ラッパーがガヤガヤ言ってます バンク・オブ・ザ・デッド

バンク・オブ・ザ・デッド

銀行強盗VSゾンビ集団 金が欲しいか?命が惜しいか?

制作年 2006年
制作国 アメリカ
監督 ボ・ウェッブ
脚本 アンガス・フーヴラス/エリック・トモスナス/ボ・ウェッブ
上映時間 76分
出演
ブランドン・ハーディン
DJ・ネイラー
ドミニク・サンタナ

だいたいのあらすじ

ドライブ中に道に迷ったカップルがゾンビに襲われていました。
一方、どこかでゾンビの襲撃事件について調べている男がおり、月の満ち欠けとゾンビ出現の因果関係等を押えているようで、次の出現ポイントはマイアミだと予想していました。

前科者のガチムチインテリ眼鏡のジャクソン(DJ・ネイラー)はギャングの護衛をしているのですが、ウェイター代わりにされるのにウンザリし、雇い主のハッスル(E-40)に「やってられんわ」とクレームを入れました。
ハッスルって凄い名前ですね。
足を洗いたいという彼にハッスルは最後の仕事という条件で依頼を出しました。
一方、麻薬の売人マルコム(ドミニク・サンタナ)はハッスル配下から抜け出したいとメイズヴィル銀行に強盗に入ることを目論んでおり、塀の中にいる叔父から情報収集していました。

マルコムは早速仲間のスキー(ブランドン・ハーディン)とボーン(クリス・ベイリー)、トレイ(マイケル・ブラクストン)の計四名で強盗しようぜ!と声を掛けます。
しかし武器が必要なので、それはハッスルに頼むことにし、レズビデオを撮影中だった彼に「武器譲ってくれない?」とお願いしに行きます。
四人は前回の仕事をしくじったらしく信用ゼロで、分け前の10%を寄越せと言われました。
マルコム達は仕方なくそれを飲み、ハッスルは念のためジャクソンを呼ぶことにしました。

ということでジャクソンはマルコム達のモーテルで待ち伏せし、選択肢の無い彼等は従うしかありませんでした。
ジャクソンは「お前らバカだから俺が仕切ってやる」と見取り図を見て段取りしたので皆に反発されました。
強盗は明日決行ということにし、退路の確認のため、ジャクソンは下見に行きました。

ジャクソンが大人しめの恰好で町を歩いているとデカいからか保安官(ジョン・スタッフォード)が職質して来たので、愛想良くあしらって去りました。
保安官は助手のケイト(トレイシー・ディンウィディ)に「あいつ怪しい」と話していました。
ジャクソンはひとまず銃器店でナイフ等を物色し、そこで軍人風のおっさん(ビッグ・ダディ・ケイン)と知り合います。
おっさんは「今夜は新月だからゾンビ出るぞー、外に出るなよー」等と電波発言したので、ジャクソンはテキトーに流して店を出ました。
どうやらこの軍人風のおっさんがゾンビ事件を追っていた人物のようです。

ジャクソンはケイトに話し掛けられつつも銀行に着き、退散経路等を確認していました。
そして口座開設をしていたのですが、マルコム達は「白人野郎に仕切らせてなるものか!」と勝手に強盗を始めました。
スキーは丁度窓口にいたジャクソンの頭に銃を突き付け、支店長のリッチに「金庫の中の金を集めて来い」と命じます。
武装解除されたケイトはリッチに従うように指示し、ジャクソンとスキーが「明日の筈だぜ」等と会話しているのを聞いたケイトは「あいつも仲間だったのか」と失望し、隙を見て警報を押しました。
マルコム一味はカウンターからもお金を回収しますが、リッチはお金を渡したくないというより、何か理由があって金庫を開けたくないようでした。

リッチはやっと金庫を開け、マルコム達はお金を回収して引き上げようとしました。
やがて保安官助手のダフがやって来たので、「この野郎!」とリッチを撃とうとしましたが、ジャクソンが止めとけ!と止めました。
スキンはリッチにダフを追い返すように命じ、リッチは異常ないと追い返そうとしましたが、トムは拳銃に手を掛けたように見えたマルコムは彼を射殺してしまいました。
興奮した彼等は「警報押したのお前か」と無抵抗の老警備員を射殺し、ケイトは「人殺し!」とブチ切れました。
マルコム達は引き揚げようとしたのですが、警官が撃たれたので運転手のボーンがバックレており、行内に逆戻りとなりました。

直ぐに警官隊が駆けつけにらみ合いとなり、マルコムが威嚇射撃したので警官隊は車の陰に退避します。
しかし警官隊も仲間を殺害されているので、かなり頭に来ており、隙あらば奴らを射殺しようという空気です。
一人冷静な保安官は一旦、強盗を銀行から出し、州警察に任せようといいうことにします。
彼は行内のスキーに電話し、「金と人質を解放すれば、町から出て行っていい」と交渉しますが、受け入れられる筈もありませんでした。
ジャクソンは逃げるチャンスだと忠告するのですが、無視され、一味はひとまずケイトとリッチ以外の人質を解放しました。

警官隊が作戦を練っていると日暮れとなり、ゾンビの群れが湧いて来て襲い掛かり全滅させました。
一方、ボーンはハッスルに警官が撃たれたから逃げたと知らせ、怒りを買いました。
彼はそのままスタンドでゾンビに襲われて死亡しました。
マルコム一味は外にも出られず立ち往生していたのですが、そこにあの軍服おじさんが現れて周囲のゾンビを倒していたので行内に迎え入れました。

感想

これはイマイチです。
銀行強盗とゾンビという組み合わせで意外と面白くなりそうなのですが、肝心のゾンビがあまり出ないです。
ほとんど強盗の準備シーンや揉め事のシーンで45分経過してようやくゾンビが登場します。
それまでは白人ガチムチおじさんと黒人ラッパーの諍いを延々と見せられます。
まず、ここがセーフどうかで評価が分かれそうな気がしますが、私はギリギリセーフでした。
設定等もかなり強引なので、ここも関門になるような気がして、私はギリギリアウトかなあ。

でもそこからがまた問題で、籠城が始まってからが少し退屈だったりします。
演出はそんなに悪くない気がするので、惜しいと思います。

ゾンビは走る系で、凄い勢いで突撃して来ますが、心臓を撃つと死ぬそうです。
最初の内はメイクも良かったようですが、後半は口を赤くして服を多少汚した人が続出します。
でも沢山出て来るので仕方ないような気もします。

黒人ギャングの人達は軍服おじさんを覗いて若干、演技が大げさな気がしました。

ラストまでのあらすじ

ジャクソンに事情を説明してくれと言われた軍服おじさんは今回のゾンビ騒動の真相を語ります。
政府関連の仕事をしていたおじさんは人口血液の研究をしていたそうで、あのゾンビは軍の実験の結果、産まれたそうです。
彼等は地下に潜って集団で南に移動し、新月の夜になると外に出て来るそうです。
なんという無茶設定でしょうか。
ゾンビは不死身なのですが、心臓を撃つと殺せるそうで、おじさんはゾンビハンターとして暮らしているそうです。
おじさんはまずは戸締りを確認しようと言い、皆は話を聞いて納得したのか素直に従いました。

手分けして見回っていたのですが、おじさんと一緒に見回っていたトレイがおじさんに殴られて気絶し、ゾンビの餌食にされてしまいました。
マルコムはケイトと見回っていたのですが、あろうことか彼女をレイプしようとしてゾンビに襲われて喰われました。
彼には駆けつけてきたスキーが止めを刺し、その頃、リッチも階段に様子を見に行ってゾンビにやられていました。

ということで生き残りはジャクソン、ケイト、スキー、おじさんの四名となりましたが、スキーは一人で出て行くと言い、外に出ました。
スキーは瞬殺されたようでしたが、中は中で何百というゾンビが押し寄せていました。
三人は手近な部屋に逃げ込み、ジャクソンはどう見てもドアを開けてゾンビを中に入れていたおじさんにどういうつもりだ!と詰め寄ります。

実はおじさんは血を撒いたりしてゾンビを引き寄せており、これ以上被害が拡大する前に全滅させたいと考えているそうです。
仕方なく二人は同意し、三人で夥しい数のゾンビを迎え撃ちます。
その内、銃を撃つ時間も無くなり、ナイフで殺しまくるのですが、生きていたスキーも合流しました。
しかしここでおじさんは妻のブレンダのゾンビに気を許してしまい、首を噛まれてしまいました。
おじさんは自害し、空気を読んだゾンビはその間は襲いませんでした。

やがて夜明けが来て、夥しい数のゾンビを倒した三人は銀行を出て軽口を叩きながら肩を並べて歩くのでした。

エンドロールで終了です。

本当に全滅したんでしょうか?

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