食人ネタでした ワシントン・コード

ワシントン・コード

ワシントンの秘密に迫ってひどい目に遭う話

制作年 2006年
制作国 アメリカ
監督 ピーター・メダック
脚本 ジョナサン・シェック/リチャード・チズマー
原作 ベントレー・リトル
上映時間 57分
出演
ジョナサン・シェック
ヴィーナス・ターゾ
ダンカン・フレイザー

だいたいのあらすじ

ヒッチハイカーの女性(カロリナ・カーター)が路上で手を上げていたのですが、なぜか軍服を着た男性が馬に乗って現れて彼女の首をサーベルで刎ね、ポーンと空高く首が飛びました。

マイク(ジョナサン・シェック)は祖母が死亡したので生家に住むことにし、妻のパム(ヴィーナス・ターゾ)と娘のエイミー(ジュリア・トートラーノ)を連れて車で移動していました。
ラジオでは政府は隠蔽してるけど湾岸戦争では12万人のイラク人が死んだんだぜーとかDJが話していました。
ようやく家に到着しますが、この町はジョージ・ワシントンの故郷でもありました。
一家は早速、管理人で祖母の友人でもあったサミュエル(ミーロン・ナトウィック)に声を掛けます。
サミュエルは白スーツに黒タイという服装でポーチでうたた寝しており、マイクが家族を紹介すると喜んでくれました。
エイミーは彼の事が怖いようでしたが、マイクは彼から家の鍵を受け取り、家に入ることにしました。
また、エイミーは10歳でしたが、家にある古い写真等が怖くて仕方なく、一人で地下のトイレに行くのも怖がる始末でした。

この家の地下にはジョージ・ワシントンの肖像画があり、実はマイクも幼少の頃はこの絵が怖かったのだとエイミーに話します。
一家で地下のものを整理していた際にエイミーは「あんたなんかこわくない!」とワシントンの肖像画を蹴りました。
絵の一部が破れてしまったのですが、マイクはそこから丸められた手紙とそれに包まれたフォークを発見しました。
手紙には「お前の子供を食べて、その骨でフォークを作ってやる」と書いてあったので、パムにも見せました。
署名が「G.W」としてあり、フォークは確かに人骨のように見えました。
マイクは手紙を書いたのはジョージ・ワシントンなのではないかと考え始めました。

祖母の葬儀にはサミュエルを筆頭に沢山の人が集まっていましたが、やはり老人しかおらず、マイクは祖母の友人だったというナンシーという老婆を紹介されました。
尚、エイミーは老人が苦手なのかビビりまくりでした。
葬儀の帰りにマイクはサミュエルに手紙を見せ、「歴史的遺物かもしれない」と言われるのですが、なぜか彼はすぐに売却させようとします。
マイクが「本物なら博物館に寄贈しよううかな」と匂わせると、いつもにこやかなサミュエルは態度を豹変させて「ワシントンのイメージを壊す気か!」と激おこし、「良く考えろ」と忠告しました。
あまりの剣幕にビビったマイクは「妻と相談します」と手紙を回収して引き揚げました。
その帰り道、マイクは車と並走してこちらを睨む馬に乗った軍服姿のスキンヘッドの男を目撃しました。
うーん、サミュエルはなぜ、本物だと肯定してから脅すのでしょうか?
ハナから否定した方が話が早いのでは?

マイクは帰宅するやいなや、サミュエルと不気味男の話をパムにするのですが、「あんた、本当にワシントンが子供食べたって思ってるわけ?」とツッコまれました。
その後、一家は揃ってダイナーに行くのですが、この町はガチで老人しかおらず、ウェイトレスはエイミーを見て「可愛いわね、食べちゃいたい」とか言われ、メニューには肉しかありませんでした。
マイクはワシントンの件があったので、「うちの子、本当に食われるんじゃ?」とビビりました。
ダイナーから帰宅すると家のドアが開いており、家の中は荒らされて骨のフォークが盗まれ、キッチンのまな板の上には脈打つ心臓が置いてありました。
通報したので警察が来ましたが、「何か盗まれたんなら心臓はそれに対する返礼では?」と意味不明なことを言われ、明日捜査するとやる気無さげで、最後に警官二名は「よく考えて」と忠告して去りました。
どうやら警官もグルのようで、マイクはこの町はヤバいとますます疑念を深めます。

その夜、エイミーが寝ていると窓を何者かがノックしたので、ブラインドを開けると肖像画とそっくり同じ恰好をしたワシントンっぽい人物が立っており、うやうやしくお辞儀をしていました。
彼は家に入れるように身振りで要求し、汚い歯を剥き出しにしたのでエイミーは悲鳴を上げました。
マイク達が駆けつけると男は消えていましたが、今度は激しくドアがノックされ、覗き窓から覗くとワシントンの扮装をした男達がドアの前に立っており、「手紙を渡せ!お前の子供を食うぞ!」と脅します。
パムが通報したので間もなくパトカーのサイレンが響き、男達は「これが最後の警告だ!また来るからな!」と引き揚げて行きました。
その後、警察はマイクの家の前に貼り付くことになったようです。

翌朝、シリアルの中に人間の指が混じっていました。
マイクは歴史に詳しいハーキンソン教授に手紙のことを電話で相談することにします。
ハーキンソンは昨夜の連中はワシントニアンと呼ばれる危険な集団であると言い、手紙を見に来てくれることになりました。
そして手紙を見たハーキンソンは恐ろしい事実を話し始めました。

感想

これは普通です。
お話はアメリカ建国の父、ジョージ・ワシントンの疑惑に迫るというものでなかなか面白いのですが、かなり強引ではあると思います。
何となく周辺の人物がマイクにヒントを与えるようなことしかしていないような気がするのは気のせいでしょうか?
相手の得体が知れず、カルト教団のようなものに襲われる恐怖は伝わりました。
でも、全体的にノリが軽いので、それほどの怖さは無かったです。
もしかすると原作もネタよりの作品なのかもしれません。

ワシントン関連のエピソードはラビナスに似てますね。

相手は巨悪的な組織なので、どうなることやらとハラハラしましたが、毒を以て毒を制す的な結末でした。

ラストまでのあらすじ

パーキンソンはワシントンが人肉食をしていたのは事実だと言い、子供も食べていたと言います。
しかし建国の父のイメージがあるので、その面だけを信じるようにされているということです。
彼によれば歴史家の大半は政治家のようなもので、事実よりも嘘で塗り固められたイメージを守ることに固執しているそうです。
ワシントンは処女の肉が大好物だったそうで、ワシントニアンの連中も彼を信奉しているのでエイミーが危ないということでした。
ワシントニアンというのは化け物であるワシントンを信奉しつつ、彼の正体をひた隠しにするという大変な矛盾を抱えた危険な人肉食集団のようで、マイクはハーキンソンに手紙を託しました。

直後にワシントニアンが斧でドアをぶち壊して家の中に乱入し、ハーキンソンは逃走しましたが、マイク一家は捕まってしまいました。
マイク一家は車に乗せられて拉致され、お盆に乗せられた死体を皆が手づかみで食べるというワシントニアンの夕食会に招待されてしまいました。
町の老人達や家に来た警官ももれなくワシントニアンで、「お前のお陰でワシントンの人骨フォークコレクションが揃った」とまずはマイクに礼を言いました。
そして、ワシントンが女性二名とまだ生きている犠牲者の人肉を食している肖像画を見せられて、彼のルーツについての講釈を聞かされます。

ワシントンは元々は食料不足に悩まされて仲間の遺体を食べることから人肉食を始めたそうですが、その後も人肉食により得られるパワーに着目し、ひたすら人肉一筋だったそうです。
尚、建国の父の一人であるジェファーソンもワシントン一味に食べられたということです。
恐ろしいことにマイクの祖父母もワシントニアンだったということで、マイク一家は早速食われそうになりました。
そこにハーキンソンがSWATを連れて現れ、ワシントニアン一味は一掃されました。
政府は彼等を秘密裏に葬ることにしたそうで、マイク一家は救出される際にハーキンソンから手紙を託されました。

半年後
マイクは事実を公表し、国内ではワシントンのスキャンダルに関して賛否両論のようでした。
ワシントンは1ドル紙幣から姿を消し、1ドル紙幣の肖像は同じジョージでジョージ・ブッシュ元大統領になりました。

エンドロールで終了です。

エミリーは信じられない!的なことをと言ってましたがブッシュ氏はそんなに評価低くないみたいですね。

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