生活ネタばかりです END

END エンド

これが本当の世界の終焉なのか―。

制作年 2010年
制作国 ドイツ
監督 ニキ・ドロゾウスキ
脚本 ニキ・ドロゾウスキ/ラルフ・ベッツ
上映時間 115分
出演
ダニエル・ブーダー
ルイーザ・バー
ジェリー・コイル

だいたいのあらすじ

ドイツ・ケルンの町で起きた事件から三日が経過し、一人だけ残ったトム(ダニエル・ブーダー)は電気の供給が停まったので、最後に記録ビデオを撮影しており、拳銃を頭に突き付け自殺しようとしていました。

その三日前
トムは車で移動中に男性を撥ねてしまうのですが、男性はゾンビのようにお起き上がってトムに襲い掛かって来ました。
町のあちこちでゾンビのような人物が人を襲って食べており、オフィスに逃げ込むと同僚もゾンビ化していました。
トムは書類の断裁機で同僚を殴りつけ、バッグに必要なものを詰めて基地へと向かいました。
彼が到着したのは妹と遊んだ思い出の場所である米軍基地の廃墟で、監視塔に立て籠もることにします。
ここで発電機と衛星電話を調達しました。

トムは雪の中体力作りのランニングを行い、ラジオを聞いたのですが試験電波も出ていませんでした。
ゾンビには動きが遅いウォーカーと走るタイプのランナーの二種がおり、どちらも黄色い血を流します。
その後、基地の周辺にゾンビが集まって来たので、刃物で倒しました。
トムはひたすら基地に籠って電話をしたりしますが、応答ありませんでした。

暫く基地に籠っていたトムはゾンビが昼間しか行動しないこと、ランナーはウォーカーを襲うことを学びました。
また、基地の近辺には頭を砕かれたゾンビの死骸が転がっていました。
ある夜、町に物資を調達しに行ったトムは生き残りの人達に出会ったのですが、反射的に発砲してしまい、ビル(ジェリー・コイル)の肩に重症を負わせます。
他にビルの娘リサ(ルイーザ・バー)とその彼氏マーティン(クラウス・エバート)もおり、トムはランナーを撃退しながら三人を基地まで避難させました。
トムはビルを誤射したことを謝罪し、ビルとリサはこの状況では恨みっこ無しのような空気で彼を許します。

トムはランナーが夜活動していたことが気になっており、また弾の残りが一発になってしまいました。
彼は三人がゾンビになる可能性もあると考え、下の階で寝かし、自分はいつものように監視塔を施錠して寝ることにしました。
翌日、リサが架けてくれた番号で異国語を話す外国人に繋がったのですが、直ぐに切れてしまいました。
マーティンの友人で衛星電話を持っていたライナスという人物が電話のリストを持っているかもということだったので、トムはマーティンとその家に向かいました。
一方、ビルは密かにフランクという男性に電話し「急いでくれ時間が無い」と会話していました。

トム達は電話のリストを入手して戻る途中、言葉が通じないのか喋れない黒髪女性を救出しました。
ライナスのリストに架電しているとマックス(トビアス・カイ)という男性に繋がりましたが、電波が悪いのか基地にいる旨を伝えた後に直ぐ切れてしまいました。
また、黒髪女性が「テトラサイクリン」と薬の名を呟いたんので、トムはマーティンと調達に行くことにしました。
薬局で薬を回収し、銃器を補充しようと立ち寄った警察署でルーク(リー・リヒター)という男性と出会いました。
折角、行ったんだから他の薬も補充すればいいのにと思いました。
トムはルークを基地に連れて行き、黒髪女性に薬を渡すと、彼女は英語を話してビルの手当てを始めます。
どうやらショックで口が利けなくなっていたようで、黒髪女性は医学生でベルギーから逃げてきたそうで、トム達に救出され際にゾンビに食われていたのは弟だそうです。

いつも嫌味なマーティンはルークが金庫を開けられると聞いて「あいつ囚人じゃねえか」と騒ぐのですが、トムは「だからどうした」と相手にしませんでした。
その夜、ビルが電話を架けていたのを発見したトムは彼を問い詰め、ビルは誰にも言わないという条件で自分の秘密を語りました。
ビルはNSAの職員で電話の相手のフランクはアメリカのシェルター内にいるのですが、今回のゾンビ騒動の原因はNSA配下の企業が作ったウイルスが全世界に広まったものだそうで、ビルはリサを救うため、ドイツに潜入したそうです。
彼が諜報員だと知ったトムはビルにも銃を渡しましたが、実はリサは話を立ち聞きしていました。

翌日、トムと一緒にランニングしたリサは父が人殺しだと知って裏切られたようだと打ち明け、トムは実は自分は元特殊部隊出身で父親に送り込まれたのだと言い、息子に人殺しを勧める父よりはましと慰めます。
そしてマックスと弟のデビッド(クリスティアン・ストック)が車で基地に合流し、ゾンビに侵入されそうになりますが、何とか食い止めました。
しかしルークはゾンビを揶揄っている際に口から吐く黄色いガスを浴びせられます。
直後にゾンビがフェンスを破ってしまったので、皆で力を合わせて倒しましたが、マーティンが頸動脈を切られて死亡しました。

マックスはショットガンを持っており、デビッドは感染が怖いのか防護服を着用していました。
デビッドはゾンビはウイルスが原因ではないかと考えているようで、トムはビルに意見を求めるのですが、彼は無言でした。
また、マックスから軍人かと質問されたトムは作家だと返答して誤魔化しました。
マックスは俺は軍人だからリーダーになると言い出し、リサは反発するのですが、トムを含む過半数がそれを認めました。
ビルはリサが自分の話を立ち聞きしていたと薄々知っており、ここを出てシェルターに逃げようと誘うのですが、猛烈に拒絶されました。
その後、リサは躁鬱病のようになったので、トム達はできるだけ刺激しないようにします。

マックスはルークと一緒に警察署で武器を調達し、トム達はレストランとスーパーで食材や調理器具を調達しました。
トムはその帰りに目が退化し、サイレンのような金切声で仲間を呼ぶ女性ゾンビと遭遇して皆と逃げました。
アイマスクを塗ったようにしか見えませんでした。
そのサイレンのようなゾンビを倒さないと危険だということになり、調達したライフルで狙撃することにします。
そこで射撃の練習をするのですが、マックスは射撃が下手でルークが名手だと判明します。
また、トムは無音がいいだろうと考え、弓矢を装備することにしました。

ルークは早速鹿を狩って皆の肉を調達し、リサはラケット等を調達していたので皆でスカッシュをして遊びます。
トムとリサは接近し、デビッドは料理が得意なので黒髪女性と接近したりします。
その夜、パルクールのような動きで何者かがフェンスを越えたのですが、発砲すると逃げ去っていました。
人間っぽい気がしましたが、皆ゾンビだと言ってます。退却する知恵を見に着けたのでしょうか?
密かにトムと話し合っていたビルはゾンビも進化してるし、ここはもうあきらめてシェルターに逃げた方がいいと主張していました。

マックスはこちらから殺しに行こう!と一人で出ようとしたのですが、ビルに「お前じゃ無理」と制止され、トムが偵察に行くことにしました。
トムは周辺を見回るとパルクールタイプのゾンビが周囲に集まっていました。
彼はマックスに電話して逃げるように指示したのですが、戦うと言い張るのでリサに代わって貰い状況を伝えます。
ゾンビに追われながら基地に逃げ帰ったトムは荷物を纏めて脱出準備を始めます。
ゾンビの群れは雪崩込んで来て、マックスやルークと戦闘になりました。

皆はトムとマックスの車に分乗して逃げますが、ルークがやられてしまい自害しました。
移動中にフランクからビルに300㎞先のバイオ企業の職員を保護すれば打開策が見つかるかもしれないと電話がありましたが、彼はシェルターに向かっているそうです。
それはそうとしてトムの車はギアが壊れてしまったので、自分は歩くからマックスに皆を乗せろと指示します。
また、軍歴5ヶ月だというマックスにトムはお前の所為でルークは死んだと叱り、俺はコソボで部隊を率いていたからこれからは俺がリーダーだと宣言しました。

感想

これはイマイチです。
ゾンビから身を隠す人達の話なのですが、お話はありきたりでイマイチです。
テンポがダラダラしていて退屈な感じで、所々にイベントはあるものの生活系が多いです。
何となく皆さんも緊張感が無いというかイマイチスリルが無いです。
結構、ヤバくなりそうなシーンはあったのですが、恐らく距離感がイマイチなのでしょうか?
時間がちょっと長めなのもマイナスポイントだと感じました。

主体はどちらかというとヒューマンドラマ系なのですが、そっちもイマイチです。
登場人物が多くて、皆さんそこそこ善良なので、どこに寄ればいいのか良く分からず、感情移入できないので淡々と観る感じになってしまいます。
皆さん助け合っていていい感じではあるのですが、緊張感も無いのでダラダラです。
マーティンが結構、嫌なヤツだったので、この人が生きていればもう少しドラマ的にも盛り上がったかも。

冒頭のシーンが結末になるのかと思っていたのですが、どうやら違ったようです。
あの拳銃自殺のシーンは意味なかったみたいです。
結末付近は流石に盛り上がるのですが、暗いシーンで何が起こっているのか良く分かりませんでした。
ゾンビの設定も黄色い血だったり、ガスみたいなのを吐くみたいですが、良く分からず。
仲間が感染しない系なのでゾンビの攻撃にどういう効果があるのかも不明でした。
ゾンビはパルクール系で作りは悪くないような気がしました。

ドイツ映画なのでグログロを予想していたのですが、恐ろしくソフトでした。
血も殆ど出なくて、エロもイチャコラも無いです。

うーん、シリアスで地味なゾンビ映画でした。

ラストまでのあらすじ

シェルターには到着したものの、ビルが内部に内線で知らせても、入れてもらえませんでした。
実は原発のメルトダウンが起きているそうで、放射能汚染も懸念されるということです。
仕方なくシェルターの入り口で科学者ピーターを待ち、無事に合流しました。
ピーターはここにいる全員は免疫者であり、免疫力も遺伝するので親族も感染していない可能性が高いと言います。
確かにマックスとデビッドは二人共感染していないので、トムはもしかしたら妹は無事なのではないかと考えます。

一行は付近で一泊し、翌朝はトムの妹の家に行くことになりました。
翌朝、妹の家が近づいてきたのでトムはマックスに一緒に来てもらうことにし、他は付近の城に避難することにしました。
城に向かったメンバーは入り口で他の生き残りの人達に出迎えられ、中に招き入れられました。
一方、トムの妹ジャッキーは残念ながらゾンビ化しており、マックスが押さえつけて止めを刺してくれました。
ジャッキーには赤ちゃんがおり、この子は無事だったので連れ帰ることにしました。
トム達は帰り道に撃っても倒れない怪力ゾンビに襲われ、車を焼いて火だるまにして倒しました。
火矢をゾンビに撃ち込めば良かったのでは。

トム達は無事に城に着き、赤ちゃんはジャックという名にしました。
ピーターはシェルターに向かうまでの間に原発の爆発に巻き込まれていたので放射能汚染で長くないと自覚し、皆にそれを打ち明け、研究は黒髪女性が引き継ぐことになりました。
それはそうと非常電源が切れると原発が制御不能になり、次々に爆発するので、ここから逃げようと提案するのですが、城元々いた人達の指導者である神父は「これは神の最終戦争」と聞き入れませんでした。
仕方なくトム達は明日の朝になったら志願者だけで移動しようと考えていました。

しかしその夜、パルクールゾンビの群れが城を襲い、マックスを含む5名が死亡しました。
不思議なことにゾンビはジャックの泣き声を聞いて引き揚げていました。
トム達は二台の車に分乗し南を目指し、ジルラルタル海峡で船を探してアフリカに向かうことにしました。

エンドロールで終了です。

エンドロール中に赤ちゃんが黒目になる描写がありました。
ゾンビなのでしょうか?

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