蔦植物の恐怖 パラサイト・バイティング

パラサイト・バイティング 食人草

メキシコで遺跡探訪したらひどい目に遭う話

制作年 20008年
制作国 オーストラリア/アメリカ
監督 カーター・スミス
脚本 スコット・B・スミス
原作 スコット・スミス
上映時間 90分
出演
ジョナサン・タッカー
ジェナ・マローン
ローラ・ラムジー

だいたいのあらすじ

若い女性が暗がりで「助けてー」と泣きながらスマホをいじっていましたが、何かに襲われたらしく画面から消えました。

ジェフ(ジョナサン・タッカー)と恋人のエイミー(ジェナ・マローン)、彼の親友エリック(ショーン・アシュモア)とその恋人ステイシー(ローラ・ラムジー)はメキシコ旅行に来ていました。
プールでくつろいでいた四人はエイミーのイヤリングを拾ってくれたドイツ人青年のマティアス(ジョー・アンダーソン)と知り合います。
マティアスの弟は考古学者の彼女とマヤの遺跡に向かって消息不明だそうで、明日はその遺跡に捜しに行くと言います。
四人はなんか面白そうと軽い気持ちでマティアスに同行することにしました。
エイミーは酒癖が悪いようで、ジェフが寝た後も呑みまくり、マティアスを誘惑してステイシーに止められていました。

翌日、ギリシャ人のディミトリ(ディミトリー・ベイヴィーズ)も合流して計6名で出発しました。
バスを降り、タクシーを拾いましたが、運転手は最初「場所が良くない」と行きたがりませんでした。
砂利道を進み、タクシーを降りるとマティアスの弟のジープが停まっていました。
タクシーと言っても荷台に乗るトラックなのですが、道なき道を平気で走ってます。
そこからは徒歩でジャングルを進み、遺跡近くの川に到着しますが、付近の村の少女は怯えたように崖の上からこちらを見ており、遺跡への道は草で隠されていました。
その道の奥にピラミッドがあり、一行は早速記念撮影をしていました。

そこに独特の言語を話す馬に乗った男が現れ、何やら怒鳴りつけています。
お金目当てかと思い、ジェフがお金を出しても受け取らず、マティアスが携帯の弟の写真を差し出して捜しに来たことを示すと何やら話し合ってくれています。
エミリーはピラミッドの蔦が密生した所に踏み込んで彼等を撮影し、それに気付いた彼等は激怒しています。
ディミトリがエミリーのカメラを取り上げて、彼等に差出て近づくといきなり射殺されてしまいました。
パニックになった5人はピラミッドに駆け上がりました。

ピラミッドの頂上には無人のテントが複数置いてあり、井戸のような発掘用の穴がありました。
周囲は先ほどの人達に監視されており、携帯は圏外でした。
皆がどうするか話し合っていると発掘用の穴から携帯の着信音が鳴り響き、マティアスは弟のものだと言います。
マティアスはロープの輪っかにブランコのように座り、下に降りることにし、上でジェフ達がロープを巻き上げます。
しかしロープが切れてしまい、マティアスは落下して無反応となりました。

今度はステイシーが降りるのですが、ロープの長さが足りなくなり、彼女は下に飛び降りました。
手が届かない高さなので戻れなくなりそうです。
マティアスは全身を打って動けなくなっており、ステイシーも脚をランタンの破片で刺しており、下は肥溜めのような酷い臭いがするそうです。
ジェフ達はテントのポール等を使って固定台を作り、マティアスを引き上げようと話し合っていましたが、エイミーが嫌がり、勝手に下の人達と交渉しようとし始めます。
言葉が通じる訳も無く、銃や弓矢を向けられるだけだったので、エイミーはキレてピラミッドの蔦植物を千切って現地の子にぶつけました。
すると彼等は大騒ぎしてその子を射殺してしまい、その隙にジェフ達は頂上へと逃げました。
エミリーはビッチだし厄介です。
ジェフ達はどうやら蔦に触れたことが原因であの子は殺害されたのだと認識しました。
エイミーが激怒されていたのも蔦を踏んだからで、ディミトリが撃たれたのも蔦を踏んだからでした。

ようやく台が出来たのでエイミーと共に下に降ろし、マティアスを引き上げることにします。
医学生のジェフがマティアスを診断すると重症で動かせないようで、脚の傷から感染症を起こさないようにする必要があるようです。
またディミトリは明日の朝、出発予定で仲間にこの地図を渡していたので、皆はきっと明日には助けが来ると希望を持ちました。
ピラミッドの周囲では監視の人達が夜営しており、交代で寝ずの番をしているようです。

翌朝、ジェフは赤い花が咲く蔦植物の茂みの中で白骨死体と腕時計を発見しました。
ステイシーの脚の傷には蔦植物が群がり、枝を深く刺し込んでおり、マティアスの脚も蔦で覆われていました。
どうやらこの植物は人間を養分としているようですが、その時、再び穴から携帯電話の着信音が響きました。
エイミーとステイシーが下に降りて見に行くのですが、下には見知らぬ女性の遺体があり、携帯電話の音を出していたのは蔦植物の赤い花でした。
エイミーが花に手を伸ばすと蔦が一斉に二人に襲い掛かって来たので、ダッシュで逃げ、急いで引き上げて貰いました。
このシーンは怖かったです。

ジェフはマティアスが敗血症を起こしかけていると主張し、彼の脚を切断しようと皆に提案します。
マティアスは腰から下の感覚を失っているので痛みは無く、石で骨を折り、ナイフで切断し、フライパンを焼いて消毒という手順を説明します。
多数決で決めようということになり、ジェフとステイシー、当のマティアスが同意したので施術することにします。
しかし、感覚が無い筈は無く、マティアスの絶叫の中、施術は完了し、切断した脚は早速、蔦が取りこんでいました。

感想

これは普通です。
マヤのピラミッドにある植物が人を襲うという話で、なかなか設定は凝っていて、怖いです。
でも現地の人は何でそんな植物を生かしておくのかという大きな疑問があります。
この植物は恐ろしく万能で、聴覚と視覚があるんではないかと思えます。
また、知能もあるようで、音攻撃で揺さぶりをかけるのですが、登場人物も女性陣が痛い子多いので、あっさりとやられます。
この辺は正直、ツッコミどころが満載です。

現地の人も植物がヤバいのなら「蔦踏んじゃダメ、近付いちゃダメ!この蔦は人喰い」みたいなイラスト入りの看板を出すとかもっと対処があると思いました。
私のように絵が全くNGなら、いらすとやさん辺りに有料で和みイラストを描いてもらえばいいのに。
というか私なら燃やします。

この映画はビジュアル面が凄いと思いました。
特に地下で蔦が襲ってくるシーン等は凄いものがあり、怖いです。
また、グロは痛い系のが多くて目を背けたくなるものがあり、R-15というレイティングはこの辺りが原因だと思います。

登場人物はなかなか良く見る系の役者さんを起用されてるみたいです。
マティアスが一番、冷静系のキャラのようでしたが、早めに退場してしまいます。
女性陣は全滅で、エイミーは冒頭から地雷女でかなりの厄介、ステイシーは蔦にやられてから厄介になります。
特にステイシーは貴重なブロンド美女だったので残念です。
ジェフはインチキ医師のようなことをしてましたが、中の人はテキサスチェーンソーで見た気がします。
エリックの人はXメンやフローズンその他に出てまして、私的にはこの人が一番馴染み深いです。

ラストまでのあらすじ

やがてまた夜が来て、皆はすっかり憔悴し、ステイシーは蔦に食い込まれてから身体の中に蔦がいるような錯覚に襲われています。
エリックはすすり泣くエイミーを慰めていたのですが、ステイシーは二人がやってる!と怒り狂って大騒ぎします。
日頃の行いは大事ですよね。エイミービッチだし。
そんなくだらない争いをしている間に脚まで切断して放置されていたマティアスの口から蔦が侵入し、彼は死亡してしまいました。
ステイシーはそれを見てナイフを手に「私の体内にも入ってる!ほら見て!」と取り乱し、皆に取り押さえられます。
驚いたことに植物の花が彼女の口真似を始め、周囲はステイシーの声に包まれました。

翌朝、監視の人達が周囲に塩を撒いているのを見たジェフはこの植物は大昔からあり、あの人達は外に出さないようにしているのだと悟ります。
ステイシーの体内に草がいるというのは妄想では無く、確かにミミズのような蔦が表皮を蠢いていました。
それを知ったジェフ達は蔦を除去することにし、お酒とナイフという荒っぽい除去が行われました。
このシーンはマティアスのより痛そうでした。
彼女は完全に参っており、「まだ身体の中にいる。脳にもいる!」と騒いでいました。
とうとう食料や水も底をつき、皆も限界まで来ていました。

皆は体力の消耗を防ぐため、テントで横になっていたのですが、一人起き上がったステイシーは周囲からナイフを探し、蔦植物の「切らなきゃ…」という声に誘発されて全身を切り刻み始めます。
その様子に気付いたジェフが止めに入って手を切られ、続いて止めに入ったエリックは胸にグッサリとナイフを突き立てられて倒れます。
エリックは間もなく死亡して蔦植物に取り込まれ、ステイシーも自分を殺してくれと訴えてジェフに刺されました。

ジェフはエイミーに血を塗りたくって死体に偽造し、ピラミッドから降ろします。
そして自分は叫びながら囮になって監視の人達を彼女から引き離し、弓矢で打たれて倒れました。
エイミーはその隙に起き上がって車を目指してダッシュします。
ジェフは蔦に取り込まれ始め、監視の人が彼の頭に発砲して止めを刺しました。
エイミーは何とかジープに飛び乗り、監視の人達の追撃を避けて逃走しました。

その後、ディミトリの連れのギリシャ人二名がピラミッドに現れました。

エンドロールで終了です。

エイミーが生き残るというのはちょっと納得できないです。
地元の人はあんな草は燃やしてくれよと
ピラミッドは木造部分無いので、燃やせば解決のような気がしますが。
特典はメイキングと未公開シーン集でした。
やっぱり井戸みたいなトンネルは手造りだったようで、撮るの大変だったようです。

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