誰も信じてくれないです ブギーマン

ブギーマン

死にたくなければ、目をあけて眠れ。

制作年 2004年
制作国 アメリカ
監督 スティーヴン・ケイ
脚本 エリック・クリプキ/ジュリエット・スノーデン/スタイルズ・ホワイト
上映時間 89分
出演
バリー・ワトソン
エミリー・デシャネル
スカイ・マッコール・バートシアク

だいたいのあらすじ

少年ティムはお化けのブギーマンが本当にいると思ってしまい、ビビッて眠れませんでした。
パパ(チャールズ・メジャー)が「ブギーマンなんていないよー」と部屋を見て、クローゼットも確認してくれたのですが、パパは何者かにクローゼットの中に引きずり込まれました。

それから15年経ち、成長したティム(バリー・ワトソン)は恋人のジェシカ(トーリー・マセット)も出来て普通に暮らしていましたが、彼はクローゼット恐怖症になっていました。
その夜、公園の暗がりを通って帰宅したティムは道中で警官と会話している不幸があったような家族を目撃しました。
彼はクローゼット以外も「扉を開ける」ということが苦手なようで、家具はガラス戸か扉を外したものを使用しています。
家の出入りとかもビビりまくりなんでしょうか?
留守電を再生すると叔父のマイク(フィリップ・ゴードン)から週末の感謝祭はぜひママに会いに来てほしいなという伝言が吹き込まれていました。

翌日、ティムはジェシカの家を訪問しますが、彼女はお金持ちの娘だったらしく家は物凄い豪邸でした。
夕食の席でジェシカのパパから両親のことを聞かれたティムは父は8歳の時に蒸発、母はそれからショックを受けて色々あり…と返答しました。
マイクのパパは蒸発したことになっているようです。
その夜からジェシカの家に泊まる予定だったのですが、ティムはママ(ルーシー・ローレス)がゾンビのようになって「早くこっちに来なさいよー」的なことを言ってくる悪夢を見ました。
直後にマイクからの電話でママの死を知らされたティムはジェシカの引き留めるのを振り切り、実家に向かいました。

ティムは小児用の精神科に立ち寄り、医師のマシスンから「もう15年も通っているのだから現実を見ないと。ブギーマンなんていないのよ。第一、ここは子供しかいないのよ」と説教されていました。
帰り際にティムは病室の天井を見て絶叫している少女を発見してナースコールを連打するのですが、天井はパネルを外したように隙間が出来ていました。
葬儀の席でマイクと会ったティムは家の整理もあるので今夜は泊まると告げ、家の鍵を渡されました。
家への移動中にマイクの車のフロントガラスに鴉が猛烈なタックルをかまして来て死亡したせいでヒビが入り、危うく対向車線のトラックと正面衝突しそうになりました。

家に到着したティムはキッチンを見て、ママとパパが「あんたが怖い話するからティムはクローゼット怖がるじゃない!どうしてくれんのよ!」と口論している様子を思い出しました。
ティムは8歳の自分が二階に上がって行く幻覚を見て、後を追い、自分の部屋に入ろうとしましたが怖くて入れませんでした。
二階の窓から幼馴染のケイト(エミリー・デシャネル)が落馬しているのが見えたので、ティムは急いで飛び出し、家の中でアイシングをしてやりました。
ケイトが帰った後、一階の物置のドアから漏れる光が明滅していたので思い切って中を確認すると、電球がチカチカしているだけでした。
しかしドアが勝手に閉じて閉じ込められてしまい、何者かの手に掴まれたりしてパニックになるのですが、ドアを破って確認すると手では無くハンガーでした。

その後、庭の物置でママの葬儀の際にも墓地の隅っこに佇んでいた少女・フラニー(スカイ・マッコール・バートシアク)に遭遇します。
彼女はパパの友人だったそうで、ブギーマンは本当にいるの?と質問してきたので、ティム「あれは僕の妄想だった。作り話だ」と返答しました。
フラニーは公園の近くに住んでいるそうで、送りはいらないと言うので、ティムは彼女に「怖いことあったら五つ数えると有効なことがある」と教えました。
これは元々はティムのパパがティムの恐怖を克服しようとクローゼットに彼を閉じ込め、ドアの向こうで「怖くない。五つ数えろ」と言われていたことがルーツだったようです。

ティムは「絶対開けるな」と書かれているピンクのリュックを庭で拾ったので、持ち帰って開けたのですが、中には行方不明になった男女児の捜索ビラが沢山入っていました。
その直後にティムは背後に気配を感じ、確認しに行くと手を伸ばしたゾンビのような行方不明児童の群れに囲まれてしまい触られまくるのですが、彼等は一階物置の方で音がすると消えました。
ビビりまくったティムが家を飛び出そうとするとジェシカに出くわしたので、ジェシカの車で一緒にモーテルに移動して部屋を借りました。

ジェシカはティムが黙りこくったままなので、いい加減にして!と怒り、お酒を呑んでイヤなことは忘れよう!と提案しました。
ティムも同意して氷を取りに行くのですが、戻ると彼女の姿は消えており、思い切ってクローゼットを開けることにしました。
一方、ケイトはティムが不便だろうと夕食を持って家にお邪魔していました。
彼女はティムが居ないので声を掛けながら家の中を捜し、クローゼットを開けるとなぜかティムが飛び出て来ました。
ティムはどういうことなんだ?と混乱し、ケイトに一緒に確認してくれと依頼してモーテルへと向かいました。

今度はケイトが「何なのよ?」と混乱しますが、ティムはポッケから3号室の鍵を出して開け、二人で中に入りました。
ベッドサイドのテーブルには確かにお酒の入ったグラスがあり、ベッドには血の付いたジェシカの下着や衣服がありました。
また、先ほど湯を張ってあった湯船には血痕が残っていました。
ティムはジェシカは殺された!と言い出し、ケイトを送る車の中でブギーマンは妄想じゃなかった的なことを言いました。

感想

これは普通です。
お話はクローゼットの中から出てくるお化けがパパを殺したのですが、誰も信じてくれなくて…という内容です。
つまらなくもないのですが、思わせぶりな感じの話です。
主人公が状況を全く説明しないので、イラッと来ます。
ジェシカと同じ職場ということらしいのですが、この人は職場でチーム仕事できてるんでしょうか?
テンポは良いと思われ、ちょこちょこ色んなことが起きるので退屈しませんでした。

どうやらブギーマンというのは恐怖が産むもののようで、怖がり過ぎると実体化するようです。
怖がった人物をもっと怖がらせてやろうと周囲の人間も殺したりするようですね。
要するにブギーマンは皆の心の中にいるよ!ってことでしょうか?違う?
元々ブギーマンはお化けの俗称だと記憶してますのでそんな感じかと。
どうも姿は決まってないみたいで、良く見えませんでしたが、ローブを羽織った黒っぽいのや、最後にはフレディみたいな人形の姿になってました。

演出はまあ良かったのではないかと思いまして、結末付近の暴力展開はなかなか迫力ありました。
なんかホラー的に怖いというより物理的に怖かった感じです。
ちょっと音は気になりましたが、五月蠅くは無かったです。

役者さんも普通の感じで、ティムも地味です。
ティムのパパがカッコ良くてママも少し美人だなあという気がしました。
ケイトは何だかエイリアンのリプリーみたいな顔の形してます。

何を観たのか良く分からない感じの映画でしたが、勢いで観てしまう感じでした。

ラストまでのあらすじ

ケイトはティムが殆ど何も話さないので、ケイトは怒り気味に車を降りて帰宅しました。
直後に彼女の家の二階に何かの影を目撃したティムは彼女の家のドアを叫びながらノックします。
ワーワー騒いでいるティムに「あなた病気なのよ。助けてあげたいけど無理だから帰って!二階に居るのは父だし」と追い返します。
ケイトはその後、マイクに「ティムの様子がおかしかったから様子を見に行ってもらえませんか?」と依頼しました。

帰宅途中にティムは公園を捜し、フラニーがブランコを漕いでいたので、ブギーマンの件は嘘で本当はパパが殺されたんだと打ち明けます。
彼女は知ってると返答し、助けを求めるティムに「家に帰る」と去りました。
フラニーを追ったティムはブギーマンの撃退方を尋ねますが、彼女は分からないと返答し、ティムはフラニーの家だという壁にびっしりと字が書かれた廃墟に同行します。
ティムはこの家で「娘を取られた」と話していた変人と会話をしたことを思い出し、壁にびっしりと書かれている字は封印でブギーマンが出て来られないようにしたものだと話します。

また、ティムは壁に行方不明の少女の写真があったのを確認するのですが、それはフラニーでした。
フラニーは最初に戻ってあいつを倒して!とティムに訴えます。
彼女のパパは彼女を捜し、ブギーマンに立ち向かったのですが、恐怖に負けたそうです。
一方、マイクはティムに呼び掛けながら家の中に入っていました。

ティムは帰宅してマイクの車を見たので家の中で呼びかけるのですが応答無く、フラニーパパがしていたようにドアやクローゼットを釘付けし、意を決したように自分の部屋に入りました。
そして同じく椅子を床に釘付けしていたのですが、先ほど釘付けした板が全て吹き飛び、ドアはクローゼットは開放されてしまいました。
ティムは自室のクローゼットと対峙し、ドアが開いたので突入しますが、出た先はモーテルの3号室でした。
そして彼は泥水のゴーレムのような物にジェシカが襲われて拉致されたのを目撃したのですが、ケイトと来た時に浴槽に付いていた血はこの時に自分が付けたものでした。

浴室を飛び出すと今度は自分の家で、マイクがいきなりネイルガンを発砲して来ました。
何本かの釘が刺さってしまい、ティムは身を避けるのですが、マイクはティムの背後にいるブギーマンにネイルガンを撃っていたのです。
マイクはビニールでグルグル巻きにされてしまい、ティムはそれを助けようとカッターで彼の首辺りのビニールを切ろうとしていたのですが、ブギーマンがマイクを攫ってクローゼットへ消えました。
ドアを開けて飛び込むと今度はケイトの家の二階で、汚いミイラのようなブギーマンが彼女に襲い掛かろうとしていたので、ティムはケイトを突き飛ばして防ぎました。

今度はケイトがベッドの下に吸い込まれそうになったので助けようとしますが、一緒に引きずり込まれました。
二人が出た先はティムの部屋で、クローゼットから現れたブギーマンが襲ってきたのでティムは落ち着いて目を閉じ、五つ数え、六つ数えるとブギーマンは消えました。
しかしまた襲ってきたので、ティムはあの晩に自分が怖いと感じたものを全てバットで破壊します。
その度に凄い衝撃波が起き、壊れたものはクローゼットに吸い込まれます。
二人はブラックホールのようになったクローゼットの中に吸い込まれそうになりますが、ティムが一番初めに怖いと思った人形を破壊するとブギーマンが姿を現します。

ブギーマンの姿はまるでティムの人形そのもので、人形を完全に破壊してキックでブギーマンを撃退するとクローゼットが閉じて騒ぎは収まりました。
これで終わったの?と聞くケイトにティムが終わったと答え、窓を開けると外は朝日が昇り、明るくなっていました。

エンドロールで終了です。

エンドロール後に子供がクローゼットを怖がっているのを何かが覗いていたので、ブギーマンは恐怖があれば現れるようです。
結局、ブギーマンが何をしたかったのかは謎です。
ちょっと良く分からなかったのが、浴槽に付けたティムの血の件です。
あれはティムが逮捕される材料で最後に「NO!」とか言うパターンだと思ってたんですが、全然違いました。
単に時間軸も超越してるんですよ!っていう表現?
なんでティムがクローゼットを移動出来るのかもナゾでした。

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