ブラックな西部劇 ワイルド・オブ・ザ・デッド

ワイルド・オブ・ザ・デッド

アパッチの呪いでひどい目に遭う話

制作年 2007年
制作国 アメリカ
監督 グラスゴー・フィリップス
脚本 グラスゴー・フィリップス
上映時間 91分
出演
ジェームズ・デントン
クリス・カッテン
ナヴィ・ラワット

だいたいのあらすじ

アパッチ族のジェロニモは白人に抵抗していましたが、米軍に追い詰められてしまい、最後の切り札として白人に呪いをかけたということです。

西部開拓時代
どこかの農場の主人ベンがゾンビ化してしまい、家族を食べて惨殺してしまいました。
奥さん美人ですが、めっちゃ早口ですね。

宿場町の酒場に流れ者風の男エルマー(ジェームズ・デントン)が現れます。
ピアノ弾きがいないのでエルマーがピアノを伴奏して盛り上がっているとカウボーイ風のルーク(クリス・カッテン)が花を持って現れます。
ルークは惚れている踊り子が楽しそうに踊っているのに嫉妬し、エルマーに殴りかかり喧嘩になります。
騒ぎを起こした2人は保安官事務所に連行され、ブーツや有り金全部奪われて牢屋にぶち込まれます。
2人の牢の隣にはゾンビ化したベンが閉じ込められおり、明日処刑される予定です。
エルマーは元軍人で歯科医の卵だそうです。
エルマーは慎重派でルークは陽気系ですね。

保安官助手のクレタスが爆睡している間にエルマーが鍵をこじ開け、2人は脱走を図り、クレタスを起こして脅し、牢に閉じ込めると装備を回収して事務所から脱出します。
2人は酒場で保安官を銃で脅し、金を奪ってから馬を盗み、ルークは愛馬フリスキーで逃走します。
ルークはエルマーと同行することにしました。

その頃、牢屋ではクレタスがビルに襲われていました。

保安官は事務所に戻るとクレタスを怒鳴りつけ、装備を整えます。
クレタスは衝動的に保安官の手に噛みついてしまいました。
保安官達は逃走したエルマー達の追跡を開始します。

エルマー達2人は道中でお互いの射撃の腕を披露します。
エルマーはライフルを愛用しており、ルークは二丁拳銃を操りますが、2人は射撃の腕は良くないようで、ルークはかなり下手くそです。
2人の様子をインディアンの女性が遠くから見ていました。

宿場町ではビルの処刑が執行されており、クレタスもかなりゾンビ化しています。
公開処刑の場で保安官は報酬を出すので、エルマー達の追跡に協力するように呼びかけ、捜索隊が結成されました。
保安官も若干、ゾンビ化しているようです。

その夜、エルマーは捕まらないようにコロラド川まで逃げて別行動しようと提案します。
2人は何者かの襲撃を受けます。
襲撃者はアヨヨヨヨヨヨとか言ってます。

2人を襲撃したのはアパッチ族のスー(ナヴィ・ラワット)でした。
2人は身ぐるみはがされてスッポンポンで縛られてしまいます。
男二人のサービスあります。スーの人はフィースト出てましたね。
スーちょっと可愛いです。良かったですね。

スーは白人を憎んでおり、エルマーのライフルがアメリカ陸軍のものだったので、荷物を奪って2人を置き去りにしようとします。
エルマーは正直に自分は脱走兵だと言い出し、命乞いをしました。
2人は拘束された状態で馬に乗せられてスーに連れて行かれます。
スーはジェロニモの姪で白人に両親を殺害され、叔父も自殺したので恨みを晴らそうとしているのだということです。
エルマーが砦まで案内すると言い、2人は拘束を解かれました。

保安官率いる捜索隊はエルマー達の焚火跡を発見し、ゾンビになると嗅覚が発達するのか、女の匂いがするなどとのたまいます。
腹が減った保安官とクレタスは捜索隊の他メンバーに襲い掛かるのでした。
4日位寝込んでいた時に頭が油粘土みたいな臭いになったことあるんですが、そういう臭いでしょうか?

町ではビルの遺体が降ろされていましたが、ゾンビなので生きており、手あたり次第に住民に襲い掛かります。

3人がコロラドを目指していると捜索隊が近づいて来たので、奇襲をかけて追い払うことにします。
ルークは囮役なので、死ぬかもしれないと言い、大事なロケットをスーに渡します。
ロケットの写真でちょっと笑いました。

スーは捜索隊を弓で威嚇しましたが、抵抗されたので戦闘となります。
全滅させましたが、ゾンビ化している捜索隊は撃たれても死なず、起き上がってきます。
こりゃいかんと3人は逃げ出しました。

3人は道すがら無人の商店で食料などを調達します。
ゾンビ化はやはり呪いによるもので頭を撃つと感染力が無くなり、死亡するようです。
ゾンビに噛まれたり爪など傷つけられると感染してしまうようです。
無人だと思った商店は店主がおり、ゾンビ化していたため襲い掛かってきます。
ルークがスコップで頭を切断して倒しました。

3人はグランドキャニオンにたどり着きます。
くだらないことで口論していると脱走兵を捕まえに来た軍に捕らえられてしまいました。
3人は軍の砦に連行されます。

しかし砦の中は捜索隊に襲われ、既にゾンビで一杯でした。
3人は隠し持っていたナイフで縛めを解き、武器を集めてゾンビと戦います。
エルマーはとうとう保安官とクレタスをヘッドショットで倒しました。
しかし保安官達の動きは止まらず、スーは首を切れば倒せるかもしれないと言い出します。
ここでフリスキーがゾンビに食われてしまい、ルークは激昂しました。

兵士も次々にゾンビ化し、砦の中はゾンビで溢れます。
3人はなんとかゾンビを砦の外に閉めだせないか思案し、ルークとスーが囮になってゾンビを引きつけます。
ゾンビ達を砦の外に出した後、ルークとスーはゾンビに追いつかれないように砦に飛び込みます。
なんとかゾンビを閉めだすことに成功しました。

スーは呪いを解く方法を教えてくれました。それは呪術者自身の肉を食らうというものであまり意味がありませんでした。
ルークとスーは道中でかなり仲が良くなりました。
フリスキーが食われたので泣いているルークをスーが慰めていると床下からゾンビが現れます。
2人はなんとか首を切ってゾンビを倒しました。

壁の見張りをしていたエルマーも軍人のゾンビに襲われますが、砦の外に落として事なきを得ます。

エルマーはストーブと金属の食器類を使って大型のラッパ銃を造ることにしました。
武器集めをしていたスーはゾンビに襲われますが、なんとか倒します。

ゾンビ達の勢いで門が破られそうになっていました。
いよいよラッパ銃が完成したので、門がブチ破られたら点火して隠れるという算段です。
ルークが撃ちたいと言うので撃たせてやることになります。

感想

これは普通です。
ゾンビ系のコメディなのですが、作り手が「どうです。面白いでしょう」という感じで狙いすぎでスベってると思います。
結果的にどうでもいいシーンが増えている印象です。ホラーとしては期待できず怖いシーンもありません。
テンポは悪くないのですが、盛り上がりに欠けているような気がしました。

会話系で笑わそうとする話なので、そういうのが好きな人には好かれそうな気がします。

この作品のゾンビは会話もできるし武器も使えるという普通の人間が不死化して人を襲うようになっただけです。
そうなると彼等は動物も食べているので、人を襲う意味がよくわかりませんでした。

ちょっとスーの行動がコロコロ変わるので目的が良く分かりませんでした。
登場人物の中ではルークが陽気で良かったと思います。

ゾンビものはなんでも見てみたいという人は見てもいいのではないでしょうか。

私はこの映画は普通です。

ラストまで(ネタバレ)

エルマーが手順を説明しているとルークは門が開く前にラッパ銃に点火してしまいました。
ラッパ銃は扉に大穴を開け、ゾンビ達がどんどん侵入して来ます。
これはありえないと思いました。いくらなんでもこんな人はいないでしょう。

3人は剣でゾンビを退けながら後退していきます。
乱戦のさなかでエルマーがゾンビを殴ったはずみで感染してしまいます。
3人は小部屋に飛び込み、ルークとスーは床下から逃げようとしますが、エルマーは感染したので自棄になります。
侵入してきた保安官ゾンビと刺し違えようとっしているエルマーをルークが地下に引き摺りこみます。

地下は火薬庫になっており、周りは爆薬だらけです。
ゾンビが地下に侵入するのも時間の問題と思われます。
ルークは最後だと覚悟してスーに結婚してくれと言い出しました。
しかし、火を点けて辺りを見ようとするとすぐ消えてしまうことからトンネルがあるのではないかとスーが探し始めます。

ゾンビが侵入して来たので、エルマーは2人に逃げろと言い、自分は残ります。
彼がゾンビ化し始めたと知ったスーはルークと一緒に逃げ出します。
2人は外に出ますが、先は行き止まりで断崖絶壁でした。

エルマーは導火線を引っ張ってトンネルの中を進み、ルーク達と合流し導火線に火を点けるように指示します。
ルークは導火線に火を点けました。
エルマーはルークに襲い掛かり、頬を齧ってしまいました。

砦は大爆発し、スーは崖をよじ登って脱出します。崖の上は砦の正面でした。

スーの前に保安官ゾンビが現れ、銃を突き付けて金を返せと要求します。
彼女は保安官ゾンビがお金の入ったバッグを拾おうとしている所を切り付け、首を落として倒します。

間もなくルークが崖をよじ登ってきて、スーは彼が感染したことを知ります。
エルマーも崖をよじ登って来たので逃げ場を失った彼女は2人と戦います。

エルマーとルークは元に戻っていました。
ジェロニモの親族である彼女を食べたことで呪いが解けたのです。
2人は再び馬上の人となり、夕日に向かって遠ざかり小さくなって行きます。
クレタスが現れ、匂いを嗅ぐと2人の方向へ向かって行きました。
このシーンは夕日がきれいでいいですね。

町ではビルが妻と娘を墓から掘り出し、妻子はゾンビ化しています。
娘がゾンビ化した犬を呼び、家族は楽しそうにスキップして去っていきました。

エンドロールで終了です。

スーがやられたのは予想外でした。
最後にNG集があります。楽しそうな撮影風景ですね。ルークの人が周りを笑わそうとしているようです。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする