ブラック・ラグーン綺麗です 大アマゾンの半魚人

大アマゾンの半魚人

アマゾン行ったらひどい目に遭う話

制作年 1954年
制作国 アメリカ
監督 ジャック・アーノルド
脚本 ハリー・エセックス、アーサー・A・ロス
上映時間 79分
出演
リチャード・カールソン
ジュリー・アダムス
リチャード・デニング

だいたいのあらすじ

アマゾン川の上流で発掘をおこなっていたカール・マイーヤ博士(アントニオ・モレノ)は不気味な河童の手のような骨を発掘しました。
博士は研究所に骨を持ち帰り、発掘の協力者を募ることにしましたが、発掘キャンプの付近の川からは骨と同じような手が覗いていました。
カールはその後、生化学研究所に向かい、デヴィッド・リード博士(リチャード・カールソン)とその恋人のケイ・ローレンス(ジュリー・アダムス)に協力を依頼しました。
二人は人の手のようでいて水かきがある骨を見て驚きを隠せず、上司のマーク・ウィリアムズ(リチャード・デニング)も賛同したので、三人はカールの発掘を手伝うことになりました。

一方、発掘キャンプでは二人の先住民が留守を守っていたのですが、手に水かきのある生物が上陸し、怪力で二人を殺害していました。

デヴィッド達は漁業用の船で川を遡りますが、上流に行くに従ってワニや巨大生物が増えてきます。
彼によればこの辺りは有史以前の自然が残されているのだそうです。
キャンプに到着したデヴィッド達が見たものは破壊されたテントと先住民二人の遺体で、同行していた船長(ネスター・パイヴァ)が言うにはジャガーの仕業に違いないということでした。
何はともあれ、発掘を開始したのですが、8日間掘り続けても何も出ず、デヴィッドは「支流の先にある沼に石が削られて流されている可能性があり、そこに化石も流されたのでは?」と仮説を立てます。
船長曰くその沼はブラック・ラグーンと呼ばれる楽園で誰も戻った人はいないそうですが、一行は発掘に向かうことにします。

ということで美しい沼に到着し、デヴィッドとマークがアクアラングで潜水して周囲を調べることにしました。
二人は水底でサンプルを回収して帰還しましたが、あの水かき生物・半魚人が水藻の陰でジトーと二人の様子を窺っていました。
水の中は魚も沢山いて凄くキレイなのですが、半魚人の中の人は大変ですね。
ケイは沼が美しかったのでワクワクしてしまい、水着で飛び込んで水泳を始めます。
すると半魚人が現れ、まるで水中バレエのように彼女の付近を遊泳するのでした。
ケイの人もなかなか泳ぎが上手いのですが、半魚人が泡も立てずに自在に泳いでいるのが凄いと思いました。
やがてケイが船から離れ過ぎだと気付いた船長が船を移動させ、彼女を回収しましたが、同時に張っていた網にかなりの大物が掛かり、船は揺れに揺れます。

獲物は凄い怪力で網を支えるマストが折れそうになりますが、その前に網を破って逃走し、網には鋭い爪が残されていました。
そんなに凄いのいるなら写真撮ろうということになり、またデヴィッド達が潜りますが、マークはデカい水中銃を装備しました。
二人は水藻の中に半魚人を発見して仰天し、半魚人はヒーコラ逃げ出します。
マークの銛が命中しましたが、半魚人は水底の割目に逃げ込んで更に深みへと消え、二人は酸素が保たないので、帰還しました。

二人は皆に「出た!出た!半魚人!」と知らせ写真を見せるのですが、残念ながら半魚人は写っていませんでした。
怒りの半魚人は船に上り、手伝いに来ていた現地人を水中に引きずり込んで消えました。
現地人の扱いがひどいと思います。
船上には足ヒレのような足跡が残されており、皆は現地人の死よりも「生け捕りにしよう」と夢中になるのでした。
船長が「ロテノン」とかいう毒を撒いて浮かせよう!とかとんでもないことを言い出すのですが、誰も止める者が居らず作戦結構となりました。
小さい魚は腹を見せて浮かび上がって来るのですが、半魚人は深みにいたので、セーフでした。

今度は性懲りも無く、ロテノンを固まりのまま水底まで沈めるという暴挙に出ます。
段々と半魚人が可哀想になってきました。
そして夜になって半魚人が乗船して来たのですが、ランプに驚いて逃げ去ります。
半魚人が洞窟に逃げ込んだので追い掛けるデヴィッド達でしたが、裏をかかれてケイが攫われそうになり、それを妨害した現地人が犠牲になります。
半魚人は毒が効いてきたのかバッタリと倒れて捕らわれます。

憐れな半魚人は竹で出来た檻に入れられてしまい、手伝いの博士が見張ることになります。
デヴィッドとマークは洞窟の写真を撮影することにしました。
しかし半魚人は怪力で檻を破壊し、鋭い爪で博士の顔をズタズタに切り裂いてしまいました。
何とかランプを投げて撃退し、博士は無事だったのものの重症で、マーク以外はもう引き揚げるべきと主張したので、多数決で戻ることになりました。
ところが、沼の出口の河口は木を倒してダムのようになっており、出られませんでした。

感想

これは普通です。モノクロ映画です。
沼に行ったら半魚人が出てきたという話です。
特に面白くもないような話なのですが、この映画は半魚人が素晴らしいです。
デザインも秀逸なのですが、水中での動きが凄いと思います。
ケイと一緒に泳ぐシーンやマークと水中で揉み合うシーンは素晴らしいと思います。
この半魚人顔の横のエラが動いてまして、丁寧に作ってある印象です。

演出もなかなか良くて水中映像もいいのですが、景色もきれいで面白いのです。

ラストまでのあらすじ

ウィンチで木を吊り上げて取り除こうとするのですが、水中から半魚人がワイヤーを外して妨害してきます。
そこで潜って木を縛ることになり、半魚人と遭遇したマークは銛を命中させるのですが、逆に捕まって水中深く引きずり込まれます。
何とかデヴィッドが半魚人を追い払ったものの、マークは溺死しました。

今度はロテノンをエアーボンベに詰め、半魚人にスプレーのように噴射して弱っている間に脱出しようということになります。
デヴィッドが水中で木にワイヤーを結わいているとやはり半魚人が妨害に現れたので何度かスプレーして追い払いました。
人体に影響ないんでしょうか?
どうにか木を退けられそうになった所で弱っている半魚人が船に侵入し、ケイを捕まえてダイブしました。
デヴィッドはそれを追い掛けて洞窟でケイを救出し、半魚人と決戦になるのですが、駆けつけた船長達が発砲したので、半魚人はフラフラと沼に逃げ込みました。

半魚人は水中深くに潜り、そのまま動かなくなって沈んで行きました。

エンドロールで終了です。

ちょっと可哀想。
特典はメイキングとか入ってました。(観てないです。)

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