普通のワニ グリード

グリード

襲いくる破滅。

制作年 2006年
制作国 ドイツ
監督 ジーモン・X・ロスト
脚本 デレク・マイスター
上映時間 91分
出演
クリスティアン・トラミッツ
ドリーン・ヤコビ
ディルク・バッハ

だいたいのあらすじ

キリアック(オリヴァー・マスッチ)達は道端で木箱に入れたワニを違法取引していたのですが、そこに前方不注意のバンが突っ込んできたのでワニは川に落ち、悠々と泳ぎ去りました。

ワニ大好きおじさんのミッチ(クリスティアン・トラミッツ)は娘のザラ(ジェニファー・ウルリッヒ)に臭い臭いと言われながらも今日も博物館でワニと戯れていました。
ザラの誕生日をボーイフレンドのティムと共に祝ったのですが、ワニ以外の事は無頓着で妻にも捨てられたミッチは「子供かよ…」とドン引きするようなおもてなしをしてしまい、ザラから逃げられました。
一方、検視官のアン(ドリーン・ヤコビ)は腐敗臭が漂っているという通報を受けて現場に来たのですが、それはそうとして付き合っていたと思っていたマルコが自分を賭けの対象にしていたと知り、マルコをぶっ飛ばしました。
マンホールから出て来たのは鹿の死骸だったのですが、なぜか齧られた痕があり、何かの歯が残されていました。

アンは変人でメタボな検視カメラマンのブッチー(ディルク・バッハ)に無理矢理ロデオマシーンがある変なバーに連れて行かれたのですが、やはり中もヘンなおっさんだらけでヘンなおじさんのミッチと知り合いました。
実はブッチ―は鹿の写真と歯を見て貰おうと思っていたのですが、娘に逃げられてご機嫌斜めのミッチは「熊じゃね、忙しいから」と眼鏡美人のアンには釣られず引き揚げてしまい、ウンザリしていたアンも「何よあの男!」と激おこでした。
しかしアンに「タマ無し野郎」とか陰で罵られたミッチは結局下水探索に付き合うことになりました。

三人は下水道で3m程度のワニを発見し、急いで地上に戻ったのですが、ワニは川から浮上して追いかけて来ました。
慌ててアンのちっこい車に乗り込んだもののワニは猛烈タックルして来たので皆は木の上に逃げ、車は横転しました。
ワニは逃げたものの、アンの車はお釈迦になってしまいました。
アンはお仲間の警察に知らせたものの、「そんなの居る訳ねぇだろ!」と相手にしてもらえませんでした。
この騒動でミッチは見学しに行くと約束していたダンス大会に遅刻してしまい、「ゴメン、ワニと格闘してたから…」と話したのですが、ザラからは嘘松呼ばわりされ、別れた美人妻ブリットからは「相変わらず最低!」とますます信用を失くしてしまいました。

翌日、アンは上司に報告書を提出したのですが、「お前、今度嘘書いたらクビ!」と叱られ、強制的に早退させられてしまいました。
仕方なく彼女はミッチの所に行ってみたのですが、彼は自分の日頃の行いの悪さをワニに責任転嫁したのか「やっつけてやる」的な雰囲気でワニ退治の準備を始めていました。
アンは上司の鼻を明かしてやろうとミッチに無理矢理ついていくことにしました。
ミッチは羊を捕まえてくっさいくっさい血みたいな液体を川に撒いてワニをおびき寄せようとしました。

その様子を対岸から見ていたキリアック達は「俺たちのワニが横取りされる!」とミッチを阻止しようと対岸に向かいます。
キリアック達はミッチに襲い掛かり、ボコボコにするのですが、仲間の一人がアンに麻酔銃を撃たれたので退散します。
ワニはメーメー鳴いている羊をパックンチョして逃げたのでミッチが発信機付きの銛を撃ちこみました。
二人はミッチの車でワニを追い掛け、しつこく追い掛けてきたキリアック達を何とか撒きました。
流石にこういうことには勘が働くのか、アンが「あいつら何なの?!」と聞くとミッチは「密輸業者じゃね?」と返答していました。

そんな事は知らないザラはティムにオッパイ出して川岸でイチャコラしていたのですが、そこにミッチ達が現れます。
ミッチはザラを叱りつけ、ティムに「娘にHなことすんな」と釘を刺すのですが、やっぱりザラには嫌われてしまい、アンにも「横暴親父!」と打たれるのでした。
やたらとコミカルなのですが、どういう映画なのでしょうか。
ミッチはアンに電話でキリアック達の事を調べさせ、札付きの密輸業者だったと発覚したので彼のアジトは当局の手入れを受けました。
キリアックがアジトに戻ると大事にしていた蛇くんやトカゲちゃんが押収されていたので、彼は「あのカウボーイ野郎は殺す!」とミッチへの復讐を誓いました。

ミッチ達はキリアックとカーチェイスの際にワニの受信機を故障させてしまっていたので、川岸で野宿することにしたのですが、深夜になってブッチ―がヘンなボートに乗って現れました。
翌朝、キリアック達がテントに攻めて来たのですが、ブッチ―が応対してテキトーに誤魔化している間に川岸にあったバイクに飛び乗ってミッチ達は逃げました。
ひとまずミッチ達は彼のボートハウスでワニの受信機を修理することにしましたが、キリアック達は住所を特定し、彼のバイクのサイドカーに毒蛇を放り込んでいました。

その後ザラが遊びに来たのですが、またミッチと口論になってすぐ引き揚げました。
アンもまたまたザラの教育方針に口出ししてミッチと口論になって去りました。
そんな事より修理した方はいいと思います。
そしてキリアック一味はザラの存在を検知し、「こうなったらあのカウボーイを利用しようじゃないの」という方向性になりました。
ミッチ達がグダグダなので、湖では釣りをしていたおじさんがワニに食われてしまいました。

翌朝、受信機が直ったのでミッチはアンを呼び出し、いよいよワニ捕獲に出発しました。
そして昨日のおじさんの遺体を発見した二人はワニが湖に向かったのを知って大変だ!と慌てます。
受信機は何のためにあるんでしょうか?

感想

これはイマイチです。
ワニ映画なのですが殆どワニは出ず、おじさんのドタバタコメディみたいなの見せられます。
犠牲者も悪党を除くと1名だけで、グロも無いので緊張感が無いです。
でも決定的につまらないかというとそうでも無くて、でもわざわざ観なくてもいいなあと感じる微妙作品です。
なんかダラダラ続いていく感じですが、一応山場はちょいちょいあります。
まあそんなに盛り上がらないんですけどね。

ワニもそんなに大きくなくてせいぜい3m位の小型ワニです。
でも意外に良く出来てて、接近して来ると迫力あったりしました。
この映画が面白い点はドイツ映画なので、普段聞きなれないドイツ語が沢山聞ける点とライン川周辺の景色が拝める点でしょうか。
登場人物もノンビリしていて、悪役の人もバイクに毒蛇投げ込んだりとやってることおかしいです。

アンの人は金髪碧眼でドイツ人っぽい感じでした。
私の中ではドイツ人って女性でもデカい印象があるのですが、やっぱり個人差があるみたいです。
この人は前半眼鏡なのですが、ミッチと仲良くなってからは眼鏡外してます。
眼鏡好きな方には残念な話で、ポロリも無いです。

未成年設定のザラだけポロリがあって、ビーチで遊んでたビッチっぽい人乳放り出してました。
Hなシーンが無いので家族で見ても安心です。

ラストまでのあらすじ

果たしてワニは湖畔で遊んでいる人達を餌食にしようと狙っており、急いでバイクで移動したミッチ達は湖畔で「自ら上がれー」とブロディ保安官ごっこをします。
全員無事でワニは出ませんでしたが、ここでアンが例の蛇に噛まれてしまい、血清を打つことになりました。
アンは遺体の件を駆けつけた警察に話すのですが、実は留守に忍び込んだキリアック達が処分しており、迷惑な奴らということでミッチと共に連行されそうになったので、またまた二人はバイクで逃げました。
無事に血清を打ち、前に採ったワニの血を検査した結果、ワニは雌で妊娠していると発覚しました。

ザラはキリアックに偽のメールで博物館に呼び出され、捕まってしまいました。
その頃、ミッチ達はホームセンターで材料を揃え、手投げ式の爆薬を完成させていました。
実験は成功したのですが、そこにキリアックから「娘とワニ引き換えな」という脅迫メールが届きました。
仕方なくミッチ達はワニを捕獲することにしたのですが、ワニは既に産卵していました。
何とかワニを押え込み、麻酔を打って眠らせました。

ミッチ達は卵を爆破した後にキリアックとの取引現場までワニをボートで運びました。
キリアックはワニに卵が無かったのでミッチを絞め上げ、その隙にアンが内部に潜入してザラを救出しようとしますが、手下に殴られてKOされます。
遅れて現れたブッチ―がキリアック達の気を引いたので、ミッチはワニを開放してアン達を助けに走ります。
ワニはキリアック一味を次々に襲い、ザラを救出したミッチ達にも襲い掛かったのですが、ブッチ―が爆薬を隠し持っていたので、皆で協力して連携プレーでワニを爆死させました。

警察が駆け付けてミッチは無事にザラに誕生日プレゼントを渡し、アンとイチャコラしました。
そしてブッチ―は密かに卵を隠し持っていたのですが、孵化して指を噛んだので彼は反射的に川に投げてしまいました。
子ワニは川をすいすいと泳ぎ、消えました。

終了です。

ドイツでは越冬できない気がしますが、どうなんでしょうか?

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