辻褄合せるだけで精一杯のつまらない毎日を ソウ6

ソウ6

ホフマンに絡むとひどい目に遭う話

制作年 2009年
制作国 アメリカ
監督 ケヴィン・グルタート
脚本 パトリック・メルトン/マーカス・ダンスタン
上映時間 92分
出演
コスタス・マンディロア
ベッツィ・ラッセル
マーク・ロルストン

だいたいのあらすじ

前作です。

映画ソウ5のネタバレ紹介と感想です。

金網で隔たれた部屋にシモーヌという黒人女性とエディという白人男性が頭に万力のような物を採りつけられて座らされており、二人が目覚めて起き上がると時限装置のスイッチが入り、いつものゲームが始まりました。
二人は貸し付けては差し押さえを常套手段としていた悪徳金融業者の同僚で、二人の部屋の机の上にはナタがあり、部屋の間には計りがありました。
この計りに自分の肉を入れ、重い方が助かるというゲームで敗者は頭の万力が締まって死亡となるようです。
エディは潤沢な腹の脂肪を次々にナイフで削ぎ落してリードを奪っていたのですが、ナタで肘の所から腕を叩き落としたシモーヌの勝利となり、エディは頭の万力のネジが刺さって死亡しました。
マンネリですが、掴みはOKという感じです。

アンブレラ保険会社の副社長ウィリアム・イーストン(ピーター・アウターブリッジ)は10年間掛け金を支払い続けたアボット氏の保険金支払いを拒否しており、その理由は今回心臓病を患った彼が30年前の顎の手術の件を隠していたからだというとんでもない理由でした。

ストラム(スコット・パターソン)を罠に嵌めたホフマン(コスタス・マンディロア)は上手いことストラムを犯人に仕立て上げる工作は今の所は成功していました。
FBIのエリクソン捜査官(マーク・ロルストン)と安全のために死亡したと偽装されていたペレーズ(アシーナ・カーカニス)はホフマンに共同捜査を申し入れました。
今回のエディの検視結果からは以前の被害者セスの皮膚を切った際に使用していた刃物と同じと発覚しました。

新聞記者のパメラ(サマンサ・レモール)もジグソウの遺産の件を明かすということを交換条件にホフマンに接触し、ジル(ベッツィ・ラッセル)との接触を求めていました。
ジルがジグソウから引き継いだ箱の中には彼がやり残したゲームが6人のターゲット情報が入っていたようで、2人目のターゲットがパメラでした。
ホフマンはジルに接触して「今後は俺一人でやる」と封筒を奪い取り、「ジグソウの意思とは違う」と反発する彼女を無視し、「もう会うことも無いだろう」と告げて去りました。

ウィリアムは社内で一人残業している所を拉致され、息を吹き返すと立った状態で手足を鎖に繋がれ、口には酸素マスクのような物が当てられていました。
ジグソウが生前に録画していたビデオが再生されて手足には爆弾が仕掛けられていることが知らされ、制限時間60分のゲームが開始されました。
彼の向かいには彼の会社の雑務係であり、喫煙者のハンクが同じ状態で拘束されており、息を止めていないと腰の部分の金具が身体を挟み込むという仕組みをクリアすることが最初の課題でした。

ウィリアム達のゲームの様子を別の部屋に監禁された母子が監視カメラで見ていたのですが、ハンクは失禁しながら金具に腰を潰されて死亡しました。
ハンクは健康管理の出来てない喫煙者という理由だけで殺されたように見えるのですが…
この母子の部屋には「生 死」と書かれた上下でどちらかを選ぶレバーがあり、フッ化水素酸が満たされたタンクもありました。
こういう大量の危険物はどこから入手したんでしょう。
一方、ウィリアムは鍵を拾って手の爆弾を外して次の部屋へ向かいますが、移動中に以前ジグソウと出会っていた事を思い出し、自分が保険に関する審査の要素として「保険料、寿命、疾病の可能性」が重要であるという話をした際に、「生きる意志」も重要な要素であると言われていたことを思い出しました。

次の課題は両手で鎖の付いた取っ手を力一杯引くというもので、右手の取っ手の先には「若いが天蓋孤独な事務職員」アレンが繋がっており、左手の取っ手の先には「糖尿の家系で老い先短いが家族が沢山いる秘書」アディが繋がっていました。
アレン達は鉄条網で首を吊られて台の上に立たされており、ウィリアムが手を放すとどちらかは死ぬのですが、ウィリアムも両手の取っ手から引っ張られているので、どちらかを離さないと身体が裂けてしまいます。
ウィリアムは絶叫しながら考えた末にアレンの取っ手を離してアディを救い、残り時間は40分程度でした。

母子の隣の部屋にはパメラも閉じ込められており、彼女の部屋にも母子と同じような仕掛けがありました。
ホフマンはその様子をマジックミラー越しに最前列で眺めていたのですが、エリクソンから着信があり、呼び出されます。
防音とかどうなってるんでしょうか?
一方、ジルはジグソウがアマンダ(ショウニー・スミス)とホフマンを配下にしてリン達にゲームを仕掛けていた際に遺産の箱の鍵を託されていたことを回想しつつ、箱の底にあった封筒を「聖ユースタス病院」の診療室のドアポストに投函していました。
これ「後継者選び」に関連してます。私にはキチ○イの後継者とか心からどうでもいい気がしますが、このシリーズでは重要みたい。

ウィリアムはまた一つ手の爆弾を外し、次の課題へと移動するのですが、以前にジグソウと接触した際の事をまた回想します。
彼はジグソウが「自殺遺伝子」を用いて癌細胞を除去するという治療を受けたいので保険金の引き出しを相談された際に「社の規定だし、あなたの癌は末期だから治せない」と告げたことを思い出しました。
社の規定は正しい対応だと思います。個人の問題では無く会社の改善すべき問題なので。
でも「末期だから治せない」はまずいと思います。

今度の課題は蒸気むんむんの鉄柵だらけの通路を見下ろす形になっており、下の通路には法務担当のデビ―が拘束されていました。

ウィリアムは上からデビ―に指示して90秒以内に彼女が脱出するようにしなければならず、通路は迷路状になっていました。
迷路には熱風の蒸気が吹き付けられるようになっているのですが、ウィリアムがレバーを上げている間は彼が蒸気は出ず、代わりに彼が浴びるという仕組みでした。
ウィリアムは頑張って蒸気を浴びるのですが、限界があるのでデビ―も鉄柵をよじ登って回避する等工夫して迷路から脱出しました。
しかし、デビ―には時間が来ると首を刃物が抉る装置が付いており、その鍵はウィリアムの腹部に縫い込まれていました。
デビ―は出口にあった電ノコを振りかざして彼の腹部を切開しようとして揉み合いになるのですが、タイムアップとなって死亡しました。

感想

これは普通です。
いつものアレですが、今回は今までの伏線回収と辻褄合せ回みたいです。
ホフマンに関する後付け設定だとか炸裂しており、3辺りから風呂敷広げたので大変なことになってます。
全体的なゲームの流れとしては悪くない気がしたのですが、ちょっと大掛り過ぎな気がします。
この建物とか仕掛けとかどうなってるんでしょうか?
もう個人でどうこうできるレベルでは無いので、どこかに発注しないとなのですが、そこから足が着くような気が。

キチガ○揃いのジグソウチームの仲間割れ戦になってきたようで、次回で完結するみたいですね。
もう「個人の感想」とかではなく「個人の感情」でしかないのですが、ホフマンウザいのでどうにかして欲しいと思ってましたが、結末では一周回って凄いヤツだと思えるようになってきました。
ジグソウは哲学的なキチガ○なのですが、ホフマンは残虐的キチ○イという感じで吹っ切れて来ました。
アマンダの影がますます薄くなって来ましたね。

パメラもウザいのですが、この人は手紙の件があるので生きてるみたいです。
そういえば彼女は今回のゲームに何で参加したんでしょうか?
ワーワー騒いでるだけで何もしてないのですが、呼ぶ意味あったのでしょうか。

ラストまでのあらすじ

エリクソン達はストラムの指紋に1994年以降使用されていない筈の物質が検出された点に不審を抱いており、また、セスの事件の録音テープの声紋も分析中でした。
ホフマンはその件をエリクソン達に聞かされ、ペレーズには「時間でも図ってるの?」と腕時計のストップウォッチを見咎められました。
一方、ジルはホフマンには渡さなかった6番の人物の封筒を手に何やら支度をして家を出ていました。

ウィリアムが次に進むと中華料理店のような回転テーブルのデカい版に6人の従業員が背中合わせに拘束されて隙間無く座らされ、回転しているという部屋に着きました。
台を狙うように自動的に発射する銃が設置されており、一定時間で回転が停まると銃の前の一人が射殺されるという仕組みで、生き残れるのは2名でした。
ウィリアムが赤いボタンを押すと銃が上を向いて回避できるのですが、その間彼の手は刃物で刺し貫かれます。
六人は命乞いやら足の引っ張り合いをし、ウィリアムも正常に判断できないまま4名が死亡しました。

音声の分析結果を待っていたエリクソン達はストラムの指紋が死後に付けられたものだったとホフマンに話し、追い詰められたホフマンはエリクソンとペレーズを刺殺し、分析官を射殺して車に急ぎました。
ソウシリーズの警察関係の人はダメな人多い気がします。
車に戻ったホフマンはストラムの手を使って指紋を残し、彼が関係者を殺害したように偽装して放火してから逃走しました。
ホフマンはウィリアム達が居る建物に戻り、ジルも同じく潜入してホフマンの端末にパメラから渡された一枚紙を置いていました。
一方、あの母子の息子はタイマーの残り時間が2分を切ったので、レバーを「正」の方向に上げたのですが何も起こりませんでした。

ジルがホフマンの端末に置いたのはホフマンがアマンダに宛てた脅迫状で、実はジルが流産したのはセシルをアマンダが操っていたという衝撃の内容を含んでいました。
ホフマンはその件を知「ジグソウにばらされたくなければリンを殺害しろ」という手紙を彼女に渡していたのでした。
脅迫状を読んだホフマンは突然現れたジルに謎装置で感電させられ、動けなくなりました。
一方、残り1分でゴールと思われる鉄柵に囲まれた部屋に飛び込んだウィリアムはタイマーが停止するのを見て「やったぞー」と歓喜していました。

ここでウィリアムの部屋の両側のシャッターが開き、実はウィリアムの妹であるパメラと母子とご対面となりました。
そしてようやく母子の正体が判明したのですが、この人達はアボットの妻のタラとその息子であるブレンドだったのです!
そしてタラ母子のモニターでジグソウのビデオが再生されるのですが、ウィリアムの生死を決めるのはこの母子であり、レバーの「生死」とはウィリアムに向けられたものだったのです。
一方、ジルは気絶したホフマンを椅子に拘束し、アマンダに使われた口が開いて死亡する装置を被せていました。
彼女が持っていた6盤目の人物はホフマンで、息を吹き返したホフマンにそれを伝えました。

ウィリアム兄妹はタラに命乞いをし、タラは「生かしておくと今後も人を殺すから」という理由でレバーを「死」に倒そうとしましたが、やはりできませんでした。
しかしブレンドは「俺はできる!」と無常にレバーを倒し、天井から落ちて来た無数の注射器がウィリアムを刺しました。
注射器の先のチューブからはフッ化水素水が流れ込んで彼は身体の内部から溶かされて苦し身悶え、同時にホフマンの装置のタイマーが作動しました。

ジルは「ゲームオーバー」と告げて去りました。

ウィリアムは溶けて内臓デロデロになって死亡しました。
グロいです。
しかしホフマンは装置でヘッドバッド的な事をして手を潰し、片手の拘束を解いて装置の口部分を窓ガラスの格子に突っ込み、開くのを防いでから顔の一部を切断して装置を外すという離れ業で生還していました。

エンドロールで終了です。

ホフマンウザいですけど、凄いヤツです。
ただ、タラのゲームで同時にホフマンが死ぬのはちょっと納得できないです。
ウィリアムとは無関係なのでおかしい気がしますが。ジグソウボケた?
特典はMCだとか色々入ってました。

エンドロール後にアマンダが監禁されているコルベットに「助けに来る人を信じてはダメよ」と悪あがき的に告げているシーンが入っていました。

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