ヘンなゲームを強制されます 鮮血ピエロの惨劇

鮮血ピエロの惨劇

撮影強制されてひどい目に遭う話

制作年 2014年
制作国 アメリカ
監督 ブライアン・ベルティノ
脚本 ブライアン・ベルティノ
上映時間 82分
出演
アレクサンドラ・ライドン
オードリー・マリー・アンダーソン
バラク・ハードリー

だいたいのあらすじ

昔むかしの1995年
どっかの一軒家でカメラを手にした少年が侵入者に「言われた通りにしただろ!ずっと撮影した!」と叫んでいたのですが、射殺されてしまいました。

どっかの家族の玄関先に「撮り続けろ」というメモとカメラが入った赤い箱が置いてあったので、パパのトム(トッド・スタシュウィック)は「これはモールの懸賞に当たったに違いない」と撮影を開始し、娘二人とママのエミー(オードリー・マリー・アンダーソン)と一緒にジョーズごっこをする様子を撮影して遊んでいました。
その後、パパの兄弟であるケリー叔父さんが迎えに来たので娘二人は彼と遊びに行きました。
どうやらカメラは停止できないらしく、ひたすら撮影していました。

同じ頃、JDのベス(アレクサンドラ・ライドン)にもカメラが同じように届いており、彼女もひたすら家の中を撮影していました。
また、おじさんレナード(バラク・ハードリー)の所にもカメラが届いたのですが、メモには「ゲームの参加おめでとう!賞金1万ドル」と書いてありました。
その後、トム達の下には「モッキンバード1805」と書いてあるカードが届きましたが、強風の影響で電話が使えなくなりました。

レナードにはクラウンの衣装が届いたので、ノリノリで着替えて撮影を継続していました。
ベスには自分自身の盗撮写真と「モッキンバード1805」のメモが届いたのですが、彼女は警察には通報しませんでした。
ベスとトム夫妻にはその後、謎のVHSテープが玄関に届けられました。
テープの内容を観てみると冒頭の少年が射殺されているもので「撮り続けろ。通報したら殺す」というテロップが入っていました。
「お前たちを監視している」というテロップの後に各家庭の映像が流れました。

どうやら皆が寝ている間に盗撮したものらしく、トム夫婦の寝顔が入っていました。
その直後に誰かに激しく玄関を叩かれて脅され、暫くすると止みましたが電話で撮り続けろという指示がありました。
その頃、レナードはカードの指示でマグノリア・ホテルの女子トイレに向かいました。
到着したレナードは女性が居るトイレの中でカード捜しをさせられ、新たなカードを発見しました。
一方、ベスはガレージに逃げ込んだのですが、車の周りは赤い風船で一杯で、エンジンが駆かりませんでした。
車の付近に人影があったのですが、直ぐに消え、首吊りにされているマネキンがぶら下がって来たのでベスは家の中に逃げ戻りました。

トムの家は周囲を誰かに囲まれていました。
一方、レナードはかつて解雇されたスタンドに向かい、元同僚に股間を蹴ってもらい、その様子を撮影しました。
その後、スケート場に行き、遊んでいた子供達と記念撮影をして貰いました。
ここにトム達の娘も居たように見えますが。
その頃、トムの家では可愛がっていた猫が殺され、窓から投げ込まれていました。

ベスの電話は盗聴されていたようで、延々と母の会話内容が大音量で流されます。
トム達の家にはビデオが届き、その中には娘二人がクラウンと遊んでいるシーンが入っていました。
テロップは「手掛かりを捜せ」等と意味不明な事を述べていました。
トムの家にはレナードと娘二人が写っている写真と箱が送られました。

感想

これはイマイチです。POVです。
突然にカメラが送られてきてゲームを仕掛けられるという内容です。
タイトルからはクラウンが暴れそうな気がするのですが、クラウンは文字通り道化で狂言回しです。
お話はゴリゴリで電話操作とか無理があり過ぎなのですが、もう少し観やすいとまだ行けたかも。
表現は自由ですが、これPOVじゃない方が良かった気がします。
兎に角画面が暗くて何が起こってるのかサッパリ分からず、集中できないという。

結末は意外なものでしたが、話の方向性は「ああこうなるんだろうな」と何となく早めに気付きます。
意外な結末もだからなんだという気がしましたが、原題に意味があったのかなあとも思いました。
これ無理があるでしょと激しく思いました。
ちょっと大人たちもアホ過ぎで、全員が「懸賞当たった!」ってなんじゃそりゃって感じでした。
皆裕福そうでは無かったですが、裕福だったら振り込み詐欺にやられそうな人達だと思いました。

どうやら古典派の音楽が好きみたいでベト5とか月光、モツのレクイエムの涙の日とか使われてました。
古典派じゃないですが、グリーグのペールギュントの山の魔王の宮殿にてやヴィヴァルディの四季なんかも入ってました。

地雷とまでは言わないですが、これはわざわざ観なくていいと思いました。

ラストまでのあらすじ

エミーが箱を開けてみると単なるビックリ箱だったのですが、中からは車のキーが出てきました。
夫妻はモッキンバード1805に車で向かうことにしました。

ベスは届いた箱を開けたくないと拒否していたのですが、何者かが家に侵入して来ました。
暫く物陰に隠れているとレナードが言わされていたっぽい台詞で「手紙を持って遊びにおいでよ」という電話の伝言が流れました。
そして箱を開けてみると拳銃と「この中に入れ」と裏書したメモが入っていました。

レナードはスーパーのベーカリーで「サプライズ」と文字入れしたケーキを購入してモッキンバード1805へ向かっていました。
その頃、トム達はモッキンバード1805に到着し、赤い風船を目印に銃を手に建物に突入しました。
ここはベスの家っぽいですが。
中は照明が落ちて赤い風船だらけで何が何やら分からない感じでした。
そしてレナードも風船だらけの家に入って来てダイニングに「サプライズ」と書いたケーキを置いていました。

トム達はベスと出くわし、お互いに銃を突き付け合いながら事情を説明し合いました。
しかしベスはこの家には女の子なんていない!と否定し、ベスの背後からはレナードが飛び出して来ました。
そしてトムとベスは銃を撃ち合い、相討ちになって全滅してしまいました。

落ちていたカメラを拾い上げ、持ち去った人物は子供でした。
他の子が「全員死んだ?」と聞き、リーダー格らしき少年は「上手く行った」と返答していました。

エンドロールで終了です。

どうやら子供達が大人を殺し合わせるゲームをしていたのでしょうか?
モッキンバードというタイトルも一応意味があるみたいです。
アラバマ物語ではモッキンバードは殺しちゃいけないとなっていますので、もしかすると今回はバッドエンドだったのかも。
トム達がモッキンバードだったとすると「殺し合わない」が正解だったのかなあとも思いました。
邦題に突っ込むのもアレですが、鮮血でも無いし、言うほど惨劇でも無かったような気がします。

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