人を呪わば穴二つ 妖奇怪談全集「怪談 釘狂い」

妖奇怪談全集 怪談 釘狂い

この作品はあえてお祓いをしていません

制作年 2002年
制作国 日本
監督 山田誠二
脚本 山田誠二
原作 山田誠二/大蔵貢
上映時間 92分

収録作品

怪談 釘狂い

出演
三輪ひとみ
岩松高史
大野由加里

工藤和江(三輪ひとみ)は上司のと中条静雄(岩松高史)と同僚の南条暁美(大野由加里)の三人というヘンな部署に勤めていました。
静雄は暁美と付き合っているのですが、和江とも浮気をしようとしているようで、彼女にちょっかいを出しています。
和江以外、演技が全滅です。特に暁美が酷いです。
和江はそんなこととは知らず、それからもちょいちょい静雄と会うようになり、ある晩、とうとう身体を許してしまいました。
その後、静雄はとうとう和江にプロポーズし、彼女は実は自分が重役の娘だったと明かしました。
暁美は和江に自分が静雄と婚約していると打ち明けますが、和江が静雄に確認すると、「あいつ勝手に付き纏ってるだけ」という返答でした。

暁美は河原でひたすら石を投げる投球練習を行い、ようやく缶ビールに石を命中させられるようになっていました。
ヘンな作品だったようです。そんなにすぐ上達する訳ねーだろ!って思いました。
その後、暁美は和江の頭部に大きな石をぶつけ、彼女に怪我を負わせて醜くしてしまいました。
普通に捕まりそうですが。
ということで和江は静雄からは誘われなくなり、和江は暁美を恨むようになります。

髪の毛の一部が剥げてしまい、目の上が醜く腫れ上がった和江は人形に釘を打ち込んで呪いの儀式に興じるようになります。
いくらなんでも石当たった位でこんなんなるでしょうか?
しかし呪いの効果は無く、自分の小指を切ったり、耳を切ったりして釘を打つのですが、暁美はピンピンしていました。
よく会社クビにならないと思います。
結局静雄は暁美と結婚し、呪い疲れた和江は死亡しました。

ハネムーンから帰って来た静雄は、突然出てきた事務員(尾上真喜子)の二人になってしまい、和江の死を知ります。
専業主婦になった暁美の下には釘を打つ「シャキーン」という音の謎電話が架って来ました。
その夜、静雄は帰宅して和江が二人を呪いながら死んだと暁美に話します。
電話が鳴ったので暁美が出ると電話の上には呪いの人形があり、静雄は和江の霊に釘を目に刺されて死亡しました。
そして暁美も釘を咥えた和江の霊に眉間に釘を刺されて死亡しました。

つまらないです。
音響とBGMがヘンでちっとも怖くないのです。お話も演出もつまらなくて眠いです。
静雄がチンピラにしか見えないです。

怪談 幽霊新聞

出演
三輪ひとみ
村主芳

笹井萌子(三輪ひとみ)はとある中小企業の経理課の職員で、上司の高知貴(板橋薔薇之介)や同僚の堀田輝代(村主芳)とは殆どコミュニケーションを取らずに帰宅していました。
薄給の彼女は何も無い殺風景な部屋でおかずがコロッケ一枚という夕食を食べる生活でした。
一方、貴と輝代は会社のお金を横領して贅沢に暮らしており、近々監査が入るのでバレそうになっていました。
二人は萌子に横領の罪を着せて殺害しようということにし、マンションに呼んで首を絞めようとか、バラバラにしようとか計画していました。
凄く安い殺害シーンを延々と見せられます。

次の日、輝代は萌子の後を尾けてアパートに押し掛け、彼女が西表島の出身で実家には寝たきりの祖母しかいないこと、休日は山に行くことを聞き出しました。
貴と輝代は週末に萌子の後を尾け、山の中で事故に見せかけて殺すことにしました。
登るだけでも大変だと思いますが。
さて、週末になり、萌子は会社では見せない笑顔で山に登り、渓流の近くで新聞紙を敷いてコロッケを食べていました。
そこに貴達が現れ、彼女を谷へと突き落として殺し、萌子が敷いていた新聞紙が遺体の顔に被さりました。
二人が輝代の部屋に戻るとなぜかテーブルの上にはコロッケが入った萌子のお弁当箱がありました。

週が明け、輝代は勤務を終えて帰宅していましたが、その頃、萌子の遺体にデスマスクのように貼り付いた新聞紙がヒラヒラと飛んでいました。
幽霊新聞ってこういうことだったんですね
新聞紙はカサカサと輝代の後を追い、輝代は萌子の声を聞いたような気がしました。
輝代が帰宅するとドアポストの新聞が勝手に落ち、中からあの新聞紙が出て来て彼女を襲い、顔に被さって窒息死させてしまいました。

やがて貴が帰宅するとやはり新聞紙に襲われ、顔が潰れた萌子の亡霊が現れて「コロッケを一つください」と言いながら首を絞め、貴は窒息死しました。
萌子の霊は静かに消えました。

イマイチです。
新聞紙が襲うシーンはなかなかシュールで良かったのですが。

感想

これはつまらないです。
大蔵怪談を目指したということなのですが、ちょっと違うと思います。
あちらはポルノなので、ツッコみながら観られるという楽しみがあったのですが、これはパンツも見せないという徹底ぶりです。
お話も凡庸でイマイチに感じられ、一本45分程度なのに眠かったです。
特殊メイクも安いので、モノクロにした方が良かった気がします。

ヘンな音響とBGMで台無しになっている気がして、静かな怖さを演出した方が良かった気がします。
全く怖くなくて、階段バラバラ幽霊の方が数段怖かったです。

役者さんの演技も残念で自然な感じが無いと感じました。
主演女優の人は顔潰されて頑張っていたような気がしますが、幽霊になっても可愛いので迫力不足でした。

これは地雷だと思いました。

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