シンプルです ほんとうにあった怖い話 第八夜

ほんとうにあった怖い話 第八夜 死神

実話を元にした再現映像の8作目です。

制作年 2007年
制作国 日本
監督 小島隆史
脚本 小島隆史
上映時間 57分

収録作品

百物語

出演
平田弥里
佐藤哲也
川崎桜

投稿者の女性は夏休みを利用して大学のサークルの彼氏とその友人カップルの総勢四人で渓流にキャンプに行きました。
その夜、皆はバンガローの中で百物語をすることになり、各自が話を披露しました。
一人二十五話大変です。
百話目として男子がこのキャンプ場の実話だという「死のノック」という話を始めます。
キャンプ場の入り口トイレの個室に深夜二時に入ると何者かが四回ノックし、これを連続で四回されると個室内の人は殺されるということですが、それはネタでした。
結局何も起きなかったので、皆はグースカピーと寝ることにしました。

深夜にトイレに行きたくなった投稿者は彼氏に付き合ってもらい、怖いので個室の前で待ってもらいます。
音聞かれるの嫌だと思いますが。
やがて個室をノックする音が聞こえたので彼氏の悪ふざけだと思ったのですが、怒鳴っても反応が無かったので、彼女は怖くなって個室から飛び出しました。
しかし個室の前に彼氏は居らず、急いで戻るとバンガローの中で寝ており、「最初からトイレに付き合って無い」と言うのです。
今度はバンガローのドアがノックされたので、投稿者は布団を被って震えていたのですが、4回ノックを4セット聞いても何も起こりませんでした。

しかし投稿者の前に着物女性が現れ、彼女は気絶してしまい、気付くと朝でした。
皆に昨夜の件を話したのですが、皆は「なんじゃそりゃ」という反応でした。

あんま怖くなかったです。ちゃんとキャンプ場で撮影してるのが良いですね。

古民家

出演
三浦樹
大野仁志

投稿者の梓さんは2年前に田舎の祖父の家に遊びに行きました。
家族は畑の手伝いに出てしまい、彼女は一人で家の掃除をしていました。
梓さんは気付いて無かったのですが、拭き掃除をする際にお札のような物を剥がしてしまっていました。
彼女が昼食のおにぎりを食べていると家の中でゴンゴンという音が聞こえたのですが、どうやら窓が開いていた所為だったようです。
文机がある部屋でも何やら気配を感じた彼女は調べに行き、自分がお札を剥がしたことを知ります。

謎の気配を追っていた梓さんは床板から伸びた手に足首を掴まれ、何と床下に引き摺りこまれてしまいました。
ちょっと怖かったです。でも、そんな狭い隙間に入らねーよとも思いました。
梓さんはその後帰宅した家族に箪笥の前で発見され、お札の件を聞いた祖父は青くなってお札を張り直しました。
この家は気の流れが悪く、悪い霊が入りやすいのだそうです。

シンプルで意外に怖かったです。
古民家も良く見付けて来たなあという感じです。
母方の祖父の家がこんな感じで、素朴でノンビリできるのですが、メジロとかいう謎の刺す虫が現れるので恐怖でした。

深夜の更衣室

出演
野間れい
好川喬範
桜木唯

美樹さんは水泳部に所属しており、大会前日だったので深夜まで一人練習に励んでいましたが、何者かに脚を掴まれる感触があったのでプールから上がりました。
その後、シャワーを浴びていると何者かの気配を感じたのですが、周囲には当然誰もいませんでした。
そして彼女は更衣室で謎の濡れた水着を発見し、水死体のような顔色の女性を一瞬見ました。
そのロッカーの中には練習中に女子が一名死亡し、22時になると何かが起きると書かれていました。

そして美樹さんは「助けて」という水死体ガールに手を引っ張られて気絶してしまい、翌朝教師に発見されました。
このプールでは水泳部のエースという女生徒が練習中に足を吊り、溺死してしまったという悲劇があったそうです。
うーん、水泳部なら普通に泳いで回避できそうですが。

そんなに怖くなかったです。どこかの公営プールで撮影されてますが、ロッカーが30円と高めです。(うちの近所は都内ですが10円)
ポロリは無いですが、水着があるというセクシー会です。
女優さんはどこかの奥さんにしか見えませんでしたが、こういう人が好きな人もいるはず。

居酒屋

出演
福田麻衣
土屋匠
中野渡大士

はるかさんは民家を改造した居酒屋でアルバイトしており、その日は一人で残って閉店作業をしていました。
ふとお客さんが入って来た鈴の音が聞こえたので「閉店ですよー」と声を掛けたものの誰も居ません。
気を取り直して店の掃除に精を出していたのですが、晴れているのに二階から雨漏りのような事象が発生したので、見に行くことにします。
二階は宴会等に使われる広めの座敷だそうで、なぜか不気味な冷気が流れて来ていました。
座敷は特に異常は無かったのですが、掃除をしていると窓に血の手形がバンバン発生したので、はるかさんは悲鳴を上げました。

見直すと消えていたので一安心したのですが、今度は襖の向こうの隣の部屋から物音がしたので思い切って入ってみます。
意外と怖いです。
なぜか床には昭和十九年に死亡したという裏書きのある小学生の写真が落ちており、亡くなった日は今日でした。
他に異常は無かったのですが、下に降りる途中で包帯グルグル巻きのミイラのような少年が階段を這って来ました。
思い切り悲鳴を上げたはるかさんでしたが、この物件の前の持ち主だという男性が現れ、少年は消えました。
その男性によると、この家には昔ひどい火傷を負って死亡した少年がおり、命日になると現れるのだそうです。

はるかさんはそれを聞いて、そういえばあの子は寂しそうだったなあと思うのでした。

亡霊はあまり怖くないのですが、ちょっとスリルありました。
悲しい話系みたいです。

死神

出演
勝乗恵美
北村修
本吉和樹

可奈子さんは友人のシンジとトモコに誘われて心霊スポットの公園に行ったのですが、ここでは認知症の老人が若者グループに襲われて死んだということです。
老人は祟ったらしく、若者グループは自首した後に変死したのですが、認知症の所為か老人は自分を襲ったのが誰か覚えていないようで、無関係の人も祟るようになったということです。
そしてこの公園には「死神のトイレ」というものがあり、23時になると老人が現れるのだそうです。
三人はトイレに入ってみたのですが、可奈子さんは嫌な予感がしていたということです。

トイレでは何も起こらなかったのですが、三人の背後を老人がすたすたと通り過ぎました。
翌日、トモコが家に来たのですが、彼女は実は昨日誰かに肩を掴まれたと告白し、肩に出来た手形の痣を見せました。
可奈子さんは怯えるトモコを一晩泊めることにしました。
二人は部屋に盛り塩をして死神に備えていたのですが、深夜になると窓の外に手がニョッキリ見えました。
そして眠っていた可奈子さんが夜中に目を覚ますと、窓の外に老人が立ってこちらを見ています。

と思ったら夢で、朝になっていました。
トモコの肩の痣も消えており、その日遅くにトモコは帰宅することになりましたが、玄関で見送ると彼女の背後から老人が抱き着いていました。

えっ?これで終わり?って感じで四十八を思い出しました。
どうせなら可奈子がルー語でも良かった気がします。

感想

これは普通です。
再現ものとしては面白い方だと思います。
オチが安定の気絶なのが、怖い話っぽい感じです。

撮影場所がきちんとしていてなかなかリアルです。
役者さんの演技も普通で、そんなに悪くないです。

暇つぶしにはなるのではないかと思いました。

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