目からビームが出ます マンハッタン・ベイビー

マンハッタン・ベイビー

エジプトで行方不明になるとひどい目に遭う話

制作年 1982年
制作国 イタリア
監督 ルチオ・フルチ
脚本 ダルダーノ・サケッティ//エラザ・ラビア・ブリガンティ
上映時間 85分
出演
クリストファー・コネリー
ブリギッタ・ボッコリ
マーサ・テイラー

だいたいのあらすじ

考古学者のジョージ(クリストファー・コネリー)はエジプトを訪れており、砂漠でサソリを捕まえて娘のお土産にしてやろう!とご満悦でした。
嫌がると思います。
その頃、ジョージの娘で9歳児のスージー(ブリギッタ・ボッコリ)はママのエミリー(マーサ・テイラー)と記念写真を撮影していたのですが、スージーの付近に謎の蟻地獄のようなものが発生していました。
その後、少しの時間一人でいたスージーは白目の女性に手を握られ「墓は死者のもの」と当たり前の事を言われながら手に宝石の付いたペンダントのような物を渡されました。
その後、スージーは行方不明になるのですが、なぜか先ほどはいなかった所からエミリーの前に現れます。

ジョージは古代の碑文を掘り当てるのですが、それは暗号解読学に革命が起こる位の凄いものだそうです。
彼はその後、助手のハッサンと共に呪われた遺跡を調査し、壁に描かれた蚊取り線香のような蛇を回すと隠し扉が開き、コブラの群れに襲われますが、銃で撃退しました。
今度はトゲトゲの一杯出ている落とし穴の罠があり、ハッサンが犠牲になりジョージは回避しましたが、部屋の隅にあったナゾの印から出てきた青いビームを目に浴びてしまいましたが、その印はスーシーのペンダントと同じものでした。

ジョージは失明してしまい帰国することになりましたが、医師の診断では視力は1年程で回復するといいます。
一方、スージーは天気予報が出来るという便利能力を身に着けるのですが、雷雨を予想した晩、彼女は白目女性の幻覚を見て怯えましたが、一緒に寝たいと両親にお願いしても冷たく却下されてしまいます。
スージーは窓ガラスにペンダントと同じ印を目撃して悲鳴を上げて倒れます。
うーん。何であの印見ただけで倒れるんでしょうか?
ジョージによればあの壁の印は二つで完全になるそうで、彼がビームを浴びた場所は邪悪な神を祀った神殿だったそうです。

スージーの目が青く光り、弟トミーが子供部屋を出ようとすると異次元の扉のようになっていました。
彼女は「ダメー」と叫び、声に反応したジョージが手探りで駆けつけるのですが、二人の姿は消えていました。
何が何やら。
ジョージには見えませんが、鏡には「パパ助けて」と書いてありました。
その時、ジョージはまた「ビー」と青いビームで目を攻撃されて倒れ、鏡の文字も消えました。
エミリーに介抱されたジョージは視力が少し回復しており、なぜか子供達は外で遊んでいると聞かされます。
その後、スージーは引き出しにしまったペンダントを眺めるのですが、なぜかサソリが同居しており、彼女は平然とそれを眺めていました。

スージーとトミーはシッターのジェミー・リー(シンシア・デ・ポンティ)と家で隠れんぼをするのですが、ジェミー・リーはコブラに襲われそうになったので、警備室に連絡します。
駆け付けた警備員は14階と15階の間でエレベーターが停止してガタガタ揺れるという怪異に見舞われ、ベニヤみたいになった床が抜けて落下死しました。
一方、コブラは消えており、ジェミー・リーは何ともありませんでした。
何で警備員が死ぬのか心から理解不能ですが、このエレベーターは床ペラペラなので乗っただけで誰でも死にます。
一方、ジョージは知り合いの考古学者からあの印はハブヌブナーという5000年以上前に崇拝されていた極悪な神の印だと教わっていました。
何がどういう風に邪悪なのか説明は一切ないので、とにかく悪いみたいです。

今度はジェミー・リーが子供部屋の扉が開かないと言ってエイミーの職場に電話して来ます。
エイミーは同僚・ルークに同行してもらい、家に戻りました。
エレベーターあの有様で警察とか来てないんでしょうか?
ルークは子供部屋のドアを開けるのに成功したのですが、雷鳴に打たれてしまい、フルチさんが考えるエジプトの砂漠に転送されて死亡していました。
彼が消えた後は室内が砂漠化しており、サソリが砂から這い出していました。
その夜、スージーの手から煙が上り、ベッドの焦げ焦げの手形が出来ていました。

翌日、ルークは出社せず、家にも連絡が着きませんでした。
ジェミー・リーはローラースケートをするスージーをインスタントカメラで撮影するのですが、なぜか感光しなかったのででポイ捨てしましたが、捨てられた写真にはスージーでは無くペンダントが写っていました。
そしてその写真をばっちい物を摘む手つきで拾い上げ、その割にはしっかり掌に乗せて、意味ありげな笑みを浮かべる初老の女性がいました。
どこから現れたのでしょう。
どっかの骨董品店のおじさんが誰かから電話を貰い、棚の本からあの印の頁を見て「この宝石は邪悪なる目の象徴、ハブヌブナー!」とか読み上げていました。

エミリーが通りを歩いているとあの初老女性が「娘さんのことですよー」と建物の窓から写真を投げて寄越し、エミリーが写真を拾い上げて再び上を見上げると女性は消えていましたが、その建物はどうやら骨董品店のようでした。
彼女は帰宅してジョージにその件を話しましたが、写真には女性の名前らしきエイドリアン・マルカーノと書いてありました。
いつもジョージは無能なので、写真と名前の件は知り合いの考古学者が大学で調べてくれるそうです。
またエミリーは家の中にある砂を分析に出していたのですが、エジプトの砂だったということです。
その時、悲鳴が上がったので、夫妻は子供部屋を見に行くのですが、廊下から階段には巨大な蛇がのたくったような跡があり、その上におもちゃが点々と置かれていました。
その後、姉弟は普通に姿を見せたのですが、ジェミー・リーはどうしたのか?と尋ねると旅行から帰って来ないと返答しました。

有能考古学者・ワイラーは自室であの写真を眺めていたのですが、コブラに襲われて噛まれて死亡し、写真は消えました。
同じ頃、スージーはベッドで物凄い悲鳴を上げており、写真を手に握りしめていました。
トミーは「スージーは旅に出ると叫ぶ」と言うのですが、彼も旅に出たことがあるらしく、旅先で拾ったという油粘土細工にしか見えないアヌビス神の像を持っていました。
あの時空ドアみたいなのが入り口なんでしょうか?

感想

これは酷いです。珍作です。
なんだか良く分かりませんでしたが、呪いの話みたいです。
若干、スリリングなシーンはあるのですが、怖くも楽しくも無いので困ります。
途中で何度か睡魔に襲われました。
エクソシストっぽい話でもあるのですが、普通につまらないです。

これ、シーンの繋ぎが悪い感じで、どこで起こってる事象なのかサッパリ分かりません。
フルチさんお得意の目のアップが多用されているのですが、意味が無いのか無いのか。
音楽はビヨンドのに似てますね。

これは地雷なので観ない方がいいと思います。

ラストまでのあらすじ

ジョージ夫妻はマルカーノ骨董品店を訪ねることにしますが、マルカーノは電話で誰かと話していた人物でした。
マルカーノはスージーに宝石のパワーが憑依しているのではないかと言い、ペンダントをスージーに近付けてはダメだと教えました。
夫妻はペンダントを発見するのですが、マルカーノは信用できないので、ワイラーに頼もうということになります。
しかしワイラー死亡の一報が入り、青白く光ったスージーがどこかから帰還し、ネックレスがサソリになりました。
結局、マルカーノの力を借りることになり、彼がスージーと二人切りにしてくれと要求したので夫妻は外に出ます。

スージーが「ママ助けて」と叫ぶので駆けつけるとマルカーノがスージーの声で叫んで、のたうち回っていました。
何とか助かったマルカーノが言うには、このペンダントは異次元の扉を開けることが出来、スージーは宝石に捕われた囚人で、彼女を媒介にして悪事の限りを行うのだそうです。
スージーは原因不明の衰弱に襲われたので病因に運ばれることになり、X線写真では体内にコブラが写りました。
その頃、マルカーノは持ち帰ったペンダントとにらみ合い、トミーは「僕を罰して」と訳のわからないことをのたまっていました。
トミーの目の前の壁は真っ赤に染まり、中からジェミー・リーのミイラが出てきました。
マルカーノは宝石から出たビームで部屋全体が青くなっていました。

スージーは心停止した状態に陥り、エミリーは全く反応せず、誰も来なかったのですが、激しく痙攣して心電図が乱れた後に血を吐き、再び心停止しました。
しかしどう見ても心電図は平坦で死亡しているのですが、スージーは意識が戻り、X線写真からはコブラが消えました。
出鱈目過ぎだと思います。
ジョージがマルカートを訪ねると、「宝石パワーを自分に転移させたから娘さんは大丈夫」と言われます。
マルカートはジョージにペンダントを渡し、川の最深部に捨てるように指示しました。

結局、マルカーノは剥製の鳥に啄まれて死亡してしまい、ジョージは橋の上からペンダントを川にポイしました。
あのー、トミーの件はなんだったんでしょう?忘れちゃった?
エジプトではあの白目女性が少女にペンダントを渡していました。

エンドロールで終了です。

収拾つかなかったみたい。

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