感染者は両足を失っており、天井に両手でぶら下がってました。

物音に反応した感染者が沢山集まってきたので、4人は逃げ出しますが、バートは逃げ遅れて死亡します。
3人は必死に感染者に応戦しますが、数が多すぎて追いつきません。
マイケルが感染者達にガソリンを浴びせ、火を点けて一網打尽にします。
感染者達は燃え上がりながらも3人を威嚇するのでした。
この影が走ってくるシーンはなかなか怖いですね。

アンドレはルーダに付き添っていましたが、彼女はとうとう死亡します。
ルーダのお腹では胎児が動いているようで、彼女は間もなく凶暴化して甦ります。
アンドレが何とか彼女を押さえようと骨を折っていると、ルーダは子供を出産します。
子供は女の子で、そこにノーマが現れます。
ルーダを見たノーマはルーダを射殺し、逆上したアンドレに反撃されます。
ノーマもアンドレに反撃したので、2人は相打ちで死亡してしまいました。

感想

これはまあまあ面白いと思います。
ゾンビのリメイクですが、私はこっちの方が面白いと思います。
凄く単調な話を所々に山場を仕込むことで盛り上げているのもいいと思います。
エンターテイメント作品としては楽しめますが、ホラーとしてあまり怖いシーンが無いのが玉に傷でしょうか。
ちょっとドキドキしたのが地下駐車場のシーン位でした。

この作品の感染者は28シリーズばりに恐ろしく、襲われたら生き残れると思えません。
知能は無いのですが兎に角、動きが素早く、力も強いです。
感染者としては恐ろしいですが、ゾンビという点で見るとちょっと違うような気がします。
私はサンゲリアみたいな汚い系の方がゾンビっぽくて好きですね。

登場人物はやたら多いのですが、皆さん個性的なので、割とすぐに覚えられます。
モニカとグレンは空気っぽいですが。
感情移入しやすいのはやはりアナでしょうか?彼女がこの作品の良心のような気がします。
CJは前半は嫌なおじさんですが、ステイーヴが加入したことでカッコいいおじさんにレベルアップします。

面白い映画だと思いますが、非常に印象に残りづらいような気がします。
何度か見たのですが、細かいあらすじをほとんど忘れていました。
おおっ!という演出が少ないからかもしれませんが、アクションホラーとしては面白い方だと思います。
ラスト付近の大量の感染者のシーンはこの映画で数少ない圧巻シーンだと思います。

私はこの映画はまあまあ好きです。

ラストまで(ネタバレ)

銃声を聞いて駆けつけたアナ達は惨劇を見て驚き、ルーダが感染していたことも知ります。
ルーダが出産した子もやはり感染しており、射殺されます。

ケネス達も戻って合流し、皆はノーマ達を弔います。
スティーヴが湖にクルーザーを持っていると聞いたアナは湖の小島になら感染者がいないかもしれないと言います。
マイケルは地下の駐車場で送迎用のバスを発見していました。
次々に仲間が死に、皆に閉塞感が漂っていたので、バスを頑丈に補強してアンディも救出して湖の小島を目指そう!ということになります。
CJもこの話に乗り、皆が協力して作業を始めることになりました。
CJめっちゃ働いてます。仲間になると頼りになりますね。スティーヴは何もしてないです。

なんだか要塞のようなバスとワゴンが出来上がり、ケネスは5日後に脱出しようとアンディに知らせます。
アンディは食料が尽きたようで、腹が減ったと答え、確かに彼はアバラが浮いて見えました。
皆は集まり、ケネスの話を聞いてアンディに食料を運ぶ方法を模索していました。

地下にいた犬はチップスという名前をつけてニコールが大層可愛がっていたのですが、その様子を見たケネスにアイディアが浮かびます。
ケネスはチップスに食料をアンディの元に輸送させることを思いつきます。
バッグの中に食料と無線を詰め、チップスに背負わせるとチップスを降ろします。

感染者達は犬には無関心のようで、チップスは無事に下へ降ります。
アンディが屋上からホイッスルを吹くとチップスはまっしぐらにアンディの銃器店に駆け出しました。
しかしチップスの入った隙間から感染者達が侵入してしまいました。
マイケルが無線で連絡するとアンディは感染者に噛まれてしまったと答えます。

ニコールはチップスを助けようと勝手にトラックを動かしてアンディの店に突入してしまいます。
彼女は無線を拾いマイケルに連絡し、その頃、アンディは屋上にいました。
アンディは感染したようで、ナゾの血文字をホワイトボートに書いて掲げます。
ニコール迷惑ですね。

ケネスはニコールにすぐ逃げるように連絡しますが、トラックには戻れないようです。
ニコールはクローゼットに隠れますが、アンディは感染者になったようです。

ニコール救出ということだけでは無く、脱出には武器弾薬が必要でした。
男達はステイーヴを留守番に残して、地下道からアンディの店に向かいます。
彼等はアンディの店付近のマンホールを開けて、タッカーを留守番に残して店に突入します。
大量の感染者が襲って来たので撃退しながら店の中に入りました。

彼等が武器を補充して店の中を見回ると、アンディと出会い、ケネスが止めを刺します。
ニコールは無事に救出され、彼らは武器弾薬を持てるだけ補充すると帰路に着きます。

マンホールから降りる際にタッカーが落ちて足を折ってしまいます。
CJは皆を逃がすと、タッカーを助けて歩き出します。
CJは凄くカッコいいです。

CJはタッカーを連れて奮戦しますが、マンホールから次々に降りて来た感染者に襲われます。
とうとうタッカーは感染者に襲われ、CJはタッカーに頼まれて彼の頭を撃って止めを刺し、逃走します。
彼等がモールに戻ると、何とドアに鍵が掛かっており、どうやらステイーヴが締め出したようです。
背後には感染者が迫っており、危険な状況でしたが、音に気付いたサラがドアを開けます。

しかしドアは守り切れずに夥しい数の感染者がモールに突入します。
皆は今すぐ脱出することにし、バスまで走ることにし、命からがらエレベーターに乗り込みました。
そして2台の車に分乗し、感染者の海をかき分けて進みます。
CJは進路を作るために感染者達の群れにプロパンガスを投げ込んで撃ち、大爆発を起こさせます。

2台の要塞車はようやく進みだしました。
しかしケネスの運転していた車に感染者が取り付き、グレンは中からチェーンソーで追い払おうとします。
その時、ケネスが感染者を振り払おうとしたので車は大きく揺れ、グレンは誤ってモニカの肩口から切りつけて殺害してしまいます。
ケネスの車は横転し、アナ達の車で後方を見ていたCJはケネス達がついてきていないことに気付き、車をバックさせます。

スティーヴはダメージを負ったケネスを見捨て一人で逃げようとしますが、感染者に襲われ死亡します。
ちょっとスッキリしました。

ケネスは回復して車を降り、その頃CJとアナもケネス達を救出に向かっていました。
アナ達は無事に合流し、感染したスティーヴをアナが射殺します。
アナはボートのキーを手に入れ、皆は無事に車に乗り込みます。

そして彼等はとうとうマリーナに辿り着きました!
しかし夥しい数の感染者に追い詰められてしまい、CJは皆を守っている間に退路を断たれます。
CJは一矢報いてやろうとばかりにダイナマイトとプロパンガスで自爆します。
このおじさん凄くカッコいいです。生き残って欲しかったのに残念です。

CJのお陰で一時的に感染者の追撃は止み、船を見付けたアナ達は乗り込んで出発準備を始めます。
しかしマイケルは腕を噛まれており、残ると言います。

アナは泣く泣くマイケルと別れ、生き残ったアナ、ケネス、テリー、ニコールの4名は出発します。
朝陽に照らされて船の向こうに小島が見えてきました。

エンドロールで終了と見せかけて続きます。

小島に上陸したアナ達でしたが、小島にも感染者が沢山おり、襲撃を受けるのでした。

ちょっと最後が蛇足のような気がしますね。

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