デニム上下のおっさん出て来ます ザ・スタンド第二話

ザ・スタンド 第二話「夢」

世界が滅亡してひどい目に遭う話

制作年 1994年
制作国 アメリカ
監督 ミック・ギャリス
脚本 スティーヴン・キング
原作 スティーヴン・キング
上映時間 89分
出演
ゲイリー・シニーズ
モリー・リングウォルド
ジェイミー・シェリダン

だいたいのあらすじ

前回です。

TVドラマザ・スタンド第一話のネタバレ紹介と感想です。

メーン州 オグンクイット 6月29日
フラン(モリー・リングウォルド)は父のピーター(ケン・ジェンキンス)が死亡したので、一人で泣きながら埋葬していました。
よいしょよいしょとピーターを運んでいると、フラン大好きなハロルド(コリン・ネメック)が訪ねて来たので手伝ってもらうことにしました。
この町の人間は二人を除いて殆ど死亡しており、これからどうするかという点を話し合った二人はバーモントの防疫センターには人が居るのでは?という結論に達していました。
尚、フランはハロルドに肩は抱かせたものの「あなたとは友達」と釘を刺すという寸止め行為を行っていました。

ニューヨーク市 6月30日
NYは死の町となっており、そこら中に死体が転がっていました。
ラリー(アダム・ストーク)はセントラルパークを歩きながら「誰か居る―」と呼び掛けるのですが、辺りは死ーんとしています。
付近では終末論おじさんが胸を押さえて死んでいたのですが、なんとラリーはベンチに座っていたナディーン(ローラ・サン・ジャコモ)と出会いました。
久々に人に会えた喜びをお互いに噛みしめつつ、相手に危険が無い事を確認した二人は同行することになりました。
実はラリーもアビゲイルの夢を見ており、ネブラスカを目指そう!と提案したのですが、実はナディーンはデニム上下に抱かれる夢を見ていたようです。

アリゾナ州 刑務所 6月30日
この刑務所は国内でも警備が最高で凶悪犯だけが収容されており、強盗殺人犯のロイド(ミゲル・フェラー)もここに収容されていました。
看守や囚人はバタバタと死に、生き残ったロイドは牢から出られずに飢え死にを待っている状態でした。

インディアナ州 ポータウンビル・ヒルズ 6月30日
イカれた放火魔のトラッシュ(マット・フリューワー)は無人のガスタンクにダイナマイトを放り投げ、楽しそうに爆破しようとしていたのですが、なぜか彼を避難する空耳のような物を聞きます。
しかし「自分を虐めたヤツは皆死んだ」と自分に言い聞かせ、彼はタンクに時限装置を仕掛けて逃げ、爆破しました。
大はしゃぎのトラッシュの前に鴉が現れて「お前は全ての物を燃やすのじゃー」と命じ、彼はあっさりと鴉に跪いて「仰せのままに」と手下になっていました。

ネブラスカ州 ヘミングフォード 6月30日
アビゲイル(ルビー・ディー)が一人でブツブツと何か言っているのですが、それによれば今回の疫病は聖書に記されているものだそうで、彼女の役目は集まって来た仲間をコロラドに送ることだそうです。
彼女が電波でないのであれば、アビゲイルは神の遣いだそうで、コロラド送りは出エジプト記をなぞっているのだということでした。
そこにあのダサいデニム上下の男(ジェイミー・シェリダン)が現れて目をピカーンと光らせ、「彼等を追い返すのだー」等とのたまっていました。
デニムはアビゲイルの両手から出血させるというナゾの攻撃を仕掛けて来たのですが、アビゲイルが神に祈るとデニムは消えました。

デニムはロイドの刑務所に現れて手から鍵を出すという手品を披露した後に「手下になって裏切らないなら出してやる」と持ち掛けました。
ということでロイドはランドール・フラッグと名乗るこのデニム男の手下になりました。

ニューヨーク市 リンカーン・トンネル 7月1日
ラリーはナディーンと一緒に車が一杯のトンネルまで来たのですが、彼女は閉所と暗所恐怖症だそうで「進むの無理」と断念しました。
二人は口論になり、ラリーがナディーンが所持していた向精神薬っぽいのを投げ捨てたので、ブチ切れたナディーンは「あたいはワシントン・ブリッジから行くから」と激おこで去りました。
仕方なくラリーはトンネルに入ったものの中は苦悶の表情を浮かべた死体を乗せた車だらけという地獄絵図でした。
これは怖いです。
背後で物音を聞いたラリーは泣きそうな位にビビりまくって無駄撃ちしまくるのですが、それはナディーンだったので、合流して地獄トンネルを乗り切り、ニュージャージー州へと移動しました。

マサチューセッツ州 アトルボロー 7月1日
スチュ―(ゲイリー・シニーズ)は橋の所で風景画を描いている呑気な老人グレン・ベイトマン(レイ・ウォルストン)と出会いました。

ペンシルベニア州 パイパーズヴィル 7月2日
ラリーはナディーンにHさせろ!と迫っていたのですが、まだダメ!と却下されていました。
仕方なく夢ではいいことあるといいな!と寝たのですが、またしてもアビゲイルの夢を見ます。
一方、ナディーンは夢の中でフラッグに抱かれ「お前は俺の妻なのだー、ラリーの下は去るのだー」と命じられていました。
ということで翌朝ラリーが目を覚ますと「訳があって一緒に居られないけど、またね」的な手紙を残してナディーンは消えていました。

オクラホマ州 メイ 7月4日
独りぼっちで自転車旅行をしていたニック(ロブ・ロウ)は町中にマネキンが並べられている不思議な風景に遭遇しました。
彼はそこでオーバーオールを着た大男・トム(ビル・ファッガーバッケ)と出会い、筆談を試みたのですが、トムは文盲で知的障碍があるようで、ニックが聾唖者である事を理解してもらうのは大変でした。
マネキンは寂しいという理由でトムが並べているそうで、町には誰も居らず、トムの母は風邪で亡くなったそうです。
どうやらトムもアビゲイルの夢を見ているそうで、ニックはトムの分の自転車を調達し、一緒にネブラスカに行こうとなんとかかんとか説明しました。
ということでニックの自転車旅行は二人連れとなりました。

一方、スチュ―はグレンの家のベッドでアビゲイルの夢を見て「ネブラスカが無理ならコロラドに来るんだよ」と督促されていました。
そしてその後、バーモントの防疫センターに迷い込み、「あの婆には会いに行くな!テキサス野郎」とフラッグに脅される夢を見ました。
スチュ―は「BBAがしつこいからネブラスカ行くけど、来る?」とグレンに訪ねると、グレンも同様の夢を見るようで、「あのデニム野郎はフラッグっていうんだぜ、邪悪だぜ」と教えてくれました。
グレンによればアビゲイルの下に集まった人間達が社会を再建するのではないかということでした。

そこにバイクに乗った二人組が家に接近して来たので、スチュ―が飛び出して声を掛けるとそれはなんとフランとハロルドでした。
お互いに久し振りに人間に会ったのと、ここには犬のコジャックが居たので和みムードで挨拶していたのですが、二人がバーモントに行くと聞いてスチュ―は行っても無駄だと助言しました。
スチュ―がネブラスカは同じ方向だから一緒に行かないか?と誘うと、ハロルドだけは断固拒否しました。
ハロルドは人間嫌いなのもあるのですが、フランに他の男が近づくのが嫌だったので、それを察したスチュ―は「彼女には手を出さないぞ」とこっそり伝えました。

ということで川で冷やしたビールを一杯飲んでから出発したのですが、ハロルドは頑固に「バーモント行く」と言い張るので、仕方なくネブラスカの途中に寄ることにしました。
7月7日には防疫センターに到着し、ハロルドは中が死体の山だと納得しました。
死後大分経過したので、死体はフルチ系になってました。

感想

これは普通です。
今回は疫病で壊滅後の世界で仲間を集めてなんかしようという少年漫画のような展開になってます。
前回同様にロードムービーの様相で、たまにイカれた人を出して盛り上げています。
ジュリーの登場シーンはインパクトあってウケたので、また出てくるといいな。
お話的には前回の方が面白かったかも。
これ他の終末系の話と一味違うのが、疫病で皆死んでるのでガソリンとか食料にはそれほど困ってない点だと思いました。
世紀末っぽい人達も出て来ないのでそれ程、緊張感は無いですが、ジュリーみたいにヤバいのも居るので若干の注意が必要みたいです。

スチュはそんなにイキりじゃなかった、ニックは聖人だった、ラリーはヘタレだった等と色々と発覚した回でした。
むしろハロルドが一番イキりだったという。
アビゲイルは多分電波じゃなかったようで、なぜなら皆が夢で見ているからだそうです。

残念なのがデニム上下のフラッグで、この人が出てくるとガッカリ感が上昇します。
今の所正体不明ですが、恐らく悪魔みたいで、デニム上下の悪魔とか‥
悪の軍団っぽいのがベガスに集まってるのと、富豪っぽいのが混じってたのにウケました。
キングさんは陽キャが嫌いなようで、ギャンブル=悪の象徴なのでしょう。TBN
アビゲイル軍団が素朴な方向に向かっているのもこの人らしいなあと感じましたね。

そういえば前回出ていたラットマンとかいう変人はもう出て来ないんでしょうか?
このドラマ人数多くて人覚えるの大変なのですが、皆さんキャラが立ってるので区別がしやすいです。
スーザンの旦那っぽい人は完全にモブだったので、今後そういう人達も沢山出てくるのでしょうか?
スーザンとラルフ辺りがモブの境界線のような気がするので、これ以下になるとモブでしょう。
見た目モブだけど超人だったというハンクのようなキャラは出るんでしょうか?

ラストまでのあらすじ

カンザス州 プラット 7月8日
困ったちゃんのトムがお腹を壊したので、ニックは薬局に立ち寄ったのですが、そこでテンションの高いジュリー(ショウニー・スミス)と出会いました。
通訳来た!この人ソウのアマンダの人ですね。
ジュリーはニックが聾唖者であると知って「久々に会った相手がこれでウケるんですけど」等とのたまっていたのですが、トムを見て「ウケるんだけど」と笑った後にニックにHな事を仕掛けて来ました。
しかしあくまでもトムのお腹を心配するニックは彼女を拒絶し、蹴らつつも薬を持ってトムの所に走るのでした。
やっぱアマンダウザい系です。
ジュリーはトコトコと付いて来て「毒だから飲んじゃダメ」とかトムに吹き込んでニックの妨害をし、ニックは仕方なく自分で飲んで見せてからトムに薬を勧めます。

怒りのニックはジュリーをビンタし、ジュリーも「やるかー」と掴みかかって来ました。
もめる二人を見てトムは「もう元気になったから」と出発しようとしたのですが、ニックはジュリーに「お前はいらない!」というメモを渡しました。
ニックが銃を抜くと「お前ら殺してやるからなー」と捨て台詞を吐いてジュリーは去りました。
彼女はガチでイカれていたようで、二人に向けていきなり通りの建物から発砲して来たので、ニック達は急いで逃げました。

プラットの西50マイル 7月9日
ニック達が自転車で通りを進んでいると前方からトラックに乗ったラルフ(ピーター・ヴァン・ノーデン)が現れました。
なんと彼もネブラスカに行くそうで、二人は早速トラックにお邪魔することにしました。
尚、ラルフが通訳してくれたので、トムはようやくニックの名を知りました。
ガチ通訳来た!でもこの人反対方向から来ましたが…

アイオワ州 デモイン付近 7月11日
ラリーは寂しさを紛らわすためにギターを弾きながら歌を歌って一休みしていたのですが、そこに久々に善良そうでちょっとキュートなルーシー(ブリジット・ライアン)が現れました。
しかし彼女は、「うー」と唸りながら誰にでもナイフを向けるというヤバい少年ジョーを連れていました。
二人は姉弟という訳ではなく、獣のようにお菓子を貪っていたジョーを不憫に思ったルーシーが連れて来たようです。
尚、町の周辺では黒煙が上がっているのですが、石油タンクが爆発して町が丸ごと消えたのだとルーシーは語りました。
これ恐らくトラッシュの仕業ですね。

ユタ州の荒地 7月11日
トラッシュは鴉から「町を焼き尽くすのだー」と新たな指令を受けて喜んでいました。

ネブラスカ州 ヘミングフォード 7月15日
とうとうラルフのトラックがアビゲイルの家に到着したのですが、スーザン(シンシア・ギャリス)夫妻とジニーとその娘ジニーという仲間も増えていました。
ラルフはアビゲイルと話していたのですが、アビゲイルがニックに「お前は神に選ばれた」とか言ったので、周囲は軽く引いていました。
そして「我々は悪の化身と戦うのが役目だ」とか言い出しました。
会話だけ聞いてるとアビゲイルはカルトみたいでヤバい人に感じますが、キングクオリティなので安心です。。
ニックが自分が無神論者だと言い放つとアビゲイルは大笑いして「神があんたを信じてるから無問題」と告げました。

長年住んだ家を離れるのは辛そうなアビゲイルでしたが、家の前に「ボールダーに来てね、無線の周波数は14に合わせてね」という看板を設置して一行は二台のトラックに分乗してコロラドへと向かいました。

ネバダ州 ラスベガス 7月16日
死体はゴロゴロですが、電力が生きている所為かネオンがビカビカと輝くベガスに到着したトラッシュはユニオンプラザとかいうデカいビルを見て「シボラー」とまた電波を出して叫び、やけに綺麗な水のプールに身を投げて感動していました。
そしてカジノに入り込んだ彼はそのまま台の上で寝ていたのですが、その様子をロイドとその仲間が眺めていました。

コロラド州 ボールダー 7月17日
アビゲイル達一行は山のふもとに辿り着いたのですが、下の方の道路にも続々とバイクと車の列がこちらに向かっていました。