つまらなくなってます 奇妙で奇怪な怪神話3

奇妙で奇怪な怪神話3

奇妙で奇怪な怪神話の3作目です。

制作年 2016年
制作国 日本
監督 遊山直奇
脚本 遊山直奇
上映時間 69分

収録作品

霧の調査

出演
伊藤紀博
大嶋わくり
水季可奈

中年探偵の霧島は主婦風の女性から電話を貰い、小学生らしき娘の写真を渡されて捜索を依頼されます。
女性の家を出た所で、近所の主婦から「依頼人女性は旦那に逃げられておかしくなっており、たまに警察や探偵を呼んで騒ぎ立てているだけなので、娘は見つからないだろう」と言われます。
事務所兼自宅に戻った霧島はまず、失踪者名簿から娘の名前を検索するのですが、該当者はいませんでした。
そして協力者の若い女性に戸籍を調べて貰ったのですが、該当する少女は存在していませんでした。
そこで依頼人にその旨を報告した所、「あなたまでそんなこと言うの!」と激おこされ、仕方なく前金を使い切るまで調査を続行することになります。

協力者は「厄介なことになりましたね」と同情するのですが、霧島はなぜか少女がどこかに存在しているような気がしていました。
その夜、霧島は自宅マンションの廊下に佇む少女とスーツ姿の男性という夢を見ました。
どうも少女の実在感があり、自分が他人の夢の中の登場人物のような感じの夢を見ると打ち明ける霧島に協力者は「じゃああたしが存在してるか確かめよう」とHさせたりします。
そして協力者が引き揚げた後にスーツ姿の男性が霧島の前に現れます。

男性は「あなたは危険な状態だから、目覚めて意識を取り戻せ」と忠告しました。
彼は自分は霧島の意識だと名乗り「今は夢の中にいる状態で、あなたは探偵では無いし、この状態から脱しないと寝たきり」と告げました。
霧島は笑い飛ばすのですが、男は消えており、TVのニュースでは自分が連続誘拐事件の容疑者として報道されていました。
キャスターが「とんでも無い男です」とか言っててテキトー過ぎでウケます。
地下駐車場へと逃げ出した霧島は再びスーツ男性に出会ったので立ち向かいました。

霧島は実は親権を失った子供を中心に殺害し、それをデータから抹消するということをしていました。
どうやらスーツ男は彼の僅かに残った良心だったようです。
翌日、依頼人の下を訪ねた霧島はその件を打ち明け「娘さんには会えますよ」と言って隠し持ったロープで依頼人を絞殺し、首吊り自殺したようにして去りました。
依頼人抵抗しろよ!って思いました。

家を出た所でまたあの主婦に声を掛けられるのですが、彼女は実は依頼人の娘の存在を知っていることを匂わせました。
霧島の良心は霧島により刺殺されていたのですが、何とか起き上がり、「またやり直しか」と呟いて活動を再開します。
そして霧島の下にはまた捜索依頼らしき電話が鳴るのでした。

これはイマイチです。
殺人鬼の設定がそんなヤツ居ねーよ!って感じでゴリゴリ過ぎてつまらないのです。
もう少し登場人物と設定に説得力を持たせて長めにすればもしかしたら化けるかも。

ようふくのとりかえっこ

出演
CHIKA
早瀬あむ

虐めっ子JKが放課後に虐められっ子に遭遇し、彼女が他校の制服を着ていたので「あたしにも着せろ、今すぐだ」と胸倉を掴んで脅していたという夢を見て飛び起きます。
虐めっ子はその時、制服を奪ったらしく、彼女は大学生になっていました。
彼女は当時、トイレで虐められっ子の制服を奪い、「卒業までレンタル、力ずくで取り返してみろ」と吐き捨てており、虐められっ子は自殺していました。

虐めっ子は「あいつを虐めてたのは私だけじゃない」と自分に言い聞かせていたのですが、虐められっ子の霊が現れて「返せ」と言って彼女を襲いました。

つまらないです。
演技がイマイチなのと、だからどうしたという感じで何だか良くわかりませんでした。
これも無抵抗で霊にやられてて説得力無いです。

近眼の苦しみ

出演
山本麻貴
斎藤一登

路上でリーマンらしき男性が地面をゴソゴソしながら「あれ、無い。どうしよう」と呟いていました。
困った様子の彼を見て通りがった眼科医の女性が「どうなさったのですか?」と声を掛けます。
男はハードコンタクトを失くしたということで、この後面接なのにどうしようと困っていました。
しかし女医は誤ってコンタクトを踏みつぶしてしまい、誤魔化してそそくさとその場を後にしました。
ビールの瓶みたいな厚みがあって、こんなの目に入んねーよ!と思いました。
私も軽く近視入ってるので職場では眼鏡ですが、たまに使い捨てのコンタクト入れます。

リーマンは道路に彷徨い出て、突然現れたトラックに轢かれて死亡しました。
帰宅した眼科医はダイニングに座って「コワイの見た」という感じでシクシク泣いていたのですが、目に違和感を感じてコンタクトを外します。
そこにリーマンの亡霊が現れてコンタクトケースを跳ねのけ、スマホをポイしてしまいました。
眼科医はボンヤリとした景色の中でリーマン霊に指で目を潰されて死亡しました。

イマイチです。
これはお話はショートとして観られたのですが、演技と演出がイマイチです。
だからどうして皆さん無抵抗でやられるの?
ソフトでもハードでも♪

一寸先の闇から

出演
高咲里音
北九州
吉田繁

現場で棒振りをするアルバイトの女性が作業員から「誰も通すなよ」と棒読みで言われ、やる気無い様子で棒振りしていたのですが、「家近いから通せよ!」とメタボな若い男性に詰め寄られて通してしまいました。
早速、何もしていないように見える作業員が飛んできて「通すなっつってんだろうが」と棒読みで叱られました。
次に中年女性が現れてクレームを付けつつ、「この先お墓なのに掘り返すなんて罰当たり」と言われ、バイト女性は「もうこの仕事明日はバックれよう」と決心しました。
大丈夫です。作業員の人は突っ立ってるだけで掘ってません。

今度は「どう見ても血まみれの亡霊です」という女性が「どいて…」と現れるのですが、バイト女性が目が悪いのか、「無理です」と断ると、今度は背後に現れて「通して」と呟きました。
背後に回ってる時点でもう通ってるじゃん、何が不満なのよと思いました。
亡霊はしつこく「通して…」と現れるので、バイト女性は手を合わせて「私バイトで関係無いから」と言い訳すると女性は消えました。
そこにまた暇な作業員が現れ「サボってんじゃねえよ」と言うのですが、彼等はガス管の工事をしており、墓とは無関係だそうです。

やっぱりバイト女性の背後から亡霊が現れ、「通して…」と言いつつ彼女の首の骨を折ります。
作業員と中年女性がバイト女性のムンクの叫びのような顔をした遺体を発見するのですが、中年女性は「この先で交通事故が遭って一人死んだ。」と言いました。
彼女は「天国に行こうとする人間の進路を塞ぐと地獄に落ちる」とか捏造のような豆知識を披露していました。

つまらないです。演技が残念過ぎる所為でしょうか?
単発としてはそんなに悪くないような感じでしたが。

森の兵隊

出演
香瀬あざみ
佐藤あずさ
福場俊策

友人とサバゲをやって遊んでいたアリサは撃たれて倒れてしまい、息を吹き返した時には友人に「大丈夫?」と揺り起こされていました。
友人と移動するのですが、アリサは倒れていた地点にサブマシンガンを忘れてしまい、銃声がしたので隠れるのですが、フードを被った兵士っぽい人物が銃を持って現れました。
アリサは「あれ誰?」と友人に尋ねるのですが、彼女にはその人物が見えないようでした。
その人物がこちらに向かってきたので、アリサは友人を引っ張ってスタコラ逃げ出します。

友人が言うのはこの辺は空襲で燃えた旧日本軍の設備があったそうで、その亡霊が出るそうです。
えーっ!あれ日本兵だったのですか?カーゴパンツの衣装が酷過ぎてなんだか分かりませんでした。
それにしても友人はなんでそんなこと知ってるんでしょう?誘われて来たとので何も知らないとか言ってましたが。

その後、自称日本兵が現れ、ヘッドショットで友人を射殺したので、アリサはとんずらします。
そして男性の友人から電話があり、「お前らの所為で負けた。帰るからあくしろよ!」ということだったので、「ヤバいのいるよ!友人撃たれたよ」と知らせるのですが、電話は切れます。
素人連れて来て、「お前らの所為で負けた」とかどういうことでしょう。

友人が撃たれた地点からはかなり逃げた筈なのですが、なぜかアリサは自称日本兵が友人の遺体の腹をナイフで捌き、内臓を食べているのをすぐ近くで目撃します。
これ右も左も怒りそうですね。まあ、呆れられて終わる気がしますが。
自称日本兵に見つかったアリサは「この後、テキトーに生きるつもりだったのにどうしてこうなった」と心からどうでもいいことを考えながら逃げます。
彼女は迫って来た自称日本兵に「あたしは何もしてない。何も知らない」と告げるのですが、射殺され、ガバッと起きました。

どうやら夢だったようで、最初の地点に戻るようです。

つまらないです。
つまらない夢落ちとか最高につまらない気がします。
折角サブマシンガン忘れてるんだから、逃げてる間に最初の地点に戻って撃ったら消えたとかのがまだ良かった気がします。

天国はいいところ

出演
杉原憂
坪田浩輝
Erina

黒田という男性が道路で出会った女性について「暗い感じで、悩みがあったんではないか」と話していました。

若い女性が帰宅したのですが、鍵が開いており、中に入ると彼氏が違う女性とHしていたので、そそくさと帰りました。
友人に家に泊めてと泣きつくのですが、無理と断られますが、代わりに不動産業を営んでいる叔母さんに部屋を探してもらうと言ってくれました。
そしてぼろいけど1,2週間だったら使っていいという部屋を貸してくれることになりました。
その夜、女性はシクシクと泣いた後、備え付けの布団でグーグーと寝たのですが、部屋の中を何者かが通り過ぎていました。
翌朝、二階からスーツを着た男性が降りて来て、無言のまま出掛ける支度をして出て行きました。

真嶋という女性が「暗い感じ。仕事も楽しそうじゃなかった。部屋も世話してやった」と証言していました。

若い女性は友人に借金の相談をして断られており、その後チラシ等で部屋探しをしているとスーツの男性が帰宅して二階へと上がりました。
彼女は「この部屋、私が借りてるんですが…」と言い彼の後を追います。
相変わらず男性は無言のままで彼女とぶつかったのに通り過ぎて去りました。
彼女は早速、友人に「幽霊が出た」と電話するのですが、「出てけばいいじゃん」と正論を言われて切られます。

その夜、若い女性がライトを持って二階を見に行くと、リーマン男性はいびきをかいて寝ていました。
翌朝、リーマン男性は土曜でも働いているようで、仕事に出掛けたので彼女は後を尾けます。
彼は道中でパスポートを落とすのですが、幽霊の持ち物だからか女性は拾えませんでした。
その内、リーマンは道路で幽霊カーに轢かれて消えました。
彼女がそれを見て「一体なんなのか!」と叫んでいるとイーゼルと画材を持った黒田が「見えんのかい?」と話しかけてきました。

黒田が言うにはあの男は三年前に車に轢かれて病院で亡くなったそうで、帰宅して出勤して轢かれるということを毎日繰り返しているようです。
帰宅した若い女性はリーマン男性に「あなた死んだのよ」と教えるのですが、相手には見えていないようで、ガン無視されます。

黒田は「俺は影みたいのしか見たことないけど、彼女はハッキリ見えてたんじゃないか」と誰かに証言していました。

若い女性は何だか同棲気分になり、リーマンに色々話しかけたりするのですが、どうやら彼は遺跡好きでペルー旅行に行く前に死亡したようです。
彼を可哀想に感じた彼女はほっぺにキスしたのですが、彼は何となくそれを検知したようです。
若い女性は黒田に「どうすれば彼に死んだことを教えられるのか」と相談し、「地縛霊に同情すると引き込まれる」と注意されます。

ある日、若い女性はリーマンにとうとう追いつき、パスポートを渡すことが出来ました。
二人は楽しそうに話し込み、黒田はその様子を複雑な表情で見ていました。
実は彼女は風呂場で手首を切って自殺していたのでした。

真嶋は「あんなことになるなら悩みを聞いてやれば良かった」と証言していました。
彼女は死体の第一発見者であり「若い女性は幸せそうな顔をしていた」と言いました。
黒田は「若いのに自殺なんて勿体ないねえ」と話していました。

若い女性はリーマン男性と仲良く歩いているようです。

これは普通です。
ちょっと悲しい話でした。成仏できてないなら天国関係ないじゃんって思いました。

感想

これはつまらないです。
また形式変わったので、もしかして実験的に作っているのかもしれないです。
天国はいいところが普通な感じで後はつまらないです。
やっつけで作った感じの作品が多い気がします。

演技も微妙なの多いし、演出もイマイチです。

特典はインタビューとメイキング入ってます。

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