呪い系ゾンビ ウエスト・オブ・ザ・デッド

ウエスト・オブ・ザ・デッド

荒野のゾンビ!!

制作年 2005年
制作国 アメリカ
監督 ジェレミー・カステン
脚本 マーク・A・アルトマン
上映時間 89分
出演
マリサ・ラミレス
トラヴィス・ウェスター
ダニー・トレホ

だいたいのあらすじ

1892年のメキシコ・サンタボニータ
死者の女神の遺跡が発掘されて沢山の財宝が見つかったそうですが、町の偉い人ディアス(ダニー・トレホ)はなぜか住人を洞窟に生き埋めにしていました。

1952年10月
トーマス(ジェフリー・コムズ)とサラ(エリー・コーネル)の夫婦と娘リリー(マーセア・モンロー)、その弟リッキーの四人家族がサンタボニータに来てモーテルに立ち寄ったのですが、誰も出迎えてくれなかったので勝手に部屋を借ります。
しかしその後、リリーは死者の日の扮装をしたゾンビに襲われ、リッキーは住人一味になってしまいました。

2005年11月1日(死者の日)
メキシコ人のアリシア(マリサ・ラミレス)は彼氏のジョス(トラヴィス・ウェスター)を両親に紹介しようと彼の車でメキシコを移動していました。
そこでサンタボニータに立ち寄った所、通りに居た人達を危うく轢きそうになり、単体事故を起こして車は走行不能となります。
通りの人達はなぜか棺の女性を閉じ込めて運んでおり、棺を投げ捨てて逃げたのでアリシアは女性を助け起こしました。
女性は舌を切られており、全身に刺青のような模様を書かれていたので、ジョスが保安官事務所に飛び込みました。
彼女はエスメラルダという名だそうで、保安官(デヴィッド・キース)に引き取られ、なぜか留置場に入れられていました。
その後、保安官はなぜかリリーの写真を見ていました。
彼は脚が悪いのですが、リッキーも脚が悪かったのです。

ここには修理工場も無いそうで、保安官が明日、車の手配をしてくれるというので、アリシア達はホテルに泊まることにしました。
二人はフロントのマルティア(ローラ・ハリング)からリリーが泊まった部屋5号室の鍵を渡されました。
部屋は廃墟のようにボロく、アリシアはこの町が嫌だったので、ジョスはタイラーという友人に電話を架けて助けを求めました。
その後、アリシアは洗面所で死者の日のメイクをした少年の亡霊を見た気がして、それをジョスに話しました。
果報は寝て待てということで二人はHしてから寝ることにしましたが、アリシアは再びドレッサーに少年の姿が映るという悪夢を見ました。

その後、アリシアは別の部屋でトーマス達が誰かと言い争った後に襲われているような声を聞き、部屋を開けてみると誰もいませんでしたが、部屋の中が血まみれになっている幻覚を見ました。
一方、保安官もやはり住人一味だったようで、メキシコ人のエスメラルダに向かって「奴らを鎮めるにはメキシコ人の血が必要。もうすぐ続きをやる」と告げ、彼女を絶望させていました。
さて、ジョス達は食事の時間になったので、食堂へ行くのですが、付近の席で黒ずくめのBBAが歯を剥いて威嚇したりして嫌な感じです。
マルティアもプレートを二人の前に置き、「これしか用意できないから嫌なら食うな」と恐ろしく不愛想です。
二人は食堂で誰かが助けを求める声を聞くのですが誰も居らず、日記を発見したので読もうとすると、マルティアがアリシアに「その日記はあなたを導く」的なことを言っていました。

保安官は住人一味を引き連れてエスメラルダを連れ出そうとするのですが、彼女は留置場で自害しており、仕方なく他のメキシコ人を探すことになりました。
一方、ホテルにはタイラー(ラズ・アロンソ)とエリカ(ニコール・ヒルズ)のカップルがジョス達を迎えに来ました。
ジョスは一刻も早くここを出ようと説得するのですが、二人は着いたばかりで疲れたと言うので、ひとまず荷物だけ運んでおくことにしました。
荷物を運び終えた彼は保安官に挨拶しておこうとするのですが、エスメラルダと回りの様子を見て保安官が怪しいと気付き、銃を失敬して引き上げます。

ホテルに戻ったジョスは机に突っ伏して寝ているタイラーとエリカを起こしますが、アリシアが居なくなっていました。
ホテルのミニチュアから彼女が教会に拉致されたと判断したジョスは助けに行くことにし、二人に「住人は信用するな!ここで待て」と指示しました。
果たしてアリシアは教会で生贄台のような物に乗せられ、ナイフで刺されそうになっていました。
ジョスは銃を振りかざして住人達を追い払い、アリシアにナイフを振り上げていた男を射殺して彼女を救出して外に連れ出しました。
ナイフを振り上げていた男は保安官で、「生贄を与えないと奴らが来る、お前らもリリーのように死ぬ」と話していたのですが、彼はやはりリッキーだったようで、後にサラのゾンビに「母さん」と呼び掛けていました。

ホテルで合流した四人は急いで車に向かいますが、車はゾンビの群れに取り囲まれていました。
仕方なくホテルに籠城することにしますが、弾が少ないのでジョスはアリシアの援護を受けつつ弾を取りに保安官事務所へと向かいました。
ジョスは死亡していた筈のエスメラルダに襲われ、太ももの皮をを噛み千切られますが、何とか留置場に押し込み、ショットガンを持って逃げ出します。
弾薬補充は出来ませんでした。
ホテルへ戻るもゾンビの群れに襲われ、彼等は銃で撃っても倒れませんでした。
タイラーが助けに来たのでジョスは何とかホテルへ戻りました。
皆はあれが死人であり、ゾンビの類であると認識しました。

エリカはジョスが感染しているかもしれないので一緒にいるのは危険だと主張するのですが、ゾンビが窓を割り始めたので、皆は二階へと非難しました。
アリシアは下にテキーラを取りに行くのですが、やはりマルティア達はこの事態を把握していたようで「過去が未来を変える」と意味不明なことをのたまっていました。
タイラー達はジョスの太ももの傷を応急処置しました。

感想

これは普通です。
呪われた町でゾンビに襲われるという内容です。
ジャケットを見ると西部劇ゾンビみたいな感じなのですが、無関係です。
冒頭でスッキリしない点をひたすら引っ張っているのですが、これは結末付近にネタが明かされます。
その割には大したことでは無いというのが残念なポイントだと感じます。
テンポはあまり良くなくてダラダラしてる感じです。

演出は普通で良くも悪くも無い感じです。
スッキリしない点が多くて、ゾンビ以外の住人が誰に対して生贄を捧げていたのかは明言されなかったり、その他も沢山あります。
それにゾンビ以外の住人は普段は何をして暮らしているのか等謎が残ります。
リッキーが保安官になっている理由も良く分かりませんでした。

ゾンビは割と丁寧に作ってある気がして、古いゾンビが汚いのもいい感じでした。

登場人物の行動がもたついているので、ちょっとイラッと来るかもしれません。

ラストまでのあらすじ

このままでは埒が明かないということでエリカが車を取りに行くことにします。
彼女はチアリーダーなのですが、身体能力抜群で、屋根から華麗に飛び降りると、ゾンビの群れに突撃して車に飛び乗り、一気にホテルの前に車を停めるという偉業を成し遂げます。
アリシアはジョスを見捨てられないと言うので、タイラーがエリカと一緒に助けを呼んでくるということになり、飛び出して行きました。
しかしタイラーはゾンビの群れに阻まれ、食べられてしまいました。

エリカは堪えきれずにボロボロのタイラーを車に乗せようとしたので、ゾンビに襲われて喰われてしまいました。
アリシアはマルティアを問い詰め、事の真相を聞き出しました。
150年前、この町は地主のディアスが開き、住人の大半は彼に雇われていたといいます。
ある日、住人の一人がアステカの死の女神ミクテカシワトルの墓を発見したのですが、中には物凄い数の財宝があったそうです。
ディアスは財宝を独り占めしたいと考えており、また、女神に生贄を捧げれば不死になれると信じるようになり、邪魔者だった保安官のマルティネスを町から追放しました。
そして死者の日を祝うと称して住人を発掘場に誘い込み、爆破して全員生き埋めにしたそうです。
彼は雇っていたならず者を全員毒殺するのですが、悪事がマルティネスにバレて撃ち合いとなります。
ディアスは息子のルイスを誤射して殺害してしまい、マルティネスと相討ちで倒れ、ディアスの妻オレ―タはそれを見て嘆きました。
しかしディアスは不死となったので死なず、寝たきりで引き籠って妻と義理の娘に世話をさせているのだそうです。
住人は死者の日に甦り、ディアスへの復讐をしようと彷徨っているそうです。
アリシアが頻繁に見ていたスカルメイクの少年はルイスだったようです。

アリシアは日記の一頁に「入れろ」と書かれていたことからこのホテルの正体を知り、施錠された扉から上の階に上り、ディアスと対面しました。
あの黒ずくめの老婆はオレ―タであり、マルティアはオレ―タの娘だったのです。
「不死に意味あんのかよ!」と怒鳴りつけたアリシアにディアスは「お前を食えるから意味ある」と襲い掛かるのですが、彼女は既にゾンビを招き入れており、ディアスはゾンビに引き裂かれ、ゾンビは消えました。
このディアスがアリシアを食べたがる理由が良くわかりませんでした。

翌朝、マルティアは自分の正体を二人に打ち明けて消え、アリシア達はエリカの車を借りてこの町から去りました。

エンドロールで終了です。

恐らく、住人達は死者の復活を防ぐためにミクトランシワトルに生贄を捧げていたのだと思いますが、そこにリッキーが絡む理由が分かりませんでした。
そんなことをする位なら、ディアスに復讐をさせようと思い付く人がいると思いましたがどうなんでしょう?
特に名言されていませんでしたが、マルティア達はホテルから出られないようです。

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