呪いでおもてなし THE JUON

THE JUON

死んでも逃げられない

制作年 2004年
制作国 アメリカ
監督 清水崇
脚本 スティーヴン・サスコ
上映時間 98分
出演
サラ・ミシェル・ゲラー
ジェイソン・ベア
クレア・デュヴァル

だいたいのあらすじ

リメイク元です。

映画呪怨 劇場版のネタバレ紹介と感想です。

隅田川付近のマンションのベランダからピーター・カーク(ビル・プルマン)が妻のマリア(ローザ・ブラシ)の前で鉄棒の前回りをする勢いで飛び降りてしまいました。
これ多分、台東か墨田ですね。見覚えあります。

介護士の洋子(真木よう子)は佐伯家に訪問介護をしに行くのですが、現在はウィリアムズさんが住んでいるようです。
そして彼女は二階の押し入れを覗いてしまい、伽椰子(藤貴子)に天井裏に引き摺りこまれました。

恋人のダグ(ジェイソン・ベア)が日本で建築を学びたいというので一緒について来たカレン(サラ・ミシェル・ゲラー)は福祉を学んでいました。
カレンは福祉センターに着くなり、アレックス(テッド・ライミ)から「洋子が連絡取れないから代わりにウィリアムズ家に行ってね」と頼まれます。
ということで乗り慣れない沿線に乗り継ぎ、トコトコと家に到着しましたが、訪問先のエマは認知症らしく家の中は荒れていました。

エマはいきなり布団から出て倒れていたので、カレンは助け起こして洗濯したり身体を拭いたりして世話を焼き、着替えさせて寝かせました。
その後、掃除をしていた際に二階で猫の鳴き声を聞き、ガムテープで封印された押入れを開けると中にはオッドアイの黒猫を抱いた白塗りではない俊雄がいました。
エマとは会話にならないのでカレンはアレックスに電話して「二階に監禁されてる変な子居た」と知らせつつ、押入れで拾ったもう一つのアイテム「伽椰子の日記」に目を通すのですが、日本語なので何が何やらという感じでした。
しかし日記にはなぜかピーターの写真が入っていました。

カレンは玄関で俊雄と顔の敗れた伽椰子、剛雄(松山タカシ)の家族写真を見つけて拾い上げたのですが、視線を感じて見上げると俊雄がいつものポーズで二階から見下ろしていました。
そこで日本語で自己紹介し、俊雄の名を知った時、電話が鳴ったのですが、スーザンという女性からの伝言でした。
エマの部屋を誰かが通った気がしたので、覗いてみるとエマは「彼女がしつこいの」等と言っており、直後に髪の毛の塊のようなものと黒い顔の亡霊を見たカレンは意識を失いました。

ウィリアムズ家のジェニファー(クレア・デュヴァル)、マシュー(ウィリアム・メイポーザー)、スーザン(ケイディー・ストリックランド)がこの家を下見に来た際にエマはひたすら二階の天井を眺めていました。
実は案内した不動産業者の鈴木は浴槽の黒い水を抜こうとした際に何者かに手を掴まれていたのですが、その直後にウィリアムズ家は入居を決めていました。
ジェニファーとマシューは夫婦でエマと同居していたのですが、は夜になるとエマが騒ぐ件や日本語が分からないので迷子になった時に不安だったり、スーパーに行っても好きな物が買えずストレスを感じ始めていました。

そんな中ジェニファーは黒猫の霊と白塗りの俊雄が走り回るのを目撃してしまいます。
マシューが帰宅すると家の中が荒れまくりジェニファーが二階のベッドで寝ており、声も出せずに「あ゛あ゛」とうがい音もどきを発していました。
練習したのかもしれませんが、あのうがい音は人間には難しいと思います。
そしてマシューも白塗り俊雄と黒猫を目撃してしまい、俊雄にニャーと襲われていました。
この人達は恐らく徳永夫妻のような位置づけでしょうか?ここまでが過去の話ですね。

カレンが戻らないのでアレックスがウィリアムズ家に現れました。
エマは死亡しており、部屋の隅には虚空を見つめるカレンが座り込んでいたので、アレックスは通報しました。
現場は中川刑事(石橋凌)とその部下五十嵐がやって来たのですが、マシューが会社を欠勤しているとアレックスに話しました。
アレックスは洋子とも連絡が取れず、彼女の自転車が家の前にあると中川に打ち明けました。
留守電を聞いた中川はスーザンに連絡を取るよう五十嵐に指示した後にリダイヤルしてみると携帯が二階で鳴っていました。
中川は押入れで鳴っていた携帯を拾い上げ、付近に髪の毛が落ちていたのと蓋のような物を見つけたので屋根裏に上り、寄り添うように死亡しているマシューとジェニファーの遺体を発見し、更にその近くに人間の顎のようなものが落ちているのに気付きました。
ここはなかなか怖いです。

カレンが病院のベッドで目覚めるとダグが来てくれていたので、彼女は「あの家には何かいる」と話しました。
中川が来て質問されたので、カレンは俊雄の件と日記の件を話し、中川も家族写真を拾っていたので、これが俊雄だと教えました。
中川は天井裏でウィリアムズ夫妻の遺体が発見された事をカレンに打ち明けましたが、警察ではマシューがジェニファーを殺害して無理心中したと考えているようです。
尚、スーザンとは連絡が取れなかったのですが、彼女の自宅はドアチェーンが架けられたままで、まるで室内に居たまま消え失せたようでした。
また、ウィリアムズ家の天井裏では三年前にも事件が似たような事件が起きていたようだと五十嵐が中川に報告し、カレンもその話を小耳に挟みました。

カレンがスーザンの伝言を聞いていた際にはスーザンは残業していたのか、一人で勤務先から電話していました。
カレンが伝言を聞いた時はそんなに遅い時間では無かったような気がするのですが。
彼女は帰宅しようとオフィスの非常階段を下り始めた所でマシューの携帯から電話があり、出てみるとうがい音が聞こえました。
直後に伽椰子を目撃した彼女は警備室に飛び込んで助けを求め、警備員は確認に向かいます。
しかしモニターを見ていたら黒い影が立ち上がっていたので、怖くなったスーザンはオフィスを飛び出し、タクシーを拾って帰宅しました。
スーザンは仁美ちゃんポジションみたいですが、他の人も混じってるみたいですね。

自宅マンションのエレベーターの外には白俊雄が立っていたのですが、スーザンは気付かず、自宅のソファで一息吐きました。
するとマシューから「今、下に来ているから部屋に行く」的な電話があり、直ぐに玄関の呼び鈴が鳴りました。
ドアスコープから覗くと確かにマシューが見えたので開けて見ると誰も居らず、子機からはうがい音が聞こえました。
ビビりまくったスーザンは自宅へ飛び込んで布団を被って怯えていたのですが、布団の中から現れた伽椰子に異次元に連れ去られました。
伽椰子なぜか可愛いいです。ここまでが過去パートです。

カレンは「一人は怖い」と病院を抜け出してダグのバイト先のカフェを訪ね、心配したダグは早上りして一緒に帰宅します。
彼女は帰りのバスの中で「ウィリアムズ家で倒れた時に何か見た気がする」とダグに打ち明け、直後に車窓に映る伽椰子を見て軽く悲鳴を上げました。
また、カレンが帰宅してシャワーを浴びていると後頭部から白い指が出て来たような錯覚を受けました。
一方、アレックスはセンターから帰宅しようとしていた際に血まみれでやさぐれた感じの洋子を目撃して声を掛けるのですが、振り向いた彼女には顎が無く、舌がデロンと伸びていました。

カレンが自宅PCで「2001 toshio」という無茶なキーワードでネット検索したところ、なんと一番上に英語の新聞記事が出てきました。
彼女は剛雄の一家心中を起こし、伽椰子と俊雄が死亡しているという事実を知ったのですが、その下にはピーターが自宅マンションで飛び降り自殺をした記事もありました。

感想

これは普通です。
お話は分かり易くなってますが、雰囲気と怖さが多少減ってる気がしました。
とは言うものの、私は個人的にはこのシリーズは余り怖いと思ってないです。
多少怖いシーンはあるのですが、音が五月蠅いです。
相変わらず理不尽なのは一緒ですが、怪異の原因については中川が述べたものが全てのようです。

海外作品なのですが、舞台は日本で違和感バリバリです。
皆さん普通に「こんにちは」とか喋ってくれており、特にピーターは日本語多かったです。
ID4の大統領が日本家屋で俊雄に「君は誰?」とか話してるシーンウケました。
ジェニファーはご飯カップラーメンばかりで嫌だったのか日本語話してませんでした。
言葉通じないと不便ですよね。私も日本から出たくないので気持ち分かります。
旅行とかで行く分にはいいんですけどね。

俊雄はニャー連発で、良く出てました。
伽椰子も今回は大御所っぽい感じでは無く、頻繁に出て来ました。
中川がなかなか良かった気がします。あまり役には立ってませんでしたが…。
カレンの人はラストサマーとか出てましたね。

ラストまでのあらすじ

中川はスーザンのオフィスの監視カメラ映像を入手してチェックしていたのですが、スーザンが目撃していた影がカメラの下を通り過ぎた後に黒い顔の女性が目を見開いてドアップになるという映像が収録されていました。
映像からは「私はピーターのためにほにゃらら」という言葉も聞こえました。

自分の遭遇した怪異はピーターが関係していたのではないかと考えたカレンは、まだあのマンションで暮らしているマリアを訪ねました。
マリアは伽椰子の事は全く心当たりが無いと返答したのですが、必死な様子のカレンを見てピーターの遺品だという箱を見せてくれました。
カレンが中を確認すると、ピーターの写真があったのですが、全ての写真に生前の伽椰子が映りこんでいました。

伽椰子は大学教授をしていたピーターの授業を受けてからストーカーのように彼に付き纏っており、同僚を通じて何度も手紙を出していました。
迷惑したピーターはとうとう佐伯家を訪ねたのですが、庭から浴室でグッタリしている俊雄を発見し、家に上がり込んで介抱します。
そして俊雄は「ニャー」と鳴きました。

カレンは伽椰子とピーターの関連性について中川に知らせるのですが、彼は三年前の事件を捜査していた同僚二名が死亡、一名は行方不明という怪異があったため、ピーターの自殺も呪いによるものだと知っていました。
彼は「日本では強い怨みを抱いて死亡するとその場所を呪うということがある」と告げて去りました。
中川はウィリアムズ家に行き、灯油を撒いて家を燃やそうとしたのですが、俊雄が浴槽で溺れているのを発見して助けてしまい、突如出現した剛雄の手により俊雄の代わりに浴槽で窒息死させられます。

カレンが帰宅するとダグは居らず、留守電にはダグから「アレックスと洋子が死んだ。君の調べものを見たので、ウィリアムズ家に向かう」と入っており、ダグはカレンがウィリアムズ家に向かったと思ったようです。
ダグはもし伝言を聞いたら大人しく家で待つようにと残していたのですが、カレンは急いで家を飛び出しました。
カレンはウィリアムズ家に到着したのですが、ビルが佐伯家を訪ねた際の時空に飛ばされました。

ピーターはお絵かきしている俊雄を子供部屋に残し、伽椰子の部屋をチェックしたのですが、床には顔の無い伽椰子の写真が散らばっており、彼女の日記にはピーターへの熱い想いが書かれていました。
伽椰子の顔部分の写真は押入れの引き戸に無数に貼り付けてあり、押入れの血の手形と飛んでいる無数の蠅を発見した彼は思い切って押入れから天井裏を覗きました。
そして天井裏から落ちて来たゴミ袋に詰められた伽椰子の遺体に遭遇し、慌てて家を飛び出していました。
カレンは彼の近くに立ち、その一部始終を見ました。

カレンがゴンゴンという音に気付いて伽椰子の部屋に戻ると首を吊った剛雄の足を白俊雄がブランコのように押しており、剛雄の足が壁をゴンゴンと叩いていました。
剛雄は伽椰子の日記を見て嫉妬に駆られ、俊雄の見ている前で彼女の首を折って殺害していました。
伽椰子は生前でも階段を四つん這いで頭の方から降りられたんですね!凄いです。
彼はその後、黒猫と俊雄を浴室で殺害していました。

階下に降りたカレンは時空の間から抜けられたようで、足元にはダグが倒れていました。
ダグを助けて逃げようとしたのですが、二階から出現した死体血まみれバージョンの伽椰子に襲われてダグは死亡しました。
カレンは伽椰子の妨害を受けながらも、灯油を撒いてダグのライターを投げました。
燃え上がる家の中で伽椰子に迫られたカレンは気絶しました。
灯油はこんなにあっさりは燃えない気がします。

カレンは生き延びたのですが、病院でダグの遺体を確認していた彼女の背後からは伽椰子が現れました。

エンドロールで終了です。

カレンには何の容疑も無いのが不思議でした。
時系列はバラバラなのですが、以下だと思います。
1.剛雄一家心中
2.ビルは直後に佐伯家訪問
3.ビル自殺
4.ウィリアムズ家引っ越し
5.マーフィーとジェニファー死亡
6.洋子顎をやられて失踪または時空の彼方へ
7.カレンが来て、その夜スーザン時空の彼方へ
8.カレン気絶、エマ死亡
9.洋子とアレックス死亡
10.ダグ死亡、カレン生存
スーザンの電話したタイミングがカレンが留守電聞いたタイミングと合っているのか謎です。
アレックスの死因は良く分かりません。
また、洋子がどこに消えていたのかも謎です。
特典はメイキングやら未公開シーン等入ってて豪華でした。

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