赤ちゃん逆上陸 悪魔の赤ちゃん3

悪魔の赤ちゃん3 禁断の島

赤ちゃんの島に行ったらひどい目に遭う話

制作年 1986年
制作国 アメリカ
監督 ラリー・コーエン
脚本 ラリー・コーエン
上映時間 94分
出演
マイケル・モリアーティ
カレン・ブラック
ローレン・ランドン

だいたいのあらすじ

前作です。

映画悪魔の赤ちゃん2のネタバレ紹介と感想です。

タクシーの車内で産気づいた女性が悪魔の赤ちゃんを産み、警官や運転手が殺害されていました。
悪魔の赤ちゃんは増殖しており、パーキンス(ジェームズ・ディクソン)は相変わらず彼等を追っていました。
悪魔の赤ちゃんの父であるスティーブン(マイケル・モリアーティ)は赤ちゃんの裁判で檻から脱走した赤ちゃんを抱きしめて「殺さないでくれ」と訴えたのが認められ、五人の赤ちゃん達は無人島で隔離されることになりました。
スティーブンは盛り場のバーで働く元妻のエレン(カレン・ブラック)と寄りを戻そうとするのですが、過去を忘れたい彼女からは拒絶されてしまいました。
彼はそこで娼婦っぽいサリー(ローレン・ランドン)にナンパされたので、そのままHしてしまいました。
しかし彼女はスティーブンが新聞で見た悪魔の赤ちゃんの父だと知ると「先に言えよ!怪物!金いらないから出てけ」と態度を硬化させて叩き出すのでした。

赤ちゃんの居る島は極秘とされていたのですが、赤ちゃん誕生の原因の一つであると考えられていた製薬会社は島を突き止め、ハンターを雇って証拠隠滅とばかりに赤ちゃんを殺害しようとしていました。
しかし赤ちゃんはハンターを返り討ちにし、ジャングルで力強く生きていました。
役者だったスティーブンは少ない仕事であったCM出演も断られるようになり、弁護士は弁護士で勝手に彼の本を出版すると言い、記者からは元妻との夜の生活について質問されます。

その後、スティーブンは本が売れなかったのか、モールのシューズショップで働いていました。
そこにパーキンスが訪ねて来て、赤ちゃん隔離の判決を出した判事は死亡し、後釜はスウェンソン博士(アート・ランド)だと知らせに来ました。
赤ちゃんが隔離されてから四年経過していましたが、スウェンソンは無人島に視察に行くそうで、パーキンスも同行するらしく、一緒に来いと強制されました。
また失業しそうです。
科学者達は赤ちゃんを気絶銃や麻酔銃で眠らせ、サンプルを採るそうで、研究のため一人は連れ帰ると言います。
用心のため、パーキンスとスティーブンだけが実弾の銃を持つということになりました。

ということで化学者3名と船員2名、パーキンスとスティーブと総勢7名のヨットの旅が始まりました。
ヘリで行けばいいのにと思いました。
一行は島が見えたのでゴムボートで上陸し、その様子をいつものダブルビジョンで赤ちゃん達が見ていました。
しかし島にはダイビンググッズがあったりして何者かが上陸した形跡があったので、誰かが接触していたのでは意味ないということでスウェンソンは早々に撤収することにしました。
彼が皆に声を掛けているとドシンドシンと赤ちゃんらしきものが現れて襲われてしまいました。
また、赤ちゃんの一部もボウガンで撃たれたりしたようで、死体がありました。
そして他の化学者も船員もやられてしまいました。
生き残ったスティーブンとパーキンスはゴムボートに飛び乗り、ヨットに戻りました。
しかしヨットに戻ったものの船長は既に殺害されており、赤ちゃんに襲われたパーキンスは海に飛び込んで島に逃げました。

感想

これは普通です。
前作がつまらなかったので、ハードルを下げて観たら意外に面白かったです。
お話は赤ちゃんを島流しにする所から始まるのですが、肉食とはいうものの、産まれたばかりの赤ちゃんを無人島に捨てるという発想が凄いです。
今回はホラー路線に戻ったのですが、コメディ寄りに作られているみたいです。
スティーブンとパーキンスはかなりユルい演技して笑いを演出していました。
一応、裁判のシーンで「赤ちゃんを抹殺する機関」には触れられていましたが、前作は無かったことにされたようです。

一作目が無いと成り立たない映画ではありますが、娯楽度はこちらの方が上だと感じました。

赤ちゃんは4年経っているので、巨大化しており、外見はグレイのような感じでした。
尚、島の環境で生き延びたので、ガチムチです。
島ではひたすら送られてくるハンターを食べていた模様です。

これはスティーブンがとても良かった気がします。
この人は女性にはモテてないですが、意外と憎めない所があって、皆に好かれるようです。
キューバ人に助けられたのもその辺が原因だと思われます。
色んなことがあってふっきれたんでしょうかね?

ラストまでのあらすじ

赤ちゃん達はパーキンスと入れ替わりにヨットに乗りこんでおり、錨を上げていたので、出港してしまいました。
スティーブンは「俺じゃ船動かせないし、何がしたいの?」と困惑するのですが、何とスティーブンの赤ちゃんは他の赤ちゃんとHしたらしく、船の上で嫁赤ちゃんが出産しました。
赤ちゃんたちは人間も食べるらしく船長の遺体を食べており、どうやら今まで返り討ちにして来た連中もご飯になったようです。
その後、スティーブンは何となく赤ちゃんと以心伝心で会話できるようになったのですが、彼等はエレンのいるケープベールに上陸したいようです。

赤ちゃんたちは男3人、女1人、そして子供という構成のようで、スティーブンの素人操舵と風と波任せでヨットは進みます。
どうやら赤ちゃん達は操舵のため、スティーブンを生かしているようです。
しかし死体が無くなってきたので、ヤバいと感じたのか息子赤ちゃんはスティーブンを板切れに乗せて海に放り出しました。
板切れ一枚で漂流するスティーブンにサメのヒレが接近したりするのですが、彼は何とキューバの船に拿捕されてしまいました。
このテキトーに色々入れてる感は私、嫌いじゃないです。キューバのテキトー感もなかなか。
スティーブンが板切れで海に浮かんでいるシーンはなかなか良いと思いました。

赤ちゃん達は何と無事にケープベールの町に上陸しており、エレンが勤務するバーを覗くのですが、彼女は気分が悪くなり、早退していました。
一方、スティーブンもキューバ人の助けを借りてケープベールに密航していました。
この人達はいい人達でウケました。
このケープベールという町は女性は全員デカ頭で男性はもれなくチンピラという町のようですが、スティーブンはチンピラの乱闘騒ぎを横目に上陸しました。
彼はエレンが勤務していたバーの同僚からトロピカーナにいるという情報を得ました。

息子赤ちゃんはエレンの勤務先に潜入して彼女の後を追い、他の赤ちゃん一名は集団レイプされそうな女性を助けるという正義マンな行動をしていたのですが、警官隊に発砲されて死亡しました。
エレンの勤務する店もビッチばかりなのですが、シモーヌという従業員がキュートです。
町は怪物出現!と大騒ぎになっており、警察が出動して走り回っていました。

エレンはトニーという同僚に過去のことをばらされたくなければやらせろ!と脅されながら自宅であるモーテル・トロピカーナに到着するのですが、彼女は気分が悪いとトニーを追い払い、直後に彼は赤ちゃんの餌食になっていました。
息子赤ちゃんはエレンの頭を引っ掴んで屋根へと引き摺り上げ、そこにスティーブンが到着しました。
そしてトニーの遺体を発見した警官隊がモーテル周辺を包囲しました。
スティーブンも息子赤ちゃんに殴り倒されて、屋根の端っこに座ったエレンと合流しました。

屋根の上には残った赤ちゃん達が全員集合していましたが、彼等ははしかを患っており、全員熱がありました。
彼等はどうやら自分達が長くないので孫赤ちゃんをエレンに託すために来たようなのでした。
エレンは心を開き、息子赤ちゃんに「怪物扱いしてゴメンね」と謝罪しました。
そして嫁赤ちゃんから孫赤ちゃんを受け取り、「大事に育てる!」と誓いました。
赤ちゃんの一人は駆けつけた警官隊に射殺され、他の赤ちゃんもはしかで死亡しました。
スティーブン達はその隙に屋根から逃げ出しました。
麻疹は現代では予防接種が発達しているので軽視されがちですが、治療法の無い恐ろしい病気だったりします。

二人は路上の車を盗んで逃げ出し、スティーブンから文無しだと聞いたエレンは爆笑します。
車の中に寄り添って笑う二人の声が響きました。

エンドロールで終了です。

ハッピーエンドでしたが、パーキンスはどうなっているんでしょうか?

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