色んな人が頑張る話 エッジオブダークネス

エッジオブダークネス

一匹たりとも残さず殺ってやる―

制作年 2008年
制作国 アメリカ
監督 ジェイソン・ホートン
脚本 ジェイソン・ホートン/ブレイン・ケージ
上映時間 87分
出演
アロンゾ・ジョーンズ
シャミカ・アン・フランクリン
アンマリー・パズミーノ

だいたいのあらすじ

ゾンビが蔓延している世界

PCおじさん

ディーン(ジェイ・カステロ)はアパートの壁でゾンビから守られており、管理人がゾンビと戦っているのをいいことに部屋に妻ディナ(アリーシャ・ガディス)と引き籠り、ひたすらPCの前で何かしていましたが、管理人はゾンビに喰われていました。
彼はひたすら小説を書いているようで、これは彼が書いたお話のようです。

戦うお姉さん

町には人や車の姿は無くゾンビが徘徊する中、武装した白人女性ヘザー(ミッチェル・ローズ)がゾンビと戦い、黒人母子を救出していました。
ヘザーは黒人母子と共にアパートに飛び込み、彼女はドアに開けるとに斧が落ちて来る罠を仕掛けました。
母は息子マーカスを連れて「パパを捜しに行こう」と外に出ようとしますが、ヘザーは「父は死んでるだろうし、今出ると、この子も失うよ」と止めました。

腹ペコ夫婦

どこかの二階の部屋では黒人夫婦が暮らしており、旦那スタン(アロンゾ・ジョーンズ)食料を調達から帰宅します。
食料は車のトランクに入れたのですが、ゾンビが一杯で今は近づけず、妻ステリー(シャミカ・アン・フランクリン)は「餓えて死ぬ」と訴えるので、スタンは「夜、取に行くから」となだめます。

PCおじさん

とここまで書いたディーンでしたが、ディナはそんな彼の態度に辟易していて、明日家を出て行ってやる!と独り言ちていました。
ディナは禿げたおっさんの博士がアルバトロン混合液とかいう液体を呑んで「これを飲めば無敵になって髪の毛ふさふさじゃー」とか言ってる横でセクシーな助手が「すごーい」とか言ってるビデオを観ているのですが、何度も観ているので流れを暗記しているようです。
結局博士はパワーは手にしたものの髪の毛は生えず、助手から「ハゲハゲ」言われて「ウガー」と発狂し、パンチで助手の首を落とすというどうしようもないものでしたが、夫に構ってほしいディナは大げさに笑い、ディーンは「静かにしろ!」的なことを言うだけでした。
結局ディナは出てくの止めたみたいです。

とうとうディーンの家は停電してしまい、ランプ生活になりましたが、郵便物の中にテクロ社からのプロセッサーの小包が入っていました。
郵便は誰が配ってるんでしょう?
ディーンは「ずっとこれ待ってた!郵便物放置してたのか!」とディナを責め、「PCばっかやってないでお前がチェックすればいいだろ!」と言い返すとディーンは「趣味だろ!」、「趣味の域超えてるだろ!PCなんか捨てろ!」と口論になり、ディーンは「お前を窓から捨てたい…」と小声で呟き、険悪なムードになります。
プロセッサは無料モニターに当選してゲットしたそうで、早速マザボにプロセッサをセットしました。

折角PCがパワーアップしても電気が無いので、ディーンは「管理人の所に燃料取りに行こうぜ!」とディナを誘うのですが、普段の彼の行動から見て色よい返事が貰える筈は無く、「一人で頑張ればー」と返答されます。
夫婦がグースカ寝ている間にプロセッサは触手を伸ばしてサボテンの鉢植えに刺し、エネルギー補充していました。

腹ペコ夫婦

スタンは何処かの店から猿ぐつわを付けた女性ナタリー(アンマリー・パズミーノ)を誘拐して来て、「凄いだろう!」とステリーに見せると「やったね!」と大喜びでした。
ステリーは「早く味見させて!」と訴えるのですが、スタンは「まず洗おう!」と言いましたが、我慢できずにナタリーの唇に噛みついて吸血してしまいました。
そうです!この夫婦は吸血鬼だったのです。
ナタリーは「逃がして…」と訴えるのですが、飢えているスタン達が耳を貸す訳も無く、彼女をバスルームに連れて行ってゴシゴシと洗いました。

スタンは血液は貴重なので、女性を監禁して注射器で採血して少しずつ搾取することにし、ナタリーに食料を与えて「俺達は共生関係だ。お互いに食料を提供しよう」と説明します。
殺されないと分かったナタリーは少し安心しますが、ステリーは彼女の血液はヘンな味でヤバいと言うのでした。
血液にも味があるそうで、ブルガリア人はニンニク臭かったそうです。
ヨーグルト味なのかと思ってました。

戦うお姉さん

マーカスは変わった病気なのだそうで、「薬が必要だから向かいのアパートに取りに行かなくては!」と母が言うとヘザーは「頑張って!」と非協力的な態度を取ります。
母は「私じゃ無理」と遠回しに助力を求めるのですが、ヘザーは「そうだね」と気の無い返事で部屋に戻りました。
ヘザーは部屋で男に捨てられた挙句にその男がゾンビ化して赤ちゃんを食われるという悪夢のような過去を思い出して泣くのでした。
彼女は母にはそんな思いを味合わせたくなかったのか、「あたいが明日、薬を取りに行ってやる!」と宣言しました。

翌朝、ヘザーはショットガンとナタで武装し、念入りにゴスロリメイクをした後に地図を持って出て行きました。

腹ペコ夫婦

スタンはナタリーから血液を採取しようとするのですが、彼女は生理が始まっており、生理が大の苦手であるらしい彼はステリーに採血して貰います。
少し夫妻と打ち解けてきたナタリーはステリーに「ここから出して」と言うのですが、「その内ね」と返答されました。
夫妻はお食事タイムになったのですが、ステリーは「あの娘は可愛いし、いい匂いなのに血がしょっぱい」とこぼし、スタンは「何かあの娘はヘンだから、男を誘拐してきて交配させよう!子供からも吸血できるし!」と気の長いインベーダーのようなことを言い出し、今夜実行に移すそうです。

PCおじさん

電気は来ていないのにPCが使用可能になったので、ディーンは話の続きを書き始め、プロセッサがサボテンからエネルギー補給していると気付きます。
ディナは相変わらず相手にしてくれない夫に「私のこと愛してる?」と聞くのですが、「五月蠅い!執筆の邪魔するな」と追い払われた挙句、プロセッサの触手を踏んで足に怪我をします。
プロセッサは触手を伸ばし、壁の穴のネズミ一家を襲ってエネルギー確保しており、ディーンはその様子に喜びました。

戦うお姉さん

どこかの家に押し入ったヘザーは拳銃をゲットしますが、牧師に捕まってしまいました。
彼等の一味はヘザーのことを「戦士」と呼んでおり、牧師一味のポール(リー・パーキンズ)は「子供を探せ」と仲間に指示しています。
ヘザーは拘束されて床に転がされたので「お前ら殺してやる」と毒吐いていましたが、彼女の手首に刺青があるかどうかチェックした牧師は「別人だ」と言いました。
彼女は隙を見て二人の牧師の股間を蹴り上げ、倒し「目的は何だ!」と詰問すると「子供を探してる。アンチキリストだ」と返答されました。

腹ペコ夫婦

スタンは夜、出ると言っていたのですが、こっそりと昼間に家を出て男を探します。
どこかの建物に入るのですが、中はゾンビしかおらず、一人に襲われたので片手で首を折って倒します。
一方、ナタリーは「私はずっと独りぼっちだった」とステリーに身の上話をし、腕を出して「ちょっとなら吸っていいのよ」と彼女を誘います。
ステリーはナタリーの腕に被り付き、吸血し始めました。

PCおじさん

ディナは旦那が相手にしてくれないので、窓の外にいるモリスという老人ゾンビに話し掛けてから寝ることにします。
彼女はゾンビにモテモテで次々にダンスをする夢を見るのですが、ゾンビ達は次々に去って行き、ディナがモリスに「一緒に連れてって」と訴えると「お前はゾンビじゃないから無理」とゾンビにも相手にされないという悲しい夢を見ました。

感想

これはイマイチです。珍作です。
三組の人物の別の話が同時進行で描かれるのですが、ディーン以外の組の話は彼が執筆しています。
そしてディーンの話が一番つまらないですが、他の話は普通です。
せめて二組の話が交わると面白かったのかもしれませんが、どうにも中途半端な印象です。

ゾンビメイクはなかなか頑張っているのですが、ゾンビは脇役なのであまり出ません。
グロは直接描写が少ないですが、お食事シーンはありました。

結局牧師軍団の正体も彼等が話していたことも良く分かりませんでした。
ナタリーの件も直接的に言及されることは無く、彼女が何者で何がしたいのか良く分かりませんでした。
そういいう訳なので、結末も漫画の打ち切りみたいな感じで、ガチで「俺たちの戦いは始まったばかりだ!」ってやってます。

登場人物のキャラクターが個性的なので、意外と楽しめた気がします。
私はスタンが好きで、ディナが気の毒でした。

ラストまでのあらすじ

腹ペコ夫婦

ナタリーはガンガンとステリーに血を与えるのですが、なぜかナタリーは元気になって行き、ステリーは弱っていきます。
やがてスタンが帰宅するのですが、ステリーは弱り切っており、玄関を開けることもできませんでした。
スタンはお前の所為か!とナタリーに掴みかかるのですが、逆に殴り倒されてしまいました。

戦うお姉さん

ヘザーが逃走し、彼女が黒人母子を守っていたと知ったポールは彼女を追跡することにします。
そしてヘザーが帰宅すると家の中は蝋燭が一杯で「悪魔崇拝してます」的な感じになっており、母親は鼻血
を出して死亡していました。
不振な点を感じたヘザーはマーカスを殴り倒すのですが、彼はノーダメで、至近距離でショットガンを発砲しても弾が反れました。
マーカスはヘザーに「父を呼び出す入れ物として必要だから逃げるな」と言います。
彼はこのゾンビ世界は神が仕掛けたものだと言い、自分は世界を滅ぼすつもりは無いと言います。

ゾンビがアパートの周辺に集まって来たので、ヘザーは「お前、呪文か何かで何とかならないの?」とマーカスに尋ねるのですが、「生身だから何もできない」と返答されました。
要するに自分を守れということらしく、ヘザーはそれは置いておいて自衛のために銃を手にゾンビと戦います。
しかしピンチになったので、マーカスが素手でゾンビを倒しますが、ヘザーはゾンビに捕まり、牧師がマーカスの前に現れました。
ヘザーは何とかゾンビを全滅させました。

腹ペコ夫婦

ナタリーは自分の手を切ってスタンに吸わせ、彼もまた弱っていきます。
どうやら彼女は吸血鬼に血を吸わせてエネルギーを吸収するという生物だったようです。
原理は不明です。
スタンはステリーに自分の血を与えて息絶え、ステリーはナタリーの腹に杭を刺し、激しい死闘の末、彼女の頭を潰して止めを刺しました。
そして彼女は荷物を纏めて部屋を出て行きました。

戦うお姉さん

ヘザーはポール達がマーカスを滅しようとしていたので、二人を殺害してしまいました。
そしてゾンビが乱入して来たので、狂ったように暴れて全滅させました。
彼女はマーカスの手を取り、「隠れ家を探そう」と旅立ちました。

PCおじさん

ディナはプロセッサの餌食になり、プロセッサはナゾ生物のように進化していました。
ディーンはその様子を見て喜んでいたのですが、自分も襲われたので大騒ぎし始め、ディナが死亡していることも知りました。
彼は初めて外に出て、ゾンビの腹に刺さっていたナタを抜き、触手を切ろうと家に戻るのですが、プロセッサの餌食になりました。

ステリーはゾンビと戦い続けているようです。

エンドロールで終了です。

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