ザ・普通 CAGE ケージ

CAGE ケージ

恐怖はやがて絶望に変わる。

制作年 2014年
制作国 カナダ
監督 オードリー・カミングズ
脚本 クリス・ギャンブル
上映時間 83分
出演
アリーサ・キング
マディソン・ファーガソン
クリストフ・ガランダー

だいたいのあらすじ

どこかの山中を食肉用の豚の絵が描かれたトラックが走っていました。

あるパーティーの晩、プレイボーイのマーカス(アーロン・チャートランド)にフェラするように言われたカイリー(アリーサ・キング)はその様子を彼にスマホで撮影して配信されてしまい、マーカスの彼女からは虐められ、学校中で物笑いになります。
そして帰宅した彼女はママから猛烈に叱られ、そのままベビーシッターのバイトに向かいます。
車中では動画を撮影しておいて「校長には言わないでくれ」とマーカスが電話で泣きついて来ましたが無視しました。
彼女は移動中に冒頭の豚の絵トラックと、その前に豚マスクを被った人物が立っているのを目撃しました。

やがて人里離れたハリソン家に到着するのですが、家は豪邸で、主人のグレン(ロバート・ノラン)に出迎えられます。
今夜はハロウィンなので、夫妻はパーティーに出席するそうで、その間の子守ということだそうです。
子供はフィービー(マディソン・ファーガソン)とサム(クリストフ・ガランダー.)の幼い姉弟で、就寝は9時だということでした。
奥さんからは「男は連れ込むなよ、子供を最優先!」と釘を刺され、夫妻はパーティーに出掛けて行きました。

子供達の隠れんぼに付き合っている間に20時を回ったので、イマイチ子供が好きでは無さげなカイリーは「さっさと寝ろ」と姉弟を寝かしつけます。
やがて電話が鳴り、「ご両親に会いたい」と男の声で告げられるのですが、マーカス達の悪戯だと思ったカイリーは「ふざけるな」と電話を切ってしまいます。
ドアがノックされたので、出てみると子豚のマスクを被った少年が二人おり、「トリックオアトリート」と袋を持っていたので「もう遅いから帰りなさい」と言いつつ、キャンディを袋に入れてやると、突然物陰から麻袋のような豚マスクを被った大男が現れます。

彼はタンクトップにデニムのオーバーオールという出で立ちで、カイリーの腕を掴んで家の中に入ろうとしたので、何とか玄関から閉め出しました。
そして固定電話が通じなくなっていたので、携帯で911に通報して女性オペレーターに状況を説明するのですが、物音を聞きつけてフィービーが起きてきました。
カイリーはフィービーに鍵を掛けて閉じ籠るように指示するのですが、彼女の悲鳴が響き、カイリーが駆けつけた時には消えていました。
引き続きオペレーターの女性に状況を伝えると、警察が来るまでに10分位かかるということだったので、カイリーはバットで武装しました。

あの大男は家の中に入って来てナイフを持ってウロついており、カーリーは食器棚の上に隠れてやり過ごします。
隙を見て家を飛び出したカーリーでしたが、もう一人の豚マスク少年が見張りに立っていたので、バットを捨てて回れ右で家に戻ります。
なぜバットを捨てたし。
彼女は二階に駆けあがって子供達を捜しつつ、一階をうろつく大男の様子を見張ります。
やがて豚マスク少年が上に上がって来たので身を隠しますが、サムが大男に捕まってしまいました。
911オペレーターから電話があったのでカイリーはサムが攫われたことを伝え、「もうダメだ」と泣きますが、オペレーターに「電話を繋げたまま何とか外に出てみて」と指示されます。

カイリーは木の枝を伝って下に降り、車に飛び乗るのですが、ロバ―タと名乗ったオペレーターは「そこで警察が来るのを待った方がいい」と助言しました。
彼女は大男達が乗って来た食肉用のトラックを調べるのですが、どうやら警察無線はダダ漏れのようです。
荷台を調べてみると見知らぬ母子が縛られており、フィービーも籠に閉じ込められていました。
そのまま荷台で息を殺しているとサムも運ばれて来ました。

カイリーはフィービーとサムを荷台越しに運転席側に乗せ、トラックを出そうとしたのですが、エンジンが駆からず、豚マスク少年に捕まりそうになり、自分の車が壊されていたので、二人を連れて家に戻り、地下室へ隠れます。
残念ながら見知らぬ母子は捕まってしまい、子供は豚マスク子供に刺されたようです。
やがてパトカーが駆けつけて二人組の警官が降りて来て、一人は家を調べ、もう一人はトラックの血痕に気付いて荷台を開け、母親を発見して応援を呼びました。

しかし荷台の背後から現れた豚マスク少年に喉を掻き切られて警官は死亡しました。
そして家の中を見回っていた警官も大男に襲われて死亡しました。
やがて応援が来るという無線を聞き、豚マスク子供がクラクションを鳴らしたので、大男は家の外に出て行きました。
カイリーは姉弟に「いい子にしててね」と告げ、助けを呼びに行くことにしました。
ここで待った方が安全な気がしますが、カイリー達は応援のこと知らないので。

感想

これは普通です。
家の中に殺人鬼が侵入してくるというもので、ザ・普通という感じです。
珍しいのが流出ネタで、マーカスがクズです。
一応、意外性を狙ったような展開もあるのですが、薄々何か怪しいなあと感じていたので、驚きは無かったです。

結局、犯人グループの正体もイマイチ分からず、つまらなくはないのですが、面白くもないという感じでモヤモヤです。
犯人グループがわざわざ豚マスクを被っている理由も不明で、普通のマスクでも良かった気がします。
ハロウィンの夜という設定もナゾで、最初に「両親に会わせろ」と要求して来た電話も誰だったのか良く分かりませんでした。

一応、結末付近にはカイリーが頑張ったりと見せ場はあります。
カイリー子供嫌いなのかと思ってましたが、普通にフィービー達を励まして守っていて立派でした。
それだけに結末はモヤッとしました。

ラストまでのあらすじ

カイリーは窓から逃げ出したのですが、マーカスの車と遭遇したので、隣家まで乗せてくれるよう指示したのですが、彼は殺人鬼の件も本気にせず、車を停めてしまいます。
そしてマーカスは動画をネットに上げられたくなかったら校長に「俺は無関係」だと言えと脅迫して来ました。
豚マスク二人組が車の付近に現れたので、「なんだアレ、血まみれだ」とビビりまくるマーカスに車を出させ、ハリソン家の付近で「動画の件を警察に言う」と脅して待たせます。

カイリーは姉弟を迎えに行って連れ出すと、車に飛び乗り、ゲーゲー吐いているマーカスにさっさと車を出せと指示します。
しかし車を降りてゲーゲー吐くマーカスは大男に殺害されてしまい、カイリーが車を出したものの、パトカーにタックルされて事故り、気が付いた時にはトラックの荷台の中でした。
荷台には豚マスク子供が居たので助けを求めてみたのですが、「しゃべるな」とナイフで腹を刺されてぐりぐりされただけでした。
このままではヤバいと感じたカイリーは手首の拘束が解けたので、悟られないように子供をおびき出し、首を絞めて落としました。

カイリーはスマホを見つけたのでロバ―タに電話するのですが、ロバ―タ(サモラ・スモールウッド)はグルでトラックの助手席で彼女と会話していました。
豚マスク少年の正体は彼女であり、「お前を壊すのが楽しみ」とのたまっています。
カイリーは豚マスク子供のナイフを拾い、荷台から手を伸ばして運転席の大男の喉を掻き切りました。
そして豚マスク子供と入れ替わり、荷台に入って来たロバ―タに子供を刺させ、その隙にトラックのキーを奪って逃げ出します。

しかしスペアキーでエンジンを駆けたロバ―タに「フィービー達を助けないと!」とおびき出されたカイリーは背後からロバ―タに羽交い締めにされた後に揉み合いになります。
事前に警察に電話していたカイリーはそれをロバ―タに知らせて動揺を誘い、隠し持っていたペンチで彼女の顎を刺して倒しました。
病院で息を吹き返したカイリーはママから「よく頑張ったわね」と褒められます。
豚マスク子供は生きていたそうですが、一言も喋らず、犯人グループの正体も分からないということでした。

警官が「この子を署まで連れて行く」と豚マスク子供を連れ去ったのですが、警官の手には子供と同じマークがありました。
そして病院に異変を感じたカイリーはベッドから起きるのですが、医師や看護師や入院患者の遺体が廊下にゴロゴロ転がっていました。
そして再び迫って来た豚マスクにカイリーは悲鳴を上げました。

エンドロールで終了です。

イマイチスッキリしないのです。
一番スッキリしたシーンがマーカス殺害だったという。

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