不気味自動車の来襲 ザ・カー

ザ・カー

不気味な車にひどい目に遭う話

制作年 1977年
制作国 アメリカ
監督 エリオット・シルヴァースタイン
脚本 マイケル・バトラー/デニス・シュラック//レーン・スレート
上映時間 96分
出演
ジェームズ・ブローリン
キャスリーン・ロイド
ジョン・マーレイ

だいたいのあらすじ

荷物を抱えてサイクリングしているカップルが居たのですが、背後からオレンジ色の視界を持つ不気味な黒塗りの大型乗用車がクラクションを鳴らしながら接近し、スージーにタックルをして崖から突き落とし、彼氏ピートにも後ろからタックルして橋から突き落としました。

ユタ州 サンタ・イネス
二人の娘を持つ保安官のウェイド(ジェームズ・ブローリン)は朝っぱらから恋人のローレン(キャスリーン・ロイド)に襲い掛かるという能天気なことをしていました。
同じ頃、町外れでホルンを吹いていたヒッチハイカーはハゲおじさんエイモス(R・G・アームストロング)が妻を虐待しているのを見て「それ以上いけない」と止めて「うるさい!」と言い返されていました。
ロッシーニのウィリアム・テル序曲の間奏部ですね。
その後、あの黒塗りカーが現れてホルン男を轢こうとして失敗して通り過ぎ、ホルン男が「コラー!」と騒ぐと引き返してきて何度も轢き殺して去って行き、エイモスはその様子を目撃して通報しました。

ウェイドは娘二人をバイクの後ろに乗せて学校に送ろうとしており「ローレンと結婚してもOK?」、「私達も家事やっていいならOK!」等と呑気なことをしていたのですが、その後エイモスの家に向かいます。
エイモスは砂塵が激しくて車はハッキリ見ていないということでしたが、異常な轢き逃げ事件であることは間違いないので保安官事務所では付近を警戒することになります。
ウェイドはその割には相棒のルーク(ロニー・コックス)と一緒にローレンの勤務先である小学校に行ってニヤニヤと話したりしていたのですが、保安官事務所のボスのエヴェレット(ジョン・マーレイ)から呼び出され、サイクリングカップルの事故現場へ駆けつけます。

被害者のスージーは町の医師の娘で、エヴェレットは怒り心頭で、ピートの遺体はまだ見つかっていないのですが、彼はルークの友人でした。
保安官事務所では道路封鎖に24時間交代勤務で巡回という体制でこの連続殺人鬼に対応することになります。
それはそうとエイモスのDVはひどいようで、妻のバーサはエヴェレットから告訴を勧められています。
その後、警戒体制と言った割にはエヴェレットはバーにウェイドを誘って呑みに行こうとするのですが、エイモスに黒塗りカーが襲い掛かり、エイモスは身を避けてセーフでしたが、エヴァレットは轢き殺されます。
エイモスはヒッチハイカーを轢いた車だと証言し、先住民の老婆も目撃していたのですが、「風が不吉なことを運んでくる」的なことを言っていました。

翌日、危険なので小学校のパレードは午後まで中止してもらうことにします。
また先住民の言葉が分かる無線係のドナは昨夜の老婆は黒塗りカーは無人だったと証言していたとウェイド達に知らせます。
その後、ピートの遺体も発見され、ルークは大ショックを受けます。
なぜかパレードをしていた小学生達は黒塗りカーに襲われるのですが、丘の上の墓地に逃げ込んで無事でした。
なぜか黒塗りカーは墓地には入れないようで、門の所で威嚇するようにグルグルと回っています。
ローレンは棒きれを黒塗りカーに投げつけ、降りて来てみなさいよ!と挑発しますが、暫くして黒塗りカーは去ります。
保安官の一人と勇敢にも子供を守るために馬で囮になった人が犠牲になりました。

その後、保安官達は総出で黒塗りカーを包囲しようとするのですが、保安官の一人レイはパトカーごと崖下に突き落とされ、二台で道路をふさいだ保安官達も黒塗りカーの横転ローリング攻撃を食らってまとめて炎上します。
ウェイドがバイクで駆けつけ、拳銃をつきつけると黒塗りカーは停止しました。
フロントガラスにもスモークが貼ってあって中は見えず、窓に撃ってもタイヤをパンクさせようとしても弾が当たりませんでした。
近付いてドアを開けた所、ウェイドは跳ね飛ばされてしまい、気絶しました。
ウェインは打撲で入院しますが、保安官チームは六名やられていました。
どうやらパレードの件は不幸が続いて心を病んだルークが学校に連絡漏れした模様です。

感想

これは普通です。
車系の話なのでカーアクションが売りのようです。
あまり車が出てこないので、ちょっと退屈な所のある作品です。
車の映画なのでスピード感はありますけどね。

車はフロント部分が顔に見える怖いデザインで、砂煙を上げて迫る様子は迫力があります。
弾も効かず、ダメージを受けてもすぐにピカピカに戻ってしまいます。
オカルト的なアプローチは殆ど無く、運転手が居ないことも一度しか言及されてませでした。
クラッシュシーンもありますので、撮る順番に気を付けたみたいですね。
実を言うとこの車の正体は結局の所、分かりません。

最初の内は保安官事務所の人達もかなりダラダラしていて呑気なのですが、被害が広がると真剣になって来ます。
意外に死者は出るようで、主役級なのではないかと思える人達がポンポン死にます。

車ホラーはレアな気がしますので、興味ある人が観る感じでしょうか。
つまらなくは無かったです。

ラストまでのあらすじ

黒塗りカーはローレンの家に突っ込んで彼女を殺害しました。
ルークは車の正体は悪魔なのではないかと言い出します。

保安官達は夜明けまでに黒塗りカーを倒す作戦を練り、エイモスにも協力を依頼して爆薬を提供してもらいます。
しかし黒塗りカーはウェイドの家のガレージに出現し、通せん坊された格好になったウェイドは家を出られくなくなります。
どうやって入ったんでしょう。
黒塗りカーはクラクションの騒音でガラスを割り、排ガスとエンジン音で地味に嫌な攻撃をして来ます。
ウェイドは隙を見て窓から飛び出し、バイクに跨ると逃走し、黒塗りカーも彼を追います。
彼は無線で連絡を取りつつ爆弾のある地点付近までバイクで誘導し、崖に追い詰められたのでバイクを捨てます。
仲間が仕掛けておいたロープで這い上がったウェイドは今度は生身でルークと共に黒塗りカーを山頂へとおびき出し、ギリギリで避けて谷底へと落下させます。
同時に起爆装置のスイッチを入れ、黒塗りカーは谷と共に大爆発しました。

断末魔の叫びのような音と共に不気味な黒煙が上がり、黒塗りカーは消滅しました。

安定の爆発エンドでした。結局、この車はなんだったんでしょうか?

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