凄い鏡の話 オキュラス/怨霊鏡

オキュラス/怨霊鏡

決して その鏡の前に 立ってはいけない…

制作年 2013年
制作国 アメリカ
監督 マイク・フラナガン
脚本 マイク・フラナガン/ジェフ・ハワード
原作 マイク・フラナガン
上映時間 103分
出演
カレン・ギラン
アナリース・バッソ
ブレントン・スウェイツ

だいたいのあらすじ

2013年

長らく精神病院に入院していたティム(ブレントン・スウェイツ )は12歳の姉・ケイリー(アナリース・バッソ)と10歳の自分(ギャレット・ライアン )が家の中で拳銃を持った男と不気味な女性に追われ、追い詰められたケイリーが自分を庇って男に撃たれるという悪夢を見続けていました。
ある日、銃を持っている男が自分自身であり、そのままケイリーを撃つという夢を見たティムは医師達から退院を許可されていました。

オークション会社に勤務するケイリー(カレン・ギラン )はアンティーク・ミラーのオークションに立ち会っており、誰が落札したのか押えていました。
その後、彼女は病院の前に駐車し、ティムが出て来るのを待って姉弟は再会しました。
彼女は両親の遺産をティムに渡し、アパートが見つかるまでは自分達と一緒に暮らすといいと提案します。
また、ケイリーは「オークションであれを見付けた」とティムに話し、「落札者に渡すまでに数日あるから約束通り、葬ろう」と告げていました。
ティムは一人になりたかったのか、当座はモーテルに泊まることにしますが、ケイリーは「明日、始める。あなたの協力が必要なの」と助力を求めていました。

2002年

ケイリー達の父でエンジニアのアラン(ロリー・コクレーン)は妻のマリー(ケイティー・サッコフ )とケイリー姉弟と共に新居に越して来ました。
彼は仕事場に置くためにアンティークの大きな鏡を購入していました。
また、マリーは帝王切開でティムを産んだらしく、お腹の傷が最近目立つと気にしています。
その夜、アランは目を光らせて立っている不気味な亡霊のような女性の姿を見た気がしましたが、気の所為だと判断しました。
これはティムが見る悪夢に出る女性と同じです。

2013年

その夜、ケイリーは自宅の一室を出た先がアランの仕事場で、そこで鏡と向き合い、突然背後に現れたアランに首を絞められるという悪夢を見て同棲中の婚約者マイケル(ジェームズ・ラファティ)に起こされます。
翌日、ケイリーは職場で死体写真を印刷しており、その件と鏡を会社の倉庫に移送した件で同僚でもあるマイケルに説明を求められます。
彼女は「両親に関して暗い過去がある。鏡に関しては修復をする。私を信じて2日くれ」と説明し、了承を得ました。

ケイリーが会社の倉庫に移送した鏡はアランの仕事場にあったもので、向かって右側に小さなヒビが入っていました。
鏡を覗いていた彼女は背後のカバーを掛けた彫像の数が一つ増え、こちらに迫っているような錯覚を感じました。
彫像のカバーを外して二つ目を確認し、三つめのカバーに手を伸ばした所、運送業者に声を掛けられ、見直すと三つめの彫像は消えていました。
なかなか怖いですね。
ケイリーはこの鏡を2002年当時の自宅に運び、携帯を買ったというティムにもその旨を伝えました。

2002年

ケイリーは庭でティムと遊んでいる際に父の仕事場を覗き込み、鏡越しにアランの背後に見知らぬ女性が居る所を見た気がしました。
夕食の際に家族の前でその件をアランに尋ねるのですが、「知らん」と返答されます。
尚、アランは苛立った際に爪を噛む癖があるようでした。
翌日、アランは噛んだ爪に絆創膏を貼っていたのですが、タイピングの邪魔になったので外します。
ところが絆創膏は復活し、イラッと来たアランは爪切りで絆創膏を剥がそうとし、生爪を剥がしてしまいました。
そこに本棚の本が嫌がらせのように開いた状態で積み重なっていたので、子供の仕業であると決めつけ、ケイリーとティムを呼び、「悪戯は二度とするな」と言い聞かせ、庭の木が枯れるという事件が起こっていたので、「植木にも悪戯するな」言い聞かせました。

2013年

ティムとケイリーは当時のままの姿である、かつての自宅に集まりました。
この家は売れ残っていたのでケイリーが引き取ったそうですが、全部終わったら手放すと言います。
姉弟は鏡をアランの部屋に運び込み、その前にはカメラや天井からバーベル付のヨットの錨が落ちて来る罠が仕掛けられていました。
また、1時間毎にマイケルが電話を架けてケイリーの安否を確認してくれます。
他には温度変化を検知するセンサーも仕掛けてあるということで、カメラの記録を開始した彼女は「今回の目的はあのラッサ―の鏡に魔力があることを証明すること」とカメラに向かって言いました。

この鏡は4世紀の間に45人の死に関わったそうです。
ルーツは1754年のロンドンでラッサ―伯爵の所有物だったのですが、彼は1年後に暖炉で焼けて死亡したといいます。
その後、ラッサ―が鏡に映るので教会が調査に乗り出し、1758年に再び競売にかけられて暫くは消息不明となります。
1864年に鏡はアメリカの鉄道王のクランシーの手に渡り、彼は痩せこけた後に死亡し、遺品は南北戦争で失われたそうです。
1904年にニューイングランドのメアリーの手に渡りバスルームに飾られますが、彼女は浴槽で脱水症状で死亡したといいます。
1943年にウィスコンシンのアリスの手に渡り、子供は溺死し、彼女は右手のハンマーで自分の全身の骨を砕いている所を発見され、「子供を寝かしていた」と証言しています。
1955年に鏡を所有したトビンは餓死、1965年にサンディエゴの銀行に飾られますが、窓口係が上司を金庫に監禁し、送電線を噛んだそうです。
1975年にマリソルの手に渡り、自分の歯をペンチで全部抜いた後、流産で死亡したそうです。

そこまで彼女の調査結果を聞いたティムは「因果関係」と「相関関係」は違うと彼女の考えを否定します。
何か物を買ったことと不幸が立て続けに起こるのは無関係だと否定するのですが、彼女はいよいよ2002年の事件を読み上げます。
アランが鏡を買った2週間後にマリーは精神を病み、アランに拷問の末殺害されました。
そしてアランをティムが射殺したのですが、ケイリーは事件を鏡の所為だと考えており、アランとティムのあらぬ容疑を晴らしたいという考えでした。
この記録でそれを証明し、鏡を破壊するつもりだとティムに打ち明けました。

ずっと精神病院に入院していたティムはケイリーの考えを「思い込みに捉われていて危険」と言い、さっさと鏡を壊そうと椅子を振り上げるのですが、ケイリーに迷惑が掛ると考えて断念します。
それに対してケイリーは1971年に鏡を壊そうとして死亡した男性の例に鏡の自衛能力であると言いました。
ティムは姉の考えに懐疑的でしたが、ケイリーは本気で、あの錨が落ちて来る仕組みはタイマー式で鏡を割るように設定されており、タイマーを解除しないと自動的に落ちるようになっていました。
また、全てを徹底的にスケジューリングしてタイマーで制御しており、食事や水分補給等も決められており、ケイリーは徹底的に鏡と戦うようです。

2002年

家には異変が起き始め、飼っていたラブラドールのメイソンが無気力になります。
また、アランは自衛のためと拳銃を購入し、マリーはそれに猛反対するのですが、夫と軽く口論になった去り際に汚い言葉で罵られたような幻聴を耳にしました。
アランは仕事部屋に引き籠り、入り口でメイソンが吠えても反応せず、それに気付いたマリーはメイソンを宥めようとして噛まれます。
また、彼女はアランが何者かと会話しているような声を聞きますが、中にはアランしかいませんでした。

ある日、アランが顧客とゴルフに出掛けて不在にし、メイソンが仕事部屋の入り口で吠えるので、病み気味だったマリーはメイソンを仕事部屋に入れます。
なぜか仕事部屋は内側から鍵が掛かったような状態になり、アランが帰宅するとメイソンは消えていました。

両親は口論が絶えなくなり、マリーは夫が女性と話していると主張し、アランは妻が一人で何か話していると主張します。
また、ケイリーも何度かアランが仕事部屋で女性(ケイト・シーゲル)とキスをしたりする姿を目撃していました。

2013年

ケイリー曰く、この鏡を所有した人の家では植木が枯れ、ペットが消えるという共通項があるということですが、ティムはそれは記憶違いであると主張し、メイソンは病気で、植物はメイソンの排泄物で枯れたのだと言いました。
閉じ込められたのも母によるお仕置きだと、彼は記憶しており、成人の記憶は書き換えられることが多いと姉の記憶を否定します。
ペットの件を検証するために今回も犬を用意しているのですが、今の所はその犬も無事でした。

女性の件は単純に不倫だったのだろうとティムは主張し、ケイリーは遺品の中に不倫を感じさせるものは無かったと反論します。
兎に角、姉弟は意見が合わず、水掛け論を繰り返します。
まるで両親のような険悪なムードになってますが、これが鏡の作戦だったりするのでしょうか。
そして犬がワンワン騒いだのでティムは犬を家から出してしまい、玄関でケイリーにイカれてるけど遺伝だから仕方ない的なこと言います。
ティムはこんなことは止めようと説得し、ケイリーも納得しかけるのですが、鏡の部屋に戻ると仕掛けたカメラが向かい合わせになり、鉢植えの植物が萎れていました。
室温も上昇しており、どうやら犬を放したことがトリガーになったようです。
しかしカメラの映像を確認すると自分達がカメラの角度を変えて向かい合わせにする映像が入っており、姉弟は混乱し始めます。

ティムは取り乱して家の外で施設に電話しようとするのですが、「使われていない番号です」と返されます。
しかし彼は外に出たと思い込んでいただけで、実際には玄関で携帯を握りしめていました。
ケイリーは「私達はきっと勝てる」とティムを励ますのですが、彼は心ここにあらずという様子で呆然としており、姉の言葉は届いていないようでした。

2002年

マリーは完全におかしくなったようで、掃除機をONにしたまま鏡の前で立ちつくしたりする様子をケイリーに目撃されています。
また、ひたすらワインを飲み、子供達には焦げたトーストだけを食事として出していました。
この所、アランは不在だそうで、連絡先も分からないそうです。
マリーに「どんな女を見た?」と聞かれたケイリーは母を心配して「見ていない」と嘘を吐いたのですが、ティムは「夕べ、階段で見たけど、仕事部屋に入って行った」と証言してしまいました。

マリーはアランの仕事部屋の机に「マリソル」という女性名が書き殴ってあるメモをを見て発狂し、机の上の物を払って床に叩きつけてしまいました。
あれ?マリソルって前の持ち主の名前でしたよね。
泣きながら落ちて割れた家族写真を拾っていた彼女は自分の姿を映しているのにイラついたのか、鏡に向かってペン立てを投げました。
鏡から何か波動のような物が出て衝撃を受けたので鏡に向き合うと、泣いている彼女を映す鏡の姿は不敵な笑みを浮かべており、いつも気にしていた下腹部の傷がパックリと割れて蠢いている様子を見せます。
ミラーズみたいですね。

マリーの悲鳴を聞いて姉弟が駆けつけると、彼女は笑みを浮かべながらティムの首に手を伸ばして絞め上げ始めます。
ケイリーはそれを払いのけて母を倒し、ティムを連れて二階に逃げました。
発狂したマリーは子供達の後を追い、閉じ籠った部屋のドアを猛烈に叩きます。
そこにアランが帰宅して異変に気付き、マリーに声を掛けますが、掴みかかられて目茶目茶に暴れたので、羽交い締めにし、首を絞めて大人しくさせました。

アランは携帯で「妻を助けてほしい」と通報するのですが、繋がらなかったようで様子がおかしくなります。
彼は子供達に部屋に居るように告げ、鎖とハンマーを用意していました。
その後、アランは姉妹に「ママは重い病気でベッドで寝てるから近づくな」と言い聞かせました。

2013年

ケイリーはティムの様子がおかしくなったような幻覚を見せられ、照明を何度も消されたので、何度も交換しました。
彼女は林檎に誤認して電球を齧り、口の中を切るという幻覚を見せられ、ティムに声を掛けられて我に返ります。

感想

これはなかなか面白いです。佳作だと思います。
お話自体は呪われた鏡というベタなものなのですが、鏡にやられた生き残りの家族が復讐を目論むというものです。
2013年の話が軸に進み、姉弟の記憶を辿りながら20002年の話を同時に進め、徐々に色々なことが暴かれるという進行です。
この姉弟は最初は記憶を辿る形で自分達の過去を回想するのですが、段々と11年前の自分の姿を見せられるようになります。
そして最終的には…という流れが非常に面白いのですが、混乱もしますね。
シーンの繋ぎが上手いのか、ドンドンと謎に引き込まれて行きます。

この鏡は視覚と精神攻撃を行うようで、至って地味な展開なのですが、意外に怖いです。
じわじわとくる感じが何とも厭らしい感じで、間を持たせたスリリングな演出も良い感じです。
やり口が卑怯なので、何度も画面に飛び込んで割ってやりたいと思いました。
仮に私が飛び込めたとしても殺されて終わりなのですが、物にイラッと来る映画は珍しいですね。
カップ焼きそばのお湯を捨てようとして全部出ちゃったとか、お酒を注ごうとして沢山出ちゃったとかはありますが。
ちょっと早めにネタバレ気味になりますが、鏡が仲間を増やすのも面白く感じました。

ちょっと後味の悪い映画ですが、秀逸な感じで完成度が高い気がしました。
私が普段観ている頭が悪くなりそうな映画とは出来が違うみたいで、楽しめました。
これは観て損はないと思いました。

ラストまでのあらすじ

2002年

姉弟はTVが壊れ、お腹が空いたので冷蔵庫を覗くのですが、中は空っぽでした。
そこでアランにTVが壊れた、食べ物が無い、マリーを病院に行かせようとケイリーが訴えるのですが、父は鏡を見つめており「それが何?」的な反応しかしませんでした。
こいつはダメだと父に失望したケイリーはマリーに話をしようと部屋に入るのですが、母は壁に鎖で犬のように繋がれ、獣のように威嚇しており、会話ができませんでした。
ケイリーはアランに母を病院に連れていけ!と訴えるのですが、父は約束を破ったことを咎め、姉弟に外出禁止を言い渡しました。

仕方なくケイリーは自力で病院に電話するのですが、どこに架けても「親を出しなさい」と同じ声の相手に言われてしまうのでした。
とうとう近所の人を連れて来たのですが、アランが適当に相手して追い返してしまいました。

2013年

ケイリーは知らず知らずのうちに鏡に背中を着けて立っており、危うく錨の餌食になる所でしたが、我に返ってタイマーを解除しました。
一方、ティムは何かに導かれるように家の中を歩き回り、2002年当時の出来事を見ており、一瞬子供部屋で遊ぶ自分と目が合ったような気がしました。
10歳のティムも21歳の彼を見たような気がして、二階から降りて来ました。

ケイリーは家の中が停電したので、片っ端からハンディタイプのライトを点灯させ、二階に上がりますが、その際に10歳のティムとすれ違っていました。
彼女はマリーの部屋で鎖と当時のままのガラス片や血痕を目撃し、幻覚だと自分に言い聞かせていました。

2002年

やはり家の中は停電しており、ティムはライトを片手にアランの部屋を覗き、「電気を直して」と要求するのですが、そこにはあの女がおり、白目に剥き出しの歯という恐ろしい形相で笑いながらティムに迫りました。
彼は恐ろしくなって二階の自室に駆け戻って立て籠もりました。

2013年

ケイリーは一階の床に沢山のガラス片が散らばっているのを見て「これは幻覚だ」と言い聞かせていたのですが、マリーの亡霊が現れたので反射的にガラス片で首を刺してしまいました。
ところが、それはマイケルで、彼は「信じられない」という表情を浮かべて行き絶えました。
ティムにもその姿が見えるのでどうやら幻覚では無いようですが、同時にケイリーのスマホにはマイケルからの着信があり、普通に会話が出来ました。

しかしガラス片だと思っていたのは血の付いた植木鉢の破片であり、姉弟は電話がまやかしで死んでいるマイケルがリアルなのではないかと判断し、ケイリーは流石に取り乱すのでした。
ティムは混乱して放心している姉の手を取り、家の外に飛び出すと警察に通報し、「後は待てば鏡が壊される」と姉を宥め、ようやくケイリーも自分を取り戻しました。
その途端に家と庭の証明が元に戻るのですが、鏡の部屋には自分達が居り、鏡の前に立っていました。
そして再度通報すすると「父親を出せ、医者は明日だ」と男の声が繰り返し、どうやらその声は13歳のケイリーが医者に電話した際に聞いた声を同じもののようです。
ブチ切れたケイリーはスマホを踏んづけて壊し、ティムは大人しく待とうと提案しました。

2002年

アランは完全に鏡に憑りつかれたようで、引き出しから拳銃を出して弾を込め始めます。
それを察知した姉弟はゴルフクラブを手に鏡を壊そうとするのですが、マリソルの霊が出現したので逃げ戻りました。
また、外で待機していた筈の2013年の姉弟もこの様子を追体験しており、同じく二階の部屋に閉じこもります。
一方、マリーは床に散らばった皿の破片を口を見まみれにして食べており、そこにアランが現れ、彼女を開放しました。
姉弟は部屋から飛び出し、マリーの妨害を受けながらもティムは一階に走り、囮になったケイリーも二階から飛び降りました。

一方、21歳のティムも銃を持ったアランと遭遇し、発砲されていました。
24歳のケイリーも鏡の前でマイケルを目撃したりしつつも21歳のテイムを捜していました。
13歳のケイリーは家に戻った所をマリーに捕まってしま床に倒されて首を絞められて意識を失いかけます。
しかしギリギリの所でマリーが我に返り、助かったもののマリーはアランに射殺されました。
マリソルを筆頭に今まで鏡に殺された人々の亡霊が行く手を阻む中、姉弟は手を取って逃げ出します。
この辺りがティムが冒頭で見ていた悪夢と内容と一致しています。
アランは姉弟の後を追い、姉弟は隙をついて下に駆け下り、ゴルフクラブで鏡を破壊しようとしました。

しかし姉弟の攻撃はヒットせず、全て横の壁に反れていました。
ここで2002年の姉弟と2013年の姉弟の立ち位置が変わり、背後から拳銃を持ったアランが「ここに入るなって言ってるだろ」」と殺る気満々で現れました。
そこでまた姉弟は2002年当時に戻り、アランがケイリーを殺そうと拳銃を突き付けます。
ティムはクラブで父の拳銃を叩き落とし、それを拾って突き付けます。
アランは正常に戻り、ティムの前に跪くと、銃を自分に向け、引金を握って「逃げろ」と言いました。
彼はそのままティムと共に引金の指に力を込めて自害し、その際に鏡にはひびが入りました。
姉弟は沢山の亡霊に囲まれて「これは現実じゃない」と叫びました。

21歳のティムはそれを追体験しており、鏡の前で頭を抱えている所をアラーム音で我に返ります。
一方、13歳のケイリーは気が付くと周りには誰も居らず、鏡からは微笑むマリーが手を伸ばしており、彼女はそのまま母に抱きしめられました。
この鏡から出てきた感は良く出来てます。
21歳のティムは起き上がると鏡に錨を落とす装置のスイッチを入れ、迷わず作動させました。
錨は真っすぐに鏡に向かい、鏡と向き合っていた24歳のケイリーの首に直撃し、彼女は死亡しました。
恐らく、13歳のケイリーがマリーに抱きしめられていたくだりは24歳のケイリーが体験していたことだと思います。
マリーは鏡に捕まっているので、操られたようです。
そして21歳のティムはケイリーが見えなかったので、彼女を殺害してしまったようです。

2002年

13歳のケイリーは10歳のティムに「私達が大人になって強くなったら、一緒に鏡を葬り、両親の仇を討とう」と誓っていました。
そこにパトカーのサイレンが近づいて来て、姉弟は保護されたというのが2002年の出来事の顛末でした。
警察に連行されるティムにケイリーが「私達の約束を忘れないで!」と呼び掛けていました。
その後、ティムは父殺しで精神病院に収容されたようです。

2013年

死亡したケイリーに呼び掛けるティムも同様に集まって来るパトカーのサイレンを聞いていました。
彼はケイリーを殺害した容疑で逮捕され、手錠をかけられました。
そして10歳の時と同様に「俺じゃない、鏡がやったんだ!」と叫びながら連行されて行きます。
今度は見送ってくれる姉の姿はありませんでしたが、窓に10歳の時同様に亡霊の姿を見ており、その中にはケイリーの姿も含まれていました。
どうやら鏡にやられると強制的に鏡チームのメンバーにされるみたいです。
その内、サッカーチームが出来そうですね。M1とかM2とかリーグの格付けも出来そうです。
アランM2降格!とか新聞の見出しに出るのでしょうか?

エンドロールで終了です。

ひたすら可哀想です。
こんな鏡に関わってしまったばっかりに青春時代を病院で送り、再逮捕とは。

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