辛いです ダンサー・イン・ザ・ダーク

ダンサー・イン・ザ・ダーク

隣人にひどい目に遭う話

制作年 2000年
制作国 デンマーク/ドイツ
監督 ラース・フォン・トリアー
脚本 ラース・フォン・トリアー
上映時間 140分
出演
ビョーク
カトリーヌ・ドヌーヴ
デヴィッド・モース

だいたいのあらすじ

歌をこよなく愛するセルマ(ビョーク)は工場に勤務していましたが、職務中にミュージカルの台本を読む等勤務態度はよろしく無いようで同僚のキャシー(カトリーヌ・ドヌーヴ)に助けられていました。
ある日、隣人で警察官のビル(デヴィッド・モース)が学校をサボった息子ジーンを連れて来たので、「学校行け!」と激しくビンタしていました。
この時点だとセルマはエキセントリックな性格でイマイチ共感できないのです。
またセルマに好意を持つ同僚のジェフ(ピーター・ストーメア)がトラックで送ってやろうかと言っても、機嫌が悪いと「何で乗らなきゃいけないのよ!」と怒鳴りつけていました。
彼女は相当視力が落ちているようで、事前にカンペで字の配置を覚えてから視力検査に臨んでいました。

シングルマザーのセルマはチェコからの移民でジーンと一緒に貧しい暮らしを送っており、お隣で大家のビルとその妻リンダ(カーラ・シーモア)から良く家に招かれていました。
ビルは親の遺産を継いだのだそうで、少し裕福なようです。
ある日、セルマはリンダからチョコを詰めた缶を貰ったので、今までの貯金をその空き缶に移しました。
その一方でキャシーとジェフ、ビル夫妻がジーンに自転車をプレゼントした際には「そんな高価なものを貰う訳に行かない」と激しく拒絶するセルマでしたが、嬉しそうにしているジーンを見て受け取ることにしました。

ある夜、セルマはビルから「相続してしまったお金は前部使ってしまっており、リンダが浪費家で困っている」と愚痴をこぼされます。
ビルは各種支払いも滞っているようで家も差し押さえられるだろうと嘆くのですが、大変な生活を送っているセルマに愚痴をこぼしたことも恥じます。
セルマは自分も秘密を話せばビルの罪悪感も拭えるだろうと考え、自分は先天的にいつかは失明する病気だったこと、近々失明するであろうことを打ち明けました。
実はジーンには内緒にしていましたが、彼もそれを受け継いでおりアメリカには13歳になるジーンに手術を受けさせようと移民して来たそうで、お金ももうすぐ溜まるということでした。

セルマはジーンに目の病気が高い確率で遺伝することを承知の上で産んだのですが、それでもやはり辛いことはあるそうです。
彼女はミュージカル映画が大好きで、趣味で劇団にも所属しているのですが、辛い時は周囲の音に耳を傾けてそのリズムで妄想に浸るのだそうです。
妄想の中ではセルマは歌手であり、ダンサーで主演女優となるのでした。
一方でセルマはミュージカル映画が終わることが嫌いであるので、いつも最後から二番目の曲を楽しんでから映画館を出るのだそうで、そうすることで彼女の中でその作品は永遠の物となるそうです。
自身もミュージカルのファンであるビルは「それは素敵だね」と褒め、今日話したことはお互いに秘密にしようという約束をして去りました。

セルマは内職を増やして必死に蓄財していたのですが、それはそうとキャシーはセルマがミスをしたことから視力を誤魔化していることを悟ります。
只でさえ近眼のセルマは自転車で通勤しているので、ジェフが毎日にように「「送ろうか?」と声を掛けるのですが、「私は今、恋人はいらない」と言ってセルマは拒否していました。
やはりあまり見えていないのかセルマは車に魅かれそうになり、そこを通ったジェフに送って貰うことになります。
ビルは帰り道にセルマに借金を申し込むのですが、却下されたので、「リンダがソファを買いたがってる。もう死にたい」とこぼすのでした。
何を考えているのでしょうか?リンダに相談してくれよ!って感じです。

セルマはビルの事を思い、リンダに「家賃値上げして」と申し入れるのですが、「あなたも大変だし」と断れてしまいました。
彼女はいよいよ視力を失ってきたようで、自転車通勤を止めていました。
そしてキャシーはセルマが夜勤もすると聞き、「昼間も見えないのにどうするの?」と諫めながら心配していました。
その日セルマは内職の箱を持っていたので、ジェフに送って貰うことにしました。
ジェフはセルマがミュージカルの稽古に行くと聞き、「突然、歌ったり踊ったりしてミュージカルってヘンだよね。普通の生活でそんなことしないし」と話していました。
あるある!私がミュージカルあまり観ないのはその辺の違和感を感じるからなのです。

稽古場ではセルマの役用の代役女性のスーザンを紹介されました。
稽古の後に夜勤に励むセルマでしたが、夜勤は人数が少ない所為か受け持ちも増え、同僚からは「スピードを上げて」と叱責されます。
そして見るに見かねたキャシーが現れ、無給でセルマに手を貸してやるのでした。
キャシーはいい人です。キャシー映画でいいと思います。
尚、セルマ達はアルミの板をプレス機にかけて、大きな食品ケースを造るような仕事をしています。

そしてセルマは「工場の機械の音を聞いている内に渋るキャシーを誘って一緒に歌って踊り、工場の皆さんも踊り出す」という妄想に浸り、プレス機を壊してしまいました。
ミュージカルパートです。セルマの気持はわかって来ましたが、仕事しろよ!って思いました。
ということで二人分働いた気分のキャシーはくたくたでしたが何とかセルマ達は夜勤を終えました。
外ではジェフが待っていたのですが、セルマはキャシーを送ってくれるように頼み、線路の上を歩いて帰りました。
やはり彼女は殆ど見えていないようで、足で線路を探りながら歩いていました。

丁度線路が交わる地点がセルマの家の前であったので、彼女はそれを確かめてビルの家に預けてあったジーンを引き取りました。
セルマの家に来たビルはリンダにお金の件を打ち明ける決心をしたそうで、一安心でした。
しかしビルはセルマがもう見えていないと確信し、ドアを閉める音を立てて出て行ったように装い、家の中にとどまっていました。
そんなことは知らないセルマは今日の日当を缶の中に貯金し、お金の隠し場所を確認したビルは音を立てないようにして去りました。

セルマは目が見えないのでミュージカルも演じられなくなり、演出を担当しているサミュエル(ヴィンセント・パターソン)に「こんなことに時間を浪費しているのがばからしくなった」とマリア役を降りると言い出しました。
サミュエルは何となく察したのか、修道女の役を彼女に任せ、役をアレンジして多少の踊りを入れることにしました。
皆さん優しいですよね。ビル以外は(強調
セルマはプレス機を壊した件で主任に呼びだされ、「上からクビにしろと言われた…」と告げられて解雇されてしまいました。
修理には時間が掛かるので、ほぼ一日ラインが停まってしまうのです。
主任は薄々彼女の視力の件に勘付いていたので、「その内、視力に関係ない仕事を探しておく」と言ってくれたのですが、視力の件を言われたからか、セルマは「私の事は御心配なく」と返答して去りました。

線路を歩いて帰宅するセルマに鉄橋の所で追いついたジェフは「送ろうか?」と声を掛け、「今はいいけど3時に迎えに来て」と返答されました。
そこに列車が通過したので二人はギリギリ詰めて避けたのですが、誰もいない空間に「危ないから、こっちに避けて」と呼びかけているセルマを見て、ジェフも彼女が失明していると察し「見えてないのか?」と聞きました。
セルマは妄想に入り、「見るべきものがある?」と返答し、眼鏡を鉄橋の上から投げ捨てて歌って踊りました。
列車がギリギリの所を通り過ぎていて怖いのです。
ジェフも周りの皆さんも踊るという展開なのですが、ミュージカルシーンもなかなか絵がいいですね。

現実の彼女は「見えるわよ」と笑顔でジェフに手を振り、「三時に迎えに来てね」と念押しして別れました。

セルマは帰宅して日当を貯金しようとしたのですが、缶の中のお金は無くなっていました。
ビルの仕業に違いないと考えた彼女はビルの家を訪ねたのですが、ビルはリンダに「セルマに誘惑されて関係を持った」という謎設定を吹き込んだようです。
セルマを責めるリンダによればビルは銀行に行ったそうですが、二階にいると察したセルマは「ビルと話す」と返答して上に上がりました。

果たしてビルは上に居たのですが、セルマが声を掛けると「君の家に入るのを見られたから嘘を吐いた」と言い、彼女はそれに対し「約束を守って何も言わなかった」と返答しました。
ビルは貸金庫にお金を入れたと言うので、「それは私のお金だから返してほしい」とセルマは訴え、1ヶ月後に返すというビルに、「もう貯金は無理になったから、今日全部のお金を医師に渡すつもりだ」と説明しました。
セルマは力なくうなだれていたビルがバッグに詰めていたお金に触れ、「全部で2056ドルあるはずだから。これで頼むの」と告げ、バッグを持って帰ろうとしました。

ビルはセルマに銃を突き付けて「セルマが自分のお金を盗んだ」という筋書きにしようと、「止めろ!セルマ!」と騒いでリンダを呼び、「セルマがお金を盗んで銃を奪った!」と叫び、車にある手錠を持ってくるように指示しました。
ビルクズ過ぎます。
彼は「金を置いていけば逮捕はしない」とセルマを脅し、流石のセルマも抵抗したので揉み合いになった際に銃が暴発してビルの腹に命中しました。
ビルは「殺してくれ」とセルマに銃を渡し、戻って来たリンダにその現場を見せて「警察を呼べ」と指示しました。
彼はバッグを握りしめて離さず、「金が欲しかったら殺して奪え」と言うので、セルマは泣きながら彼を撃ちました。
しかしそれでもバッグを離さなかったので、セルマは号泣しながら彼の頭を鈍器で打ちました。

ビルは動かなくなりますが、セルマはここでまた妄想に入り、生き返ったビルと和解して歌って踊って家を出ました。
家を出た所でリンダとも和解して手を取って送り出して貰い、自転車に乗って現れたジーンは彼女を追い越しました。
現実のセルマはバッグを回収して家を出て小川の近くの橋にボンヤリと佇んでいた所をジェフに呼び掛けられていました。
ジェフは点々と血が付いているセルマの様子を心配しながらもバス停の所まで送りました。
彼の車と入れ替わりにパトカーがビルの家に向かっていました。

バス停に着いたセルマは「あとを尾けないで」とジェフに念押しし、付近の湖でバッグと血の付いた上着を捨てました。
そして柵を手探りで進んでクリニックに到着した彼女は医師(ウド・キア)にお金を渡して手術を依頼して了承され、名前を聞かれたので、息子には「ノヴィ」と名乗らせますと告げました。
その後、通りを歩いていたセルマはジェフに拾われ、ミュージカルの稽古に向かいました。
サミュエルは稽古場に現れたセルマを見て警察に通報し、引き留めて時間を稼ぎます。
セルマはまたまた妄想に入って歌って踊り、駆けつけた警官もミュージカルに参加して外に担ぎ出されます。
そして現実の彼女はパトカーに乗せられて連行されていました。

セルマの裁判で検事は彼女は身勝手で凶悪とアピールし、リンダは何度もお金の位置を聞いていた等と一方的に証言しました。
身勝手というか独りよがりなのではないかと思います。
また医師は前に視力検査をした時はセルマは目が見えていたと証言しました。
動機を聞かれたセルマは「彼に殺してくれと頼まれた」と答え、では彼の依頼理由はなぜ?と聞かれて、「秘密です」と返答しました。
お金は自分の貯金だと説明していたので、用途を聞かれた彼女は「オルドリッチ・ノヴィという父に送金」と嘘を吐きます。

ノヴィはミュージカル俳優だったので、検事が証人として召喚していました。
彼はチェコ出身であるが、アルマは全くの他人とキッパリと血縁を否定し、アルマは妄想に入ります。
彼女はノヴィと共に判事の壇上でタップダンスを披露し、傍聴人も陪審員も警察官もノリノリで踊ります
現実の彼女は判事から陪審員の満場一致により死刑を言い渡されていました。
刑務所に収容されたセルマに面会したキャシーはジーンの誕生日に重要な手紙が届くから注意深く読ませてくれと依頼しますが、セルマはジーンとの面会は拒否しており、「ノヴィ」と名乗ることだけはキャシーに伝えました。
看守はセルマの立場に同情的であるようで、「自分にも子供がいるから」ということでした。

ジェフはセルマが病院に入った際に実は後を尾けていたのですが、思い切って彼女の事を聞いてみることにしました。
その結果、セルマがジーンの治療費を貯めていたことが発覚し、キャシーはそれを証拠に再審請求ができるとセルマに知らせました。
そしてセルマは看守に励まされながら、またまた独りぼっちで妄想に浸り、一人でダンスを踊っていたのですが、再審請求の判断のために刑の執行は延期されることになりました。

感想

これはつらいです。
チェコから来たシンママが信じていた隣人に裏切られるという内容で、セルマの人の人種不明な感じがマッチしていました。
確かに住むところに苦労したりという点はありましたが、「移民」とかは大した問題じゃないみたいです。
一部、裁判の中に「共産主義」とか表現ありましたが、あれは検察側が有利になるための材料だと思います。

ミュージカルが入ってるのですが、これは凹んだセルマが妄想するもので、妄想の中では周りは全肯定!っていう内容が多いみたいです。
単なる妄想という訳でも無く、彼女のその状況での心の声を現してるみたいです。
これは現実が厳しいということだと思われ、セルマはせめて踊らないと普通に生きていけないような気がします。
あらすじ自体は分かり易いのですが、とても難解な映画で何を言いたいのか良く分かりませんでした。
現実が手持ち、妄想が固定みたいで映像美は殆ど妄想の方に持ってかれてます。
私はやっぱり鉄橋のシーンが一番好きです。

私のDVDでもジャケットを手に取って裏ジャケを見ても辛い系の映像は見当たらず、てっきりダンサーを目指す人の話なのかな?バカ要素無さそうだし私には合わないかな?でもトリアー監督だしなあと思ったのですが、これ全然違いますよね。
良く見るとあらすじ紹介の所に「手術代が盗まれ…」とか書いてますけど、初見の時、契約書にちっこい字で重要事項書いてました的な寸借詐欺に遭ったような気分になります。

これは私にはテーマが難解というのもあり、意外にもセルマという人物に掴み所が無いので戸惑います。
ただ私が感じたことは何が幸せなのかは人それぞれということでした。
セルマは多少心を病んでいるのだと思われるのですが、この人はひとまず目標を果たしています。
誰でも死ぬのは怖いので、結末付近の展開は仕方ないと思いますが、やりたいようにはやってますので、幸せではあったのではないでしょうか?
セルマはどうも仕事の能力が低いようで、それを考えるとジーンに厳しいのはダブスタのように感じたのですが、これはそうでも無かったです。
彼女の考えは人に迷惑をかけない、学校には毎日行くということで「ちゃんと勉強しろ」までは言ってないのでセーフだと思いました。

そしてジーンが今後幸せかどうかは分かりませんし、キャシーの選択の方が正しかったのかもしれません。
若い頃に手術しないとという制限と2000ドル(おまけしてもらったので本当はそれ以上)という制約はデカい気がしますが、母親が居た方が幸せだったかもしれませんし、これは私にも判断できません。
ビルも金使いの荒い妻・リンダを抱えていましたが、彼にとってはリンダと一緒の生活が何より幸せだと感じていたのでしょう。
傍から見れば「奥さんヤバいよ。話し合えば」ということになるのですが、彼にしてみれば大きなお世話なのでしょう。
当たり前の事ですが、ビルの一番いけない所はセルマがほぼ自力だったのに対して他人から奪ったもので大事な物を守ろうとしていた点ではないでしょうか?
セルマは周りの人に助けられて迷惑をかけてはいますが、卑怯な言い方をすれば「自分から要求」はしてませんので。
逆に彼女のあまり良くないと思った点は自分の気持ちを言葉で表さない点だと思いました。
また、残された人の気持を考えない点もありますが、彼女自身もかなりのペナルティーを被っているので…

色々と考えても結末の一連シーンは見ていて辛く、ミュージカル挟むものの20分という長めの尺です。
でも重要シーンもここに集約されてる気がしました。

それはそうとビルの人はよくこの役を受けましたね。
妙に人間臭い感じでいい味出してはいましたが、私などは単純なので、この映画を観た後にビルの人を見ると「あっ!セルマのお金盗んだ悪徳警官だ!」っていう印象がぬぐえませんでした。
自分に「あれ役だから…いけないいけない」ってツッコんではいたのですが…
そういうリスクを背負って演じる所が凄いと思いました。

ドッグヴィルは良い映画だと感じたので、お勧めできたのですが、これは難しいですね。
辛いのと尺が長めなのはありますが、孤独で迷った時に観るといいような気がしました。
結果的に私の中で答えは出ないのですが、人の考え方には触れられるような気がしました。

ラストまでのあらすじ

しかしキャシーは再審請求において個別に弁護士を雇っており、費用として手術台を渡していました。
セルマは「ジーンには母が必要」主張するキャシーに「彼に必要なのは目だ」と言い争いになり、結局はセルマは弁護士の雇用を拒否しました。
相変わらずセルマはジーンには連絡を取っていなかったのですが、ジェフに「何で遺伝するのにジーン産んだの」と聞かれたセルマは泣きながら「赤ちゃんを子の手で抱きたかった」と返答し、執行にはできれば来てほしいと依頼しました。

セルマは私刑執行用の監房に移動し、食事が運ばれて来ましたが採りませんでした。
そして看守から「時間だ」と呼びだされ、足がすくんで動けない彼女をいつもの女性看守が励まします。
相当怖いですよね。私だったらもっと取り乱しそう。
ここで囚人や看守を巻き込んで、セルマの妄想が始まって廊下を歌って踊りながら移動しました。
現実に戻ったセルマは目隠し用に顔に黒い布を掛けられて怯えて座り込んでしまい、担架のような台に縛り付けられます。
勿論セルマには見えていないのですが、傍聴席にはキャシーが来て、泣きながらそれを見ていました。

布を被せるとセルマは怖がるので、規則違反と言われながらも女看守はそれを外してやり、刑務官はその許可を取りに行きます。
セルマは担架のような物に固定され、首にロープを架けられた状態で待機となりました。
セルマはジーンの名を呼んで泣き出し、見かねたキャシーは横の階段から上がってセルマに彼の眼鏡を渡し「ジーンは外に居るから。心の声を聞きなさい」と励ましてつまみ出されました。
これでセルマは最大の目標を達成したということになります。

落ち着きを取り戻したセルマは目を閉じ、笑顔で歌を歌い出しました。
その歌は「これは最後の歌では無い」とジーンに呼びかけているようで、女看守たちは涙を流し、歌っている最中に刑は執行されました。
最後から二番目の歌ってことのようです。永遠なのですね。
彼女はいつもの妄想とは区別してこれが「現実」であると意識して歌っているようでした。

セルマの身体はがくんと下に落ち、彼女の歌を捕捉するように「これは最後の歌では無い。私達がそうさせない限りは」のような字幕が流れました。

エンドロールで終了です。

最後の歌は「見る」ことで閉じられてるみたいですね。

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