ワイバーンが出てきますよ ジュラシック・プレデター

ジュラシック・プレデター

ワイバーンが甦ってひどい目に遭う話

制作年 2008年
制作国 アメリカ/カナダ
監督 スティーヴン・R・モンロー
脚本 ジェイソン・ボルク
上映時間 91分
出演
ニック・チンランド
エリン・カープラック
バリー・コービン

だいたいのあらすじ

アラスカ北部
氷の壁がガラガラと崩れ、壁の中にいた生物の蛇のような眼がキラーンと光りました。
生物はワイバーンで付近で釣りをしていたおじさんに襲い掛かりました。
ワイバーンはジャケ絵と同じ姿の前脚が無い銀色のドラゴンで、なかなか良くできてます。体長は5m程度だと思います。

アラスカ 人口307人の町 ビーバー・ミルズ
町のラジオDJが明日は夏至祭りでBBQ大会、午後からのノコギリ競争だよー!とお知らせしています。
夏至を迎えるこの町ではあと2日で白夜が終わります。
大型トラックの運転手ジェイク(ニック・チンランド)は事故を起こして保険の降りるのを待っていました。
彼は町の人のお手伝いをしており、今日はクレア(エリン・カープラック)のカフェ等でお手伝いをしています。
医師のデイヴィド(デイヴィド・ルイス)はクレアに気があるようで、何かと彼女を誘っては断れているようです。
クレアのカフェには初老の女性・エドナ(カレン・オースティン)が来ているのですが、彼女はどうやら娘・マギーの死を認められないようで、席で脳内のマギーと会話しています
クレアは明るくていい人ですね。

退役軍人の禿げたおじさん・トラビス大佐(ドン・S・デイヴィス)が愛犬のLTにご飯をあげようとしていた所、上空からヘラジカの生首が降って来ました。
お皿にLTって書いてあってカワイイです。このおじさんもちょっとメタボでカワイイです。
彼はLTも見当たらなかったので、地元ラジオ局に「犬を返せ!ヘラジカでいたずらすんな!犯人出て来い!」と投書しました。

ジェイクが自分のトレーラーハウスに戻るとデイヴィドが訪ねて来ており、腕を診てやるということです。
彼はクレアがジェイクに好意を寄せているようだったので、ジェイクの気持ちを知りたいと言い出し、ジェイクにその気が無いと知り安心して去りました。
デイヴィドはその帰り道に小用のために車を停車している際にワイバーンに襲われました。

次の日、早朝にジェイクがカフェの入り口に腰掛けていると警察署長のドーソン(ジョン・ショー)が現れて世間話をします。
白夜の時期は皆、メキシコ等暖かい所に移動してしまうため、町の住民はほとんどいないそうです。
その頃、猟師の毛皮おじさんハース(バリー・コービン)はワイバーンが襲ってきたので、ライフルを撃ちました。
ドーソンはその銃声を聞き、祭りの時期は住民の奇行が多いんだよねーとぼやきつつも確認することになり、暇なジェイクも同行します。

ドーソンが声を掛けるとハースは異常に怯えており、この世のものでは無いものを見たと呟いています。
その付近にはなぜか血まみれのデイヴィドの手首が転がっており、ドーソンが無線でデヴィッドに異常発生したと連絡して応援を要請します。
交換手はデイヴィドの車が町から20㎞離れた地点で発見されたと報告してきたので、じゃあなぜここに手首があるんだ?とドーソン達はくる首をかしげます。
念のため、ドーソンがハースにその化け物はどこで見たんだ?と確認するとハースは空を指差しました。

ドーソンは住民をクレアのカフェにできる限り集めさせ、危険な動物がおり、デイヴィドは行方不明だが死亡した可能性が高いと伝えます。
動物の正体がわかるまでは子供とペット等を外に出さず、狩りと釣りも禁止!と命令しました。
この人は有能ですね。空を飛ぶ件は半信半疑で熊か何かだと考えているようですが。
ドーソンはまだ祭りの中止は宣言しませんでした。

一方、トラビスがビールを呑みながら上空を監視しているとワイバーンを目撃します。
彼は「この町は侵略されている!」と叫ぶと戦闘準備を始め、武装して出発します。
移動中に飛び去るワイバーンを目撃したトラビスはアサルトライフルを手に飛び出しますが、思ったより大きかったので、銃効くかな?と不安になります。
彼は祭りのBBQ大会会場に駆けつけ監視にあたっていたドーソンの部下・バーンズ(エレイン・マイルズ)にヤバいよ!全員喰われるよ!とワーワー騒ぎますが、相手にされませんでした。
トラビスはラジオ局に飛び込み、女性DJに巨大爬虫類が空飛んでたから緊急放送しろ!と依頼しますが、警察の許可なしにできるわけないでしょ!と怒られます。

一方、ドーソンはトーマスの家で何かあったと聞き駆けつけたのですが、一家は納屋で全滅しており、ドーソンはショックで倒れました。
この人は大丈夫でしょうか?先行き不安です。

誰にも相手にされないトラビスはBBQを焼いていたファーリー(サイモン・ロングモア)に「心の友よ」と空飛ぶ爬虫類の話をするのですが、話がかみ合いませんでした。
このおじさん可哀想なので私は信じてるよ!って慰めてあげたいです。
ラジオ局の天井にはデカいワイバーンがドドーンと着地し、その後地上に降りてきたのでDJは緊急放送で救助を要請しようとしますが、電源が落ちてしまいました。
ようやく目を覚ましたドーソンは車に走り、バーンズに無線で祭りを中止させろ!と命令しました。
バーンズはメガホンで皆に祭りの中止を呼びかけますが、同時に背後から飛んできたワイバーンに殺害されました。

ワイバーンは町中をノッシノッシと闊歩しており、クレアのカフェのドアを破壊して首を突っ込み、ギャオーと吠えていました。
しかし中には入れないので「ここはせめーな、オイ!」と諦めて引き揚げます。
ワイバーンが鳴くと振動で周りの物が割れたりし、凄く臭い臭いがするようです。
クレア、エドナ、ジェイク、ハースは間近でワイバーンを目撃し、カフェにDJとファーリーが逃げてきました。
どうやら電柱を引き抜かれたようで一帯は停電し、黙示録の怪物だー!ドラゴンだー!と皆は勝手にワーワー言います。
ハースはあれはワイバーンだと言い出し、言い伝えによれば氷の中に閉じ込められていたのだそうです。

トラビスは町の外に通報しに行くことにしますが、町外れの道路にはワイバーンに襲われた無人の車が沢山停車していました。

ジェイクとクレアはドーソンと合流するため、トーマスの農場へ向かうことにしました。
道中で林の中に入っていくワイバーンを目撃したジェイクは後を追って巣を確かめることにします。
車で行ける所まで行き、ジェイクは拳銃をクレアに渡して自分は林の中に入って行きます。
ジェイクはエアコンの室外機やらガラクタを積んだ巣らしき物を発見しますが、クレアがワイバーンに襲撃されて発砲した際の銃声を聞き、車に駆け戻ります。
車は壊されてしまいますが、クレアは何とか車から脱出して無事でした。
これ何でクレアは助かったんでしょうか?良く分かりませんでした。
そこにトラビスがやって来て、あいつは巣ごと倒すしかないということになり、一緒に行動することになります。

ドーソンは町に戻ってきたのですが、いきなりワイバーンに食われてしまいました。
ジェイクは移動中にカフェに無線連絡してドーソンが死亡したことを知ります。
その後、ジェイク達はカフェに戻って皆と合流します。
まずは外部との連絡が重要だということになりますが、今のままだと無線が通じません。
強力なアンテナが必要だということで、ジェイクとDJがドーソンの車で銃器を補充してから向かいの店のアンテナを外すことにします。
銃器と聞いてトラビスが取りに来てくれました。

ジェイクが屋根の上でアンテナを外している間にワイバーンが襲ってきましたが、ギリギリ外し終わり、二人はアンテナを抱えてカフェに戻りました。

感想

これは普通です。でも意外とちゃんとしてて面白いです。
お話はドラゴンの亜種のワイバーンが甦ってきて人を襲うのでどうしよっかーという内容です。
テンポも良くて、絵も面白いしなかなか良い作品だと思います。

カフェの立て籠もりシーンがワイバーンが中に入って来られないのがわかっているので緊張感がありませんでした。
スリリング系の演出があまり良くないのかハラハラするシーンが少ないと思います。
見せ場はそれなりにあるし、ラストのトレーラーのシーンはスリリングでしたが。

ワイバーンのCGは安い割に良くできていてPS3のレベルは超えているような気がしました。
こいつはヘリを撃墜したりと凄い活躍をしていました。

登場人物は素朴なおじさんが沢山出て来ていい感じです。
人数多いのですが皆さん一致団結していて協力プレイしてていて素敵でした。
女優さんもワイルド系のDJと優しい系のクレアと熟女系のエドナがいます。
主人公はトラックの運転手なのですが、どっしり構えている人で色んな問題を解決します。
ハンターの人が多いみたいで、皆銃器が扱えますが、ワイバーンにはイマイチ効果無いみたいです。
なので私はトラビス好きなんですが、影薄いです。
ファーリーというハンターでもっと影薄い人がいるのですが、この人は皆の雑用みたいなことをやってくれてていい人みたいです。

ジェイクが事故で誤って弟のテリーを失ったというエピソードがあるのですが、これはあまりお話に関係ないような気がします。

グロは控えめなので苦手な方にも安心です。
B級クリーチャーものが好きな人には楽しめるような気がしました。

ラストまで(ネタバレ)

アンテナを上手いこと繋げて州当局の緊急無線に「ガス爆発で死傷者多数、救助要請」と話すのですが出力が足りず、上手く通じませんでした。
ひとまず皆は食料や衣料品等を付近の店から集めることにしました。
帰り道にファーリーがワイバーンの尾で斬りつけられて腹に重症を負ってしまいました。

一方、デイヴィドは巣の近くで生き延びていたのですが、卵を目撃した直後にワイバーンに襲われてしまいました。
ワイバーンはデイヴィドをカフェの前の道路にポイして自分はカフェの上に陣取り、囮作戦を実行します。
助けを求めて叫んでいるデイヴィドを助けに行くと襲われてしまうという寸法です。
ジェイクはそれでもデイヴィドを助けに行き、トラビスとハースはガチで撃ちまくって援護します。
しかしワイバーンは銃弾をほとんど受け付けないので、ジェイクは遣られそうになります。
その時、腹の傷で自分は助からないと考えたのかファーリーが囮になってワイバーンにお持ち帰りされました。

先ほどの無線が効果あったのか州保安局のヘリがカフェに近づいて来るのですが、ワイバーンがヘリを撃墜してしまいました。
逆さに飛んでヘリの腹を後ろ脚で掴む→体勢を戻してヘリを下にする→投げる、という器用な技を披露していました。
デイヴィドは巣の中で卵を三つ見たと皆に話し、直後に息を引き取りました。
もうこうなったら卵を潰すしか無いとエドナを追留守番にして皆は巣の所に向かいました。

巣の一部に発電機が使われていたので、電流を流してワイバーンを倒そう!ということになり、皆でガラクタを使って配線します。
上手いこと卵を守りに来たワイバーンに電流を流すのですが、倒すことはできず、ショックを与え飛び去っただけでした。
また、この作戦でハースがワイバーンの尾で腹をぶち破られて死亡しました。
ひとまず卵は囮に使おうと持ち出しますが、街はずれの車の墓場でジェイクは自分用に代車で来ていたトレーラーと保険承認書類を発見します。
卵を囮と言っても銃効かないしどうするつもりなんでしょうか?

ジェイクはカーナビをトレーラーに搭載して目的地をセットすると卵をトレーラーに積み替えて発車しました。
その内、ワイバーンが上空から現れたのでジェイクは急ブレーキで頭をトレーラーに打たせたりして時間を稼ぎます。
ジェイクは目的地を高い崖の崖下に設定しており、ワイバーンが掴まってきたので自分は社外に脱出します。
トレーラーはワイバーンもろとも大爆発しました。
ちょっとご都合主義だと思いますが、まあ良かったのではないでしょうか。

ということで平和が戻ったので、ジェイクはカフェに戻りました。
ジェイクはこの町に住むことにしたようで、なぜかエドナはマギーが一年前に死亡したと認識したようです。
このオチはなんなのでしょう。

エンドロールで終了です。

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