コインロッカーベイビーの話 渋谷怪談

渋谷怪談

サッちゃんが憑いてくる…

制作年 2004年
制作国 日本
監督 堀江慶
脚本 福谷修
上映時間 71分
出演
水川あさみ
柏原収史
森下千里

だいたいのあらすじ

大学生のリエカ(水川あさみ)は男女六名の合コンキャンプに参加し、皆で怖い話をしていた際に川で赤ちゃんの声を聞いたような気がしたのですが、皆に言っても相手にされませんでした。
更にメンバーの一人圭太郎(弓削智久)が拾ったという地蔵の首を出して皆を脅かしたのでグルだと思われてしまいました。
翌朝、リエカ達はそのまま授業へ直行なので渋谷駅付近に送ってもらい、コインロッカーからバッグを出しました。
この付近には告白すると結ばれるというコインロッカーがあるという話題で盛り上がり、圭太郎は夕菜(森下千里)の写真を撮り、その後皆で記念写真を撮りました。

尚、合コンの結果は夕菜は圭太郎、愛(鈴木繭菓)は彰彦(和田聡宏)、リエカは良平(柏原収史)と親しくなるということになりました。
リエカ達がコインロッカーに預けていたバッグにはなぜか泥まみれの子供の手型のようなものが付いており、圭太郎達の車の窓にも同様の手形がありました。
その後、リエカが家庭教師で高校生の綾乃(堀北真希)を教えていると綾乃の手を小さい手が掴んだような幻覚を見ました。
その帰り道にリエカは愛に電話したのですが繋がらず、赤ちゃんの声を聞き、道路を這いずっているボロきれのような物を一瞬目撃しました。

その後、愛と連絡が取れなくなってしまったので圭太郎と良平に相談した所、彼等も彰彦と連絡が付かないということでした。
リエカは愛の部屋に行ってみたのですが、彼女は不在でパンツ一丁の彰彦がゾンビのような顔色で奥におり、何かに足首を掴まれた後に喘ぎながらショック死しました。
警察ではドラッグ関係を疑っているようで、「現代人は人間関係が希薄」とかどうでもいいことを言っていました。
リエカは度々、赤ちゃんの声を耳にするようになり、綾乃からは「実はあたしはクラスで浮いている」と打ち明けられました。

その後、リエカは夕菜とストレス解消にショッピングに行くのですが、夕菜はブティックの試着室で消え、リエカは試着室でボロきれのような物を目撃して逃げました。
試着室と店の中で大声で会話していてマナー悪っ!と不快になりました。
店を出ると夕菜が白目で変顔になった写真が携帯に送られて来たので、リエカは圭太郎にクレームを入れますが、知らんと言われました。
残った三人は集まって話し合うのですが、皆が赤ちゃんの声を聴いており、圭太郎は認知症のようにさっきまで何をしていたか思い出せないことが多いそうです。
通報とかしないんですね。

圭太郎は地蔵の首を折ったのは自分というので、三人はキャンプ場に戻ると、ボンドをベタベタに縫って地蔵の首を元に戻しました。
修復凄い雑だし、これは渋谷関係無いですね。
三人はカフェで「これで解決!」と喜んでいたのですが、圭太郎が突然ヘッドバンギングをし出し、首の骨が折れて死亡しました。
尚、窓には何者かが彼の頭部を掴んで揺する様子が映っていました。
一方、愛は夜の渋谷を酔っているようにフラフラと彷徨っていた所をヤリ目のリーマン(津田寛治)にナンパされるのですが、そのままコインロッカーに誘導し、リーマンはロッカーの中の何かと目が合いました。

愛はロッカーの鍵を握りしめて路上に倒れていた所を保護され、医師(永澤俊矢)は彼女の奇行の原因は不明と告げていました。
リエカが病院に駆けつけると愛はゾンビメイクで目を見開いて天井を見つめてプルプルと震えており、医師と助手(原史奈)の説明によれば今朝がた同じ症状のリーマンも運ばれてきたそうですが、亡くなったということです。
医師がそんなに軽々しく他の患者の情報を喋るとは思えませんが。
リエカは良平に「友人が死んだのに悲しいより、自分が死ぬ方が怖い。本当に友人だったのだろうか」と呟くのでした。

その夜、リエカが綾乃を教えながら「友達死んだ」とシクシク泣いていると綾乃は「私が死んでも誰も泣いてくれない」と言い母が自分を産んですぐ死んだので、父は自分のことを恨んでいるのだと打ち明けます。
リエカは「望まれずに産まれて来る子等いない」と答えるのですが、綾乃は「私が死んだら泣いてくれる?」と訪ねました。
綾乃は違うと思いますが、沢山いると思います。

感想

これはつまらないです。
捨てられた子の祟りがあるとかあるとかそんな話です。
一応、実際に起きた事件をベースにしてます。
都市伝説がテーマのようで、色んなものが入ってますが、とっ散らかってます。
ハッキリ言って本当に内容が無いような映画です。(ないようだけに)
スレンダー美女がヒステリックに騒いでるだけの映画ですね。
これ私、高校の時に映画館で観たのですが、10代の時点で辛かった記憶があります。
その後、皆でお買い物してピザ食べに行ったことしか覚えてません。

演出は音が五月蠅い系ですが、普通でした。
凡庸な印象で、海外の監督で例えるとメアリー・ランバートさんを思い浮かべました。
結末付近はネタでやってるとしか思えず、苦笑してしまいました。
爆笑できない所がこの映画の非常に残念な点だと思います。

人間関係の希薄さとか訴えてますが、そんなこと今更言われても困りますし、少女と無関係だと思います。
全てが中途半端で薄っぺらく意味不明な内容でした。
恐らく冒頭10分位見て、間の50分寝ても結果は一緒なので問題無いと思います。
登場人物もほぼ全滅しており、男も女もヒステリックな人が多いです。
綾乃だけが可愛かったようで、これは同時上映の2の布石だと思いました。
もしかしてこの映画って噛ませ犬?

70分勿体ない感じで、観なくていいと思いました。

ラストまでのあらすじ

愛は公園の滑り台の下でカッと目を見開いて座っており、その側では無人のブランコが揺れていました。
リエカ達が病院にお見舞いに行くと病室の窓に愛の姿が見えたのですが、病室に行くと彼女は窓際で首を吊って自殺していました。
彼女は愛の手から落ちたコインロッカーの鍵を拾い上げました。
その後、二人は病院の廊下でボロきれを発見するのですが、中から少女のようなものが出て来たので一目散に逃げました。

リエカは「ロッカーに捨てられた赤ちゃんの祟りだ」と何の脈絡も無く言い出し、二人はロッカーに向かいました。
百歩譲ってそれはいいとしても、なんで良平達も呪われるのか意味不明です。
そして良平がロッカーを開けると中から髪の毛が広がってきたのですが、ドアを閉めたら引っ込みました。
何しに出てきたんでしょう。「何今の?」とか言ってますが、こっちが聞きたいよ
良平はおもむろに鍵を掛けるのですが、中からは小さな手形が張り手をかまし、ロッカーがベコンと手形で出っ張ったりしてその後、ドアがバーンと開きました。
そして中から可愛らしい少女が這い出して来たので、二人は腰を抜かして見ていました。
少女がリエカの手を握った瞬間にとある女性がレイプされた子を自力で出産し、このロッカーに捨てたという幻影を見せられます。

リエカが我に返ると良平がロッカーに呑まれており、助けようとしたのですが、彼は「ワー」と叫んで吸い込まれます。
ジャケ裏に「都市のブラックホール」と書いてますが、このことだったのでしょうか?
少女がこちらに這い這いして来たのでリエカは「ママが憎いから?」と動機を尋ねるのですが、無視されたので作戦を変え、「望まれずに産まれて来る子なんていない」と嘘松した後に少女を抱きしめると少女は消えました。

その後、JK達が願いが叶うロッカーだの恋愛が成就するロッカーでは赤ちゃんの肢体が発見されたとか噂していました。
リエカは病院でゾンビのような顔色で寝ており、綾乃がそれを見舞っています。
ふと彼女が手を握ったように感じた綾乃が手の中を確認するとコインロッカーのキーがありました。

エンドロールで終了です。

特典はインタビューとか入ってて豪華です。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする