続編じゃないです デイ・オブ・ザ・デッド2

デイ・オブ・ザ・デッド2

病院にゾンビが出て来てひどい目に遭う話

制作年 2005年
制作国 アメリカ
監督 アナ・クラヴェル
脚本 アナ・クラヴェル
上映時間 104分
出演
ローリー・バラニャイ
スタン・クリメッコ
ジャスティン・アイポック

だいたいのあらすじ

1968年 レイブンサイド軍事基地の軍事病院
極秘にゾンビウイルスの研究が行われていたのですが、漏れてしまったようで敷地内にはゾンビが溢れます。
軍は患者や医療関係者も含めて全員抹殺して証拠隠滅を図りますが、看護師の一人がクーラーボトルに入れてウイルスを持ち出しており、付近の森にボトルを落としてしまい、軍に射殺されました。

現在、レイブンサイドは薬物患者や精神病の患者を扱う病院として運用されていました。
5日前、患者達は付近の森で世間話をしていたのですが、あのクーラーボトルを発見し、持ち帰ります。
患者の一人アイザック(ジャスティン・アイポック)は嫌な予感がすると皆を止めていました。
病院に戻ったアイザックは患者の一人エマ(ローリー・バラニャイ)が好きで、森で摘んだ花を彼女にプレゼントしていました。
アイザックは自殺癖があるエマと退院したら一緒に暮らす約束をしていたのでした。

その夜、患者の一人ジャッキー(ジョン・F・ヘンリー二世)はサム(ジュリアン・トーマス)が保管していたクーラーボトルを開けてしまい、中から謎の装置が出て来てそれを眺めていた人達が感染しました。
患者に理解を示す医師のドンウェンは面会室でエマとアイザックを二人きりにさせたのですが、その件で院長のヘラーからこっぴどく叱責されました。
深夜に感染者達は小さな光球を目撃し、それは感染者の体内に吸収されました。

翌朝、サムが泡を噴いて倒れ、他の感染者も黒目が大きくなり、身体の皮が剥けました。
感染者の一人ボリス(スタン・クリメッコ)はまるで蛇の脱皮のようだと言いました。
アイザックは感染者でしたが、退院日だったので、支度をするようにドンウェンから言われます。
一方、感染者であるエマはアイザックと性行為を行った可能性があるということで検査を受けていたのですが、看護師マーシャルに検査結果を捏造してやるとレイプされそうになり、彼の腕に噛みついていました。
不思議なことに感染者達は誰かが身体に衝撃を受けると皆が共有するようでした。

食堂で食事をしていたボリスとジャッキーは突然、ゲロを吐き始め、サムは全身に水疱が沢山出来ており、それを潰していました。
また、エマは妊娠しており、ドンウェンはヘラーに呼び出されて、どういうことだとこっぴどく叱責されます。
アイザックの退院は取り消され、彼とエマはヘラーの監視下に置かれることになりました。
また、ヘラーは感染者の症状について何かを知っているようで、感染者が外出した先を聞き、テラー総督という人物に連絡しようと呼び出しましたが、何か思い立ったようで、止めました。
もう50分経つのですが、ここまでは1ミリも面白くなかったです。

ヘラーは感染者達の居る棟を隔離し、もし襲ってきたら頭を撃てと看護師に指示し、武装許可を与えていました。
他の患者も一緒に隔離されているのが意味不明です。
ドンウェンはアイザックにエマ妊娠の件を伝えるのですが、彼には全く身に覚えがありませんでした。
彼はネットであの筒のことを調べ、ジェリーという人物から1968年の事件を聞き、あの中にはDNAに異常を来すウィルスが入っていたと聞かされ、感染者は政府に抹殺されると知りました。
ジェリーは明日、その筒を回収しに行くから、それまでは絶対に開けるなと告げました。
一方、マーシャルは凄い勢いでゾンビ化していました。
サムの水疱は治っていたりして意味が分かりません。

翌日、レズビアンのパティはヴィッキーにエマはお前を見捨てて退院すると煽られ、警備員の銃を奪って射殺し、エマに会いに行きます。
アイザック達はどうやら自分達がじわじわとアンデッドとなっているのに気付きました。
ヘラーは軍に知らせる前にこの感染症のことを知りたいらしく、皮膚が完全に裏返った状態のマーシャルを特に観察していました。
彼は治療薬を持っているようでしたが、マーシャルには使わない等と本人の前で話しており、怒ったマーシャルに噛まれてしまいました。

感想

これはつまらないです。
殆どが心からどうでもいい患者の行動を見せられるだけで、ようやくゾンビが出て来るのがラスト30分です。
(冒頭にも少し出てきます。)
しかしその頃にはもうお話自体のつまらなさにゲンナリしているので、全然盛り上がらないのです。
この話は本当に意味不明で患者たちがどうでもいいことで争ったりするので、何か根本的に間違っているような気がします。

一応、原題もデイ・オブ・ザ・デッド2なので、死霊のえじきの続編を意識していると思われますが、お話は全く無関係です。
一人一人の患者の行動も意味不明で無理矢理過ぎるので本当につまらないです。
演出は普通で、TVレベルだと思いました。
ゾンビメイクもトロマ映画レベルでちっとも面白くないです。
ちなみにこのゾンビは普通に会話できます。
色んな設定を入れているようなのですが、片っ端から忘れているようで、都合のいい時だけ適用されます。

これは地雷なので観ない方がいいと思いました。

ラストまでのあらすじ

パティはエマを捕まえますが、彼女はパティの様子を見て逃げ出し、アイザックの所に走ったので、血迷ったパティはアイザックを撃ちました。
しかしアイザックは出血もせず、死にもせず、パティはジャッキーに殴り倒されました。
尚、アイザックの撃たれた傷は他の皆にも付きました。
痛みを共有するという設定はどこに消えたのでしょうか?もう忘れた?
マーシャルは他の看護師や警備員も殺しまくり、ドンウェンはヘラーの遺体から鍵を回収しました。

筒を取りに来たジェリーはアイザック達に君たちはウィルスの所為で死んでおり、今はまだ完全な状態では無いと言いました。
ジェリーの父は冒頭でクーラーボトルを持って死亡した人物で、このウィルスは墜落したソ連のパイロットが所持していたそうです。
パイロットは取り調べ中に筒を開けて感染し、この病院にウィルスと一緒に護送され、軍の実験が行われたということです。
彼はその後、看護師に噛みついて感染が広がったそうで、それが冒頭の出来事だそうです。

その話を聞いていたボリスはジェリーに噛みついてしまい、感染させてしまいました。
それを皮切りにサムとジャッキーもジェリーに群がって食べ始めました。
エマとアイザックはそれに参加せず、逃げ出しました。
そもそもこの時点で彼等はマーシャルが暴れていることを知っている筈で、こんなにノンビリと話をする筈がないのですが、恐らく考えを共有するという設定をもう忘れたんでしょう。
マーシャルは次々に人を襲い、パティも感染して人を襲いました。

翌日、ドンウェンはアイザック達と合流し、三人は助かる方法を模索します。
一方、ゾンビ化したヘラーは治療薬を取り出そうと薬品棚に向かうのですが、取り出す直前に食欲に勝てなくなって患者を襲います。
治療薬は部屋に隠れていたヤク中のヴィッキーが盗んで行きました。
その頃、アイザック達は警備員と合流して、無駄に逃げるばかりで何もしていませんでした。
ようやく鍵の件を思い出し、薬品棚に治療薬があるに違いないと気付き、そこに向かいます。
一方、サム達はなぜかマーシャルをバラバラにしており、ヴィッキーはパティに殺害されていました。

感染者の群れは病院から出て通行人を襲い始めました。
ドンウェン達は薬品棚の部屋に着きますが、エマが産気づき、そこにサム達が入って来て、仲間なんだから邪魔するなと言います。
サム達はエマに死体をたべさせようとし、何だか良く分かりませんが、首の付け根を撃つと死ぬということが分かったので、アイザックは銃を咥えて自害します。
今更、痛みを共有する設定が戻ったようです。

翌日、ゾンビが町に溢れました。

エンドロールで終了です。

だからどうしたと言いたいです。

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