ヒロインが可愛いワニ映画 ブラック・ウォーター

ブラック・ウォーター

ワニにひどい目に遭って木の上で頑張る話

制作年 2007年
制作国 オーストラリア
監督 アンドリュー・トラウキ
脚本 アンドリュー・トラウキ/デヴィッド・ネルリッヒ
上映時間 89分
出演
ダイアナ・グレン
メイヴ・ダーモディ
アンディ・ロドレーダ

だいたいのあらすじ

二十代女性リー(メイヴ・ダーモディ)は姉のグレース(ダイアナ・グレン)とその恋人のアダム(アンディ・ロドレーダ)の旅行に同行ししました。
まず三人はクロコダイルパークに行ってワニ見物を楽しむことにします。
リーはなかなかキュートな感じです。
そこではド迫力のワニお食事シーンや子ワニとの記念撮影や大量のワニ日向ぼっこシーン等が楽しめて正にワニ天国でした。
明日は「最高の体験ができます!」とかガイド本に書いてたので、川釣りツアーに行こうぜ!ということになりました。

ということで、えっちらおっちらと悪路を超えてマングローブ生い茂る船着き場にやってきたのですが、人気がありませんでした。
船着き場にいたおじさんにどういうことなの?と尋ねた所、ツアーの船はもう出発したということで、代わりにボートを出してくれるそうです。
話は変わるのですが、リーはグレースが妊娠していると見抜き、まだアダムには内緒ね!と黙っとくように言われます。
おじさんが準備してちっこいモーターボートを用意してくれたので一行は出発しました。
ここではバラマンディという魚が爆釣だそうです。
私この魚知りませんでしたが、スズキの仲間みたいで大きくなるようです。写真見るとアカメに似てます。

一行はどんどん川を遡ってポイントへと向かいますが、この川には両岸にマングローブがびっしりと生えており水は泥水のように濁っています。
それでも下流寄りなのか、ほとんど水の流れが無いポイントへ到着し釣りを始めます。
昔はこの付近でワニが出たそうで、おじさんは念のために銃を持っています。
全く釣れなかったので、ポイントを移動したりしてチャレンジします。

アダムの竿にヒットしたのですが、直後にボートはワニのタックルを受けてひっくり返されてしまいました。
ガイドのおじさんはワニに襲われて死亡し、グレースとアダムは木の上に逃げます。
リーはひっくり返ったボートの上に避難してワニの攻撃を受けますが、何とかしがみ付いて無事でした。
ボートから木までは5m程度離れていたのでリーを合流させなければという話になります。
ボートに付いていたロープをリーに投げてもらい、アダム達がよいしょよいしょと引っ張ります。
しかしボートはびくとも動かなかったので、リーは思い切って水に入り、ロープを手繰って木に合流しました。
これロープ手繰る意味が無いので泳いだ方が速かったかも

三人はこれからどうするか話し合い、姉妹はここで待つべきと主張しました。
アダムはボートを何とかするべきだと主張しますが、具体的にはどうするか思いつきませんでした。
その内にグレースが木を伝って進むのはどうかと提案するのですが、アダムがキツい言い方で反対したので何だか険悪な空気が流れます。
ノロイの石井潤子さんも「言い方ぁー!」とキレてましたからね。
グレースは猿の一家のように枝の上で待つよりはましだと考えたのか木の枝を伝って進むことにしました。
しかし道中でガイドのおじさんの耳が浮いているのを目撃してパニックを起こし、回れ右して元の枝に戻りました。
何しに行ったんでしょうか。

グレースは100m泳げば岸まで行けそうだと言い、アダムはボートを何とかしようと言い張ります。
二人が待つべきだとまた主張したのでアダムは折れましたが、三匹の猿がワニを木の上から揶揄っていたら喰われたという歌があったとか言い出してリーをドン引きさせました。
三人は猿スキルが上がったのか、木の上で居眠りが出来るようになったりしました。
木の上は蚊が出るのでわずかな虫よけスプレーを交代で使用していたのですが、リーはスプレーを落としてしまいました。
とうとうアダムはボートを取りに水に入り、裏返しのボートを元に戻すのに成功したのですがワニに食われてしまいました。
また、ボートからのロープは緩めてしまったので失われました。
ワニはアダムを咥えてから一度浮上し、姿を消しました。
まるで自分が食べましたと自己紹介しているようでした。

リーは二人共死ぬよ!とか悲観的なことを言って何もしないので、グレースはあたしがボート取ってくるからお前は見張ってろ!と怒鳴りつけます。
枝でロープの先端を掴まえようとしますが届かないので、長い枝を取ろうと枝の上を進みました。
するとワニが「こんなに届くよ」とでも言いたげにグレースの枝の下で頭を上に垂直ジョンプして来たので、姉妹は固まってしまいました。
更に悪いことにアダムがボートを戻す際に錨を外していたので、ボートは少しずつ下流へと流されて行きました。
その夜は雨が降りそうで降らなかったので姉妹は水分補給できず、ワニがアダムの遺体をボリボリと食べるので生きた心地がしませんでした。
これもうどうにもできないような気がします。

感想

これは普通です。凄く地味です。
殆どワニが出て来なくて登場人物はほぼ三人で固定され、場所もずっと木の上です。
さすがに制作サイドもこれではヤバいということでたまにワニ出したりして「起きててね」って声掛けしてます。
なので眠くはなりませんでしたが、イマイチ盛り上がらないです。

まあ地味なんですが、ワニの姿は見えなくても近くにいる感じでスリリングではありました。
景色がなかなか良い映画で空撮はアマゾンみたいで良かったです。

実話ベースということなのですが、リアリティがイマイチなようです。
これは死んだでしょっていうシーンで無事だったりして、皆さん頑丈です。

リーが可愛くて良かったと思います。
ジャケットだと原人みたいで残念な感じですが、あれは写りが悪いと思います。
でもこの子は基本的にアダムとグレースにおんぶにだっこで、殆ど何もしないのでした。
見た目はお姉さんなのですが、もう少し若い設定なのかもしれなくて、悪態ばっか吐いてます。

ワニはそんなに大きくなくて、むしろちっこいと思います。
恐らく2.5~3m程度だと思われますが、近くに来るのでワニは恐ろしいです。
私の勝手なイメージなのですが、蛇はお腹空いてないと襲わない感じですが、ワニは出会ったら襲ってくる気がします。
でも実際には大人しいワニもいるみたいですね。
ワニは足畳んで泳いでる姿がちょっと好きで、小ワニとか目がギョロギョロして可愛いと思います。

これはちょっと単調で退屈ですが、良いシーンもありますので暇つぶしにはなるのではないでしょうか。

ラストまで(ネタバレ)

次の朝、ショックなことが続いたせいかグレースはリーの呼びかけに反応しなくなりました。
今度はリーが、頑張って生き残ろう!と姉を励まし、暫くしてグレースは元に戻りました。
川を見るとボートが他の木の根元に戻って来ていたので、もう少し下流の方に流れれば枝伝いに乗れるのではないかとグレースは考えます。
ということで二人で進むことになりますが、どうしても水に入らないと勧めない地点がありました。
躊躇しながらも水中に入るのですが、目の前にワニが現れ、グレースはワニ得意の回転アタックを食らってしまいます。
奇跡的に足の怪我だけで済んだグレースはリーと共に手近な木の上に避難しました。
グルングルン回されてましたが、良く助かりましたね。足失いそうですが。

ひとまず、グレースの足を縛ったのですが血は止まらないようです。
そこに10mほど向こうをボートが通るのを目撃したリーが大声で叫ぶのですが届かず、ボートは通り過ぎて行きました。
このままでは埒があかないリーは思い切って3m程向こうにある自分達のボートに向かって泳ぎました。
無事にボートに着いて水を掻い出したりしていたのですが、ワニがボートに上陸してきたので逃げ出します。
リーはワニに襲われ、水中に引き摺りこまれてしまいました。

リーが気づくと川の中州に寝かされ、右手小指が折れて身体の所々に噛み傷がありました。
どうやらワニの保存食にされたようで隣にはガイドの遺体がありました。
リーはガイドの遺体から銃を拝借し、彼の腕を餌にしてワニをおびき寄せようとします。
ワニが背後から現れたのですが、弾が出ず彼女は逃げ出します。

ワニに捕まりそうになった際に一発弾が出て命中しますが、リーはワニに捕まってしまいました。
リーは振り回されながらも何度も引き金を弾き、ようやく弾が至近距離で命中してワニは死亡しました。
彼女はフラフラになりながら川を歩いてグレースの下に戻りますが、グレースは死亡していました。
ワニの恐怖に怯えながら死ぬって悲惨でしょうね。
リーはボートにグレースを乗せ、モーターが壊れたのでオールで漕いで川を下りました。
川の支流を抜けたようで、視界が開けてきました。

BGMが悲しいです。グレース助けてあげればよかったのに。
グレースの死因は当然、触れられていませんが恐らく失血死ではないかと思われます。

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