医者に病気にされます モンスターメイカー

モンスターメイカー

モンスターにされてひどい目に遭う話

制作年 1944年
制作国 アメリカ
監督 サム・ニューフィールド
脚本 ピエール・ジェンドロン/マーティン・ムーニー
上映時間 62分
出演
J・キャロル・ネイシュ
ラルフ・モーガン
グレン・ストレンジ

だいたいのあらすじ

天才ピアニストのアンソニー・ローレンス(ラルフ・モーガン)の娘パトリシア(ワンダ・マッケイ)はパパの演奏会に来ていたのですが、横のボックス席の男達がじろじろと見るので嫌な思いをしました。
演奏会前半終了後に先ほどの男イゴール・マルコフ博士(J・キャロル・ネイシュ)はアンソニーの楽屋に行き、「若い時分に亡くなった妻に行き写しだったので見てしまいました」とパトリシアに謝罪し、事情を知った彼女は「まあそうでしたの」と同情しました。
なんかあのひとキモいねというのが皆のマルコフに対する評価で、パトリシアと連れのボブは違う席で観ることにしました。

マルコフは既にパトリシアの個人情報を収集したようで、同行していた助手のマキシーン(タラ・ビレル)が「私じゃダメなの」と尋ねると「ふざけんな」とキレていました。
その後マルコフは毎日のようにパトリシアに花束を贈り、心からキモがられていました。
我慢の限界に達したパトリシアはアンソニーに「お父様何とかして」と泣きつき、流石に度を超していると判断したアンソニーは「よーし!パパ、マルコフを泣かしちゃうぞ」的なことを言って怒鳴り込みに行きました。
本当にこれに近いこと言ってました。

マルコフの研究所に到着したアンソニーは早速、「娘が迷惑してるからキモいこと止めろ」と警告したのですが、マルコフはパトリシアと結婚するとかのたまいました。
アンソニーは「これ以上キモいことしたら警察に訴えるから」と去ろうとし、マルコフはかっとなって鈍器で彼の頭を殴ってKOしました。
マルコフはアンソニーに先端巨大症の治療薬を打ち、パトリシアに「お父さん倒れたから迎えに来てね」と電話しました。
彼は意識を取り戻したアンソニーに「今回の件は内密に。今後も軽はずみな行動したら暴力に訴えます」と脅し、アンソニーはパトリシアに引き取られました。

実はややこしいのですが、このマルコフは真のマルコフを殺害して彼になり替わっている偽者で、その事実を知っているのはマキシーンだけでした。
真マルコフは偽マルコフの妻と不倫したので怒りの偽マルコフは真を殺害し、妻を先端巨大症にしたのですが、彼女は醜くなったショックで自殺したということでした。
流石に妻の件は知らなかったマキシーンは「もう助手辞める」と逃げ出そうとしたのですが、行き場所も無い彼女には叶いませんでした。

その後、手足に違和感を感じたアンソニーは渋々アダム医師の診察を受けることになりました。
アダムは他の権威と呼ばれる医師とも診断結果を照合した結果、アンソニーに「あなたは先端巨大症です」と告げました。
そして現在の所、この症例は治療方法が無いとも告げ、なんとマルコフに診てもらうように勧めました。
マルコフは先端巨大症に関しては権威だそうで、彼以外には治せないと断言されてしまい、アンソニーはうーんと悩むのでした。

1週間後にはアンソニーは手足だけでは無く、顔も肥大してしまい、それを目撃したパトリシアは悲鳴を上げました。
アンソニーはマルコフの研究所に怒鳴り込み、「お前が私をこんなにして治療の交換条件にパトリシアを奪うつもりだろ!」と彼の企みを暴きます。
マルコフは「そんなことしてませんよ」ととぼけるのですが、アンソニーは彼に詰め寄り、そこに屈強な手下が現れてアンソニーを取り押さえたので、マルコフは「でかした!」と大喜びしました。
マキシーンは「もう我慢できない。通報します」とキレましたが、実はマルコフの事を愛していたので、踏み切れませんでした。

危険を感じたマルコフはマキシーンが自室に引き上げた所で、研究所で飼っていた凶暴なゴリラに彼女を襲わせました。
しかしマキシーンが可愛がっていた犬がゴリラに襲い掛かり、彼女は無事でした。

感想

これはイマイチです。モノクロ映画です。
お話は悪い博士が若い娘に言い寄るという内容なのですが、イマイチ面白くありません。
ちょっと強引過ぎるのかなあのと感じました。
テンポもダラダラしていて盛り上がりに欠け、結末付近もあまり面白くありませんでした。

凄く中途半端な感じのする作品でした。
地雷とまでは言わないですが、観なくていいと思います。

ラストまでのあらすじ

翌朝、マキシーンが無事だったのでマルコフはガッカリするのですが、それはそうとして実験に使用していた豚の症例が治まっていました。
これは凄い!俺天才!と大喜びしたマルコフはマキシーンに手錠とロープを買いに行くように命じました。
そんなのどこで買えるんでしょうか。
一方、パトリシアは昨夜からアンソニーが戻らないことを心配していたのですが、マルコフから「お父様は昨夜いらっしゃり、治療のため、こちらで預かる」と連絡を受け、マルコフの研究所へ向かうことにしました。

マルコフはベッドに拘束したアンソニーに「治してやるから娘をその気にさせろ」と脅しました。
その後、マルコフはパトリシアにアンソニーの症状を伝え、治療に協力することを誓わせました。
そしてパトリシアはアンソニーの所に案内されますが、彼が拘束されているのを知ってマルコフに抗議します。
とうとう本性を現したマルコフはパトリシアに「私と結婚しなければ、父上は治さない」と脅し、襲い掛かります。
一方、帰宅したマキシーンは手下に椅子に拘束されそうになっており、駆けつけたボブが手下を倒して彼女を救出しました。

怒りのアンソニーはマルコフに襲い掛かって殺害し、マキシーンがアンソニーの治療をすることになりました。
ということでアンソニーはその後回復し、演奏会でショパンのポロネーズを披露していました。

エンドロールで終了です。

アンソニー無罪なのでしょうか?
マキシーンも何等かの罪に問われそうな気がしますが。

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