ガイアナの人民寺院みたいな話 食人帝国

食人帝国

死して屍、拾う者あり!

制作年 1980年
制作国 イタリア
監督 ウンベルト・レンツィ
脚本 ウンベルト・レンツィ
上映時間 89分
出演
ジャネット・アグレン
ロバート・カーマン
メル・ファーラー

だいたいのあらすじ

どっかの先住民っぽい男がカナダのナイアガラの滝とNYでいきなり吹き矢を放って男性を次々に三名殺害していました。
男は道路を逃亡中にに車に轢かれて死亡しました。

シーラ(ジャネット・アグレン)は姉のダイアナ(パオラ・セナトーレ)が失踪した件を警察に問い合わせていたのですが、ダイアナはジョナス(アイヴァン・ラシモフ)という自然崇拝グループのメンバーであったと発覚しました。
また、吹き矢事件はコブラの毒を塗った吹き矢でマレー人と思われる男が相手を殺害しており、ダイアナの住所には8ミリフィルムが送られて来たそうで、警察は一連の事件にダイアナが関わっているのだと言います。
テープにはダイアナの姿と共にタイとインドをごちゃ混ぜにしたような風景が映っており、背中に紐を付けた針を刺してぶら下がるという謎の風景が映されていました。

シーラはカーター教授(メル・ファーラー)の助力を得て、その場所がニューギニア方面だと特定し、ジョナスの被害者であるアルマ(メグ・フレミング)から情報を得てジョナスがニューギニアに向かったということを知りました。
早速カーターの手配で現地に飛んだ彼女は酒場で、負けると腕にナイフが刺さるというヘンな腕相撲で儲けていたマーク(ロバート・カーマン)に助力を求めます。
彼はシャキールとかいうヤバい部族が居るからと断っていたのですが、報酬の高さに目がくらみ、ガイドとして手を貸すことにしました。

早速ヘリで現地付近に飛び、8ミリが撮影されたと思しき建物に到着したのですが、リーブスという白人男が現れて「白人は宝石を盗むから信用できない」と銃で二人を脅して監禁しました。
二人は籠に入っていたコブラに噛まれて死んだ振りをして様子を見に来たリーブスを油断させます。
訳の分からないワニの解体シーンを挟みます。
マークはリーブスを倒して銃を奪い、ダイアナはジョナスと一緒にジャングルの奥地へ浄化の地を作りに行ったと白状させます。
彼は更にリーブスを脅し、奥地へ入るための現地人とカヌーを用意させました。

ということで蛇が猿を呑むシーンやらマークがシーラのオッパイ触って軽く肘鉄されるシーンを挟みつつ奥地へと向かいます。
しかし道中でワニの攻撃を受け、現地人ガイドの一人がやられてしまい、カヌーも撃沈しました。
ジャングルの中で休んでいるともう一人の現地人ガイドが懐中電灯などの装備品を持って脱走してしまいました。
どうやらガイドは移動中に何者かに殺害されたらしく、惨たらしい遺体が転がっていたのでマークはひとまずナタ等を回収しました。
ガイドは食人族にやられたようで、二人は食人族が「東アジア人でーす」という感じの女性をレイプしてから食べているのを目撃しました。

その夜、食人族にビビりまくったシーラはキャンプ中にマークに身体を許してしまうのでした。
翌日、二人は地元民っぽい裸族の皆さんに襲われるのですが、それはジョナス一味に協力している部族のようでした。
二人はジョナスの浄化の村に案内され、強制的に信者のように扱われてしまいました。
村では葬儀が行われていたのですが、未亡人が三人の男性に輪姦されるという謎の儀式でした。
シーラは遠目にダイアナを発見したのですが、乳丸出しの腰布という恥ずかしい恰好をしており、ヤク中っぽい感じになっていました。

ダイアナはシーラと二人きりの時にジョナスに騙されて連れて来られたと認めます。
しかし脱走は困難で、どこに逃げても殺し屋を差し向けるそうで、どうやら冒頭で殺害されていた人物はジョナスの指示で殺害された模様です。
ウーン、メリットありますかね。
マークもここは気に入らないから何とか脱出を図ろうと言ってくれました。
一方、警察でも吹き矢殺人はジョナスの仕業と掴んでおり、シーラがジャングルに入ったこともカーターからの知らせで知りました。

ジョナスは信者達に薬物が混入した飲み物を飲ませて洗脳しており、マークはシーラに「飲むな!」と指示したために捕らえられ、シーラは洗脳されていきます。
シーラは蛇の血を混ぜたヘンな棒をジョナスに股間に突っ込まれたりしてひどい目に遭います。
マークはジョナスに反感を持つ現地人の男により戒めを解かれ、ナイフ一本渡されて解放されました。
彼は他の部族の陰茎を斬り取って蛇を食べるような部族に追われたりして逃げ延びたのですが、なぜか浄化の村に戻って来ました。
どれが何の部族なのかサッパリ分からないです。

マークはジョナスに「俺が間違ってた。仲間になる」と話して信者になりました。
実は彼は陸路で逃げるのは無理なので、カヌーを手に入れるために戻って来たのでした。
作戦をダイアナに打ち明けたマークは機会を窺うことにしました。

感想

これはつまらないです。
食人族のインスパイアとガイアナの人民寺院事件を混ぜたような内容です。
殆どが人民寺院パートでやってることがくだらな過ぎでやたらとつまらないです。
だってこいつらやることレイプばっかりなんですよ。
一応、結末付近には見せ場があって少しだけ盛り上がります。

やたらとオッパイは出ますが、グロはショボいです。
意味なく動物の捕食シーンが入るのですが、猿が蛇に呑まれるシーンだけが辛かったです。
演出がイケてなくて、やたら「凄いでしょ」って感じで死体がアップになったりして白けます。
全然凄くないのですが、耳削ぎのシーンだけはグロかったです。

そういえばマークは食人族にも出てましたね。

ラストまでのあらすじ

マークはとうとうあの薬物入りの飲み物を飲まされてしまいました。
シーラに対するジョナスの変態行為はエスカレートしており、身体に金粉を塗らされてHさせられそうになったりとえらいことになっており、ダイアナは止めに入って鞭打ちされてしまいます。
他にもこっそりとお酒を呑んだ信者に僅かな食料を与えて追放したりとジョナスはやりたい放題でした。

ある深夜、輪姦されていた未亡人が3㎞先にカヌーを用意してくれたので、マークは夜陰に乗じて脱走計画を決行しました。
しかしシーラは洗脳ドリンクを飲まされておかしくなっていたので無理矢理縛って連れて行くことになりました。
大して進まない内に夜が明けてしまい、追手が差し向けられました。
その状況でシーラが脱走し、マークは必死に追い掛けます。
その間にダイアナと未亡人は追手に捕まってしまい、ダイアナは追手にレイプされます。

シーラは落とし穴に落ちて正気を取り戻し、マークに助け上げられました。
マークがダイアナの悲鳴を聞いて駆けつけると彼女達は追手共々食人族の餌食になっており、乳房やら足を斬られて喰われていました。
シーラが駆け付けたのでマークは彼女に見せないように殴って気を失わせ、担いで逃げ出しました。
その後、シーラが意識を取り戻したのですが、彼女は軽く姉の惨劇を見ており、トラウマになったようです。

もうこれ以上は逃げられないとマークとシーラは覚悟を決めたのですが、捜索のヘリが飛んできました。
二人は食人族に追われながら川を逃げ、どうにかヘリに乗り込みました。
一方、ジョナス達は当局のヘリが迫って来たので、コブラの毒で集団自殺を遂げました。
しかしジョナスの遺体はまだ発見されていないそうです。

シーラは無事帰国したものの、食人族の件は公表しないようにとカーター達から言われます。
そしてマークはシーラが発行した小切手が不渡りになりました。
実は口座は既にダイアナがジョナスに全額寄付したので空でした。
さてどうしようとマークはシーラと話し合うのでした。

エンドロールで終了です。

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