スリに遭ったらひどい目に NAKED マン・ハンティング

NAKED マン・ハンティング

獲・物・は・人・間

制作年 2007年
制作国 スペイン
監督 ゴンサーロ・ロペス=ガイェゴ
脚本 ハビエル・グヨン/ゴンサーロ・ロペス=ガイェゴ
上映時間 84分
出演
レオナルド・スバラーリャ
マリア・バルベルデ
トーマス・リオーダン

だいたいのあらすじ

クィム(レオナルド・スバラーリャ)は交通量の少ないハイウェイを恋人・ソフィアの下に向かって移動していました。
道中立ち寄ったスタンドではベア(マリア・バルベルデ)という女性が万引きしているのを目撃し、口止めにと誘惑されてトイレでHしたのですが、財布を掏られてしまいました。
どうやらガソリン代は払って行ったようなのですが、チクショーとクィムは脇道に入り、それらしい車を追い掛けることにしました。
暫く走ると丘の上にスコープの反射光のような光が見えた後に銃声が響き、車に軽い衝撃がありました。

クィムが車を停めて見てみるとボンネットの横に弾痕があり、犬を連れたハンター風の男が遠くから近づいて来たのが見えたのですが、次の瞬間いきなり男は発砲し、クィムは脚を撃たれたので慌てて車に飛び乗ってとんずらしました。
しかし只でさえ山中に向かっている感じの寂しい道路はとうとう未舗装になり、倒木とユンボで作ったバリケードがあって行き止まりとなりました。
携帯は圏外で通じず、何とかアンテナを拾ってソフィアに電話したもののすぐ圏外となり通話できませんでした。
仕方なくクィムは元来た道を戻ることにしたのですが、あのハンターが飛び出して来たので轢いてしまい、そのまま逃げたのですが悪いことにエンジントラブルに見舞われました。

仕方なくクィムは車を置いて脚を引き摺りながら歩くことにし、その辺で拾った木を杖替わりにして進みます。
少し進むとお目当てのベアの車を発見したのですが、彼女の車もタイヤを撃たれてパンクしていました。
スペアタイヤがあったので急いで交換し、人が来る気配がしたので慌てて車を出させました。
財布とライターを掏った件を軽く追及したのですが、彼女は完全にとぼけていました。
道中で自分の車を確認すると弾を撃ちこまれてハチの巣になっており、完全に破壊されていました。

クィムはベアに状況を説明しながら移動し、ひとまず最初に見えた山中のさびれたドライブインのような所で電話を借りることにしました。
建物は無人で廃墟のようだったのですが、やがてレンジャー風の男が二人でやって来ました。
クィムが撃たれた件やハンターの一人を撥ねた件を説明するとレンジャー達はキレ出し、現場まで連行されました。
レンジャーは道路に転がっているハンターを見てクィムを車に手錠で繋ぎ、様子を見に行ったのですが、二人共どこかから狙撃されて倒れます。

クィムとベアは後部座席で息を潜め、襲撃者は無線を壊して立ち去ったのでベアが車を動かそうとしたのですが、タイヤを狙撃されて動けなくなります。
その後、ベアが手錠の鍵をレンジャーの遺体から持ってきたので二人は車の外に逃げ出しました。
何でこの間は襲撃しなかったんでしょう。
肩を撃たれて身を隠していたレンジャーが二人に銃を突き付けますが、ひとまず協力して逃げることにします。
急流を渡ろうとしていると威嚇狙撃を受け、三人はまた森の中を逃げ惑いますが、どうやら狙撃手は完全に三人の姿を捉えており、玩んでいるようでした。

レンジャーが岩場を逃げる際に転倒して脚を複雑骨折してしまったので、何とか助け起こそうとしたのですが、彼は狙撃されて死亡しました。
クィム達はその夜、山の斜面にある窪みのような洞窟で一夜を過ごし、ようやくベアは財布とライターを盗んだ件を認めました。
翌朝、岩山の隙間のような所をクィム達が進んでいると崖の上から狙撃されてベアが肩を負傷します。
森の中を逃げ惑う二人は大きな穴に落ちてしまいました。
先に這い上がったクィムはベアを引き上げようとしたのですが、犬の鳴き声が近づいて来たので逃げ出しました。

感想

これは普通です。
男女が人間狩をしている連中と遭遇してしまうという内容です。
犯人グループの正体が焦点になっているようで、最終的にもそっち系に行きます。
演出がスピード感あってなかなか迫力あります。
景色が多いのもなかなか良い感じです。

なんちゃってシリーズのNAKEDの中の一作ですので、完全にジャケは詐欺系です。
内容はもっとドンヨリ系で、色々とスッキリしないです。
結末を観ると言いたいこともありそうなのですが、イマイチ何が言いたいのか伝わらない気がしました。
もしかすると「ショッキングですね」だけだったのかもしれません。

ラストまでのあらすじ

ベアはハンター達に見つかり、一目散に逃げるクィムの背後で銃声が響きました。
ハンター達の正体は少年二名で、ベアの遺体を記念撮影していました。
二人の少年はようやく茂みに身を隠すクィムの姿を見つけて狙撃し、手応えを感じて近づきました。
しかし外したらしくクィムは現場には居ませんでした。

少年達は三名で人間を狩って点数を競う遊びをしていたらしく、付近の廃農家で休憩しつつ点数表に記入していました。
もう一人はあの轢かれたハンターですね。
そこにクィムが現れて、再び追いかけっこが始まりました。
クィムは付近に村のような物を見付けて飛び込んだのですが、どうやらゴーストタウンのようで、人の姿はありませんでした。
彼は家の中に隠れたりしましたが、バンバン撃たれたのでこのままではヤバいと水飲み場で大声を出して貯水池に隠れます。
この映画、視点が完全にFPSになったりして頭おかCです。

少年の一人が近づいて来たのでクィムは襲い掛かったのですが、相手が子供と知り一瞬油断するとナイフで斬られます。
彼はこのままでは殺されると感じ、少年を押さえつけて溺死させました。
もう一人の少年が近づいて来て友人の死を知って動揺し、クィムに銃を向けたのですが、クィムは銃ごと彼を押さえつけて抱きしめ「一体なぜだ…」と呟きます。
泣きじゃくる少年は再びクィムに銃を向けようとしたのですが、銃が暴発して死亡しました。

クィムは「どうしてこんな事に…」という感じで泣きながら天を仰ぎ、力なく座り込みます。
飼い主を失った犬が寂しそうに尻尾を振り、彼にすり寄って来ました。

エンドロールで終了です。

これはドンヨリします。
でもクィムが反撃したのは仕方なかった気がします。
正当防衛になるといいのですが…

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