デカいチスイコウモリの話 ヴァンパイア・バット

ヴァンパイア・バット 死蝙蝠の町

突然変異蝙蝠の恐怖!!

制作年 2005年
制作国 アメリカ
監督 エリック・ブロス
脚本 ダグ・プロッチロ
上映時間 89分
出演
ルーシー・ローレス
ディラン・ニール
ブレット・バトラー

だいたいのあらすじ

メルシエ墓地の近くの教会には蝙蝠が沢山いるようです。

デート大学
リア充達がパーティーに浮かれる中、オタク三人組の紅一点イーデン(ジェシカ・ストループ)は戦友であるオタク男二人の顔を見つつ、パーティーチームを羨ましいなあと言いました。
ということで三人でパーティーに出ることにし、密かにドラッグが混ぜてあるパンチを飲むことにしました。
皆してラリったのか、オタクコンビのちびっ子ジェイソンが林の中で迷ってしまい、空から来る何かに襲われました。

マディ(ルーシー・ローレス)とダン(ディラン・ニール)の教諭夫婦は夏休み明けの授業が始まるのですが、シッターが旅行に行っているので近所に住むダンの姉シェリー(ブレット・バトラー)に子守を頼むことにします。
シェリーは人の家を勝手に模様替えしたりするので、マディは彼女とは馬が合わないようです。
夫妻は同じ大学で勤務しており、ダンは生態学でマディは動物行動学と進化学を教えています。
冒頭のイーデンとアーロンはマディの授業を採っていた模様で、二人が出席しており、もう一人のジェイソンは休みでした。

野生動物管理局の職員シュスター(リアム・ウェイト)は住民からの苦情で外傷のある鹿の死骸を回収し、焼却処分していました。
この所、鹿等の野生動物が死亡するケースがやけに多いようです。
その後、ジェイソンの遺体が林から発見され、また釣りをしていたおじさん二人組も蝙蝠らしきキーキー言う飛行生物に襲われていました。
保安官のハーベスト(トニー・プラナ)はマディの授業中に大学に現れ、ジェイソン殺害の容疑者としてイーデンとアーロンを連行しました。
マディは授業を中断して二人の弁護に向かうのですが、三人の体内からドラッグが検出されたこと、二人が他の友人に「ジェイソンが大変」と電話していたこと、二人にジェイソンの血液が付いていたことから連行したと説明を受けます。
ジェイソンの遺体に噛み傷があったと聞いたマディは遺体を見せてもらうことにしました。

遺体を見たマディは歯型が人間のものでは無く、複数の小動物に襲われたものだと判断し、ハーベスト達に伝えます。
またイーデンに話を聞き、ジェイソンの血液は蚊を潰した際にアーロンのシャツで拭いたので付いたと判明しました。
その頃、パーティー会場を探していた三人組の男子があの蝙蝠が沢山いる墓地の地下室を会場に決めていました。
ダンとマディは建築中の新居を見に行っていたのですが、庭に面した池にボートに乗った釣り人のおじさん二人組の遺体を発見して通報しました。
マディはハーベストに今回の遺体の傷もジェイソと同じだからイーデン達を釈放しろと要求し、付近で話を聞いていたシュスターも「その通り、鹿も一杯死んでる」と同意します。
マディ達はその場にいた町長に何か危険だから住民を避難させるべきでは?と主張するのですが、川だけなら問題ないだろと却下されます。
またマディは釣り人おじさんの遺体にコウモリの糞を発見しました。

その夜、酔っ払って帰宅した女子レベッカが窓を全開で寝ていた所を蝙蝠に襲われていました。
次の日の夜、ダンとマディが出ていた船での教職員パーティー会場に蝙蝠の大群が押し寄せて人を襲いました。
同じ頃、学生が墓地付近の会場で行っていたパーティー会場も蝙蝠に襲われました。
メディアは代々的にこの問題を取り上げ、町の人も大騒ぎになります。
町長は夜間外出禁止にしてシュスターは蝙蝠が互いの身体を舐め合うことから翼に毒を塗るという案を思い付きました。
マディは新たな環境問題に繋がる可能性を指摘するのですが、彼女の主張は無視されました。

イーデン達は釈放されてマディの授業に復帰したので、マディは授業の一環として今回の蝙蝠が既存のチスイコウモリとは異なっている種類であることを生徒に伝えます。
蝙蝠が変異した原因は何なのかという点と巣を探り出す必要があると話すマディに生徒達の一部は自分達も同行したいと言い出し、感染症の危険があるからダメとお断りされます。
またダンの授業に出ていたレベッカは口から泡を噴いていいきなり卒倒しました。
その頃、シェリーは町長が産廃業者と熱心に話し込んでいるのを目撃しました。

その夜、マディがヤギを抱っこして蝙蝠捕獲作戦を展開していると生徒が五名やって来て感染症の予防接種結果を持っていました。
仕方なくマディはイーデン、アーロン、リジー、キース、マイルズの五名に参加を許可します。
大群に囲まれてしまい、車に退散したものの、マディ達はヤギの付近に仕掛けたネットで蝙蝠の捕獲に成功しました。
その蝙蝠は確かに南米に住む筈のチスイコウモリに似ているのですが、牙が二倍あり、凶暴化していました。
調べた結果、この蝙蝠はチスイコウモリの突然変異種だと考えられ、歯の数も倍の8本でした。
マディはハーベストとシュスターに情報共有するのですが、蝙蝠の半数を没収されます。
彼等は発信機を付けて巣を特定するつもりのようです。

感想

これは普通です。
凶暴化したチスイコウモリの変異種が襲ってくるという話なのですが、やはり地味です。
つまらないかとちうとそうでも無く、面白いかというと微妙です。
ただ、普通に暇つぶしになりそうな映画ではあります。
確かに沢山の蝙蝠に襲われている図はありましたが、やっぱ地味。

テンポが早くて何か問題が起きてもサクサク解決します。
後、音でおびき出すというアイディアは良いと思いました。
確かに蝙蝠は超音波を自分で出して反響で餌を捕らえるとは聞いたことがありますが、チスイコウモリがどうなのか私には分かりません。
また自分で出してない音に誘導されるのかどうかは甚だ疑問なのですが、この映画は蝙蝠に今までの常識は通用しないという説明をきちんと入れています。
ツッコミどころはあるにせよ丁寧に作られている感じでで好印象です。
マディの箒も役に立ってました。

ただ、演出は微妙な感じでやっぱりスリルが無いのです。
良く考えてみるとこれってヒッチコックの鳥っぽい感じだと思われるのですが、鳥は怖かったけど、こっちは怖くないという。

登場人物は深い人物が出て来なかった代わりに平凡な人が多い印象です。
ダンは空気でしたし、学生は五人もいらなかったかも。
リジーとか超空気で展開が忙しいけど無駄な人物が多いと思われる映画でした。

ラストまでのあらすじ

シュスターはマディから押収した蝙蝠に発信機を付け、薬品を散布した後、解放していました。
一方、マディは検死をしている医師から兄が飼育している鹿が蝙蝠による感染症で全滅したと相談を受けます。
鹿は内臓が肥大していたのですが、大量のヘキサクロロベンジンという化学物質が検出されたそうで、川の水質汚染が疑われます。
マディ達は産廃業者カーバイド社の施設に不法侵入して証拠を探します。
そして川に刺激臭の強い液体を流している現場を押さえてサンプルを採取しました。
どうやらこの水を鹿が呑み、その血を蝙蝠が吸って変異したということのようです。

次の日、マディはシュスターと共に蝙蝠の巣らしき古い家を訪れました。
シュスターが散布していたの毒だったらしく、大量の蝙蝠が死んでおり、町は蝙蝠危機回避と発表しました。
その後、学生達は蝙蝠が音楽を聞くともっと凶暴化することを発見しました。
その夜、プールでイチャコラしていたカップルの男が蝙蝠襲われて死亡しました。
またサンプルの分析の結果、カーバイド社の廃液にはヘキサクロロベンジンが含まれていることが判明しました。
マディはハーベストからの電話でまた犠牲者が出たことを知りました。

マディは犠牲者が出たので凹んでいましたが、生徒達は蝙蝠を誘導する特定周波の音を発見していました。
シュスター達は教会に大量の蝙蝠がいると突き止めましたが、マディはこの町にある蒸気トンネルというものに蝙蝠を誘い込もうと提案しました。
また町長が会っていたカーバイド社の人は会社が環境庁の調査を偽っていることを内部告発する人で調査中だったので内密にしたかったそうです。
町長の調査によるとある担当者に賄賂を渡して水質調査の結果を捏造していたそうです。
この時点で犯人分かりますよね。

色々と片付いた所で作戦決行となったのですが、シュスターがトンネルに入ったまま出てこないそうです。
マディが迎えに行くのですが、悪事がバレたシュスターはマディを捕まえ、手錠をパイプに繋いで抹殺を図ります。
シュスターが彼女の無線に応答したので作戦が開始されてしまいました。
ということで教会から夥しい数の蝙蝠がトンネルに飛来します。
シュスターは蒸気を出すように指示し、逃げ出しました。

マディはいつも持ち歩いていた箒でシュスターを殴り倒し、鍵を奪ってシュスターを助け起こして脱出します。
シュスターは蝙蝠に襲われてしまい、死亡しました。
マディはシュスターのことを伝え、同時に蒸気で蝙蝠は全滅しました。

3か月後、マディ達の新居は完成し、幸せに暮らしました。

良かったですね。

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