犯人何がしたいのか ALL NIGHT LONG 誰でもよかった

ALL NIGHT LONG 誰でもよかった

家に居たらひどい目に遭う話

制作年 2009年
制作国 日本
監督 松村克弥
脚本 松村克弥/山内大輔
上映時間 87分
出演
山中崇
吉川めぐみ
まりか

だいたいのあらすじ

若い女性(まりか)が道を歩きながらHな話を通話していたのですが、帰宅した所で不気味な青年(山中崇)に押し入られます。
青年はバタフライナイフを取り出して女性に圧し掛かり、ナイフで指の間をトントンしたり、身体を撫でまわしたりして脅し、「本当に怖い時って声出ないよねー」等とのたまっていました。
彼女の携帯が鳴ったので、青年は確認させた後に流しのバット水を張って携帯を水没させました。
青年が家族は何時頃戻るのかと尋ねると女性は姉がもうすぐで母が19時位にパートから帰り、父は遅く帰って来ると答えました。
彼は固定電話の親機のケーブルを切り、どこかに「これから授業を始めます」とメールを打ちました。

青年は妹にぐちゃぐちゃの焼きそばを作られ、一緒に食べるように強要していたのですが、そこに姉(吉川めぐみ)が帰宅し、客人だと思ったのか青年に挨拶しました。
料理中に余裕で刺せそうでした。
姉も同様に携帯を流しに水没させられ、妹と並んで腰かけさせられました。
余裕で逃げられそうです。
姉は金庫と通帳を持ってきたのですが、ダイアルも印鑑もどこにあるのかわかりませんでした。

その後、姉は誰にも言わないから帰ってくださいと土下座するのですが、青年に「人間お金と性欲だけだと思ったらレベルが低過ぎ」と意味不明なことを言われます。
今度は君のレベルに合わせてあげると言い出し、姉と妹をベッドの上に立たせて写真を撮ります。
青年は姉妹を水着に着替えさせて浴室に連れて行き、浴槽の中に立たせるとガスの元栓を開けてホースを抜きました。
姉妹は身体に石鹸を塗ってHなことを始め、青年は3Pしているような妄想をします。
二人がむせ始めると「これで終わりにしましょう」と言ってライターを出しました。
姉は「なんでもするから止めて」と止め、浴室パートは終わりました。

青年は部屋に姉妹を戻すとセンシティビティゲームをしようと言い、結果次第では引き揚げると言います。
要するに今感じていることを話し合えば良いということでした。
姉妹は怖いとか犯されたくないとか言っても「上辺だ!」と否定されてしまい、妹が「あなたを殺したい」と言うと満足したようでした。
その後、青年は姉にセックスしたことあるのになんで犯されるの嫌なの?とかどうでもいい質問をして割れた鏡の破片を握って血を流すというどうでもいいことをしていました。
姉妹の方が強そうなのにビクビクしてる理由が分かりません。
私が今感じているのはつまらない作品だなあ。眠いなあということです。

その後は姉妹のセックス遍歴を延々と聞かされます。
他人の性生活とか本当にどうでもいいので、進行して欲しいです。
そして姉妹が同じ男と付き合っていたことが判明し、姉は妹のハメ取り等も彼氏に見せられたらしく、姉妹は喧嘩になりました。
青年はそろそろ一人殺すと宣言し、満足させてくれた方を生かすと言いました。
姉妹は服を脱いで色々とやり出し、青年はされるがままにされていましたが、「もういい」とストップさせ、最後に姉妹で仲直りしろと指示しました。

妹は仲直りの意味をうっかり仲良しと勘違いしたようで姉に圧し掛かってレズプレイをしたのですが、それを見て青年はまた脳内レズプレイをして妄想し、ベッドの方に近付くと姉が青年のパンツ降ろして口でしました。
姉妹はパンツを脱ぎだすのですが、青年は「ありがとう、つまんなかった」的なお礼を言うと「もう金でいい」とお金を要求します。
そして妹は「暗証番号を思い出したからお金降ろしてくる、警察読んだらお姉ちゃん刺せば?」と姉を人質に出掛けて行きました。

姉は青年に動機を聞いた所、昔話を始めました。
12人息子がいる王様が次に娘が産まれたら、王子を全員殺すと宣言したそうです。
王妃は子供産む時に旗上げるから、赤だったら逃げてねと息子に伝え、旗が赤だったので、息子達は森に逃げ、その後女を殺しまくったそうです。
という話をして「本当の意味分かりますか?」と青年は聞き、「わかるわけないですよね」」と自己完結しました。
答え:王をエレクチオンしないようにする。または王妃が妊娠しない。
もう一つの答え:お前の話は心からどうでもいい。早く話進めてくれ。もう51分経過しました。

妹がなかなか戻らないので青年は姉を殺害しようと首にナイフを当てるのですが、そこに妹が戻ってきました。
彼女はは通報しようか悩んだ挙句、お金を持って戻って来ることにしたのでした。
青年はお金を受け取ると「家族って面白いですね。それじゃあ帰ります」と姉妹に見送られて帰ろうとしました。
そこで妹が青年の首にナイフを突き立て、何度も何度も刺しました。
なぜか青年は死ななかったので、今度は姉が花瓶で彼の頭を何度も殴りつけましたが、彼はなかなか死にませんでした。

感想

これはつまらないです。
とある男が姉妹のいる家に押し入って暴力行為をするというものです。
殺す側の人間のドラマを描きたかったのかもしれませんが、意味不明で中途半端な印象です。
1時間近くもグダグダと会話しているだけなのでひたすら退屈です。
会話の内容も「世の中に虐げられてると勝手に妄想している人が取りたかったマウント取って喜んでる」だけの内容です。
結局、Hがしたかっただけみたいです。

そして結末付近に死体映して終わりです。
こういう事件の犯人はどういう思考なのかと提起できてるわけでも無く、どうすればいいかとかいう啓蒙も無いので単なるバイオレンスポルノな訳ですが、そうして観た場合もとてもつまらないです。
暴力も中途半端、性描写も中途半端、グロ描写も中途半端、メッセージも中途半端に感じられます。
劇中に出て来る童話もだからどうしたという感じです。

演出も意図的にやってると思われますが、スマホの着信バイブのような音が邪魔です。
役者さんの演技は普通でした。
これは地雷なので観なくていいような気がしました。

ラストまでのあらすじ

妹がマウントを取って青年を刺そうとすると青年は急に起き上がって、逆に妹のマウントを取り、首にナイフを突き付けました。
彼はナイフと花瓶は使われるだろうと思って急所を回避していたそうです。
首の後ろとか頭は急所だと記憶してました。
そして「人を殺すならお前が死ねと思ったかもしれないが、そういう奴は殺さないと殺される」と言いました。
青年は「お前は人を傷つけることしか言わないから口利くな」と言い妹の口の横にナイフを刺しました。
その後、「世の中の男は僕よりちょっとだけ我慢してるだけなんだ」と言いつつ、妹の股間にナイフを何度も刺して殺害しました。

青年は「僕を王子にしたのは君たちだから責任とってね」と言いつつ、姉に迫り「最後のチャンスをやる」と言いつつ服とブラをナイフで切りました。
そして「あの童話の意味は殺られる前に殺れってことだ」と言って姉の胸にナイフを突き立てるのですが、姉は「私がいるから。もう苦しまないで」と慰め攻撃をします。
ロックブーケかな?
と思ったらそれは妄想で、姉は内臓はみ出て死亡していました。

青年は姉妹の遺体で人形遊びをした後に3Pをする妄想をして姉妹の顔の射精しました。
そして姉妹の写真を撮って「授業終了」というメールを送信し、封筒の札束を姉妹の上にばらまきました。
受信メールには「誰でも良かった わかる気がする」等のメールがありました。
そして青年は出て行きました。

その後、青年はまたあの創作童話を妄想しながら秋葉原の路上でナイフを持って歩いていました。

エンドロールで終了です。

秋葉の殺傷事件と繋げたいみたいです。

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