美女が悲惨な目に;; P2

P2

警告 この恐怖、もはやフィクションとはいえない。

制作年 2006年
制作国 アメリカ
監督 フランク・カルフン
脚本 アレクサンドル・アジャ/フランク・カルフン/グレゴリー・ルヴァスール
上映時間 97分
出演
レイチェル・ニコルズ
ウェス・ベントリー
フィリップ・エイキン

だいたいのあらすじ

地下駐車場で駐車している車のトランクから女性が「フーン!」と脱出していました。

クリスマスイブのNY
アンジェラ(レイチェル・ニコルズ)は書類の訂正を命じられ、一人残業をしていました。
上司のハーパー部長(サイモン・レイノルズ)は忙しい時に「先日、セクハラしてゴメンね」とか謝って来るし、パーティーの約束をしていた姉夫婦は「早く来てね!」と気楽な感じなのです。
ようやく仕事を終え、警備員のカール(フィリップ・エイキン)と共に下に降りました。
携帯も圏外である地下二階の駐車場で車のエンジンを駆けるのですが、動かなかったので、仕方なくトランクの荷物を出し、外でタクシーを拾おうとします。
ところが、なぜかエレベーター入り口は施錠されてしまい、出られなくなってしまいました。

仕方なく駐車場の係員の詰め所に行き、そこにいたトム(ウェス・ベントリー)に「鍵開けて」と頼みます。
すると彼は「空車捕まらないかもしれないから、車見ましょうか?」と言い出し、アンジェラは急いでいたのですが、長くかからないと言われたのでお願いすることにしました。
トムはバッテリーを充電するのですが、エンジン駆からず、アンジェラはエレベーター室の鍵を開けてもらうことにします。
トムは鍵を開ける際に「俺と一緒にクリスマスパーティーしない?」と凄い発言をし、流石にアンジェラが「ハァ」という表情で見返すと、冗談だと返されたので、「忙しいからゴメンね」と言って上へ上がりました。

アンジェラはサンタ衣装だのデカいぬいぐるみ等を両手一杯に抱えていたのでひとまずロビーに腰掛け、タクシーを呼び、ピースカ居眠りしていました。
暫くしてタクシーが迎えに来たのですが、正面玄関は施錠されており、地下1階からも出られず、「もう待てん」とタクシーは去りました。
なぜか地下の照明は落ちてしまい、アンジェラは携帯の灯りを頼りに進むハメになりました。
転んで悪態を吐いていると背後からトムが現れて麻酔を嗅がされ、彼女はバッタリ倒れてしまいました。

アンジェラが息を吹き返すと、P2の詰め所に座らされ、白ドレスに着替えさせられてメイクもバッチリされていました。
側にはサンタ服を着たトムがおどけており「転んだみたいだよ」等とのたまっているので、逃げようとするのですが、足がしっかり鎖で固定されていました。
机の上にはクリスマスディナーの支度がしており、鎖を解けと要求するアンジェラのクレームは無視され、トムは「七面鳥食べる?あっワイン飲むよね?」等と噛み合いません。
アンジェラが出来るだけ波風立てないように「約束があるから解放して」と頼んでも「義務だろ。自分の時間を大切にしろよ」等と全く噛み合わず、トムは七面鳥を摘まみながら「俺の趣味は読書なんだよね」とマイペースを貫きます。

アンジェラは「二年付き合ってる記者の彼氏が迎えに来る」と嘘を吐くのですが、バレバレで、トムはストーカーだったらしく、彼女の姉夫婦のことも知っていました。
恐ろしさと悔しさでシクシク泣くアンジェラにトムは固定電話を持ってきて、「姉さんたち心配してるから電話した方がいいね」と言い、「熱が出た、インフルエンザかも」とキャンセルの電話を入れさせます。
辛いのが、後ろで姉の旦那が「君の妹は身勝手だ」とか言ってる点です。前にもキャンセルしたことあったみたいです。
トムはプレゼントだと言い、ビデオテープを見せるのですが、それは監視カメラの映像でハーパーがアンジェラにセクハラしている場面のものでした。
その後、ドライブに行こうと言い、足の鎖を外されたのでアンジェラはフォークでトムの肩口を刺しました
が、転んでしまい、逃げることはできず、後ろ手に手錠をされます。

トムはアンジェラを助手席に乗せ、地下4階の駐車場に行くのですが、そこには椅子に縛られたハーパー部長が座っていました。
彼はアンジェラにマグライトでヤツを殴れ!と指示し、彼女は「部長謝ったし」と拒絶します。
必死に諭すアンジェラにトムは「俺の名を連呼するな!」とスイッチが入り、仕方なくアンジェラは「やるから手錠外して」と要求しました。
しかしトムは思い直し、俺がやると言って、散々にハーパーを罵った挙句に何度もマグライトで殴って重症を負わせます。
ハーパーを病院に連れてってと訴えるアンジェラを無視してトムはハーパーを車で押し、壁に叩きつけて潰して殺害しました。
内臓出てます。

アンジェラはどうにか車から脱走し、後ろ手だった手錠に足を通して前に回しました。
彼女は死体を片付けているトムを出し抜き、詰め所に戻ると飼い主に似て凶暴なロッキーとかいう黒犬に邪魔されながらもバッグの中の携帯電話とエレベーターのカードキーを入手しました。
何とか圏外で無い地点を見付け、911に電話したのですが携帯を落として取れなくなるという痛恨のミスを犯し、仕方なく携帯に向かって言いたいことだけを言いました。
彼女は携帯を拾おうとした際に生爪を剥がしてしまい、トムとロッキーに追われながら必死に地下を逃げ回ります。

アンジェラは何とか地下一階からエレベーターに乗るのですが、ロビー階には行けず、非常停止したので通話ボタンを押します。
しかし応じたのはトムで「愛し合う男女が苦境に立っているだけだ」等と意味不明なことをのたまっているので彼女は頭を抱えます。
「もう通報したから」と叫び、トムのサイコ発言を聞きながら、エレベーターの中で待機することにします。
裸足だわノースリーブのドレス一枚だわという大変に寒い思いをしているアンジェラにトムは消防のホースをエレベーターの箱の上に投げ込んで水を流すという暴挙に出ます。

更に重症だったカールを投げ込むという暴挙に出たので、アンジェラは堪らず非常停止を解除してP3から脱出しました。
カールはずっと姿が見えなかったのですが、やられていたようです。

感想

これは普通です。
ストーカーに地下に監禁されるというお話でなかなか怖いです。
場所が地下なので単調な感じになるかと思いきや、思ったより広いのと使えるものは何でも使おう的な精神で非常にテンポが良く、次から次へと悲惨なことが起こるので、退屈しないです。
演出もスリリングでスピード感があり、よろしいと思いました。
悲惨な話なのですが、アンジェラが何とか対処しているのでカラッとしていると思います。

この映画は何といってもアンジェラ一点だと思います。
トムもなかなかインパクトがあって頑張っているのですが、完全に食われてます。
終始、白のノースリーブのドレスを着て手錠&裸足で走り回っている彼女は凄いです。
ギリギリで対処している所が本当に気の毒でした。
この人はとても心の広い人で罪を憎んで人を憎まず的な所があるのかと思いますが、トムには流石にキレてました。
でもトムのことも見逃そうとしていたので、やっぱこの人凄いなあと思いました。

チキンレースのシーンも格好良かったですね。
わざわざアクセル踏みこんでる足を映したりする演出も良かったです。

ラストまでのあらすじ

トムは詰め所に戻り、地下のスピーカーからプレスリーのブルークリスマスを物真似しながら流すというムカつくことをしていました。
アンジェラはここで、いつも自分の居場所がバレておちょくられるのはカメラの所為だと気付き、消火用の斧で付近のカメラを壊して回ります。
アンジェラが斧を振り下ろす際の「にゃっ」という掛け声が素敵です。
彼女はカメラを破壊しつつ反撃してやろうとP2の詰め所に来たのですが、トムは不在で、自分がトムにメイクされる際のキモーいビデオが再生されていたのでブチ切れてTVを斧で破壊しました。

ふと監視カメラのモニターを見ると、パトカーが来ていました。
歓喜したアンジェラでしたが、トムにスタンガンを押し付けられて気絶してしまいました。
気が付くと彼女はベンツのトランクに詰められており、警察はトムに騙されて一通り駐車場を見回って引き揚げようとしていました。
アンジェラはトランクから脱出し、急いでP1の出口に走りますが、パトカーは引き揚げており、トムとロッキーにお出迎えされてしまいました。

アンジェラは回れ右してダッシュで逃げ、トムはロッキーを放って追跡させます。
彼女は車のガラスを割って逃げ込み、猛烈に吠えながら噛みついてきたロッキーをレンチで刺して殺しました。
この犬は本当にウザかったのでスッキリしました。
詰め所に戻ったアンジェラは固定電話で警察に電話しましたが、繋がらなかったので、受話器をそのままにして出るのを待ち、そのまま身を隠します。
ロッキーが殺されたのを知ったトムは「罪も無い動物を殺しやがって!」と叫びまくっているのを警察に実況中継されます。
奥の部屋に潜んでいた彼女はトムに痴漢撃退スプレーを噴霧して缶で殴りつけてから逃げ出し、レンチでつっかい棒をしてトムを詰め所に閉じ込めます。

アンジェラはその間に拝借したキーで車に乗り込み、脱出しようとしますが、詰め所を脱出したトムの車に阻まれ、P2でチキンレースとなります。
ビビったトムがハンドルを切ったので勝利しますが、カーブを曲がり切れず事故ります。
アンジェラは気絶している振りをして、近づいてきたトムの目にドライバーを刺し、手錠で首締めして落とすと、手錠の鍵をようやく外し、トムを車に手錠で繋ぎました。
トムは気が付いて「友達になりたかっただけなんだ」等と哀れっぽいことを言うので、アンジェラはスタンガンを拾って立ち去りました。
ここでそのまま立ち去ろうとする所がアンジェラ凄いなあと思いました。

しかしトムが「何とか言え!くそ女!」と罵ったので、ブチ切れた彼女はスタンガンで車から漏れていた燃料に引火させました。
トムは火だるまになり、車は爆発炎上しました。
スプリンクラーが作動してアンジェラは濡れ鼠になりながら、トムから奪った鍵で出口を開けます。
雪が降っている路上に出て歩いていると向こうからやって来たパトカーに救出されました。

エンドロールで終了です。

凄く寒そうでした。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする