地球外の観測船に閉じ込められます 宇宙通信SOS!!

宇宙通信SOS!!

不時着したらひどい目に遭う話

制作年 1964年
制作国 アメリカ
監督 フェリックス・E・フェイスト
脚本 シーレッグ・レスター/サム・ニューマン
上映時間 51分
出演
ピーター・マーク・リッチマン
ペギー・アン・ガーナー
ロン・ヘイズ

だいたいのあらすじ

とある民間機がハリケーンの中を東京に向けて飛行していましたが、やはりコントロール不能になり、海面へ不時着します。
乗員はゴムボートで逃げ出しましたが、ジェフ(ピーター・マーク・リッチマン)達を四名を乗せたボートは水面を漂い、辺りは霧に覆われていましたが、やがて霧が晴れるとボートは何処かのプラスティックで出来た建物の中に着地していました。
無線は通じず、建物の上の丸い穴から白いガスのようなものが噴射されたので一行は身を伏せました。
不思議なことにガスを浴びると皆の服が乾き、人体に悪影響は無いようでした。

今度は丸い穴からアマンダ(ペギー・アン・ガーナー)に向けて光が当たったのですが、どうやらそれを浴びると凍えるようなので、避難しましたが、アマンダの隣にいたデクスター(ウィリアム・スティーブンス)は光を浴びて冷凍人間になってしまいました。
皆は何とかデクスターを蘇生させますが、今度は穴からカッターのような光線が出てゴムボートの一部を切断し、穴の中に吸い込んでいました。
無線を修理するデクスターを残し、ジェフとコーブ(ロン・ヘイズ)、アマンダは周囲を探索に出ることにしました。

デクスターが無線をいじっていると泥のような生物が這って来て彼を襲い、悲鳴を聞いて駆けつけたジェフ達が戻ると、彼は衣服だけを残して消えていました。
泥生物は「中に人入ってますよ!」って動きをしています。
それにしてもデクスター踏んだり蹴ったりですね。やられ役だったようです。

そして壁の隙間にドアのような物を見付けたので、入ってみると中にはハイテク焼却炉のような物があり、どうやらコンピューターのようです。
確かに周囲ではカタカタと電算的な音がしており、ジェフはこれはテレメトリーという転送装置ではないかと言いました。

周囲を確認すると壁には謎の楔形文字が書かれており、古代語に詳しいアマンダでも読めませんでした。
奥を探ると謎の巨大ビーカー等が置いてある実験室のような部屋があり、そこには先ほど切断されたゴムボートの破片が落ちていました。
ビーカーの中では海水を分析しているようで、どうやらこの装置は分析した結果を先ほどの装置で伝送しているようです。
ジェフはこれは宇宙から来た無人探索船で地球のことを調べて分析結果を送っているのではないかと推測しました。
ということはジェフ達は海水と一緒に回収されたということでしょうか。

一行が一番初めに居た部屋が顕微鏡のような物で、あそこで色々と観察されたのではとジェフは考えます。
そして窓からその部屋を覗いたジェフ達は泥生物が這いまわっているのに気付きました。
泥生物はボートに圧し掛かってゴソゴソと動いており、冷凍光線が浴びせられたのですが、身体の一部を切り離して分裂し、直ぐに元の大きさに再生していました。
膨大なカロリー消費しそうですね。
ジェフ達が様子を見に行くと、既に泥生物は行方をくらましていました。

そして背後から泥生物が現れてジェフ達は行く手を阻まれてしまったのですが、襲っては来ないようです。
ジェフはこれは変異した細菌の一種であり、近づかなければ大丈夫だと話しました。
アマンダがテレメトリー室で地図らしきものを見たと打ち明けたので、コーブが囮になっている間にジェフ達はテレメトリー室に飛び込みました。
そこには太陽系の天体模型のようなものがあり、どうやらこの探査機は金星から来たようです。
他にはモニターの付いた通信機のような物があり、適当にいじっていると文字が出て来て、どうやら信号が送れたようです。

その後、コーブの所に戻るとあの丸い穴から光が明滅し始めます。
それを信号だと判断したジェフは近くにあった台に皆を導きました。

感想

これはイマイチです。
異星からの探査機に捕まってしまったという話です。
怖い内容なのかと思ったらほのぼの系でした。
特に泥生物のくだりは怖そうに感じるのですが、安い所為か映像で見ると着ぐるみごっこにしか見えませんでした。

捕まった人達も仕方ないとは思うのですが、皆さんグダグダでした。
特にアマンダはガチャガチャ言うだけなのでイラッと来ました。

ラストまでのあらすじ

三人の足元からそれぞれ別になった透明な円柱が伸びて来て隔離すると中のパイプから水が浴びせられました。
そして霧のような物を浴びせられ、円柱は引っ込みましたが、どうやら泥生物の忌避薬が含まれていたようで、完全に襲われなくなりました。
しかし動力が稼働したようで揺れ出したので、これはヤバいとコーブは無線連絡を試みることにし、ジェフ達は謎通信装置で交信をしようとします。

謎交信装置は音に反応するようなので、E=mc2の式を語ると反応して、謎の文字が浮かび上がりました。
一方、コーブは謎の霧に包まれており、ジェフが様子を見に行くと消えていました。
やがてジェフも霧に包まれて姿を消し、アマンダもジェフ達を捜しに来て霧に包まれます。
そしてドアが開き、外に出されたアマンダはジェフ達と合流しました。
外には捜索隊も来ており、三人は無事に救助されます。

どうやら空気を読んだ宇宙人が三人の代わりに救助信号を出してくれていたようでした。
更に探査機は浮上した後に自爆しており、どうやら泥生物を滅ぼしてくれたようです。
三人は「親切な宇宙人で良かったねー」、「地球人に親切にしないとねー」と話し合いました。

エンドロールで終了です。