安藤家カオスです 幽霊VS宇宙人02

幽霊VS宇宙人02

世界の二大不思議。

制作国 日本
上映時間 70分

収録作品

食卓の宇宙人…

制作年 2002年
監督 豊島圭介
脚本 豊島圭介
出演
下村大輔
河田義一
渡辺杉枝

ある日、安藤家のお父さん(河田義一)は会社に行かず、スーツ姿で家の屋根に上がり、ピラミッドパワーが出そうなガラスの置物を置いて「ベントラー」と天に呼びかけていました。
このお父さんは「ベントラー」の発音が平坦で新しいです。
お母さん(渡辺杉枝)はそれを見て「会社どうしたんですか?恥ずかしいから止めてください。」と家の中から出て来て止めるのですが、お父さんは「一緒にやるか?」と誘う始末だったので、呆れて家の中に引っ込みます。
お父さんの呼び掛けに何やら庭の木が揺れていたのですが、特に何も無かったようです。その後、安藤家は夕食を採るのですが、娘・佐和(渡辺美香)は雑誌に夢中で息子・武晴(下村大輔)はTVに夢中とイマイチコミュニケーションが取れていないようです。
しかしお父さんは唐突に武晴に向かって「お父さん、宇宙人捕まえた」と部屋の隅にあるゴルフバッグを示します。
実はお父さんの枕元に昨夜宇宙人が立ったそうで、庭の木がガサガサ揺れた際にこのバッグを発見したそうです。
お母さんと武晴は「それ幽霊だから」とツッコむのですが、お父さんは「宇宙人、宇宙人」と騒いで譲りませんでした。
困ったお母さんは「病院に連れて行った方がいいのかしら」と悩むのですが、ゴルフバッグは佐和の後を尾けたりして動き回っていました。そこで武晴が庭でゴルフバッグを開けてみたのですが、中からは何も出てきませんでした。
しかし家の中では不穏な動きをする何かが飛んでおり、まるで憑依するように二階にいた佐和にインしました。
佐和はカクカクした動きになった後に裁縫バサミを手に茶の間に降りて行き、お母さんの首のほくろからビヨーンと出ている毛を切りました。
彼女は唖然としている家族を尻目に今度はお父さんの貴重な髪の毛を少し切りました。
皆がポカーンと佐和を見ていると彼女は「私、ヨシナガくんとやっちゃったの」と独特の発音で爆弾発言しました。お父さんは「ヨシナガくんって誰?」とリアクションし、お母さんは「受験勉強よね」とフォローしたのですが、佐和は「ヨシナガくんの家でセックスした」とわざわざ言い直します。
ウケました。何でしょう、この話
一家は固まってしまうのですが、お父さんは「何回したんだ!」とズレた質問をし、佐和は指を二本立てて答えます。
今度は武晴がカクカクし始め、突然寿司の出前を沢山取ろうとしたり、障子を破いたりしました。階段の所に佐和を連れ出して「コンドーム…」と佐和に突っ込んでいたお母さんは急にカクカクした後に、「寿司が食いたかったらお父さんに言えばいいじゃないか」と武晴に言っていたお父さんの会話に「お父さんは甲斐性無しだから言い辛いよね」と割り込みます。
「お母さん…」と唖然とするお父さんでしたが、お母さんはお父さんが大事にしている宇宙人フィギュアを床に落として壊してしまいました。
そしてお母さんは過去にお父さんの親友であるブラウンさんと不倫していたと嬉しそうに爆弾発言しました。お父さんはお約束の「何回したんだ」とズレたリアクションをしたのですが、ガン無視されます。
お母さんは佐和に「本当に好きな人と結婚しなくちゃダメよ。宇宙人とかUFOとか言ってる男はダメよ」とフフフと笑いながらのたまい、流石のお父さんも「どういうことなんだ」と詰め寄ります。
佐和は「あたしブラウンの子だったんだ」とか言い出し、お父さんは慌てて「眉毛がお父さんに似てるだろ」と説得し始めるのですが、武晴は「こんなバカどうでもいい」と佐和に言い放ち、佐和は「お前が言うな無職!」と言い返すと家の中はカオスになります。ひとまず、お母さんが「お父さんの子、ブラウンさんはB型」と言ったので、この問題は解決?したようです。
そして険悪になってしまった安藤家の様子を佐和に憑依した何かが観察していました。
お父さんは「これは宇宙人が憑依した所為だ!」と叫び、一家は「宇宙人はお前か」と揉み合いになります。
激しい戦いがあったらしくハゲ散らかした感じの髪型になったお父さんは宇宙人の辞典を取り出し、「河童型宇宙人の仕業だ」と皆に教えます。
恐ろしいことに河童型宇宙人に憑依されると秘密にしていたことを話し出すのだそうです。嘘を言えないヤツが宇宙人だ!ということになるのですが、うっかりお母さんは自分のルックスを聞かれて「中の上だと思ってる」と本音を言ってしまったりとなかなか難しいようです。
佐和は「パパ大好き」等と話しており、どうやら宇宙人では無いようです。
今度はお父さんが宇宙人に憑依され、既にリストラされていたのに毎日会社に行く振りをしながら三鷹のスーパーでレジ打ちをしていると告白しました。そして家の中の電灯が明滅した後に庭に全身緑の宇宙人(中村靖日)が一瞬現れ、お父さん以外の家族は気絶しました。
お父さんが屋根に上がるとそこには全身緑でタイツを履いた宇宙人がおり、謎の動きをしながら近づいて来たので、お父さんは「あんたの所為で家族が滅茶苦茶だ」と訴えました。
宇宙人はお父さんを無言でハグし、何だか良く分かりませんが、分かり合えたようです。
翌朝、お父さんと宇宙人は仲良く屋根の隅に腰掛けて足をブラブラさせていました。お母さんは宇宙人フィギュアをボンドとテープで修復して朝食を作っていました。
お父さんは茶の間に降りて「宇宙人は国に帰った」と皆に告げます。
武晴は「俺は今後も努力しない!」と宣言し、お父さんは「俺もレジで満足、家族とかどうでもいい」と返答し、佐和は「パパの事普通に嫌い」と言い、お母さんは「アール・グレイ」だと言ってお茶を出しました。
お父さんはズズズとお茶を啜って「まずい」と言いました。皆が嘘を吐いているので、どうやら宇宙人は本当に帰ったようでした。面白いのですが、だからどうしたという感じでした。
これ、音楽もカワイイ感じでいいですね。

怪猫 轢き出し地獄

制作年 2002年
監督 清水崇
脚本 清水崇
出演
山中崇
藤井亜紀
ならさおり

秀一(山中崇)が夜中にうなされて目覚めると鈴のチリチリという音と共に猫が部屋の中を歩き回っており、猫は威嚇する声を上げて秀一をガリっと引っ掻きました。
猫って勝手に家入って来ますよね。
実家で昼寝してたら近所の猫が入って来たのですが、目が合った後、暫くお互いに固まってました。
いや、あなた侵入者なんだからそんな被害者みたいに固まられても…と思いました。

翌朝、秀一は庭の笹薮がガサガサしていたのでビビるのですが、お母さん(藤井亜紀)がガサガサと何かを捜しているだけでした。
しかし秀一の首筋には猫に引っ掻かれたような傷があり、あの悪夢は現実だったようです。そしてニャーンという猫の鳴き声に思い切って部屋を開けると、床には泥まみれの猫の足跡がありました。
ひとまず床掃除をして押入れ等を調べていた秀一でしたが、うっかり漫画を読み始めてしまい、そのまま昼寝をしてしまいました。
秀一は子供部屋おじさんみたいです。
そして秀一の部屋にあった学習机の引き出しからは青い狸のようなどこかで見た感じの猫耳のおっさん化け猫(植田裕一)が出現しました。
秀一が全然化け猫に気付かずにいると、化け猫は首から下げた鞄から秀一のような呪い人形を出し、胸に釘を打ち始めました。ぐっ!と胸に痛みを感じて倒れた秀一は化け猫と目が合い「なんだこのおっさんは!」と暫く化け猫をガン見していたのですが、おっさん化け猫は「やっべ」と言って消えました。
秀一は急いで下に駆けだし、お母さんに「今、部屋にドラえ…」と言い掛けるのですが、お母さんは近所のミーちゃんという猫が家に来なくなった事で忙しいようでした。
お母さんは赤いリボンに金の鈴を付けたミーちゃんという猫に餌をあげるのを楽しみにしていたようですが、特徴を聞いた秀一は「あのドラ○○んがミーちゃんでは?」と憶測しました。実は昨夜、秀一は恋人の久美子(ならさおり)とドライブしていたのですが、帰り道に何かを轢いたようで、久美子は「猫の声したけど…」と言ったのですが、秀一は「そんな訳ないじゃん。あっはははは」と笑い飛ばしていたのでした。
回想シーンだけ台詞が棒読みなのです。
秀一は昨夜、俺はミーちゃんを轢いたのでは?と思い始めます。
再び胸の激痛に襲われた秀一が「ごめんなさい」と謝罪しつつ押入れを開けると化け猫が呪いの人形に釘を打っていました。
秀一が「お前、ミーちゃんか?」と化け猫に聞くと、化け猫は流暢な人間語で「いやー、そう呼ばれてたこともあったよ、湘南ではジョニー村上って呼ばれてたんだよね」とどうでもいいことを嬉しそうに話しました。
延々と話し込む化け猫でしたが、秀一は隙を見て呪いの人形を奪いました。そこに久美子が遊びに来て、秀一の部屋に上がって来ました。
化け猫は隙を見て呪い人形を奪い返し、秀一は仕方なく急いで押入れを閉めました。
秀一は兎に角久美子を外に連れ出そうとして怪しまれ、押入れを開けられますが、化け猫は消えたらしくバレませんでした。
しかし呪いの人形を見つけた久美子は「ナニコレ」と人形を取り出し、秀一が回収しました。
どうやら化け猫は久美子に一目惚れしたらしく、四次元ポケット鞄から久美子っぽい呪い人形を取り出していました。そして久美子人形の胸にコンコンと釘を打ったので、久美子は「ふぁーふぇー」と変な声を出して苦しみ、秀一は「クミコ―」と絶叫するのでした。
久美子は意識を失い、化け猫は怒りの秀一を残して机の引き出しに去りました。
秀一は意を決して引き出しに飛び込み、お母さんはおやつのどら焼きを部屋に運んできて、目を見開いて倒れている久美子を発見しました。どうやら化け猫は久美子の魂を連れ去ったらしく、笹薮で夢遊病のようになった久美子に沢庵の切り方等どうでもいい話を延々と語っていました。
どうやら二人の将来について語っているようです。
とうとう久美子は三途の川の河原まで連れて行かれてしまいました。
ようやく追いついた秀一はパンチで化け猫をKOするのですが、爪の反撃を受けてぶっ飛ばされてしまいました。
化け猫は「あきらめな!」的なことを言って久美子を連れ去ろうとしますが、秀一は再び立ち上がって化け猫に挑みます。化け猫はどさくさに紛れて久美子の唇を奪ったので、秀一は激怒して二人はカンフーアクションで戦います。
その対決を歌手のボン中山(登守髭生)が楽しそうに見物していました。
TVニュースで歌手のボン中山が昨夜死亡したと言ってたのですが、ここで出てきました。
どうやらボン中山のバンドメンバーも彼の後を追ったらしく、合流して見学しています。
激しい死闘の末、秀一は化け猫の尻尾を抜いて倒しました。秀一が久美子の呪い人形を手に子供部屋に戻ると、お母さんも気絶していたようで、二人が倒れていました。
彼が呪い人形の釘を抜くと久美子は意識を取り戻し、二人は熱いキスを交わしました。
久美子はどう見てもしず○ちゃんに見えるのですが、「秀一さんのエッチ―」とか言わないんですね。
そして玉子のような表情で、お母さんがそれを見ていました。秀一は机の引き出しを壊してしまい、久美子を送るのですが「好きな人できたから別れて」と告げられました。
傷心の秀一が帰宅するとTVではボン中山のバンドであるダンディ・ジャックスが集団自殺した件を報道していました。
メンバーには「グッド内藤さん」という人が居たそうです。
そしてお母さんはミーちゃんが戻って来たので赤ちゃん言葉であやしつつ喜んでいたのですが、それはあの化け猫でした。エンドロールでダンディ・ジャックスの「六本木ナイツ」とかいう歌が流れて終了です。そして三途の川の河原には秀一と久美子の呪い人形が仲良く並んでいました。
これもなかなか面白かったです。
これ、ド○えも○のパロディみたいで、秀一はの○太だったようです。
バンドの人達はLIVESっていう人達みたいです。
アーンとか言ってるセクシーな声のコーラスのお姉さんはどなたでしょうかね。

感想これは普通です。
両方ともバカでまあまあ面白いのですが、お話は宇宙人、演出は幽霊の方が面白かった気がしました。
はっきり言って両方とも中身は無いので、期待しない方がいいです。
あれを幽霊と言っていいのかどうかは微妙で、宇宙人もイマイチ河童ではないという。
尚、ホラー要素はゼロだったと思いました。登場人物は安藤家のお父さんが良かったです。特典はトークイベントとかギャラリーが入ってました。

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