毎日パリピです 36 PASOS

36 PASOS

死ぬも叫ぶもあなた次第…

制作年 2006年
制作国 アルゼンチン/メキシコ
監督 アドリアン・ガルシア・ボグリアーノ
脚本 ラミロ・ガルシア・ボグリアーノ/アドリアン・ガルシア・ボグリアーノ
上映時間 99分
出演
ノエリア・バルボ
イネス・スバラ
アリアナ・マルチオーニ

だいたいのあらすじ

若い男性二人が田舎道をドライブしていたのですが、前方不注意で若い女性を撥ねてしまいました。
女性は死亡しておりましたが、なぜかトップレスで鎖を身体に巻かれており、二人はそのまま逃げました。
なぜか女性の遺体は何者かが回収していました。

水着姿の6人の若い女性が一つの家で共同生活を送っており、ひたすらパーティーをしています。
彼女達はCDの曲の合わせて踊っていたのですが、不具合で曲が途切れてしまい、メンバーの一人ビオレッタ(アンドレア・ドゥアルテ)は「こんなのやってられるか!」とキレ、CDを叩き割ってしまいました。
すると庭の小屋からデカいハンマーを持った男が出て来て、彼女の脳天に振り下ろして殺害してしまいました。
実は彼女達はここに拉致されて来ており、ルールに従わないと殺されるのでした。

第一のルールはこのゲームのことを口外してはならないことで、ビオレッタはそれを破ったので殺害されたのです。
第二のルールは外に境界線の外に出られないことで、家の外や庭等に出ることはできるのですが、境界線が決まっており、その外に出ることはできません。
正面の家では監視役が見張っており、上手くやっていないと折檻されます。
フラーという女性が二日前に境界線を越えて脱走したのですが、その後は分かりませんでした。
恐らくフラーは冒頭で轢かれていた女性だと思います。
ピラー(ノエリア・バルボ)達はビオレッタの遺体を袋に詰め、裏口から出しました。
第三のルールはパーティーを開くことで準備をして客を招いてもてなしをしなくてはなりせんでした。
第四のルールは笛の合図に従うこと、第五が笛の合図で渡される指示書に従うこと、第六が常に楽しそうにしていることでした。
指示書は黒髪女から渡され、彼女が無言でここを仕切っていました。

彼女達は日常生活を送っている際に拉致されて来ており、ピラーは生活費を一切出さず、働かない母と妹と口論になった後に拉致されています。
彼女の母は首を斬られ、妹も惨殺されていました。
エミリア(アリアナ・マルチオーニ)は女子ホッケーの練習中の足の指を折る大怪我をしてレギュラーから外されました。
必死にリハビリをする彼女はレギュラーに返り咲く夢を抱いておりましたが、ランニング中に拉致されてしまいました。
噂話が大好きなプリシラ(プリシラ・ラウト)は下手糞なバンドのボーカルをしていたのですが、ライブハウスで公演中にあまりの下手さにオーナーが停電させたので、そのまま闇に乗じて拉致されました。
トラブルメーカーのマリル(メリーサ・フェルナンデス)はモデルの悪徳斡旋業だったのですが、控室で同僚が次々に射殺された後に拉致されました。

毎日プールに入って遊んだりと不毛な生活を強いられる彼女達でしたが、ゲストが来るというので、急いで床の血を拭いたりして体裁を整えます。
その日のゲストは若い女性ルシア(イネス・スバラ)で全く見ず知らずの5人の同級生だと言うので、皆は必死に話を合わせてもてなします。
後ほど判明するのすが、皆が同じクラスだったのは本当みたいです。
彼女はタマラという女性の誕生パーテイーに呼ばれたそうで、タマラという女性も後から来るそうです。
プリシラはプールの底にあった指示書を見付けて開封するのですがが、「?」と書かれた紙と銃の弾丸が入っていました。
またエミリアは庭の小屋の中で指示書を見つけ、中には「彼女にルールを破らせるな。沈黙。」と書いてありました。
直後に彼女は手の小指を切り落とされ、傷口を焼かれて絶叫しました。
そしてピラーは黒髪女から指示書を渡され、中には金串のような物が入っていました。

エミリアはプリシラにタマラとかいうデブいたねと話していました。
その後、彼女達が全裸にさせられ、「沈黙」、「服従」、「幸福」というプラカードを見せられて苦しみ、袋を被せて並べて座らされるという謎の映像が差し込まれました。
プリシラはゲストから町までは2時間あることや町の方向等を聞き出していました。
マリルは自分宛の指示書がキッチンにあったので開封すると「これをプリシラの食事に入れろ」という紙と錠剤が入っていました。
ゲストの車までは36歩、エミリアは芝刈りをしながら歩数を計っており、マリルは番犬を手なずけていました。

翌日、薬の所為かプリシラの具合は悪くなり、黒髪女に包みと指示書を渡されました。

感想

これは普通です。
殺人鬼ものというか若い女性が拉致されてひどい目に遭う話です。
一応、集められた理由はあり、皆が知り合いだということはわかるのですが、ちょっと無理があると思います。

結末付近で犯人グループと動機はぼんやりと明らかになるのですが、彼等に6人が拉致できるとは思えません。
彼等にこれだけのことを計画して実行に移せるとはとても思えませんでした。
それにピラー達ももう少し上手い立ち回り方があると思いました。
彼女達が相手の正体にどこまで気付いているのか良く分からず、黒髪女が何者なのか知ってるようだったし、タマラに関しても知ってるようでした。
そこがハッキリしないので、何が彼女達のハードルなのか?知らないことなのか?という点が良く分からずモヤモヤします。

ジャケットを見るとエロい映画を連想するかもしれませんが、普通のスリラーです。
ただ、女性は一応全員水着着ていて、ポロリもあります。
全裸になるのは幻想的なシーンの中で、あれは恐らく現在の境遇を現してるものだったのだと思います。

捕まった女性はなぜか皆美人なのですが、私的にはエミリアが可愛かったと思います。
指示書を渡す黒髪女は態度がイラッと来ます。
後、男が汚くて夢も希望もありません。
殺人鬼はメタボの汚いおっさんで、走ると息切れします。
もう一人、画面から臭いそうなおっさんも出てきます。

ラストまでのあらすじ

プリシラは熱があり、咳き込んでいるのでゲストは心配しますが、皆はどうにもできないので適当に誤魔化します。
黒髪女から犬の餌をやるように指示されたマリルはキッチンで「プリシラに与えろ」という指示書と錠剤、包丁を発見しました。
マリルはプリシラの飲み物に錠剤を入れっますが、小屋からランニングとパンツという汚らしいおっさんが出て来てこちらに歩いてきました。
殺人鬼はメタボで異常な目つきの汚いおっさんなので、皆はこのおっさんを初めて見ました。

黒髪女は着信した携帯電話をマリルに渡して通話させるのですが、「1時間後にタミが来るから準備しろ。プレゼントは4つでいい。やることやれ。トイレにお土産がある。」という謎の内容でした。
プリシラは血を吐くようになっていましたが、皆は準備を始め、こっそりトイレを捜したマリルはスプレーのようなものをゲットしました。
ピラーは片付けをしている際にビオレッタ宛の指示書を見付けるのですが、それには「エミリアに与えよ」というメモと鎖のような物が入っていました。

マリルはトイレでプリシラに包丁を与えてスプレーを浴びせ、大騒ぎになり、ピラーはマリルを便器のタンクの蓋で殴りつけてプリシラを救出しました。
ルシアは警察に通報すると言い出し、エミリアとピラーはそれを必死で止めます。
エミリアは「お前が来るまでは平和だった。ルールも単純だった」とルシアに絡んでしまい、殺人鬼に連れ去られます。
マリルはトイレのタンクから拳銃を見付け、皆に突き付けるのですが、プリシラは自分が持っていた弾をプールに投げ込み、ルシアに「Yの下にあなたのものがある」と告げました。
エミリアは殺人鬼に焼き鏝で口を焼かれてしまい、マリルはプールに飛び込んで弾をゲットしました。
プリシラはルシアの車で逃走しようとするのですが、殺人鬼に首を刺されて死亡しました。

ピラーはYというのはY字の木の下に違いないと木の根元を見るとネイルガンがありました。
エミリアは殺人鬼がいなくなった隙にチェーンソーを拾い、家の中に飛び込んで、ピラーが彼女に渡そうとしていた鎖をチェーンソーに装着しました。
マリルは殺人鬼と撃ち合っていたのですが、無差別的だったのでエミリアにチェーンソーで殺されました。
一方、殺人鬼は銃を黒髪女に渡し、自分はハンマーを装備して逃げ出しました。
エミリアは殺人鬼達を殺そうとするのですが、汚いおっさんも逃げていました。
壁に架っていた家族写真を見た彼女は目を剥き、ルシアを殺そうと地下に向かうのですが、ピラーにネイルガンで撃たれて死亡しました。
何で力を合わせて殺人鬼達と戦わないのでしょうか?

エミリアが持っていた写真を見たピラーはルシアが一味だと気付きました。
ルシアの正体はタマラで黒髪女はタマラの妹、汚いおっさんはタマラの叔父で殺人鬼はタマラの兄でした。
タマラの母もやって来て誕生日が始まり、ピラーは猿ぐつわをされて席に着かされ、他の皆も死体で招待されています。
要するにこの一家はタマラが虐めに遭ったことの復讐をしたようです。
またタマラは個人的にピラーに優秀な学生賞の座を奪われたことを根に持っているようです。
やがて、絶叫するピラーと共にケーキの蝋燭が吹き消されました。

エンドロールで終了です。

実は彼等の動機は語られないので良く分からないのです。
エンドロールの後に男性に?マークの手紙が送られてましたので、男子編が始まるみたいです。

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