地底にヤバいのいます ディセントZ

ディセントZ -地底からの侵略者-

人類はエサに過ぎない―

制作年 2008年
制作国 アメリカ
監督 J・T・ペティ
脚本 J・T・ペティ
上映時間 97分
出演
ウィリアム・メイポーザー
ショーン・パトリック・トーマス
ダグ・ハッチソン

だいたいのあらすじ

1879年8月
ファーガス(カール・ギアリー)は恋人のメリーアン(ジョスリン・ドナヒュー)の家族に挨拶しようとしていたのですが果たせませんでした。
その後、メリーアンの一家スチュワート家は何かに襲われて全滅してしまいました。
翌朝、メリーアンを訪ねたファーガスが見た物は家に残る血溜まりで、同じく家を訪ねて来たジョン(クランシー・ブラウン)と出くわします。
ジョンは「先住民の仕業に違いない」と言うので、彼等はスチュワート一家捜索に向かいました。

一方、ウィリアム(ウィリアム・メイポーザー)はスペックス母子とピクニックを楽しんでいたのですが、そこにファーガスが馬で駆けつけ、ジョンの手紙を渡し、スチュワート家の悲劇を伝えます。
スペックス家の息子ドビーも捜索に同行することになり、まずはウィリアムはスチュワート家を調べることにしました。
スチュワート家の一部はウィリアムズという男性に撃たれていたのですが、二発しか撃っておらず、遺体にはノミで削ったような切り傷が遺されていました。
一行は先住民の保留地に向かい、道中で捜索隊の隊長ヘンリー(ダグ・ハッチソン)は先住民の一人を捕まえて酷い拷問をし、黒人コックのキャラハン(ショーン・パトリック・トーマス)は目を背けていました。

その後、夜営することになりますが、キャラハンは先住民に食事を与え、ヘンリーはそれを見てブチ切れたのですが、ファーガスが「自分が与えた」と庇い、ウィリアム達が仲裁しました。
その夜の内にヘンリーの部下が四名何かに襲われ、翌朝ヘンリーは先住民を拷問します。
先住民は地中族という種族の仕業だと答えました。
野営地の付近には地面には謎の穴が開いており、これはスチュワート家の付近にもありました。

ウイリアムはヘンリーの残虐で異常な行動を見て先住民を虐待したいだけだと判断し、ジョンとファーガス、ドビーを連れて別行動することにしました。
その夜、ウィリアム達が夜営しているとヘンリーに愛想を尽かしたキャラハンが現れて合流しました。
翌日、ウイリアム達は平原の地中に仮死状態の女性が埋められているのを発見しました。
その女性もスチュワート家の犠牲者のように血液が減少しており、首にノミで切られたような傷がありました。

一夜を過ごしたウィリアムはドビーに馬車で女性を町まで連れて行かせ、捜索に出発しました。
ウィリアム達は先住民の居住地に近付いたようなのですが、ファーガスが彼等に発砲してしまい、喧嘩を売ったような恰好になってしまいました。
その後四人は先住民の襲撃を受け、いきなりジョンが射殺され、馬を撃たれたキャラハンが落馬して脚を痛めますが、何とか三人は物陰に退避します。
ウィリアムがジョンの遺体に近付いてきた先住民一人を射殺し、もう一人も撃つと、ひとまず先住民は撤退しました。

その夜、ドビーは仮死女性を焚火の側に寝かせて原っぱで夜営をしていたのですが、灰色の醜悪な顔をした人型のクリーチャーの集団に襲われ、鋭い針を刺されて体液を浴びせられて仮死状態に陥ります。
動けなくなった彼をクリーチャー達は引き摺って行き、鼻と口で呼吸できる状態で生き埋めにしました。
その頃、ウィリアム達は毒草を燃やして敵を退けつつ、移動を開始していました。
その夜、夜営中に見張りをしていたウィリアムがクリーチャーに襲われ、ファーガス達が駆けつけたので攫われずには済みましたが、首を傷つけられたウィリアムは全身の感覚が鈍くなります。

夜を徹して荒野を進むウィリアム達は、先住民女性が焚火をしていたので接近して声を掛けました。
女性はウィリアムの首を見て「地中族の付けた傷がある」と言いました。

感想

これは普通です。
地底人みたいなのが、人間を仮死状態にして攫うというもので、お話と設定はなかなか面白いと思いました。
身体が動かずに意識がある状態で生き埋めにされるのが恐ろしいです。
その反面、テンポが悪いのかダラダラした感じになってるのが残念です。
一応、先住民との戦闘シーン等を入れて盛り上げようとしているようですが、先住民は悪い人達では無いので、イマイチノレないです。

演出もそんなに悪くないと思いましたが、どうしても似たような景色ばかりになるみたいです。
この監督はミミック3でガッカリ演出だったのですが、今回はまともでした。
地底族は人型で鼻が退化して醜悪な顔をしており、四つん這いで移動するのですが、下半身が逆向きで脚がバッタのように曲がっています。

ちょっと結末がスッキリしないのが残念な感じですが、敵の数が多いので仕方ないような気もします。

ラストまでのあらすじ

フェイスと名乗るその先住民女性は地中族に家族を殺され、夫は地中族に攫われたので、彼女自身が止めを刺したそうです。
あのクリーチャー「地中族」は三世代毎に現れて先住民を襲ったそうで、人間が住む以前にこの地に居たそうです。
元々は人間では無く、バッファローを麻痺させて地中に埋め、毒を注入して肉を柔らかくし、内臓を啜るのだそうです。
そしてバッファローが減少してきたので、人間を襲うようになったそうで、ウテという人達が地中族の倒し方を知っているということでした。

ウィリアムはフェイスに毒を消す方法はないのか尋ねたのですが、「お前は死ぬ」と返答されてしまいました。
彼はフェイスを連れてウテの居住区に行くことにし、仕方なくファーガス達も同行します。
その夜、夜営をしていたウィリアム達は地底族の群れに囲まれ、交戦中にウィリアムがキャラハンの脚を誤射します。
フェイスは奴らがウィリアムの傷の臭いを嗅ぎつけるという理由で彼を置いて逃げるべきだと主張し、ファーガスもそれに賛成しましたが、結局はウィリアムを連れていくことにしました。
ウィリアムは最早、銃を撃つことさえ満足に出来なくなっていました。

やがてウテ族に遭遇したのですが、友好的に思えた彼等は「治してやる。小魚に食わせる。小魚はいない」等と訳の分からないことを言いつつ、ウィリアムを拉致しました。
彼等とひと悶着起こした際にウテの一人が装飾品を落としていったのですが、その中にはファーガスがメリーアンに送ったネックレスのトップがあり、ファーガスはショックを受け、ウテを追うことにしました
ファーガスは夜の森の中でウテ二名を撃ち、地面に縛り付けられているウィリアムを発見したのですが、トラバサミを踏んで動けなくなりました。

やがてウィリアムは地底族の集団に囲まれて内臓を食われてしまい、ファーガスは何とかトラバサミを外して脱出しました。
どうやらウテはウィリアムに地底族を弱らせる毒を飲ませておびき出していたようで、ファーガスは周囲の地底族をウテが用意していた槍で地面に釘付けにしたのですが、まだ彼等は蠢いていました。
しかし朝になって日光を浴びると地底族の身体はボロボロに崩れ落ちて行き、日光に弱いと判明しました。
その後、ファーガスはキャラハンと合流した後に別れを告げ、解散となりました。

ファーガスは帰り道にドビーが埋められている地点を通り過ぎ、貸していた帽子が地面に落ちていたので回収しました。
その後、ヘンリー達に合流したのですが、フェイスは他の先住民に混じって縛り首にされており、キャラハンは脚の傷が酷かったので切断したら死亡したということです。
事件は先住民の仕業であり、スチュワート一家は行方不明ということで決着しました。

エンドロールで終了です。

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