怖さ二倍だそうです パラノーマル・アクティビティ 第2章

パラノーマル・アクティビティ 第2章 TOKYO NIGHT

第2章は寝室2部屋、恐怖2倍。

制作年 2010年
制作国 日本
監督 長江俊和
脚本 長江俊和
上映時間 90分
出演
中村蒼
青山倫子
吉谷彩子

だいたいのあらすじ

これのパラレルワールド的な話です。

映画パラノーマル・アクティビティのネタバレ紹介と感想です。

この記録映像は山野家で起きた悲惨な出来事を記録したものだということです。

山野幸一(中村蒼)の姉・春花(青山倫子)はアメリカ旅行へ行き、事故に遭ってしまい両足複雑骨折で帰国します。
春花は今後、半年間は車椅子生活を送ることになります。
幸一はその様子を買ったばかりの高画質なビデオカメラで撮影していました。
春花の部屋は二階にあるのでお姫様抱っこで運ぶの大変です。
父親は暫く出張に出るので、姉弟はこの家で二人きりで過ごすことになります。

ある日、春花は朝になったら勝手に車椅子が移動していたと言い出します。
春花は幸一の仕業だと思っていたのですが、彼もそんなことはしておらず気味が悪いなあという話になります。
食事中に天井に黒いものが見えたのですが、これは単なるシミですよね。
幸一はこれは心霊現象に違いないと盛り塩をするのですが、塩は無残にぶちまけられていました。
実は幸一は春花に内緒で盛り塩付近にカメラを仕掛けており、春花は当然怒りますが、ビデオを確認することにします。
塩は上から何かに踏まれたように広がっていました。

幸一は春花の部屋にビデオカメラを仕掛けようと提案し、春花も一日だけならという条件でそれを飲みます。

第一夜 2010年9月5日

その日は何も起きず、幸一は春花を説得してもう一日だけカメラを仕掛けることになります。

第二夜 2010年9月6日

その日はギコギコいうようなナゾの音が録音されていただけでした。
春花は幸一が撮らせろ撮らせろとしつこいので、イライラしてしまい食事中に姉弟は口論になります。
その時、机の上に置いてあったお茶のグラスが爆発するように粉々に割れました。
これは上手いですね。
春花は何だか怖くなってしまい、とうとう幸一に撮影許可を出します。

第三夜 2010年9月7日

その夜はドンドンドンという音の後、ドアが勝手に開き、その後しばらくしてから春花の掛布団がスルスルと動いていました。

その日、幸一の友人・潤(鯨井康介)とその彼女・麻衣(守永真彩)と麻衣の友人・美鈴(吉谷彩子)が遊びに来ます。
麻衣には霊感があるということで何かを感じているようです。
幸一は今までの映像を麻衣に見てもらうことにします。
麻衣は姉の部屋を見た後に泡を吹いてしまい、なぜかしきりにすみませんと詫び、逃げるように帰ってしまいました。
潤と麻衣もその後を追って帰って行きました。
幸一はネットで調べてお祓いを依頼しようとしています。

その夜、幸一はドンという壁を叩くような大きな物音を聞き、階下に降りて行きます。
幸一が挑発するように「おーい誰かいるのか?」と呼びかけると、それに呼応するようにリビングの電灯が明滅し、ラジオからは人の声が混じったようなノイズが流れます。
それはまるで幸一が正体を探ろうとしていることに腹を立てているようでした。
彼が部屋に戻ると飾ってあった写真立てのガラスカバーが幸一の写真の顔部分を殴ったように割れていました。

幸一は自分の部屋にもカメラを仕掛けることにします。

第七夜 2010年9月11日

春花の部屋のドアが勝手に開き、入り口の電灯が明滅した後にドンドンという音が入り、その後叫び声のような音が聞こえます。
その後、春花は何者かに触れられたと言い悲鳴を上げて飛び起き、幸一は春花の部屋に駆けつけます。
二人の前でドンドンという音が響き、ドアが堂々とバタンと閉じました。

幸一は父に早く帰って来てくれと泣きつき、父は4,5日で戻るということでした。

その後、先日申し込んだお祓い業者の人がやって来てお祓いを行います。
業者曰くこの家の悪霊は退散したということです。
スミマセン。お祓いシーンで少し笑ってしまいました。

第八夜 2010年9月12日

その夜は何も起こりませんでした。

第十一夜 2010年9月15日

その夜も何もありませんでした。
姉弟はこれはお祓いが成功しただなあと安心するのでした。

父も戻って来て無事を報告し、父は明日にはまた出張へ出るということです。

第十二夜 2010年9月16日

春花の部屋のカメラにノイズが入り、車椅子が勝手に動いています。

朝、それを確認した姉弟はまだ終わってなかったとビビります。
幸一は早速、先日のお祓い業者に電話するのですが、業者の人はお祓い直後に心筋梗塞で亡くなっていました。
相当凶悪なのがいるということでしょうか?

第十三夜 2010年9月17日

春花はとうとう見えない何者かに髪の毛を引っ張られてベッドから引き摺り降ろされます。
幸一は悲鳴を聞いて助けに向かいますが、自室のドアが開きません。
その後、ドアが開いたので春花の下に駆けつけると、ベッドの下の何者かに攻撃されたと言います。
やはりベッドの下には何もいませんでした。
ここは演技上手いと思いました。

幸一はもう荷物をまとめて家を出よう!と言い出し、姉弟はその方向で動きます。

感想

これは面白いです。まあまあ怖いです。
本家の1作目より全然面白いと思います。
パラノーマルなんちゃらシリーズでは上位なのではないかと感じました。
ちゃんと続編になっている点も驚きました。

チラチラ見せる感じが上手いと思われ、この辺りは放送禁止で培ったものでしょうか?
事象は地味で事象しか映っていないのですが、何だかリアルな感じがします。
相手が怒ってるんじゃないかとかそういうのが分かり易いような気がしました。
大体、発生時刻が1時~4時の間のようですね。

音楽は一切ないようで、エンディングも無音でした。

ちょっと残念な気がするのは「日本」である必要があまり無かった点でしょうか?
前作ありきなので仕方ないとは思いましたが、なんか外来生物が日本にやってきたようで、日本でやる必要は無いんじゃないかなあと勝手に思いました。
後、いくらなんでもこんな時は映さないだろうというシーンがちょっとありました。

最初は「世紀の大発見」とか言って喜んでいた幸一が追い詰められていく変化も面白かったです。

それにしても美人姉弟ですね。特に幸一カワイイです。
皆さん演技は頑張っていました。
しかし美鈴とは何だったんでしょうか?序盤に泡吹いて終わりでした。
私はちなみに姉弟の父(津村和幸)が一番好きでした。

これは暇つぶしに見るのにはいいのではないかと思います。

ラストまで(ネタバレ)

春花は幸一に実はアメリカの病院でも超常現象に遭っていたと告白します。
その時は病院に問題があると思っていたのですが、どうもそうではないようです。
春花はアメリカの交通事故で人を撥ねており、相手は死亡しています。
その相手というのはポルターガイスト現象に悩まされ、恋人を殺害したということになっているケイティでした!
1作目の人です。

春花はケイティに憑依していた悪魔が自分に憑いたのではないかと考えています。
幸一は気にしませんでしたが、春花は「自分に何かあったらお前は逃げろ」と幸一に言い聞かせます。
ここちょっと悲しくなってしまいました。

その後、春花の悲鳴が響いたので幸一は彼女の部屋に駆けつけますが、姿がありません。
春花は二階のポーチのような所で気を失っており、幸一に起こされると腕を噛まれたと訴えます。
確かに春花の腕にはくっきりと歯型が残っており、またまた気絶してしまいます。

その夜、幸一は春花を寝かせて自分はずっとその側で監視していました。
誰もいない幸一の部屋のカメラには蠢く影が映っていました。

朝になり、幸一は春花に十字架を握らせて自分はご飯を作りに行くのですが、春花は十字架を取り落とします。
春花が落とした十字架はスルスルと床を這い、燃え上り、同時に部屋の窓ガラスや額のガラスが割れます。
ご飯を運んできた幸一はその様子を見て絶望し、憤るのでした。

第十五夜 2010年9月19日

春花の部屋のドアが勢いよく開き、春花は何者かに操られたように起き上がります。
そして複雑骨折した足で立ち上がり、幸一の部屋に侵入します。
彼女は1時間近く幸一のベッドの側に佇み、その後姿を消しますが、物凄い悲鳴を上げます。

幸一は飛び起きて春花を捜し回りますが、和室で何かに足を取られて倒れます。
押入れの下段には出張に出た筈の父が押し込められていました。
立ち上がろうとした幸一の背後から春花が殴りかかり、幸一は意識を失います。

やがて幸一の悲鳴が響き、幸一は自分の部屋に投げ込まれます。
気が付いた幸一は脇目も振らずに家から逃げ出し、タクシーに飛び乗ります。
彼は春花を置いてきたことを悔やみますが、突然タクシーの前に春花が現れて撥ねられてしまいます。

春花は死亡したようで、幸一が遺体を確認することになります。
しかし遺体は他の男性と入れ替わっており、幸一は見えない何かに足を引っ張られて消えて行きます。
最後に春花が安置所の監視カメラに映りますが、もう人間ではないようです。

幸一は死亡し、春花は行方不明だそうです。

エンドロールで終了です。

ちょっとスッキリしない感じですが、まあ良かったと思います。
幸一が死んだのは残念ですが、そうでないと収集つかないかもしれません。