地下で暮らす人の話 未来裁判

ザ・フューチャーズ 未来裁判

地下施設を脱走したらひどい目に遭う話

制作年 2007年
制作国 アメリカ
監督 ダーネル・マーティン
脚本 ウォルター・モーズリー
原作 ウォルター・モーズリー
上映時間 45分
出演
キンバリー・エリス
クリフトン・コリンズ・Jr
ガーウィン・サンフォード

だいたいのあらすじ

最下層のホワイト・ノイズと呼ばれる人達は地下施設内の透明なビニールのカプセルホテルのような所に押し込められ、食事の時間を厳密に管理されていました。
ある日、フレンドン(クリフトン・コリンズ・Jr)はその施設内からの脱走を図ります。
看守のような人物に15分のタイマーを腕に打ち込まれ、梯子を上って地上へと出ると、21地区のフェンスをワイヤーで手を切りまくりながら破り、施設の外へ逃走し、タイマーを引き千切りました。
そしてスラムに住むオーガスタス(マシュー・ウォーカー)を訪ねるのですが、偶然にも路上で彼と出会いました。

オーガスタスはフレンドンの居た施設の住人の情報を情報教会に提供すれば報酬を与えてくれると教えました。
そこに横暴警官が現れ、オーガスタスが保護した少女を射殺したため、フレンドンは警官を殴り倒し、逮捕されました。
ティリー(キンバリー・エリス)とオーティス(ダリル・シャトルワース)はケーブルを刺されて自由を完全に失ったフレンドンを車椅子で運び、機械でできた裁判官(ガーウィン・サンフォード)の前に連れて行きました。
フレンドンは目玉の付いたアームで見られながら、モニターに映った判事の尋問を受けます。
そして三件の殺人事件で立件され、施設からの逃亡だけで死刑なので即刻処刑と宣告されました。
警官が射殺した少女とオーガスタスの分も押し付けられたようです。

フレンドンを弁護する機械の弁護士は無罪を主張しますが、彼は弁護士の罷免と陪審員を呼ぶように要求しました。
判事はなぜかカクカクした動きになり、フレンドンは頭を使えば彼等に勝てると言いつつ、ティリーに向かって「君に会いに来た」と謎発言をしました。
判事は召喚に時間がかかるからダメだと言いますが、フレンドンは12人機械でもいいから用意しろと要求し、12人の陪審員の顔がモニターに表示されました。
機械の陪審員は自己紹介するのですが、どうやらこの世界では死んだ後に機械に生まれ変わる人がいるようです。

今度はフレンドンは弁護士が検事にもなるということを認めさせ、それでは判事の影響を受けるから公平な裁判とは言えない!とクレームを入れます。
判事は暫くカクカクした後にケーブルを通してショックを与え、フレンドンを気絶させました。
それを見たオーティスはこの措置は異常だと判事達を制御する技術者を呼ぶことに決めました。
全身にショックを受けたフレンドンは虫の息でしたが、夢の中に死亡したオーガスタスが現れて「君は勝てる。ガンバレ」と励ましました。

フレンドンがガッツで立ち上がり、「弁護士と裁判所は癒着してるから自分で弁護を行う」と宣言すると、弁護士がモニターから消えました。

感想

これは普通です。
人間が機械を上手く騙して裁判に勝とうとする話です。
一休さんとか彦一さんに似てますね。(似てません。)
自由万歳!と思いました。

結末はこれで良かったのか悪かったのか良くわかりませんでした。
確かに機械が裁判って主観が入らなくて良さそうでしたが、証拠とかザル過ぎてウケました。
よほどひどいベンダーが開発してるんでしょうか?
受け入れテストの際には死亡モジュールとか切ったんでしょうね。
何か設定ミスで死者が出てそうで怖いです。

フレンドンはドヤ顔なのが許せなかったのですが、この結末なら仕方ない気がします。
ティリーは惚れっぽい気がしました。
私的にはオーガスタスが好きでした。

ラストまでのあらすじ

まずは容疑を明確にしようということで、フレンドンがレイプ目的で少女を警官の銃で殺し、警官に加担しようとしたオーガスタスも殺し、警官も射殺したと負傷した警官が証言している様子がモニターに映ります。
少女をレイプするのに警官の銃を奪うという時点でおかしいですよね。
フレンドンは陪審員に自分の生い立ちを話しますが、彼は27年前に地下の共同施設で産まれ、無価値と見なされたホワイト・ノイズであり、一生を地下で暮らす予定だったということです。
半年に一度だけ15分間太陽の下を歩く自由が与えられ、悲惨な境遇だったことを訴えました。

そして警官を殺害したことは認めましたが、先に警官が二人を殺したからだと主張しました。
負傷した警官は嘘八百を並べており、フレンドンは死亡したオーガスタスの脳をシステムに繋いで証言させろと要求しました。
やがてオーガスタスが死亡した際の様子が再生されるのですが、全ての状況がフレンドンの主張と一致していただけでは無く、彼は駆けつけた婦人警官にも「警官が撃った」と証言していました。
陪審員たちは「ひどい事件だ」とざわつき、ティルも有罪はあり得ない!と叫びます。
判事はカクカクしてフリーズしてしまい消え、オーティスは技術者にリセットして貰わないと!と部屋を飛び出します。

やがて陪審員は一斉にフレンドンは無実!と無実を主張しました。
しかし勝手にリセットが掛かり、判事が有罪判決を言い渡してフレンドンは出現したアームにより頭を刺されて死亡しました。
駆け付けた技術者は不具合だと言い、「完璧なプログラムにも不具合がある」と告げ、当分監視すると言いました。
不具合で死んだらたまったものではないです。

ティルが機械法廷を見回っているとフレンドンの顔がモニターに映ります。
彼は陪審員達により、脳をシステムに組み込まれたそうで、このシステムを破壊して皆を自由にするのだと言います。
ティルが好きになったのに死んじゃったと嘆くと、亡霊になった彼は「魂はなんでもできる」と言いつつ彼女に憑依しました。

エンドロールで終了です。

この後、エクソシストでしょうか?

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする