RPGにはたまに出てきます ガーゴイル

ガーゴイル

魔・獣・降・臨

制作年 2004年
制作国 アメリカ
監督 ジェイ・アンドリュース
脚本 ジェイ・アンドリュース/A・G・ローレンス/ウィリアム・モンロー
上映時間 98分
出演
マイケル・パレ
サンドラ・ヘス
フィンタン・マッケオワン

だいたいのあらすじ

1532年 ルーマニア
馬車に乗った女性が分かれ道に差し掛かり、カルパチアの方面に向かっていたらガーゴイルに襲われました。
女性は村人達と結託して手に手に武器を持ってワーワーとガーゴイルと対峙します。
神父が騒ぎを聞きつけ、手を刺して自らの血を付けたボウガンを射て、ガーゴイルを撃墜しました。
ガーゴイルはどういう原理か自分から地中深くに埋まったので、村人はどう見ても発砲スチロールの岩で穴を塞ぎました。
ガーゴイルはちょっと浮いてますが、割と出来がいいですね。

2004年 ルーマニア
CIAのグリフィン(マイケル・パレ)達はアメリカ人のスローンズの息子が誘拐された事件で犯人との現金受け渡し場所に貼りこんでいました。
ウェルズ(サンドラ・ヘス)が現金受け渡し係を担当しており、犯人は間もなく現れました。
しかし犯人グループは人質は現金と引き換えで交換したものの人質の首に爆弾が付けてあり「俺たちを追ったら起爆スイッチ押す!」と脅しました。
その時、激しい地震が起こり、犯人が起爆装置を取り落としたので撃ち合いとなり、人質は取り戻しますが、犯人グループは現金を奪って車で逃走しました。
グリフィンはすぐさま車で追い掛け、激しいカーチェイスの末、犯人を廃ビルまで追い詰めます。
廃ビルの屋上に逃げた犯人はガーゴイルに連れ去られてしまい、グリフィンが屋上に飛び込んだ際には現金のバッグを残して犯人は消えていました。
グリフィンはボルさんの映画の常連ですね。

デュラント(ケイト・オルシーニ)博士とリチャードは教会で壁画の修復を行っていました。
X線で精査した所、壁画の下にガーゴイルを封じる様子の壁画を発見します。
ソレン神父(フィンタン・マッケオワン)はその壁画は1700年代に葬られた忌まわしい壁画だと説明します。
そこにソレンの後任だというバデスティ神父が到着しました。
ソレンは配置換えを望んでおらず、バチカンの命令で強制移動になってようです。
彼はこの後、何度かバデスティに追い出されそうになりますが、ここにいたい理由でもあるのか、しぶとく居座っています。

修復チームの一人グレガーは「金貨見付けた!」とリチャードを引っ張って行きます。
しかしそれはどう見ても冒頭のガーゴイルを封印する際に使用していた岩と神父が岩の上に打ちつけた金貨でした。
その時、地震が発生し、岩はボゴンと下に陥没して落ちてしまいます。
リチャードが岩が落ちた先に降りてみるとそこは広いトンネルになっており、ガーゴイルの卵が沢山ありました。
付近にいたガーゴイルはリチャードを殺害し、上で待っていたグレガーも穴に引き摺りこみました。

グリフィンの追っていた誘拐犯は別荘に利用されているというオルロック城で発見されたと聞き、グリフィンとウェルズは現地に向かいました。
ルーマニア警察のアスラン警部が捜査を担当しており、誘拐犯は城の塔の先端に背中を貫通された状態で放置されていました。

閉園後の動物園に写真撮影に夢中になってしまい、取り残された女性がガーゴイルに襲われ、彼女はガーゴイルの写真を撮影します。
彼女は空いている檻に自分から飛び込んでガーゴイルを防ごうとしたのですが、ヤツは怪力で檻の枠をぐにゃりと曲げて女性に襲い掛かりました。

デュラントはリチャード達が失踪したので地元警察に通報しますが、ガン無視されたのでウェルズ達に通報しました。
ということでグリフィンはデュラントと最後にリチャード達が向かったという墓地を見にいくことになります。
リチャード達の手がかりは得られませんでしたが、墓地の近くでデジカメを発見しました。
カメラは動物園で襲われた女性のものでしたが、肝心のガーゴイルの写真はピンボケで良く分かりませんでした。

一方、アスランと共に誘拐犯の検死結果を聞いたウェルズでしたが、死亡してから尖塔に落とされたこと、内臓の一部が無いこと、遺体の胸から何かの細胞が見つかったことが判明しました。
ガーゴイルはフリーダムに行動しており、今度は観覧車に乗っていた引率教師が攫われるという事件が発生しました。
この先生は職務怠慢で勤務中にお酒を呑んだりしていました。
教会ではまたまたバデスティに追い出されそうになっていたソレンが何か決意した表情でガーゴイルを倒したものらしきボウガンを見ていました。

誘拐犯に付着していた細胞はコウモリに似た新種の生物だと判明しました。
鑑定結果が嫌に早いですね。
またオルロック城に良く出入りしていた吸血鬼マニアの人達がいたということでグリフィン達は彼を訪ねることにしました。
吸血鬼マニアだというレックス(ティム・アベル)はクラブのステージで「若い女性を生贄にして血を飲んじゃうぞ」ごっこをする単なるイタい男でした。
彼は誘拐犯の名前は知っていましたが、直接事件には関係していないようです。
そこに遊園地の教師事件の連絡が入ったので、ウェルズがアスランに同行することになります。

レックスはギャング同士の抗争で5対5のバトルを屋上で展開していたのですが、そこにガーゴイルが現れます。
ギャング一味はなぜか無事なレックスを除いて全員ガーゴイルに連れ去られてしまいました。
この人達はガーゴイルが登場する前から空中に拳銃をバンバン撃ってます。全員超能力者なのでしょうか?
その夜、グリフィンはデュラントをナンパして飲みに行き、誘拐犯に付着していたDNAの件をペラペラと喋ってしまいます。
デュラントは壁画に描かれていた修道院を明日訪ねるということなので、彼も同行することになります。
一方、子煩悩なガーゴイルさんに見守られたガーゴイル卵は「あら!今動いた!」という感じに孵化しそうになっていました。

レックスはその後、精神病院に収容されてしまい、また高所から落とされた謎のギャング遺体が二体追加されます。
グリフィン達は彼の話を聞くのですが「悪魔が来た、血があれば安心だ、ソレンが全て知っている」等と意味不明な供述をしています。
ひとまずグリフィン達はソレンに話を聞いてみることにしました。

感想

これは普通です。
ガーゴイルはちょいちょい出て来るのですが、数が少ないのか地味です。
捜査官の人達が事件を追っている内にガーゴイルの秘密に迫る点は工夫していると思いました。
もしかすると孵化した後の方が皆ワーワー騒ぐ感じで面白かったかもしれません。
テンポは良くも悪くも無い感じで、展開はかなりご都合主義です。
ご都合主義は後半に入ると酷くなり、勢いが無いせいか粗が見えてしまう感じです。

残念ながら襲撃シーンはそれほど盛り上がりませんでした。
面白かったのが、後半のガーゴイルとのカーチェイスシーンでした。
車が走ってるシーンの演出もなかなか良かったし、デュラントの演技のせいか盛り上がりました。

イマイチガーゴイルの目的が良く分からなかったです。
人間を食料にしているのか、それとも単に襲っているだけなのか。
襲われた人がどうなったのか良く分からないですし。

暇つぶしに観るのには良いのではないかと思いました。

ラストまで(ネタバレ)

グリフィンとウェルズは教会に行きソレンにレックスのことを話します。
するとソレンは「実はこの話は実話です」的に「ガーゴイルは居るんです!神父がキリストの血で倒したんです」と語ります。
グリフィンはこれまでの事件を振り返ってあるかもねーと思うのですが、ウェルズはそんな訳ねーだろと否定し、バデスティにも意見を求めることにしました。
バデスティは彼等の話をバッチリ立ち聞きしていましたが、アフター5になったので、グリフィンは颯爽とデュラントと修道院に向かいました。
修道院の院長曰く、ガーゴイルは実在しており、教会は壁画を塗りつぶしてその事実を抹殺したのだと話します。
彼はガーゴイルを倒す唯一の武器だと言い、グリフィン達にボウガンを見せてくれます。
矢は聖職者の血を塗ることで効果が出るようで、院長は実際に矢を握りしめて血を付けてくれました。
思ったんですが、ボウガン関係無くて矢が効果あるんですよね?きっと。

院長はボウガンを手に外に出るのですが、何とそこにガーゴイルが飛来しました。
院長は言い訳くさく「ボウガンを狙ってきたな!」とか言ってますが、残り20分だからだと思います。
院長は矢を放つのですが、ガーゴイルはひらりと空中で避けたりして小憎らしい動きをし、院長は攫われてしまいました。
幸い、ボウガンだけは無事だったので、グリフィン達はあっさり院長を見捨てて逃げ出しました。
ところが、ガーゴイルさんはあとからついてきたので、グリフィン達はスタコラサッサノサーと逃げるのですが、ヤツは送電線に激突し、勝手に感電して落下しました。

一方、教会ではソレンが信者の人と熱心に話し込んでいる間にバデスティが彼の私室に侵入し、あのボウガンを盗み出していました。
バデスティはボウガンを手にガーゴイルさんの託児室に降りて行き、卵を目にして驚愕しました。
彼は矢を手に握って血を付けると沢山ある卵の一つに狙いを定めます。
そこにソレンが現れますが、既に信仰を捨てておりガーゴイルの存在を隠蔽していた彼はバテスティを銃で射殺してしまいました。
てっきりバデスティの方が悪い人なのかと思ってました。

教会に戻ってきたグリフィンは一旦、デュラントを降ろし、自分は強力な武器を手に入れて来ることにしました。
彼女はソレンに事情を説明して矢を求めたのですが、パンチされてノックアウトされました。
ソレンはガーゴイルの巣にデュラントを縛り付け「お前は餌食になるのだー」と言い、ガーゴイルが孵り始めました。
教会にはグリフィン達が同僚数名を引き連れてマシンガンと火炎放射器で武装して飛び込んでくるのですが、中には誰もいませんでした。
しかし床の血痕を辿り、ガーゴイルの巣へと突入しました。

ソレンはデュラントを置き去りに逃げようとしますが、まだ生きていたバデスティに飛び掛かられてその辺の石で殴りつけて止めを刺します。
牧師同士の殴り合いという珍しいシーンが見られます。
しかしガーゴイルが孵化してしまい、ソレンは連中に襲われて死亡しました。
デュラントはグリフィン達に救出されて脱出しますが、捜査官はガーゴイル幼獣にマシンガンで応戦するものの何名か命を落とします。
凄い数いますが、一つの卵から複数産まれるんでしょうか?そう考えないと説明つかない数です。
グリフィンは皆が脱出した後、爆弾を投げ込んで幼獣を一掃しました。
ということで怒りのガーゴイルが飛来し、グリフィンが矢を撃つと、ガーゴイルは巣へと落ちて行きました。

一件落着した所でグリフィンとウェルズにはウラジオストクで輸送機がUFOに撃墜された件を調査しろという指令が入りました。

遥か上空ではガーゴイルが飛行していました。

エンドロールで終了です。

ラスト付近は忙しくてイマイチな感じでした。

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