悪魔になる男 ロスト・ソウルズ

ロスト・ソウルズ

誕生日が来たらひどい目に遭う話

制作年 2000年
制作国 アメリカ
監督 ヤヌス・カミンスキー
脚本 ピアース・ガードナー
上映時間 98分
出演
ウィノナ・ライダー
ベン・チャップリン
ジョン・ハート

だいたいのあらすじ

神学校で勤務するマヤ(ウィノナ・ライダー)は神父と助手に連れられ、精神病院へ悪魔祓いの手伝いに行きました。
マヤは過去に悪魔憑きになり、悪魔祓いを受けて助かったという過去がありました。
悪魔憑きの対象である男性ヘンリー(ジョン・ディール)は紙に数列のような謎の数字を書いていました。
ヘンリーを椅子に拘束して祈りの言葉が唱えられ、悪魔祓いが開始されたのですが、良く分からない内に悪魔祓いは失敗に終わり、マヤはヘンリーが書いた謎の数字メモを部屋から持ち去りました。
彼女は数字はアルファベッドの順番のアナグラムだと推理し、「ケルソン」という文字を導き出しました。

犯罪ジャーナリストのピーター・ケルソン(ベン・チャップリン)は無神論者であり、悪魔は存在せず、悪魔憑きのようなものは精神病であるという見解の持ち主でした。
彼は恋人のクレア(サラ・ウィンター)を連れて、週末を叔父のジェームズ神父(フィリップ・ベイカー・ホール)と兄夫婦が同居する家で過ごします。
ピーターは夕食の席で近頃は「X-E-Sというタイトルの本を読み、いい気分で目ぜめる」という夢を頻繁に見ていると話し、それ「SEXだから」とクレアに揶揄われました。

マヤは「ケルソン」という文字からピーターに辿り着き、彼の「モラルとは」というインタビューに対する「モラルは状況によって変わる。私はコンパスになりたい」という返答を聞いて青ざめます。
ピーターの著書を読んだ彼女は彼が幼少期に両親を殺害され、それがきっかけで犯罪ジャーナリストになったと知ります。
マヤはジョン(イライアス・コティーズ)に「彼で間違いない!」とケルソンのことを知らせ、神父に伝えなければ!等と焦っていました。
その後、彼女は教会に何か報告するのですが、「君の妄想だ」と却下されていました。
そしてマヤはトイレで壁が血管のような黒カビで覆われ、床には血が大量に流れ、トイレのドアには「X-E-S]の文字、突然現れたヘンリーに刺されそうになるという幻覚を見ました。

ヘンリーは数学教授で家族を皆殺しにしていたのですが、法廷で正式に悪魔憑きだと認められ、悪魔祓いが行われたそうです。
マヤはヘンリーの件をネタにピーターに接近し、悪魔祓いの録音テープを渡し、「興味があれば明日2時に図書館で」と告げて去りました。
その夜、ピーターは悪魔祓いのテープを聞いたのですが、彼には全く聞こえませんでした。
ピーターはクレアに「変な女性が昼間来たけど、会うつもりはない」とマヤの件を話しました。

しかし翌日ピーターはマヤに会いに行き、ヘンリーの病院へ案内されたのですが、彼は昏睡状態に陥っていました。
担当医はマヤが悪魔祓いに立ち会っていた件をピーターにチクり、マヤはピーターが目を開けた気がして取り乱してしまい、二人は担当医に叩き出されてしまいました。
帰り道にピーターはマヤにヘンリーは只の脳腫瘍だ!と激しく非難し、彼女は車から降りてしまいました。
ピーターはマヤの指紋を知り合いの刑事に鑑定してもらうことにしました。

マヤはベッドで寝たきりになっていて無反応のラロ―神父(ジョン・ハート)と面会し、またジョンとピーターで間違いない等と意味不明なことを話していました。
ジョンはピーターのパーティ会場に紛れ込み、彼に銃を突き付けて殺害しようとしたのですが、ピーターの兄に首を折られて阻止されました。
クレアと共に帰宅したピーターは、いつも音が五月蠅いと苦情を言っていた隣人の老婦人が自殺したと聞きました。
翌日、マヤはジョンがピーターを殺害しようとして死亡したと聞き、カフェで少女が「神は死んだ」と歌いながら踊るという幻覚を見てビビりまくります。

ピーターは友人の刑事から指紋の人物はマヤで昨夜の事件の犯人ジョンとラロ―神父の三人でバカげた悪魔話をでっち上げていたと聞かされました。
刑事曰くマヤは13歳で両親を亡くし、完全に非行少女となっていたそうで、神学校の教師になってからは問題を起こしていないということでした。
ピーターは早速、マヤの教室に「お前の友達に殺されそうになったぞ!」と怒鳴り込むのですが、彼女からジョンはヘンリーが「ピーターが悪魔になる」と予言したので殺害しようとしたのだと知らさせました。
ピーターは当然のごとく憤慨し、「お前は病気だ!お前らは俺に近付くな!」と吐き捨てて帰りました。

その後、ピーターの所にはサボーという霊能者が来て、死亡した筈の彼の父は生きていると言い、「X-E-S」の文字を書いて「これは666で悪魔の印」とかのたまいました。
いきなり苦悩し出したピーターは教会に行き、キリスト像に助けを求めたのですが、キリスト像が落ちてくるという謎のアクシデントに見舞われます。
ピーターは当て逃げしたりした後にマヤの所に行き、どうなってる?と質問し、マヤは「あなたは洗礼を受けず、近親相姦の子として産まれて役満」と返答しました。
どうなってる?はこっちの台詞だと思いました。

ピーターは洗礼は受けたと言い返すのですが、ジェームズに受けたものでキリスト教のものではないと反論されます。
更に彼の父はO+で母がAなのでAB-のピーターは産まれるハズが無いと言われました。
そしてマヤはピーターがジェイムズとその妹である母の子だと匂わせます。
二人はジョンがマヤの知らないことを知っていたのでは無いかと考え、彼の家に向かいました。

感想

これはつまらないです。
思わせぶりな展開がダラダラと続き、エンジンが駆かるのが1時間過ぎ位なのですが、それからの展開がまた退屈です。
登場人物が何を問題にしているのか私にはサッパリ分かりませんでした。
私が凄い勢いで見落としている所為もあるのですが、展開もどうしてこうなった?という感じのものが多くて良く分かりませんでした。
冒頭のヘンリーの悪魔祓いが失敗した理由やヘンリーがうろつき回っている理由が良く分かりませんでした。

演出はそれほど良いと思いませんでしたが、何だかスタイリッシュな感じでした。
ただ、ガッカリするものも多く、キリスト像が落ちてくる辺りのシーンは何だかなあという気がしました。
正直、結末付近もつまらなかったです。

それにしてもラロ―神父は私の観る系の映画だと寝てる役が多いなあと感じました。
この人確かスケルトン・キーでも寝てました。
マヤの人はこの映画に出たから万引きしちゃったんでしょうか?

ラストまでのあらすじ

マヤはジョンの家でラロ―神父の本を見付け、「33歳の誕生日に悪魔が現れる」」という記述に下線が引いてあるのを目撃しました。
そこになぜかヘンリーが現れてマヤに斬りつけたのですが、彼はヘンリーは刺せず、椅子で殴られて気絶しました。
マヤは33歳の誕生日に悪魔が来るのよ!とピーターに告げ、誕生日は明日だと聞きました。
ヘンリーは手足が変な方向に曲がって倒れ、二人はそそくさとジョンの家を後にしました。

ピーターは悪魔が宿ったらどうなる?とマヤに尋ね、人格が消えると返答されます。
彼が死ねば悪魔は宿れないということなのですが、マヤは他の方法を捜そうと提案し、二人はピーターの自宅に来ました。
ピーターが産まれたのは午後4時54分だそうで、現在深夜なので、タイムリミットは迫っていました。
彼はクレアの写真の裏から見知らぬ鍵を見付け、前に郵便物が間違って配達されていた件から同じ建物に住むコワルスキー氏の部屋の鍵ではないかと推測し、一人でその部屋に向かいました。

鍵を回すとドアが開いたので中に入り、一室の天井の板が外れていたので思い切って全部抜いてみると五芒星の魔法陣が描かれていました。
そしてピーターがマヤが待つ自宅に戻るとクレアが来ていたので、「この鍵はお前が隠してたんだろ」と問い質します。
クレアは「スペアキーだ」白を切り、おもむろにキッチンの引き出しから拳銃を出して「この女はストーカー」とマヤを撃とうとしますが揉み合いになった拍子にマヤに発砲されて自爆しました。
ピーターとマヤはラロ―に助けを求めることにしたのですが、ラロ―は意識が戻り、会話できるようになっていました。

しかしラロ―は「悪魔憑きは無かった。捏造だった」と話したのでマヤは不信感を感じ、十字架を彼の額に押し付けると、ジューと音を立ててラロ―は火傷し、「キリストを糞の中へ!」と叫びました。
どうやらラロ―は悪魔に憑依されてしまったようでした。
マヤ達はラロ―に悪魔祓いを行ったのですが、ラロ―は正気に戻ったもののピーターに「叔父の所に行け」と指示して力尽きました。

ジェームズの教会は悪魔教を崇拝していたようで、信者の皆さんも沢山集まっており、彼は「我々は2000年待ったのだー。今度は我々の時代だ」とマヤとピーターに告げました。
更にジェームズはピーターに「私はお前の実の親」と宣言し、ピーターは「両親を殺したな」とブチ切れて銃を彼に向け、マヤはジェームズに盾に取られながら「殺したら奴らの思う壺」とピーターを止めます。
しかしピーターはジェームズの胸に向けて発砲してしまい、続けて兄夫婦を射殺してマヤと共に教会の外に飛び出しました。

やがて移動中の車内で誕生時刻を迎えそうになったピーターは車を停めてマヤに銃を渡し、撃ってくれと頼みます。
マヤが撃てずにいると時刻を過ぎてしまい、ピーターは「大丈夫だった」と主張するのですが、車内のデジタル時計が666を表示したのでマヤはピーターを射殺して車を降りました。

エンドロールで終了です。

この後、マヤ逮捕ですね。特典は未公開シーンでした。

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