サメ人間現る キラー・シャーク

キラー・シャーク 殺人鮫

サメ人間にひどい目に遭う話

制作年 2004年
制作国 アメリカ
監督 マイケル・オブロウィッツ
脚本 モンティ・フェザーストーン/ハワード・ゼムスキー
上映時間 92分
出演
ウィリアム・フォーサイス
ジェフリー・コムズ
アーサー・ロバーツ

だいたいのあらすじ

西太平洋の地図に無い島
カップルがヨットで遊んでおり、海にドボーンと飛び込むのですが、この島の周辺にはシュモクザメの群れがいるようで、それはそうとしてカップルはシュモクザメではないサメみたいなナゾ生物に襲われて喰われました。
このサメの群れは今後、一切出てきませんし、話にも全く絡みません。
一方、この付近の研究所ではキング博士(ジェフリー・コムズ)がクラウス博士(ヴェリザール・ビネヴ)、メデベンコ博士(リディ・デニエ)と「奴はサメだ!いや反応した」等と寸劇をしながら何かを研究していました。
死体蘇生薬でしょうか?
キングは研究成果を製薬会社に送り、研究主任のアメリア(ハンター・タイロ)が解析した所、肝細胞に関するモデルでした。
キングの研究は役割の無い幹細胞を細胞に変化させるもので、この方法を応用すれば損傷した細胞をカバーできます。

アメリアの解析結果を聞いた製薬会社の代表であるフィダー(アーサー・ロバーツ)は秘書のジェーン(エリーズ・ミューラー)にキングとの契約の締結を急がせ、アメリアにはさらなる解析を命じました。
アメリアは過去にキングの息子ポールと婚約していたのですが、彼は5年前にガンで死去していました。
一方、キングはシュモクザメと人間をかけ合わす研究をしていたようで、「繁殖させよう!」とか言い出し、それに女性をあてがっていたのですが、それどころでは無く、女性は食われていました。
博士はそれを「女性が奴のタイプでは無かった!」と判断し、クラウスから「卵生のサメのが良かったんでは?」とツッコまれると「シュモクザメは胎生だから高度で最高!」的な返しをしていました。
なんかサメ人間造ってるみたいです。
他にも受精した女性が死に捲りでマウス並に女性が死亡しているようです。

フィダーと元妻ジュリー(マリヤ・イグナトワ)、ジェーン、アメリア、彼女と交際中のIT主任のトム(ウィリアム・フォーサイス)、社員のバーニーは解析のためにキングの居る島に渡ることにしました。
トムはPCの修理とかしてたんですが、重要な会議にでも出席していてナゾの人物です。
それにしてもITとか無関係なのでアメリアだけでいいような気がするんですが、こんなに偉い人を島に集めて業務回るんでしょうか?

それを聞いたキングは巨大なハエジゴクにマウスを与えながら、「歓迎しないと」とか言いながらクラウスと悪い笑みを浮かべていました。
ということで一行はキングに「凄いだろう!」とドヤ顔で食虫アロエ等が居る、自慢の温室を案内されたりします。

ジェーンは衛星電話が通じないとブーブー言い、アメリア曰くメデベンコは人間で突然変異を研究して逮捕歴があったりと島は怪しさ満点です。
しかし夜になると現地人のファイヤーダンスや花火が上がるディナーがあったりして、一行はうっかりくつろいでしまうのでした。
キングは観光でもやっているのでしょうか?
しかしそんなことにはお構いなしでイマイチ姿が見えないサメ人間が島の周辺で人を殺しまくっていました。
現地人は気にしないのでしょうか?
その後、本題に入り、キングは皆の前で「腎臓がんの患者である息子のポールにサメの幹細胞移植したんです。そしたらガンが2週間で治りました!」ととんでもないことを発表します。
そして「これが未来の人類の姿だ!」と水槽で泳ぐ顔と尻尾がシュモクザメというサメ人間を披露しました。
顔はシュモクザメを横にギュッと潰した感じです。

当然、皆はドン引きでフィダーは「もう帰る!」と去ろうとするのですが、小銃を持った男達が現れ、皆は監禁されてしまいます。
キングは昔、会社をクビになっていたので、その怨みがあるらしく「全員死刑」とか宣言しました。
フィダー達が監禁された部屋には水が流し込まれ、サメ人間の侵入は時間の問題だったのですが、男が小銃を置いていってくれたのと、都合よく壁に梯子が付いていて換気扇があったので、IT主任のトムが鳴れた手つきで小銃を撃って換気扇を破壊し、皆は梯子から換気扇の穴へと脱出します。
トムは潜水してサメ人間に小銃を撃って攻撃しました。
サメ人間は襲うときに両手を上げるのがカワイイです。背びれもちっこいのがあります。
顔は可愛くないけどね!ひとまず緊張感はゼロでした。

建物の屋上に出たので、トムは慣れた手つきで皆のシャツを繋いでロープにし、皆を降ろしました。
一方、サメ人間は外洋フェンスを修理していた作業員を遅い、銃で撃たれた後に逃走しており、キングは部下にヘリで島内を捜索させ、フィダー達を発見次第アメリアを除いて全員殺せと命じました。
その頃、トム達は「高台まで移動して衛星電話使おう!」とか言ってたのですが、忘れてしまったのか、波止場まで行って様子を見ようということになり、敵が三人だったのでIT主任は初老の代表と営業に「戦おう」とか言い出し、誰も異論は挟まず突撃します。

ということでトム達三人はボートまでサメ人間のことは忘れてバチャバチャ泳ぎ、IT主任のトムは船長をぶっ飛ばし、代表フィダーも船員をぶっ飛ばし、バーニーは普通の会社員だったのか海に落ちます。
しかし波止場にいた小銃を持った男二名にスコープ無いのにスコープで狙撃され、燃料タンクに引火したので、ボートが爆発、トム達は海に飛び込みました。
サメ人間は空気を読んだのか全く出てきませんでした。
バーニーは台本パワーで波止場を目指さず、明後日の方向に泳いだので、今更現れたサメ人間に襲われます。
トムはわざわざ「サメ退治」と書かれているボックスに入った銛を取り出し、海に飛び込んでサメ人間と格闘してバーニーを助けますが、バーニーは右足首を失ってしまい、皆に救出されました。
トム達は研究所に戻ってバーニーを手当てすることにし、それに反対したフィダーとジュリーは高台で電話することになりました。

トムは移動中にキングの手下と遭遇したのでジャングルにあった罠に敵を落として殺害し、ショットガンを奪いました。
このジャングルは危険が一杯で人の足に絡んでくるナゾの蔦植物もいます。
一方、フィダーは高台に上がった所をヘリのロケット砲で撃たれて崖下に落下して気絶、衛星電も壊れ、ジュリーもサメ人間に喰われました。
研究所に着いたトム達ですが、ここまで苦労して一緒に連れて来たバーニーをあっさり見捨てた感じになり、彼はサメ人間に喰われました。
当然、監視カメラがあるのでトム達の侵入はバレバレでキングは部下に「男は殺して女は捕獲!」と命じました。

施設を調べていたアメリアはサメ人間を繁殖させようとしていたことを知り、トムは監視カメラの存在に気付いてカメラにカバーを掛け「これで善し」と安心して物色を続けます。
アメリアはサメ人間は窒素に弱い!と言い出したので、弱点はそれだろうということになります。
一行はまた換気扇から逃げ出し、追手はドアに仕掛けてあった罠で火だるまになって死亡しました。
トム達はヘリポートを目指すことにし、その頃フィダーはキングの手下に掴まって連行されますが、サメ人間が襲ってきたどさくさに車を奪って逃走しました。
一方、キングは「シュモクザメ最高!目の間隔が最高!」とかのたまう反面、トム達が生き延びていることを悔しがっていました。

トム達はフィダーと合流し、「もうウンザリ!」とキングを裏切ったメデベンコも彼等に合流します。
しかし彼等の動きは手下達にバレバレでロケット砲の攻撃を受けてメデベンコは海に落下し、サメ人間に喰われました。

感想

これはくだらないです。珍作です。
水陸両棲のサメ人間に襲われるという内容で、サメ人間は神出鬼没です。
サメ映画だと思って観ると痛い目に遭います。
ジャンルも単なるアクションだと思います。

登場人物はサメ人間の行動が読めるようで、全編通して全く緊張感がありません。
これは視聴者とも一致していて「どうせここでサメでしょ?手下でしょ?」と考えているとその通りになり、話にあまり絡まない人間はサッサと始末されます。
そういう意味ではジェーンは頑張っていて、絵的にブロンド人が必要だったのかなあと思いました。
でもジュリーの方が可愛いと思いました。

展開はサクサクで観るのに知能も必要としない点は良かったと思います。
でもアクションゆるい、怖くない、迫力無いと三拍子そろっています。
一応、爆破シーン等もあって少し派手だったりはするのですが。

キングの資金源がナゾで戦闘ヘリ1機、ボート2隻、ヘリ1機、哨戒艇3隻、研究施設に傭兵30名程度、研究員2名、車両多数という構成のようですが、どんだけ維持費がかかるのか。
ブラックジャックも島は持ってたような気がしますが、従業員は自称妻のピノコだけだし。
トムの異常な強さもナゾで、この人は情シスの人でサポートとかしてたのですが、強い理由の説明は一切無かったです。
アメリアも異常に強いし、色々おかしいと思います。
フィダーは元海兵隊員ということで説明してますが、傭兵に余裕で勝てる理由にはならないと思います。

サメ人間に至っては何がしたいのか良く分からず、食べ残しばっかです。
登場人物は行動も何をしたいのか良く分からず、基本的に行き当たりばったりで行動します。

キャストは無駄に豪華でした。
ジュリーの人はハイヒールで崖登らされたりして大変だったと思います。

ラストまでのあらすじ

ここまで頑張ったジェーンですが、お別れの時が来たようで、ナゾの発疹を発した後に水で身体を洗おうとしている所をサメ人間に喰われてしまいました。
そしてサメ人間を捕獲しようとしていたクラウスもサメ人間に殺害されてしまいましたが、手下がサメ人間を水槽に戻しました。
トム達は敵部隊と遭遇して全滅させ、今度は哨戒艇三隻の追撃を受けますが、全員が鹵獲した小銃で反撃し、大爆発で全滅させました。
この人達は強すぎて飽きて来ました。

トム達はヘリポートに到着し、ジープを大爆発させ、小銃で戦闘ヘリを撃墜して大爆発させてヘリを奪いました。
元海兵隊員だったフィダーがヘリを操縦するのですが、ヘリは撃たれて大爆発してしまい、フィダーとアメリアは捕まってしまいました。
アメリアは繁殖用に拘束され、フィダーは交尾前のご飯にされて死亡しました。
一方、トムはボートまで泳ぎ、武器を調達して研究所へ殴り込み、温室で「窒素肥料」という都合の良いものをゲットしました。。
手下は全員引き揚げたみたいです。捜索しろよ。
ということで交尾タイムになったのですが、サメ人間はキングの腕を噛み千切ってしまいました。

バッタバッタと手下を倒したトムがアメリアを救出し、窒素シャワーをサメ人間に浴びせるとなぜかサメ人間は爆発しました。
二人はここを破壊しようということになり、邪魔したキングを射殺し、二人は脱出して研究所は大爆発しました。
しかし海中にはまだ何か居そうでした。

エンドロールで終了です。

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