出だしは牧歌的です エスケイプ・フロム・リビングデッド

エスケイプ・フロム・リビングデッド

何度でも殺す!!

制作年 2006年
制作国 イギリス
監督 マイケル・バーレット/ケヴィン・ゲイツ
脚本 マイケル・バーレット/ケヴィン・ゲイツ
上映時間 80分
出演
ラッセル・ジョーンズ
クレイグ・ストーヴィン
ジョニー・ハーン

だいたいのあらすじ

アジアで謎の伝染病が発生し、ジワジワと欧州に広がっており、イギリスにも上陸しようとしていました。

ダイアリー1 アウトブレイク

TV局が街頭インタビューを行っていたのですが、イギリス国民の多くはウイルスに対する漠然とした不安は感じていたものの政府の対応に任せるしかないという状況でした。
ウイルス感染者が出たという学校の保護者に話を聞くと、ウイルスの症状や感染方法等詳しい説明が無いまま感染者は隔離されたそうです。
取材を終えて帰社したTV局の職員アンディ(クレイグ・ストーヴィン)は同僚からNYで感染が発生し、イギリス国内でも封鎖された地域があるという噂を聞きます。

翌日、アンディ達四名は感染の影響か家畜を大量処分させられたという農場主の話を聞くため、ロンドンから3時間かけて到着しました。
しかしその家の主は留守で、このままでは日が暮れるので村のパブで時間を潰して待とうということになるのですが、車がエンジントラブルに見舞われて移動できなくなります。
仕方なく、インタビュアーのリアン(ヴィクトリア・サマー)とヴァネッサ(アンナ・ブレイズ)がパブを捜し、アンディとカメラマン・マット(ジョナサン・ボール)は車の修理ということになります。

結局、車は直らず、リアン達もパブどころか村全体が無人だと戻って来ましたが、アンディが電話で確認した所、ロンドンでウイルスが発生して公共の交通機関は動いておらず、一部の地域も封鎖されているそうです。
戻れなくなった一行は農場主のウエスト家に泊めてもらうことにしました。
ウエスト家は無人で、やがて停電してしまい、二階で物音が聞こえたのでアンディとマットが見に行きます。
アンディ達は内臓丸出しで死亡している男性とその側に佇む白目の女性を見て逃げ出し、リアン達に声を掛けて家から脱出しました。

しかし周囲はいつの間にか先ほどの白目女性と同じようなノロノロゾンビに囲まれており、一行は間をすり抜けて森へ逃げ込みます。
この人達は昼間はどこに居たんでしょうか?シーンも暗くてダッシュでブレブレなので何が何だか。
ひとまず焚火をして森の中で一夜を過ごすことになりました。

ダイアリー2 死体を食らうもの

その1か月後、
グレッグ(カイル・スパークス)、エリザベス(アリソン・モラン)、ジョン(ジョニー・ハーン)の三名は車で移動中に食料を得ようと田園風景の中を停車しました。
また随分と飛びましたね。なぜかこの人達も撮影してます。
徒歩で移動中に一体のゾンビに襲われますが、所持していたライフルでヘッドショットして倒しました。
その後、三人は新聞紙が転がった小さな町に立ち寄り、家電店で無線機を調達しようとします。
むしろこういう所で食料を調達すべきでは

多少の物資を調達し、無線を試してみると内容は聞き取れなかったものの女性の声を拾いました。
その後立ち寄った町ではゾンビの群れに囲まれて逃げ出しました。
足が遅いのに、いつの間にか集団になってるのが本当に謎です。
遠くにいるのにライフル撃ちまくりで緊張感ないです。

ダイアリー3 生存者

ゴーク(ラッセル・ジョーンズ)、ジェフ(ジェームス・フィッシャー)とアナとスーが雨の原っぱをゾンビを撃ちつつ移動しています。
この人達も撮影してます。
彼等は農場に引き籠って生活しているのですが、物資も燃料も不足しており、ちょいちょいゾンビの襲撃を受けていました。
その後、アミーン達三名が車で乗り付けて来てゴーク達に合流しました。
食人大統領かな?

その頃、グレッグは真昼間に見通しの良い原っぱで単体のゾンビに噛まれるという謎の大NGをやらかしていました。
ということでジョン達は助けを求めて車で移動していたのですが、今度はジョンが直線で事故るというNGをやらかし、エリザベスは死亡します。
周囲にゾンビが出現したのでジョンとグレッグは車を捨ててとんずらし、エリザベスはゾンビのホルモン定食になりました。
森の中に逃げ込んだ二人でしたが、グレッグはお亡くなりになり、ジョンがヘッドショットで彼に止めを刺しました。
夜になってジョンも噛まれてしまい、彼は発狂したのか着衣で原っぱを走り回るというネクロマンティックごっこをしていたのですが、ゾンビと間違われたのか射殺されてしまいました。

ゴーク達のグループではアミーンが感染したので縛ってベッドに寝かせ、彼女であるスーが寄り添っていました。

感想

これはつまらないです。POVです。
良くある感染ゾンビの話なのですが、ほとんど内容が無いよう!という感じです。
実際にゾンビが出現したらそんな風にはなるかとは思いますが、単なる目的の無い日常生活が描かれているだけという。
いや、もう少しなんかあるでしょ、私にしても職場で手抜きがバレて(自業自得です)真面目な同僚に糾弾(単なる指摘です)された!とかその位のイベントはたまには(よく)あるよ!とツッコみたくなります。
そんな生活をしている私が映画の題材になる筈がないので、もう少し違うグループ選んで欲しかったです。

ゾンビもたまに出ますが、この人達は自分から近づいてやられるパターンが多いです。
そもそもTVクルー以外の人達が撮影している理由が良く分からないし、不自然な撮影シーンも多い気がします。

展開はダラダラしていて盛り上がらないです。
観ていると「休みだからってダラダラしない!」とママに怒られていた幼少期の思い出が頭をよぎります。
しかしそんな回想をしていても全く問題無いですし、45分~1時間程度位寝ても大丈夫だと思います。
登場人物も多いのですが、それに意味があったのかは不明です。
きっと最初のグループ描写と次のグループ描写の間に何があったのか!という部分をぶつけたいのだと思うのですが、最初のグループが全く気にならないという。

暇だったので鑑賞しながらジャケ裏を眺めていたのですが、「斬新な撮影手法で魅せるスタイシッシュ・ゾンビ・アクション誕生!!スピーディな展開で繰り広げられるゾンビとの対決シーンの連続!!」とか書いてました。
「斬新な撮影手法」=単なるPOVでした。
「スタイリッシュ・ゾンビ・アクション」=スタイリッシュでない人達が遠くのゾンビにワーワー騒いでました。
「スピーディな展開」=テンポ悪かったです。

観なくていいのではないかと思いました。

ラストまでのあらすじ

ジェフとジェームスは付近を見回ることにしたのですが、デカい納屋の中には感染ブロンド全裸女性が鎖につながれており、どうやらゴークが暴行したのではないかという話になります。
このゾンビはヴァネッサに似てるような気がしましたが。
その後、二人は皆の所に戻り、ジェフはカメラを停めてゴークと話をしたようでした。
アナは感染者ではない子供二人を撃ってしまい、「どうせ助からない」とスーが止めを刺します。
ジェフとスーはアナが誤射したことは皆に内緒にすることにしました。

その後、夜に銃声が響いたので皆が見に行くのですが、ゾンビ出現のどさくさに紛れてゴークがジェフを射殺しており、ゴークは次々に仲間を手に掛けます。
暗くて何がなんだか分かりませんでした。

1ヶ月前
ゴークはマニーという男性と二人で森の中で焚火をしているアンディ達に接触していました。
彼等は焚火に当たって一休みした後に「一緒に行動しないか」というアンディ達の誘いを断り、夜中だというのに出発しました。
翌朝、なぜかリアンが行方不明になり、アンディ達が周囲を捜しているとマニーが地面に縛り付けたゾンビの指を一本ずつ切り落として拷問しているのに遭遇します。
そしてゴークが現れ、撮影していたマットを射殺しました。

ゴーク達はアンディ達を木に縛り付けていたぶった後にアンディを射殺します。
その後、ヴァネッサはレイプされた模様です。

出動した軍隊が納屋の中にいてショックを受けているリアンを発見し、救出していました。

エンドロールで終了です。

リアンだと思いますが、実は見分けついてません。ヴァネッサかも。