ポキン星興味あります 怪談新耳袋 絶叫編 左「黒い男たち」

怪談新耳袋 絶叫編 左「黒い男たち」

黒い男に関わるとひどい目に遭う話

制作年 2007年
制作国 日本
監督 三宅隆太
脚本 鈴木卓爾
原作 木原浩勝/中山市朗
上映時間 47分
出演
小出早織
川久保拓司
尹うり

だいたいのあらすじ

高校を卒業してからカフェ店員のバイトで生計を立てている山本今日香(小出早織)が帰宅すると、家のポストに無記名の封筒があり、開封してみると小学生だった今日香の横に同級生らしき少女が並んだ写真が出てきました。
誰だろう?とアルバムを確認すると転校して行った「横須賀さちこ」だと判明したのですが、届いた写真の裏には「たすけて」と書いてありました。
「て」の字が「Z」みたいに書いてます。
ということで久し振りに足柄駅までやって来たのですが、駅では同級生の栄子(尹うり)に出会いました。

栄子によると横須賀家は引っ越していないそうで、今日香がさちこに会いに来たと話すと、栄子は「何言ってんの、あの子はとっくに…」と何か言いかけたのですが、彼氏が車で迎えに来たので去ってしまいました。
横須賀家を訪ねるとさちこの母が「出掛けてるけど戻って来るから」と愛想良く家に上げてくれました。
母は「すぐ帰って来るから」と言って今日香をさちこの部屋に通してくれたのですが、学生机の椅子にはランドセルが掛かっており、どう見てもそこは小学生の部屋でした。
壁に掛かっているカレンダーも1997年とあり、今日香は不安な気持ちになるのでした。

棚には「ポキン星」という謎の絵本があったのですが、背表紙にはひらがなで自分の名前が書いてありました。
そこにさちこ父が現れて話を聞かせてくれたのですが、実はさちこは10年前の七夕の日に「神隠しの山」で行方不明になっており、表向きは転校ということにしたそうです。
父はさちこは死んだものと諦めているそうですが、母は未だに受け入れられないようでした。
今日香は早々にお暇して神隠しの山を訪れ、なぜこの狭い町でさちこの失踪を自分が知らなかったのか?と自問自答します。

思えばあの写真もこの山の上のベンチの所で一緒に写したものだったことを今日香は思い出します。
ふと周囲に目をやると一瞬黒いスーツの中年男性がこちらを見ながら立っているのが目に入りました。

その後帰宅した今日香はポキン星の絵本を読みつつ、さちことの事を少しずつ思い出します。
BGMがベルガマスク月の光ですね。
思えばさちこと初めて出会ったのは公園で、泣いているさちこを励まそうと今日香は読んでいたポキン星の話をした
のでした。
ポキン星とはいつも独りぼっちで両親に怒られまくって泣いている少女をポキン星からやって来たポキン船に乗った宇宙人が励ますというもので、最終的には少女はポキン船に乗ってポキン星に移住したそうです。
読みは「ぽきんせい」では無く「ぽきんぼし」で船も「ぽきんせん」では無く「ぽきんぶね」だそうです。私全部逆で読んでました。
ポキン星は周りは超いい人ばかりで悩みや苦しみも無い天国のような所だそうで、今日香はさちこにポキン星の絵本をプレゼントして、「ポキン星あるなら一緒に行こうね」と約束していたのでした。
どうでしょう。心が折れそうな名前ですが…

さちこはどうやら両親から虐待を受けていたようなのですが、周りから変人扱いされていたようで、今日香も何となく疎遠になりました。
その後、今日香は学校帰りにさちこから「私、この間ポキン船見たんだ」と話しかけられます。
彼女によると次週の土曜日に神隠しの山にポキン星のおじさんが迎えに来るらしく、今日香にも一緒に行こう!と誘います。
しかし母が迎えに来たので、さちこは連れ去られてしまい、今日香も行くつもりはありませんでした。
実はその帰り道に今日香は黒いスーツの男に遭遇していたことも思い出しました。

バイト先のカフェでいつも長居しているオタク3人組から「行方不明、黒い男」というワードを聞いた今日香は早速食いつき、詳しい話を聞くことにしました。
ユウタという少年がUFOの写真を写したのですが、彼が留守にしている間に「友達です」と黒い服の男が現れて部屋を荒らして帰ったそうです。
その後、雑誌社を名乗る人物がユウタのフィルムを買いたいと言ってきたので、喜んだユウタはその人物との待ち合わせ場所に向かったのですが、それきり行方不明だそうです。
どっかで観た話ですね。

大した話は聞けなかったのですが、オタクの一人小野田(川久保拓司)に送って貰うことになり、何となく身の上話をします。
実は今日香は双子の妹といき別れており、子供の頃から孤独だったので人付き合いが苦手だったそうです。
それでポキン星だったんですね。
別れた後に今日香の悲鳴を聞いた小野田は部屋に駆けつけたのですが、彼女の部屋は空き巣に入られたように荒らされていました。
そこで彼女は黒いスーツの男の件を小野田に打ち明け、オタク三人が彼女の部屋に集まって来ました。

しかしリーダー格の男は何かマズいものが写っていないと黒い男は現れない筈だと言うので、もう一度皆でさちこの写真を確認しました。
すると微かに目の錯覚のように背後の山に何かゴミのような物が飛んでいるのが分かりました。
皆はうーんという感じでしたが、撮影場所の鎧山という所はUFOのメッカだったそうです。
マズいものを渡せば黒い男は引き揚げるそうで、皆で写真を返しに鎧山に向かいました。

鎧山に登った今日香は最後にさちこと別れた日の事を思い出しました。
あの日、二人は鎧山に登って記念写真を撮ったのですが、もう帰ろうという今日香に「ポキン船来るかも」と引き留めるさちこでしたが、「ポキン星なんてない!」という今日香と口論になり、二人は喧嘩別れしていました。

感想

これはイマイチです。
黒い男達が出て来て拉致しようとしてくるというものです。
似たようなエピソードは短編にもありましたね。
結局、黒い男が何をしたかったのか良く分かりません。
さちこもどうなったのか不明です。

演出も面白いの無かったです。

ラストまでのあらすじ

そして今日香はその時、さちこが黒いスーツの男に連れ去られるのを目撃していたのです。
今日香はその記憶を自分で封印していたことを思い出したのでした。
彼女はいつの間にか同じ顔同じ服装の黒スーツ男に囲まれていたので、急いで小野田達に駆け寄ります。
リーダー達は黒いスーツの男にビビッて逃げたのですが、小野田が今日香の写真を男達に投げて渡し、今日香ととんずらしました。

その後、怪異は止み今日香は平和に暮らしていました。
うーん、さちこはどうなったんでしょう?
しかしある日の事、カフェに黒いスーツの男が突然現れ、店に来ていた小野田達三人が忽然と姿を消してしまいました。
そして今日香が公園でシクシク泣いていると「泣いてたって仕方ないじゃない」というポキン星の台詞と共に大人になったさちこ(宝積有香)が現れました。
そして彼女は「一緒に行こ!約束したよね」と誘うのですが、ポキン星はガチでいい所だそうで、「いつも今日香を見てたけど、孤独で寂しくて何もないよね」と今日香の人生を否定するようなことを言います。
さちこ美人になってます。

今日香は「たすけて」って何だったんだろう?と疑問に思いつつ、フラフラとさちこに手を伸ばしたのですが、そこに10年前の姿のままのガチさちこが現れ、今日香の手首を掴んで阻止しました。
今日香は「助けてあげられなくてゴメン」と謝るのですが、さちこはそれを咎めずに微笑んで消えました。
大人さちこは「さあ、早く」と悪徳レジャー会社の勧誘のようにしつこく手を伸ばして来たのですが、今日香は「私は行かない!絶対に行かない!」とお断りして去りました。

すると大人さちこは彼女を指差して大口を開け、「ア゛ー」と凄い声で叫び、周囲に現れた黒いスーツの男達も同じことをしていました。
なんじゃこりゃ、ボディスナッチャーズのパクりじゃん!って思いました。
今日香はそそくさと去ってなぜか無事だったのですが、今でも黒い男に見張られている気がするそうです。

結局小野田達は何で消えたんでしょうか?
特典は削除シーンとおまけミニ映像でした。

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