いちばん暗いのは夜明け前 不破族
不破教団に関わるとひどい目に遭う話
制作年 | 2005年 |
制作国 | 日本 |
監督 | 及川中 |
脚本 | 及川中 |
上映時間 | 25分 |
出演 |
安田美沙子 |
熊田曜子 |
ソニン |
あらすじ(ネタバレ)
前話です。
凡の前にナオコ(安田美沙子)が現れますが、アイコ(熊田曜子)に不破族にして貰ったということで、彼女は凡に挑んできました。
アイコが行方不明になってナオコが部屋を訪ねた際にナオコは不破族となったアイコと再会していました。
不破族は太古から色々な国を繁栄させたり滅ぼしてきたそうで、要するに悪魔族だそうで500年か600年に一度ヒズトを産むそうです。
ヒズトは自分の力を知らないそうで、不破族が教えてあげる必要があるようで、アイコは不破教団は自分達の敵だとナオコに吹き込みます。
なんでナオコがこんな話を延々と聞いているのか疑問です。
ヒズト()の正体が分かった気がします。
その後、アイコはグラスに注いだ自分の血をナオコに与えたということです。
とうことで今度はナオコと凡の手かざしバトルが始まりました。
一方、204号室のドア前にいた鏑木(今宿麻美)達も寸劇をした後に部屋のドアが開いたので中の様子を知ることになりました。
凡はナオコを跳ね飛ばして壁に埋めるのですが、再びアイコが立ち上がりました。
アイコは無理矢理な台本でいきなりシクシクと泣き出し、なぜ人間の側に立つのか凡に問います。
そしてアイコは唐突に泣くのをやめ、ナオコも壁から出てきました。
凡は二人と対峙して「憎しみは何も生まない。天は憎しみだけを胸に人間界を彷徨う罰を与えられたけど、あんな風にはなりたくないだろう。赦すことも大事」等とのたまいます。
ナオコがひたすら「殺せ!殺せ!」と煽っている理由が良く分からず。
ということでまた手かざしバトルが始まり、バッタリ倒れていた鏑木は沢木(播田美保)と毒島(藤山義将)と共に逃げ出します。
鏑木達は寝てただけですが、何しに来たんでしょう。
凡とアイコは衝撃波をぶつけながらも手を繋ぎ、微笑み合いました。
鏑木達が海岸に逃げ出した所で、メゾンは崩壊し、同じく海岸で放心したナオコもそれを眺めていました。
3年後
凡は海岸で黄色いレインコートを着た子供を抱き上げ、散歩していました。
天と双子は海に向かって浜辺に佇み、「凡」と呼びかけていました。
感想
つまらなかったです。
当時のグラドルの人達を集めてドラマが撮りたかっただけで内容はどうでも良かったみたいです。
メゾン204とか結局関係無くて、単発ものの話も殆どメインストーリーには関係無かったみたいです。
ドラマ好きな人が見て楽しめる作品と思えませんし、ホラーファンもイマイチ喜ばない気がします。
結局、何も収集していない気がしますし、お話の整合性も取れてないように思います。
いっそのことナオコをヒズトにすればどうなるだろうと考えましたが、考えるのを止めました。
反面でマイ・ラブリー・ペットみたいに完全に開き直っていてクスリと笑えるのもあったので、こういう路線にすればよかったのではないかと思いました。
特殊効果だけは頑張っていましたが、後半になると雑になりましたね。
二話目で天の死体が出た時はTVなのに頑張ってるなあ!と感じたのですが…
後半3話に至っては凡とアイコ、ナオコが手かざしして立っているシーンが大半です。